2004年12月11日更新(2004年12月20日ページ移動。2011年5月4日写真削除)
■12月11日(土) 西村センセイ、後ろ姿で考える ──318i、いよいよ明日納車!!──
毎週土曜日、センセイは前の大学へ教えに行っています。
今日も車を走らせていると、大学に到着する前の数Kmを、ドイツフォルクスワーゲン社のセダン「パサート」(右の写真)の後を追いかけるような格好になりました。
センセイの自家用車の買い換えで候補に残った車の一つ(こちら)です。そのパサートの後ろ姿をずぅーっと見ながら、ふと、「やっぱりご縁がなかったんだなぁー」と悟りました。
知ってる人に、ドイツBMW社の318iという車を買うことにしたと言うと、返ってくるものはたいてい、「えっ、BMW!?」というように、メーカーあるいはブランドに対する反応です。
センセイとしては、選択の基準は高速安定性、サイズ、マニュアル車...といった要素でした。
もちろん製造会社やブランドを考えなかったわけではありませんが、お金の問題がなかったとしても、同じメーカの他のシリーズは適当なマニュアル車がないという理由で候補にはなりませんでした。今回買う車ももうすうぐモデルチェンジをすることになっていて、もしかするとマニュアル車──ドイツ本国ではマニュアルが主流──は日本国内では販売されないかもしれないのです。そうするとこのシリーズすら外れてしまうことになります。
ホントに、次の買い換えはどうなるんだろう。今回の買い換えは基本的に、金額の問題ではありませんでした。
実は前を走るパサートの方が、グレードが上なので、センセイが買うものよりも値段は高いのです。仮にそれを手に入れることができたとしても......やっぱり買わなかったなぁー。
フォルクスワーゲンさん、ゴメンナサイ。例えば「欧州車信仰」などと言うように、BMWに対する反応はなかなか複雑なものがあるようです。
乗る方はいくつかのパターンに分かれるようで、走りを重視する人、見栄に走る人、奥様の買い物車(金沢でよく見る)......。センセイは要するに、フツーのセダンで、2000ccくらいで、良くできていて、長距離を楽に走られるマニュアル車を考えていたのですが、意外とそういうとらえ方をする人は少ないようなのです。
その318i、明日の午前中に受け取りに行きます。
都合で明日中に金沢へ車で行く必要があるのですが、まだ車に慣れていないので、お昼過ぎには出発して、明るいうちに到着したいと思っています。さて、どうなることやら。
お待たせしました。大学の近く、有名なチャンカレ能都なりにオープンした「ジャンカレー」(こちら)に行ってきました!!
まずは右の証拠写真をご覧ください。カウンターで撮影したものです。
店内は前のラーメン屋の時とほとんど同じ。
お昼時だったのですが、お客はあまり多くありません(もちろんチャンカレは満席)。
お客は工大生がほとんどです。メインメニューと思われるカツカレー(タイムサービスで\550)を頼みました。
程なく届けられた──チャンカレのようにオーダーしてすぐ出てくるわけではない──カレーの上には、厚い衣のトンカツと、開店記念サービスの目玉焼き(通常は\100)が乗っています。
キャベツは申し訳程度のモノが添えられています。さっそく頂戴したのですが、チャンカレというより、ターバンカレーそのもので、あまり辛くなく、(悪い意味ではないのですが)ちょっと苦みがあります。
チャンカレのカツは高温で短時間揚げるため、肉も衣も薄く、しかも硬いのですが、こちらのカツは相対的に低温で揚げるため、いかにも「カツ」という感じで、よく言えば肉っぽく、悪く言うと油っぽく感じます。
カツ単体なら、こちらの方が本来のあり方なんだろうけれど、カレーの油分との相乗効果で、かなりべたついて感じます。もう一つ違うのがお米。
石川県内の上質のものを使っているそうで、それはそれで美味しいのだけれど、カツカレー全体としては?という感じです。
チャンカレの、クセがあって、一度食べると病みつきになるあの美味しさとは性格がかなり違います。
この辺のカレー店は、もともと旧ターバンカレーというのがあって、それが本家、元祖騒動でチャンカレと新ターバンカレーに分かれたのだそうです。
このジャンカレーも、どうやらそのグループの一人が立ち上げたように思えるのですが......。それにしても、チャンカレのあの美味しさって、何が秘密なんだろう。
お昼休みに外食をして構内に入ろうとした時、品のない大きな音を立てながら、ベージュの大きな車が横を通りすぎました。
何か変な感じがしたのですが、すぐ後を白い、こちらも大きな車が続いていて、前の車がよく見えなくなってしまいました。
前の交差点が赤なので車は停車して、その間にセンセイが追いつき、そして追い越すような格好になったのですが......あ"っ!!
そのベージュの車、前にも後ろにもナンバープレートがないのです。後ろの車はそれを隠すためのものだったようです。
デジカメを持っていなかったので証拠写真を撮ることができませんでした。まぁ、撮影していることに気づかれたら、ちょっと危ないのですけど。
それにしても、あいつら、何者なんだろう。何で大学の裏を走っていたんだろう......。
黒煙──ホントに黒くて、臭かった──をはき出しながら、猛スピードで2台は走り去ったのでした。
雨の日の朝は、選択がむずかしい。
センセイはふだん、自転車で通勤しているので、朝起きて雨降りなら大学まで歩かなければなりません。自転車なら5分ちょっとのところを、徒歩なら20分。
今朝目を覚ますと、とても静か。イヤな予感がして窓を開けると、雨。たいした降りではないのだけれど。
昨日の予報だと、お昼までには止むそうなのですが、これじゃ徒歩で出勤するしかありません。
ところが経路の半分を過ぎたところで雨はさらに細くなり、大学に到着するころにはピタリと止んでしまいました。
う〜ん、意図的に寝坊すればよかったかな。お昼近くにはすっかり晴れてしまいました。
昨日サボった分、お昼過ぎまで仕事をして、遅めのお昼のために外出しようとすると、にわかに雨!! あれまあ。
スーパーの値下げ時間(こちらやこちら)にあわせて買い物をするため、早めに徒歩でアパートへ戻り、今度こそ自転車で出かけると、え"っ!? 今度は本格的に雨!!
西村センセイ、雨男だったんだろうか。まぁ、徒歩も健康のためにはいいんだけれど......。
■12月7日(火) 西村センセイ、すべてのメールを消してしまう!?
今日の午前中は天気が良かったので研究室のブラインドを全部開け、冬の光を机の上に集めて集中的に本を読んでいました。昨日、本屋さんが何冊か届けてくれたのです。
もちろん溜まっている仕事は放り出したまま......。関係者の皆様、ゴメンナサイ。お昼過ぎに寒冷前線が通過して雨になったのですが、今日はそのまま読書。窓の向こうで表情がどんどん変わっていきます。
2冊読破したところで、気分転換にメールを整理することにしました。
センセイの場合、大学、アパート、自宅、モバイル環境の4カ所でメールを送受信します。
1台のパソコンで全てをこなしているのなら問題ないのですが、センセイのように複数のパソコンのメーラーを使用していると、メールの管理を考えないと無茶苦茶なことになります。
大学にいて「あのメールは自宅!!」なんてことになっちゃいますからね。で、どうするかというと、どこでメールを受信しても、普通はサーバーにコピーを残し、特定のマシン(センセイの場合は大学のMac)で、サーバーから最終的に削除します。
また発信メールは必ずBccで自分宛にも送信しておきます。細かい話は省略しますが、このようにすると、どのパソコンの受信フォルダを開いても、必ずすべての送受信メールが完璧に残るのです。(ちょっと考えてみてください。)
でもこの方法にも問題があって、メーラーが抱えるメール数がすぐに膨れあがってしまいます。
というわけで、メールが数千通になって動作が重くなっていたWindowsノートの、もういらなくなった「送信済」フォルダを「削除」に移動し、フォルダを選んでホントに「削除」をクリックして......
あ"っ!!
慣れない読書で知恵熱が出た(?)のか、ボッとしていて、ノートの「受信」フォルダ内のメールをすべて削除してしまいました!!
一番大切なフォルダなのに!!メールの通数があまりに多すぎるので、ポインターが回ったままで一切の操作を受け付けません。さて、どうしよう。
頭を冷やして考えたら、「受信」フォルダないのメールを仮に「削除」フォルダに移動しただけなので、フォルダ内のファイルを全て戻して、まぁ、事なきを得ました。
でも実際は「送信済」の数百通のメールも「受信」フォルダに移動したので、一つ一つ不要なメールを手作業で削除しなければなりませんでした......トホホ。教訓。疲れている時に大事な作業をするのはやめましょう。
■12月6日(月) 「フィッシング詐欺」、こういう画面になります
先日お伝えしたフィッシング詐欺のメール(こちら)がまた届きました。ヘッダを見ると、また別な先生宛です。
メールを片付けようとして、右上の「閉じる」をクリックしようとして......あ"っ!!
間違えて、フィッシング場面へのリンクをクリックしてしまいました。
と言うか、メールのどこをクリックしてもジャンプするようになっていたのです。現れたのは右の画面。
手前の画面の空欄に、クレジットカードの番号はもちろん、暗唱番号まで要求されます!!
画面を消そうとしても、そう簡単には消えず、入力を要求してきます。
この画面はそれ以上の細工はないようでしたが、日本語版も出たそうですから、皆さん、気をつけましょう。
そうそう、何でこのメールがセンセイに来たのか、理由がわかりました。システム・オペレーターに教えていただいたのです。
それによると、もともとの宛先はその別な先生なのですが、ちょっと見にはわからないように、Bccにセンセイのアドレスがしっかり書いてあるのだそうです。
昨日のこと。
定刻に東京駅に到着した山形新幹線を降りようとして、あることに気づきました。
前の座席の脇に取っ手がついていて、製造されてからかなりたっているので、その塗装がはげているのですが、ふと、反対側の座席(写真右側の二列)を見ると、こちらには取っ手がないのです。
アレッ? と思って車内を見渡してみると、東京方向に向かって右側の列の椅子には取っ手がなく、左側だけについているのです。
今まで日本全国、いろんな列車に乗りましたが、これは初めてです。(大騒ぎするほどのことではないのですが。)
いろいろ考えたのですが、山形新幹線は従来の路線(ただし広軌)にも乗り入れるので、車体のサイズが普通の新幹線よりも小さくできており、そこに大きめの椅子を入れて、しかも両列に取っ手をつけると、今度は通路が狭くなりすぎる.......てなところかなぁー、と思ったのですが、果たして本当のところは何故なんでしょう?
今朝の東京は強風で大混乱、帰りの足も強風で滅茶苦茶になったのですが、何とか金沢に戻ってきました。明日は1限から元気にお目にかかりましょう。