2007年3月24日更新(2007年3月4日ページ移動。2011年5月3日一部写真削除)

──2007年2月第4週のニュース──

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2月24日(土) (逆説的なようですが)顔は、内面を形づくる。 ──JR西日本金沢支社が、女性運転士を育成中の模様!! ──

 週末なので、新潟の自宅へ戻りました。今週は電車での移動です。

 日本海側の鉄道は、JR東日本と西日本が直江津駅で境界を接しています。(駅は東日本所属。正確な境界はこちらをご参照。)

 国鉄民営化後もかなり長い間、特急列車の車掌は両社が相互乗り入れを行っていました。
 例えば新潟−金沢間を結ぶ特急「北越」の場合、車掌は列車ごとに東日本/西日本が担当し、例えば西日本の車掌であるにもかかわらず新潟駅まで乗務する、という具合。
 数年前から車掌も直江津駅で完全に交替し、東日本/北海道管内で西日本の車掌を見る機会はなくなってしまいました(夜行列車を除く)。

 運転士に限ってみると、民営化後はすべて直江津駅で交替していました。
 自社管内は自社の運転士が責任を持って運転するという大原則がありますし、実務面でも、そもそもその前の国鉄時代から直江津駅で乗務を交替していたんだと思います。
 今回もいつものように......と思って窓の外を見ていたら、え"?! 慌てて発車直後に撮影したのが右の写真。

 運転席から二人の運転士が降りてきました。
 運転士は一人ですが、指導員を乗せることも多いので、二人乗務すること自体はめずらしくありません。

 でも、そのうちの一人が若い女性なのです!!

 全国的には女性の車掌や運転士が増えています。
 JR西日本は対応が遅いほうだと思いますが、金沢支社でも車掌さんが乗務していらっしゃいます。(最近は見てないけど。)

 でも、女性運転士を見るのは初めてです。
 というのは、実はどうも、JR西日本は金沢支社管内で女性運転士の養成を始めたようなのです。(他社ではたくさん働いていらっしゃいます。念のため。)

 なぜ運転士養成──「仮免許練習中」みたいなものですね──ということがわかるかというと、女性の手に列車の「ノッチ」という、車のキーに相当するものが握られているからです。
 しっかりと、強い意志のもとに。

 正式な運転士なら大きなニュースになっているはずですし、チェック時以外は指導員が乗務することもありません。ですから、彼女が養成中であることに、まずまちがいありません。

 でも白状すると、「あれ?」と思った理由は、彼女が美人だからではありません。(彼女は美人です。写真では良くわからないかもしれませんが。)

 そうではなく、「顔」なのです。(え"? 美人と同じじゃないかって?)

 でも、「あれ?」と感じたのは、運転席から降りた時の後ろ姿にまず、強い「意志」を感じたのです。「おや?」と思ってちゃんと見たら、おぉ、(まだ存在しないはずの)女性運転士!!

 顔は内面を作り出します。流行にあわせるだけの格好をしていると、いつの間にかそれだけの人間になってしまいます。逆に、強い意志は良い顔を造ります。

 写真の彼女を交替から出発までの間、ずっと見ていたのですが、期待と、不安と、そして責任(の重みと密かな自信への自覚)が複雑に絡んだ顔をしています。
 左の指導員──何度か見かけたことがある──の自信に満ち、責任を全うしようとしている顔と、共通する部分もあれば、まだそこまで至らぬ部分もあります。

 でも彼女、とてもいい顔をしていて、彼女がこれから伸びることは......というか、彼女が自分の才能を伸ばすことは、まず間違いありません。写真の二人とも、ホントに良い顔をしています。
 二人が別方向を向いているのは、別に仲が悪いわけではなく、指導員は列車最後尾に乗務しているJR東日本の車掌の様子を気にしているし、女性運転士の方はまだそこまでポイントが絞り切れていないという、それだけの理由です。

 あの二人の運転なら......というのと、翻(ひるがえ)って、西村センセイの今の顔はどうなんだろう、と自問せずにはいられませんでした。もちろん、センセイがただの中年のオジさんであることにはまちがいないのですが。

 そして、もう一つ。

 「初の女性運転士」とか車掌とか、そういうことこのページですら話題にならないように、とホントで願っています。少なくともセンセイの経験では運転が得意な人も、性別にはあまり関係ないように思えるかからなのです、



2月23日(金) MacのTVCFを見て、ドキッとする。 ──アメリカ版には、ビル・ゲイツ氏も登場?! ──

 東京か名古屋、あるいは札幌への出張の時だと思いますが、懇親会で飲んでホテルに戻り、ニュースを見ようとしたところ、MacのCFに出くわしました。

 ギョッ......。

 地方では放送されていませんが(たぶん)、アップルコンピュータのホームページから日本版を見ることができます。((c)アップルコンピュータ(株))

 ラーメンズという二人組が、「パソコン」(左側)と「マック」(右側)になって比較広告を刷るというもの。
 現在、8パターンが提供されています。

 西村センセイ、漠然と、「このCFは日本のお笑いブームを受けて作られたのかなぁー」と思ったのですが、少なくとも直接にはそうでなく、もともとアメリカで放送されているCFの日本版のようです。

 アメリカ版は米国アップル──最近、「コンピュータ」が取れた──のサイト“New Mac Ads”で見ることができます。

 右の写真はその一部ですが、日本版と違って、登場する役者さんは、マイクロソフト社会長のビル・ゲイツ氏(左)とMac生みの親の一人、スティーブ・ジョブズに(ほぼ)そっくり!!
 似た役者さんを使って、両者の違いを視覚面からも訴求しようということのようです。
((c)Apple)

 アメリカ版は日本版以上にたくさんのバージョンが提供されているのですが、中でも笑えるのが、写真下段(左)の“Security”。

 “PC”(左)、“Mac”(右)に加えて、映画「マトリクス」の主人公のように、黒いサングラスをかけた3人目の人物が登場します。
 実は彼、すなわちWindowsの最新OS、“Vista”ご自慢の「セキュリティ機能」という設定。

 “Mac”に挨拶されると、以下、いちいちセキュリティ機能が“PC”に許可するかどうかを訊いてきます。
 コミュニケーションがうまく取れていません。

 そのうちに、Windowsにはセキュリティの問題が多く、その対策上、いろいろ認証が必要になるのがVistaの欠点だと、“PC”が自ら認めて(!!)、チャンチャンとなります。

 面白いのですが......西村センセイ、どこかスッキリしない。

 いろいろ考えていたのですが、かつてのMacintoshの魅力は「オレはお前よりこんなに優秀だぜ」と見せつける──しばしばそれは劣等感の裏返しであることが多い──のではなく、「お互いに得意不得意があるけど、それはそれでちゃんと認めて助け合い、お互いの良さを引き出そうよ」という“For the Rest of Us”の精神にあったように思えるのです。
 この根本となる哲学があったからこそ、旧Mac OSの論理的なファイル管理システム構造や、洗練されたインターフェイスが生まれてきたように思えるのです。

 アメリカ国内でアメリカ版のCFを見ている限り、そして日本国内で日本版──アメリカ版と比べて毒気はかなり抜かれていると思う──を見ているのなら、まぁ許容範囲かなぁーとは思うのですが、それでも“For the Rest of Us”からはずいぶん遠い。

 出張先で感じた「ギョッ」は、「頼むから、MacintoshのCFには、こういう差別広告を使わないでよぉー」というセンセイの第一印象だったように思えます。



2月22日(木) 何だか、常に監視されているような......。 ──採点のピークを越えました──

 採点が山場だったので、今日もお天道様と競争しながらのご出勤。

 Macを2台、Windowsを1台立ち上げてメールを確認しようとしたら、Windowsマシンが自動更新を通知してきました。

 月例のパッチは先日公開されたばかり。
 だから緊急のものに違いないと思って、インストールし始めたら、いつもと違う画面(写真)が出てきました。
((C)マイクロソフト)
 皆さんの多くも今日、この画面をご覧になったと思います。

 あれ? と思ってよく読むと、違法コピー対策のソフトを組み込むぞ、とのこと。

 そういえば先日、日本でもWindows XPの違法コピーをチェックするとのニュースを読んだっけ。
 日本では確か、違法品だと判明しても、使えなくするのではなく注意を促す通知が出るようにするという内容だったような......。

 当たり前ですが、センセイが使っている3台のWindowsマシンと、(Mac上の)Virtual PC上のWindows XPはいずれも純正品なので、その警告文を目にすることはありません。
 でも、何だかいつも見張られているような気もしてしまいます。著作権等の保護の必要性はわかるのですが......。

 さて、このところかなり頑張ったので、今日のお昼までに大きな採点を終えることができました。細かい再点検や微調整は来週半ばまでかかります。

 採点のヤマを越え、最後の授業も無事に終えたので、今日は早く帰ってとにかく寝て、明日は少し外へ.....と思ったら、明日から雨になってしまうそうな。

 う〜ん。残念。



2月21日(水) 研究室の中に、蜂が...。 ──虫も、人間も、みんなDNAお友達!! ──

 採点の忙しさもピークに達していて、西村センセイ、授業以外は研究室に缶詰状態。(これって、試験シーズンの学生と同じじゃん!!)

 で、唯一の楽しみのお昼も、出勤途中に買ってきた小盛りのコンビニ弁当で済ませます。何てったって時間がないし、学食のお弁当は学生向けなので量が多すぎる......。
 それに、おかずも油っぽい揚げ物類がメインだし.....。

 金沢はこのところ晴天続きで、センセイが出勤する時間は冷え込んでいて、水たまりは凍結するし、霜柱もバリバリ立っています。

 けれど、その後お日様が顔を出すと、途端に気温がぐんぐん上昇して、ずっと部屋の中にいると暑いくらいです。
 暖房は完全に切っているのですが、センセイがいる建物は古く、全館冷暖房なので、どうしても暖気が抜けて、暖かくなり過ぎてしまうのです。

 仕方なしに窓を少し開けていたら、おぉ何と、その狭い隙間から虫が入ってきました!!(写真)

 蜂の一種でしょうか、写真では大きく見えるかもしれませんが、体長は約10mm、とても小型で、刺されるようなことはありません。
 それにしても、センセイの研究室の窓は、ずいぶん汚れているんだなぁー。

 センセイの研究室は南向きで日当たりが良いせいでしょうか、春から秋にかけて、しばしばこの虫が入ってきます。
 でもそれは、暖かい/暑い時期の話で、今日はまだ冬の2月ですよ。

 ......虫たちも確実に、暖冬の影響を受けているんですね。

 ちなみにこの虫、明るい方をめがけて窓ガラスにガンガンぶつかっています。何度もぶつかっているうちに、たまたま窓の開いている部分に行き当たり、戸外へ出ていきました。

 何かに集中して、周囲の状況を客観的に見えなくなることを「視野狭窄」(きょうさく)と言います。

 疲れを知らずに窓ガラスにぶつかり続ける虫。

 同じような行動を取る人間も確かに存在していて、う〜ん、やっぱりDNAは相当共通してるんだなぁー......と、改めて感心した(?)今日の西村センセイなのでした。

 え"? 褒め言葉になっていないって?



2月20日(火) 土鍋の中には何がある?! ──料理のツボは、心の余裕? ──

 「○○[科目名]を落としたー」......とか言いながらも、学生の表情がどんどん明るくなっていきます。

 金沢工大では今、最後の学期の期末試験が終わりつつあるところなのです。

 でもそれって、先生が答案やレポートを採点するってこと。それも短期間に、膨大な量を!!

 今週はまともに食料の買い出しには行けないなと悟ったので、昨日のうちに2日分の食材を買っておきました。以前ご紹介した牡蠣鍋(味噌仕立)の材料です。

 相変わらず、地元能登産の牡蠣が安い──110円/100gくらい──のと、1/4カットの白菜でもセンセイには多すぎるので、昨日のうちに2日分の材料を刻んで今晩の分を取り分け、冷蔵庫で保管しておいたのです。
 これで包丁とまな板を使う(+洗う)手間が省けます。

 2日続けての牡蠣鍋ですが、実は、昨晩はうまくいきませんでした。

 火にかける時間がちょっと長すぎただけで牡蠣が固くなってしまったのと、味噌の量がやや多く、出汁のおいしさがわからなくなってしまったのです。
 味噌ラーメンなんかでもそうですが、味噌は上手に使わないと、他の材料の風味を奪ってしまうんですね。

 最も簡単な味噌汁を作る時なんかでもそうですが、味見をしていると舌の感覚がみるみる鈍って、どうしても濃い味になってしまいがちです。
 煮る時間も同様です。

 あともうちょっと/あともう少しだけ......というところで欲望を断ち切るのが料理のコツ。
 そのためには事前の段取りと心の余裕が必要です。

 余裕がない時には目の前だけしか見えませんからね。

 なぜ昨晩うまくいかなかったのか、いろいろ考えたのですが、一つの理由は確かに、味噌仕立の鍋が今シーズン初めてだったこと。

 でも、ホントの理由は心に余裕がなかったからじゃないかと思っています。

 慌ただしかったというのではなく、帰り際に急な仕事が飛び込んできて、そちらに精神的なエネルギーを強奪されたからなのですね。料理だけじゃなく、仕事にも適当な間(ま)が大切だと思うのですが......。

 今日は、いつも以上に気合を入れて働いたので予想以上に仕事が捗り、一区切りついてのご帰宅。

 心に余裕があったせいでしょう。今晩の牡蠣鍋(味噌仕立)は95点くらいの出来映えで、はい、美味しくいただきました。

 え"? なぜ土鍋の中を見せないのか、って?

 実は写真の土鍋の中には、まだお湯しか入っていません。出汁すら入っていません。調理に入ると忙しくなるので、その前に撮影したのです。お湯が沸騰し、鍋の端から湯気が勢いよく噴き出しているのですが......全然わからないですよねぇ。

 テレビや雑誌の料理に出てくる湯気って、どうやって撮影しているんでしょう。



2月19日(月) 西村センセイ、もう一つの「旅のお供」をなくす...。

 西村センセイ、ご存じのように毎週毎週、新潟の自宅と金沢を往復しています。

 移動時間は片道4〜5時間(経路による)ですから、平日の通勤時間に換算すると毎日、片道1時間ほどかけて通勤していることになるんですね。(実際にはさらに、アパート−大学間の通勤時間が加わる。)
 何だか、通勤するために働いている(?)、そんな気すらしてきます。

 それに西村センセイ、よく出張や旅行に出かけます。これでも最近はセーブしているのですが。

 こう移動時間や回数が多いと、移動用のスタイルが出来上がってしまいます。パソコンの入った茶色の小型鞄──関係者なら知っているあの鞄──と、衣類の入った鞄を持った、センセイの、あの格好です。

 鞄の中にはふだんから、パソコンの他にいろんなものが入っています。

 ビジネスマンですから、財布や名刺入れ、手帳、筆記用具、腕時計はもちろん、眼鏡、テッシュ、ウェットテッシュ、予備のハンカチ──出先でノートパソコンを使う時左手の下に敷いて使うためでもある──、保険証(+旅行時には数種類の薬)、アパートと自転車の鍵、お守り、そして何故か割り箸(!!)が入っていたりします。
 最後のものは、旅行中にお弁当などの割り箸を落とした時に使います。(困ったこと、ありませんか?)

 パソコン関係では、iPodおよび接続ケーブル(Windows・Mac兼用)、デジカメとその接続ケーブル(+出張・旅行時はパソコンの電源アダプター)が入っています。
 しばらく前まではモデムケーブルと、電話線を繋ぐアダプターが含まれていたのですが、こちらは先日買ったPHSデータ通信端末に交替しました。

 もう一つ入っているものがあって、それが写真右側のもの。

 小型のAM/FM/TVの音声専用チューナー──要するに、ラジオ──です。スピーカーはなく、ヘッドホンを繋いで聴きます。

 もともとは7年くらい前に通勤途中で聴くために買ったのですが、これが意外と便利。
 旅先でテレビが見られないような場所でもニュースを聴くことができるので、いつも携帯するようになりました。

 FMはステレオだし、TVの音声も入るので、画面を想像しながら夕方の再放送ドラマやニュースを電車の中で聴いていました。

 写真ではおおぶりに見えます──撮影テクニックの問題──が、実際は100円ライターを横方向にちょっと太らせたくらいで、荷物にはなりません。
 単4電池1本で何ヶ月も働きます。

 で、先日、このラジオを取り出そうとして......ない。

 いろいろ探したのですが、見つかりませんでした。
 先日の名古屋出張の際、鞄の中に入っているものをすべて出したことがあるのですが、その時にしまい忘れてしまったようなのです。今さらホテルに問い合わせるわけにもいかないし......。

 頻繁に使うものではないのですが、ないと不便。

 このラジオはアナログ選局で、今となってはちょっと不便。数千円で同じような性能で、かつデジタル選局のチューナーを買うことができます。

 でも今、それくらいのお金を出すんだったら、ラジオじゃなくって、パソコン用ワンセグ・チューナーだよなぁー。
 1万円くらいで買えるし、しかもUSBメモリーくらいの大きさで、テレビを観ることができる......。(Mac版はやっと出始めましたが、Windows版はたくさん売られています。)

 う〜ん。

 と、思っていたら、東京出張から戻って、衣類を入れる鞄を整理していたら、あれ?!

 というわけで、なくしたと思っていたチューナーは無事に発見されたのでした(だから写真が存在する)。こうやってみると、ずいぶん年季が入っていますねぇー。

 1泊2日くらいの出張の際は、衣類を入れるために家人の小さな鞄を借りるのですが、名古屋出張の際に荷物が多く──WindowsとMacの両方を運んだから──て、整理の都合でそちらに詰めたまま忘れてしまったようなのです。

 買おうかなと思っていたワンセグ・チューナー、しばらく遠ざかった格好です。
 でも、今後は出張や旅行の期間や目的に応じて、WindowsとPowerBook G4のどちらかを持ち出そうと思っているので、Windows/Mac両対応のものが出たら買おうかな、と考えています。



2月18日(日) 秋葉原で外付大容量HDを購入しました

 久しぶりの東京出張で、しかも新幹線の到着時刻と会議開始までに時間があったので、ちょっと秋葉原へ寄ってみました。

 最初に気づいたのは、人通りの少なさ。

 「ニッパチ」の平日、しかも午前中という条件もあるのでしょうが、とにかく人出が少ない......。
 (なぜか修学旅行中の中学生グループを見ました。こんな時期に修学旅行って、ありなんでしょうか?)

 その人通りも、単に少ないだけじゃなくって、人の流れが明らかに変わっています。
 何てったって、センセイは秋葉原歴30年以上のベテラン(?)なのです。(全然自慢にならないけど。)

 やはり昨年末の、秋葉原駅そのものでもある「アキハバラデパート」完全閉店が大きかったようです。
 写真は人通りが少ない瞬間を撮影したものではなく、少なくともセンセイがいた時は、ずっとこんな感じでした。

 今回のお目当ては、秋葉原電気街散策ではなく、もっと具体的な外付けハードディスクの購入。

 このところ大学・アパート・自宅のコンピュータシステムを見直しているのですが、見直しの過程で、DATやアナログ音源のデジタル化、あるいはビデオテープ(アナログ/DVデジタル)のデジタル化を進めるためには、少なくとも1カ所に大容量のハードディスクが必要だという結論に至ったのです。
 実はこれまでも同じ発想で、2.5"の外付けハードディスクを使ってきたのですが、容量的にも、(2.5"なので)速度的にも限界だったのです。

 で、今回は時間がなかったので、行きつけの秋葉館へ直行。

 ちょっとご無沙汰していた間にハードディスクの規格が変わっていた──この業界ではよくあること──のですが、結局、右の写真、銀色の最新型ハードディスクを購入しました。
 320Gで2万円ちょっと。数年前に購入した置くのハードディスクが40Gですから、ざっと10倍くらいの容量となるわけです。

 このハードディスク、接続端子はアップルのFireWire(IEEE 1394)400および800、USB2.0、さらにはeSATAと、要するに接続形態は、何でもあり。

 しかもセンセイが所有するWindowsマシンにはMacフォーマットのディスクも認識する専用ソフトをインストール済なので、Windowsからのこのハードディスクを利用することができます。

 車を利用した先週と違って、今日は電車(+徒歩)での金沢への移動。あまり重いものは運べません。
 けれど頑張って、関係する機器類を含めてみんな金沢のアパートへ運び、USB経由でWindowsマシンに接続したのが右の写真。

 右上のアイコンに赤いりんごマークが見えますが、これが今回購入したハードディスクです。
 Macintoshフォーマットなのにしっかりと認識されています。もちろん読み書きは自在です。

 実はWindowsマシン(ソニーのVAIO)にはIEEE 1394(ソニーのいうiLink)端子があるので接続してみたのですが、認識しませんでした。どうもiLinkはビデオカメラなどの接続専用のようです。

 西村センセイ、DVD作成など、容量を必要とする作業はもちろん、各Mac/WindowsマシンのiTunesのデータ、およびiPodのデータをこのハードディスクで一括管理しようと考えています。(iTunesの環境設定を変えることで可能になるはず。まだやってないけど。)

 今まではハードディスクの空きスペースを探したり、作業の日程を考えてデータを移したりしましたが、これでずいぶん楽になるんじゃないかと期待しているのですが......容量の大きさに甘えて、さらに多くのデータを入れてしまい、管理がさらに難しくなってしまうのではないかという密かな懸念──半ば確信?──もあります。

 ......ハイ。


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