2007年5月19日更新(2007年5月27日ページ移動。2011年5月4日一部写真削除)

──2007年5月第3週のニュース──

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5月19日(土) こちらはもう、ビックリのプレゼント!! ──「抽選で5名様」のコナン特製iPod nanoが!! ──

 想定外の、2日連続プレゼントネタです。ゴメンナサイ。

 自宅に戻ると、階下に宅急便が届いた気配がしました。(センセイの書斎は2階なのです)
 発送元に思い当たりがないらしく、家族の「誰の?」などと言う声が聞こえていたのですが、やがて様子が一変。大声でセンセイを呼んでいます。

 ウルトラマンで育った娘が、小学校後半から母親とともにテレビアニメや単行本マンガの「名探偵コナン」に転じていきました。

 コナンはそれなりに面白いし、そんなに害もないし......ま、いっかー。劇場映画も娘と家人とでシリーズを全部観ているはずです。

 2ヶ月ほど前のことでしょうか、単行本の帯と週刊「少年サンデー」の応募券を送ると抽選で“iPod nano”が当たるという読者サービスがあって、それに応募するために市内の本屋をめぐったことがあります。
 我が家は週刊マンガ誌は買わないのでそもそも、いつ、どこで販売しているのかを知らないのです。
 たまたま知り合いの本屋に1冊だけ売れ残りがあったのですが、それを使って応募したそうな。

 この読者サービス、コナンの分と、そのライバル「怪盗キッド」の2回、それぞれ5名ずつ計10名の当選なのですが、何と、そのキッドの抽選に当選したというのです!!

 開封してみると確かにiPod nano!!(4GB)我が家はもう、大騒ぎ。当選した証拠に、裏面上部には怪盗キッドの絵が刻まれています。

 冷静になってセンセイの3代目と比べてみると、大きさ、厚さ、そして何より重さが全然違います。比較になりません。

 それにしても、千人単位かそれ以上の応募があったはずなのに、それに当選するとは!! そう言えば確かに、今朝のテレビの占いでは1位だったっけ......。

 ただし、娘は今週末から来週にかけて中間試験(相当)が進行中で、昨日まではそれなりに頑張って勉強した(らしい)のに、今日は浮かれまくって勉強にならない......。

これって結局、運を使い果たした、ってことかぁ!?



5月18日(金) プレゼントされて、うれしいとは思うのだけど...。

 自宅にいたらチャイムが鳴って、佐川急便の届け物。受け取った荷物の送り主に思い当たりがなかったので、しばらく考えた後に、「あぁ、プレゼントだ」。

 先日、Web上からブルーレイ・レコーダーを申し込んだ際に、プレゼント希望有無の欄があったので、物欲のかたまり西村センセイ、ついクリックしてしまったっけ......。
 すっかり忘れた頃になってそれが届いた、というわけです。

 開封してみると、南京錠型のキーホルダーとメモ帳。

 いずれもアルミ製で、割と重厚な作りになっており、バネ仕掛けでキーを押さえたり、扉を開いたりするようになっています。
 きちんと塗装もなされているし、もちろんソニーのロゴ入り。

 プレゼントをもらってうれしくない人はいない――いたとしても少数――でしょう。
 でも今のご時世、プレゼントのために高額商品を買うだろうか。

 βの敗北から始まって、ブラウン管TVへの固執、ブルーレイ・レコーダーでの2層ディスク非対応、そして最近ではゲーム機での多大な損失......。

 先進性がイメージだった昔なら、この手のグッズは、購入後の顧客満足度の向上に繋がったと思うけど。

 ちょっとズレているんだよなぁー、と感じるのは(熱烈なソニーファンだった)センセイだけでしょうか。



5月17日(木) そろそろ終わりかなぁ......と、ホタルイカを食べながら、思う。

 消耗する会議を終えて、ようやく帰宅。

 忍耐力へのご褒美(?)は富山湾内産のホタルイカ。今シーズンは昨年に続く不漁で心配されたのですが、3月下旬からはそれなりに獲れるようになったようです。

 今年は特に注意して観察していたのですが、このホタルイカ、獲れ初めのころは大きさも小さく、痩せていたのに、4月に入ってからはどんどん太ってきて、中旬から下旬はもうプリプリ状態。
 しかも身はとても柔らかい。

 そろそろシーズンも終わりのホタルイカを食べながら、「なぜこんなに消耗するんだろう」と考えて、気がついたことが一つ。

 たぶん、いわゆる「生産的な人」って、実は周囲の人を消費していることが多いんだと思います。

 もちろん誰だってお互いに支え合っていますから、穿(うが)った見方をすると「お互いに消費している」ということになるのでしょうが、彼ら、彼女らは、その程度が全然違う。

 この社会が前提としているものの、そのほとんどを無名の人々が真面目に支えているのですが、どうもそういうことは理解できないらしいし、理解できる日は、まず間違いなく来ない。(だから、激しく消耗する)

 昔から「一将功成り万骨枯る」と言われたくらいですから、こういうタイプの人はずっと存在し続けたのでしょうが、とにかく言葉に重みがない。

 けれど肝心なことは、「重みがない」ことに誰も異議を唱えないほど、身体性を備えた知性が崩壊してしまっているということでしょう。
 残るのは、浮ついた「コトバ」だけ。

 「そろそろ終わりかなぁ......」と、西村センセイ、今年最後のホタルイカを食べながら考えたのでした。



5月16日(水) DVD-Rはやっぱり、互換性がイマイチ不安...。

 授業では視聴覚教材をよく使うのですが、数年前のこと、かさばるVHSテープに代えて、当時やっと普及し始めたばかりのDVD-Rを使ってみることにしました。
 ところが期待に反して、これが大失敗。

 あるマシンでは問題なく再生されるのですが、別な機械だと画面がモザイクだらけになったり、最悪の場合、ある場所から先に進まなくなったりします。
 センセイは同じDVDレコーダーを自宅やアパートで使ってきたのですが、その限りではまったく感じなかった不具合です。

 特に、当時は某T社の製品の評判が悪かったのですが、非常勤で教える大学のマシンがまさにそれで、全然授業にならず、結局翌日からVHSを使うことにしました。
 VHSは画像が乱れたりしても、たいていどうにか再生する──一度だけ、講義中にデッキではなくビデオテープそのもの(框体)が壊れてしまった(!!)ことがあるけど──ことができますが、デジタルだとダメな時は、もう絶対にうまくいかない......。

 センセイが「DVD-Rは互換性がイマイチだな」と感じたのはこの時が最初。

 あれからずいぶん時間が経つので、もう、互換性はずいぶん改善されたのだろうと信じたいのですが、やはり新機種を買うとなると、ちょっと不安......。

 今回、自宅アパートにDVDレコーダーを買ったので、過去に他機種で録画したものを観てみる──というか編集し直してみる──と、中には時々ブロックノイズが出たりするものもありますが、多くは心配していたほどのことはありません。

 けれども1%位の割合でしょうか、録画に使ったDVDレコーダー以外では全然再生できないものもあります。
 DVDを読めるパソコン(とソフト)を片っ端から使って読もうとしても、例えばご覧のような警告が出て、作業は中断。

 センセイが使う機器では、松下のDVD-RAM互換機で焼いたものがソニーで読めないケースが出ています。

 「最後の機械(パイオニア製)でもダメなら捨てよう」と思って試してみると、何と、まったく問題なく再生できます!!(何故なんだろう)
 急いでひとまずHDDにコピーして、再度ソニーのマシンで編集し直しました。

 ホントに、いつ不具合に出くわすかわからないので、う〜んDVD-R、やっぱりイマイチ不安。

 あ、それと、これは機器のせいではないと思うのですが、初期の輸入品DVD-Rは、不具合が発生する比率が高いと思います。当時はDVD-Rが無茶苦茶高かったのでつい衝動買いしてしまったのですが、文字通りの「安物買いの銭失い」となってしまったわけです。

 反省。



5月15日(火) し、知らなかった!! ──Macについて初めて知った二つの事柄──

 先日のこと。大学のMacBook Proを起動して......え"!?

 ご覧のようにMacBook Proは外部モニタに接続してあるのですが、いつものマックのマークではなく、ご覧のようにMacBook Proのアイコンが中央に出現しました!!(もちろん、もともとはセンセイが貼り付けたんだけど)

 こんなこと、初めてです!!

 アイコンがやたらとリアルなので、あたかもホントのマシンが画面内にあるかのように、ドキッとしてしまいました。

 Macのは伝統的に、起動可能なボリュームが複数存在する場合、オプションキーを押しながら起動するとどこから起動するか選択することができます。
 メインディスクのトラブルの時などにはとても役立つ機能──これまで何度危機から救われたことか──です。

 でもこのMacBook Pro、起動可能なのは本体のHDDだけ(だから他のアイコンが表示されていない)。

 何故なんだろう......と思いながら、隣の、電源が落ちていたPowerMac G4 Cubeの、キーボード中央の電源ボタンにたまたま触ってしまった途端、例の「ジャーン」が鳴り響きました。

 え"!?(再び)

 間違いなくG4 Cubeの起動音です!!

 昔のMacは、キーボードの電源ボタンでON/OFFできてとても便利だったのですが、途中からそれができなくなりました。
 USB規格──初めてパソコン実機に採用したのはiMac!! ──が導入されたからです。

 それでもしばらくは規格外の掟破りの方法でキーボードからの起動が可能だったのですが、やがてそれも消えてしまいました。

 爾来(じらい)、G4 Cubeを起動する時は本体のボタンにタッチして、終了する時のみキーボードのボタンを使うという生活を7年間(!!)も続けていたのですが......これまでの生活は、いったい何だったんだろう。

 ちなみにこの機能、本体とキーボードの間に機器が介在していると働きません。自宅書斎でもG4 Cubeを使っているのですが、ハブを挟んでいるので、こちらでは起動しませんでした。

 それにしても、知らなかった......。



5月14日(月) 昨日は強風が吹き荒れて...

 新潟以北は昨日、強風が吹き荒れました。

 夕方、家を出る時に列車の運行状況をネットで確認していないことに気づき、ちょっとマズいかな、と思ったのですがそのまま最寄りの無人駅へ。
 ところが所定の時刻になっても列車は到着せず、踏切の警報も鳴らない......。電車の気配が全然、ない。

 駅舎内の鉄道電話(専用電話がある)を使って駅に問い合わせると、乗るはずだった電車は強風で14分ほど遅れているとのこと。越後線は強風に弱いのです。

 柏崎駅で数分の接続で特急電車に乗り換えるので特急の遅れを訊ねると、こちらは数分の遅れに留まっており、残念ながらセンセイを乗せずに、先に発車してしまいます。

 わずか5〜6分の違いなのですが乗り換えの関係でどんどん到着が遅れ幅が大きくなって、金沢には通常より1時間半遅れて到着しました。

 センセイの歳で(と体力)だとこの違いは大きいのですが、でも一つだけ凄いなぁーと思えたことがあって、それがこの夕陽。
 北陸本線青海−親不知間の海岸沿いを走っている時に撮影したものです。

 よぉーく見ると、太陽は海面にではなく、山に沈んでいきます。糸魚川付近だと日は能登半島に沈むんですね。

 程なく次の親不知駅に到着したのですが、残照こそあったものの、もう真っ暗になってしまっていました。

 日没前の、ほんの僅かな時間だけですが、実物はもう、ものすごい迫力。

 とてもセンセイの撮影テクニックではうまく表現できません。



5月13日(日) 分かってしまえばどうということはないんだけど、でもやっぱり、うれしい。

 昔から不思議に思っていたことがあります。

 センセイの318iの車内はとても静か──ただし車外で聞くエンジン音はディーゼルエンジンのような音──ですが、自動車専用道路や高速道路などで80km/hくらいより速く走ると、やはり風切り音がし始めます。
 で、どうも気のせいか、風切り音は、助手席側よりも運転席側の方が大きいように思えるのです。

 仮にその通りだとして、たぶん以前乗っていたプリメーラやファミリアでは、車内があまり静かではなかったので、その違いがわからなかったのでしょう。

 もう一つ。暖かくなるこの時期から車の前面に小さな虫が付着するようになります。

 こちらも80km/hくらいまでは全然問題ないのですが、それ以上になると急にくっつくようになるので、高速道路を走る時は速度を抑えるか、休憩するたびに濡れティッシュで虫を拭き取ります。
 放っておくと取れなくなるし、やがて塗装を犯すのです。

 虫が付着するのは前面部とフロントガラス、そしてサイドミラー。

 で、このサイドミラーに付着する虫の具合が、左右で違うように思えるのです。
 右側(運転席側)が多く、左側(助手席側)はずっと少ない......。

 車のライトに引かれて道路の中央部に虫が集まっている(?!)のかなぁ、などと考えてみたのですが、そんなはずはない。

 ある日、318iを走らせていて、それまでは別々だった風切り音と虫の件が突然一つになりました。
 なぁんだ、そういうことだったのね。

 右上の写真は運転席側からサイドミラーを撮影したもの。

 右下は助手席側を撮影したもの。撮影条件は完全に同じではありませんが、もう理由がお分かりですよね。

 え、わからないって?

 念のために、2枚の写真を、一方を反転させて比較したもの(別窓)をご用意しました。

 分かってしまえばどうということはないんだけど、でもやっぱり、単純にうれしい。


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