2013年5月18日更新(2013年5月25日ページ移動。2016年8月12日一部写真削除)
■5月18日(土) 2年後に開業する北陸新幹線、富山にも車両基地ができるらしい
写真は今日の夕方、やっとで間に合った──「飛び乗った」が実態に近い──新潟行の特急「北越」車内から撮影したもの。やや赤みがかっていて、薄暗いのはそのためです。
敢えて撮影時のままにしました。北陸地域塗装の475系列車(クハ455)や、たくさんの線路が写っているので、もちろん鉄道ネタです。ただし今回の主役はそれらではありません。
背後にあるコンクリート製高架橋です。「それ」に気づいたのはこの日曜日。
経費節約のため各駅停車で新潟の自宅から金沢へ移動している時に、富山駅東方にあるJR西日本およびJR貨物の車両基地脇を通過中のことでした。
この辺はちょっとややこしくて、センセイが現在乗車しているのはJR西日本の北陸本線。その向こうは同社の車両基地。
でもある場所から向こう(右側の建物を含む)はJR貨物の基地。よぉーく見るとその先、2年後に開業する北陸新幹線の高架橋から緩い下り坂が延びています。
つまりこの写真左手に、北陸新幹線の車両基地ができるようなのです。もちろんメインは白山市(松任駅西方)に建設中のもの。ここで点検や整備を行うはずです。
でも、この富山駅近くにも小規模な基地ができるらしい。要するに早朝に富山駅を出発して首都圏へ向かい、富山終着の最終列車を停泊させるためなどに使用されます。
改めて確かめると、かなりの広さ、待避その他の機能も期待されているのでしょう。
こういうバックアップ的な役目の施設まで見せつけられるといよいよ、北陸新幹線の開業が間近に迫っている──時間的には約2年後だけど──ことを思い知らされます。
■5月17日(金) センセイが顧問を務めることになったクラブの新入生歓迎会が開かれました
昨年度末のある日の夕方、事務から急に電話がかかってきて、何だろうと思ったら「先生は○○部の顧問になりましたので、よろしく。」
.....え"、そうなの?!
数年間別な部の顧問を務めていたのですが、前任の顧問の先生が偉くなりすぎて、そのお役目を解かれたため、玉突き人事でセンセイが、歴史のあるその体育系クラブの顧問のお鉢が回ってきたようです。
数日して主将以下、部員の彼ら彼女らが揃って研究室へ挨拶に来てくれました。この礼儀正しさはやっぱり、体育系だぁ...。
というわけで西村センセイは今日の夕方、その部の新入生歓迎会へ。建物の前でスーツ姿の部員がセンセイをお出迎え。
何だかこちらの方が緊張してしまいます。会場へ到着すると、センセイらだけでなく「来賓」として、関係する部──もちろん体育会系──の主将の姿も。
彼は学ラン姿。驚かされることは、それはもう沢山。冗談抜きでカルチャーショック。でも一貫していることがあります。
彼ら彼女は、何かを希求しています。ビール(写真左)──と言っても、ほぼセンセイ専用──のせいかもしれませんが、包み隠さず本音で熱く語ってくれます。
問題を抱えている学生を相手にしているセンセイからすると、「あぁ、この子は確かにいろいろ悩んでいるけど、でも、大丈夫」という感じ。
決して、彼ら彼女らがスーツ姿だから、というわけではありません。彼ら彼女らの語りのあまりの熱さ──決して嫌味ではありません──に西村センセイはやっぱり、「体育系だぁ...」。
■5月16日(木) 北陸本線開通100周年記念番組「百年の軌道」の放送が始まりました
以前ご紹介したJR西日本金沢支社の「北陸本線 全線開通100周年 そして、未来へ」キャンペーン。
その一環として、いよいよ一昨日から「北陸本線開通100周年記念番組 百年の軌道 人と想いを乗せた、北陸本線の百年」が始まりました。写真はそのオープニングシーン。((c)テレビ金沢)
イントロ25秒を含めて、プログラム全体でも3分ちょうどという短い番組ですが、個人的には良くできていると思いました。待望の第1話は、「D51の情景」。
写真ではちょっとわかりにくいかもしれませんが番組は、敦賀付近の険しい山間を、長い客車を牽引しながら走るD51型蒸気機関車の映像から始まります。
センセイは知らなかったのですが、大学近くの松任駅前には、この地で活躍していたD51が静態保存されているのだそうです。その前で、かつての機関助手の方が狭隘トンネルを走る時の苦労──車内に煙が充満し、運転手が窒息、失神することがある──を紹介していました。
その煙対策として、敦賀機関区に配備されていたD51は同所で煙を誘導する装置の装着工事を請けていたんだそうです。
こちらも初めて知りました。現在は北陸自動車道杉津PA(上り線)となった旧杉津(すいづ)駅からの絶景も紹介されています。
センセイも一度だけ見る機会があったのですが、その美しさに圧倒されました。番組の最後には、「次の歴史は新幹線で」というメッセージが出ます。
やはりこれから第三セクターを利用することになる地元の人に配慮しつつ、新幹線に誘導したいと言うことのようです。
ちなみに次回(来週)のテーマは駅弁。どんな番組になるのでしょう。楽しみです。
■5月15日(水) Windows 7に更新プログラムをインストールしたら、起動が遅くなってしまった...
水曜日は朝イチに講義があるので、早朝にご出勤。ニュースを確かめていると、Windowsの更新ファイルが配信されているとのこと。IEなどのものは問題が相当深刻らしい。
もちろんアップデートします。データサイズは数十MBから120MB(Windows 8)と、かなりの大きさ。
しかも対象はWindows XP以上の全OSなので、研究室に置いてある実機と仮想Windowsマシンを合わせた17台(!!)が対象。
今日はその半分くらいを更新しました。基本的には大きな問題はないのですが、主力のMacBook Pro(13")のみ、Windowsの起動がかなり遅くなったような気がします。
仮想マシンはそれほどでもないのですが。((c)Microsoft。アイコンは(c)Apple)今日はReaderを含むAcrobatの更新もありました。
だから今日は1日中、仕事をしながら脇に置いたWindows機を順番に更新していた、そんな感じだったのです。
トホホ。
■5月14日(火) 最近の警察は、ミニパトカーでコンビニへ買い物に来るのかなぁ...
...と、思ってしまったのです。日本でもパトロールを兼ねてそうすることにした、と耳にしたことがあるような気がしたので。
昨晩のこと、いつもよりずいぶん遅くなり、まさに閉店間際のスーパーで食材を購入。裏道を自転車で帰ろうとすると、あれ?!
最近できたコンビニの裏を通るのですが、駐車場にミニパトが。だからそう思ったのです。気になって表側に回ってみると、暗闇の中にパトカーがもう1台。(写真右奥)
ただし両方とも車内には誰もいません。カメラを構えると、店内から制服姿の警官が1人、若者2人とともに出てきて、左側のパトカーの前面へ移動。
そこには自転車が数台駐輪されています。警官は若者に質問しているのですが、彼らが関係する盗難自転車を見つけたなどという問題ではないようです。
どうやら彼らは被害者。警察が本格的に動いている様子だったので、そのまま現場を後にしたのですが、立場上、ちょっと確認した方が良かったかなぁ。
後から考えると、どうもあの2人、本学学生のように思えてきたのです。
■5月13日(月) 濡れ衣 ──金沢のアパート用に、デノンのオーディオアンプを購入しました──
本当は先週お伝えするはずだったお話です。悪しからず。
新しいオーディオアンプを購入しました。アパートのAVシステム用にです。買ったのは写真のDENON“PMA-390RE”というモデル。約25,000円でした。
金沢のアパートで使っていたのは、もともと自宅書斎でサラウンド──現在ではほぼ、死語──用に使っていたパイオニア製。自宅を新築する前だから、20年近く使っていたと思います。
でも当時のヤマハのDSPプロセッサでは良い音場が再生できなかったので使わなくなってしまいました。センセイの金沢工大移籍に伴ってTEACの“D-200”スピーカと一緒に運んできたのです。その後ずっと問題なかったのですが、ここ1年くらい、右側の音が出ない時が......。
かといって、通称「ガリ」──接触抵抗の変化による「バリバリ」という音──が出るわけでもない。システムを点検したのですが、状況は徐々に悪くなるばかり。寿命が迫っているのだと判断して、買い替えることにしました。
安いAVアンプも検討したのですが、センセイは非常に複雑な使い方をする時があるので、候補は次々と脱落。アパートでは小さな音しか出さないので、実はこんなアンプ──その存在を初めて知りました──でも十分すぎるのです。
ホントに。でもアパートの場合、スピーカーを変な位置に置いている関係で、やはりトーンコントロールは必須。
というわけで、何代か前のモデルを使っているDENON──当時は「デンオン」と読んでいた──にしました。金沢のアパートはほとんど不在なので、柏崎の自宅に納品してもらい、先週、車で運びました。音は予想していた以上に良い。
ただし、右側の音は出ないまま......。そう、濡れ衣だったのです。音が出なかったのは別な理由だったのです。
再度チェックすると、外付けAVシステムセレクタの「何でこんなところで?」という場所で、音声コードが右チャンネルのみ外れていました。でも、まぁ、自宅、アパートともにアンプは寿命を迎えつつあるはずな。
これでもまぁ、良かったのかな、と思っています。パイオニアのアンプは、説明書を添えて、ハードオフに持っていこうかと思っています。
■5月12日(日) 北海道へ行きたい!!(再) ──2時間半前に発ったトワイライトエクスプレスに乗車する方法──
「じゃ、今度は(夏の)金沢で」、と言って別れたセンセイ、東京駅へ急ぎます。土曜日なので新潟県柏崎市の自宅へ戻るためです。会場の新橋は東京駅の隣の隣。
無事に午後5時過ぎの新幹線に間に合いました。もともと乗客は多くなかったのですが、その大半が途中の越後湯沢で下車してしまいました。富山・金沢方面へ向かう特急「はくたか」に乗り換えるためです。
出発した「とき」号の車内はガラガラ。2年後の北陸新幹線開通後はどうなるのだろう......などと思っているうちに、乗換駅の長岡に到着。接続する特急「北越」に乗り換えるため、在来線のホームへ降ります。
センセイが降りる柏崎は次の停車駅。乗車時間は25分です。だから自由席でもいいのですが、今回は指定券を買っていたので、その乗車口へ向かいます。
すると、離れたホームで列車の到着を知らせる自動アナウンスが......。こんな時間に特急電車、あったけな。それにホームには誰も......ここでやっと気づきました。
長岡駅にこれから到着するのは、大阪を正午前に出発し、日本海縦貫線を北上して札幌へ向かう夜行寝台特急「トワイライトエクスプレス」。
写真はその最後尾、2人用A個室「スイート」の部分です。つまり東京を5時に出発すれば、そして逆算すると新大阪駅を2時半頃に出発する新幹線に乗れば、その日のトワイライトエクスプレスに乗車できるのです。
ただしこれは計算上の話。トワイライトエクスプレスはこれから約1時間半、新潟県の平野部を走行してから海岸へ出ます。夏場でもその頃には真っ暗。
室内の照明を落としても、何が何だかわからないと思います。写真は金沢への移動途中、新潟−富山県境の市振駅(写真左端)手前で撮影した今日のトワイライトエクスプレス(第3編成)。
実は西村センセイ、何度もトワイライトエクスプレスの個室(B個室1回を除き、他はすべてA個室)に乗っていますが、この下りには乗車したことがないのです。
利用したすべてが、札幌発の上り列車。正確に言うと、1回だけ上りの個室(Aを取れたけど、わざとBに変更してもらった)を確保したことがあるのです。
でもその時は何と、大雪で運休してしまいました。下りトワイライトエクスプレスの醍醐味は、この付近と、柿崎ー柏崎(鯨波)間での日本海の美しさだと思っています。
乗車していないので、偉そうなことは言えないのですが。関東や関西にいても、最悪の場合、今回の新幹線に乗れば追いつくことができるとわかったのですから、意外とチャンスは......あれっ?
難関は、個室を予約できるかどうか。このネタに続きがあるかどうかは、その1点にかかっています。