2016年11月19日更新(2016年11月27日ページ移動。2018年11月24日写真削除)
■11月19日(土) 逆光の向こうに、未来は見えるか ──明日は今年度最後のオープンキャンパス──
今日は土曜日。今年度から土曜日の講義はなくなったので、先生方はごく僅かしか出勤しません。
本来ならば、センセイも新潟の自宅へ戻るところなのですが、今日はまだ金沢に留まっています。明日の日曜日、今年度最後のオープンキャンパスが開かれるのです。
今日の金沢は雨。このところ晴れと雨が1日交替で続いています。写真は昨日、つまりつまり晴れの日撮影したもの。
午後、所用で別棟の事務室へ行き、1階の大学食堂に降りてきた時に撮影しました。冬なので太陽光線が低い角度で降り注ぎ、建物のかなり奥まで差し込んでいます。
完全な逆光。昼食の時間から2時間位経過しているので、食事中の者はおらず、ご覧のようにみんな、ちゃんと勉強しています。
中にはスマートフォンの画面を見ている人もいるのでしょうが。金沢工大に移籍してから14年半になりますが、学生の雰囲気はかなり変わりました。特にここ数年は、よく勉強するようになっています。
全国的な傾向のようですが。入学試験の合格レベルも高くなっているのですが、逆に、受験生や入学生の数をきちんと確保することがだんだん難しくなっています。
幸いにも他大学と異なり、総定員を割るようなことはないのですが。彼ら彼女らが大学に充実した学びによって成長、そして卒業し、替わりに新入生をきちんと迎えるためにも、明日はちょっと頑張らねば。
■11月18日(金) 数シーズン後に買い替える時は... ──西村センセイ、車が気になる──
車を買い替えよう、という話題ではありません。早とちりされた方は残念でした。
写真は昨日撮影したもの。路面が濡れているのはそのせいです。今日の金沢は雲一つない小春日和だったのです。午後の講義に備えて、お弁当を買って戻る時に大学脇で撮影しました(写真奥は駐輪場)。
赤い軽自動車の脇を通過しようとして......何か、変。すぐに右前輪(写真中央)の空気が抜けて、走行不能になっていることに気づきました。パンクでしょうか。
西村センセイ、今までパンクは他人事だったのです。でも7月に320i M Spが木ねじを踏んでパンク。4輪では初めての経験です。
幸いにもその際は(乗り心地を少し害する)ランフラットタイヤのおかげで事なきを得ました。でも、来週換装してもらう冬用タイヤは通常の構造。
購入直後は「たぶんパンクには遭遇しないだろう」と考えたのですが、一度パンクを経験してしまうとほぼ前言撤回状態。幸か不幸か、センセイは1年で25,000km前後走行するはずなので、タイヤの減りは早い。
数シーズン後に冬用タイヤを買い替えることになります。その時は、乗り心地を多少犠牲にしてでもランフラットにしようかと考えているのです。
それまではやっぱり、パンクキットが必要かなぁ。
■11月17日(木) 冬が、始まる ──地下水を利用した融雪装置の稼働試験が行われています──
今日の天気予報は、「曇り後、晴れ」。
しかし夜中に目が覚めると雨の音が。眠り直したのですが、早朝になっても細い雨が続いています。西村センセイ、本来ならばこんな日は自動車でご出勤。
でも今日は、徒歩。折りたたみ傘を差して大学まで歩きます。今日は講義に加えて臨時の会議が入っています。そして夕方は所属する研究所が主催する研究会があります。
立場上、絶対に出席しなくてはなりません。そして夜は、講師をお招きしての食事会。いろいろ勉強になりました。現在はそこから戻ったところです。
写真は今日の午前中に撮影したもの。郵便局での用を済ませてから、別部署へ移動するために校舎の外へ出ました。ところが道路が妙に濡れています。
よく見ると、地下の融雪装置と繋がるノズルから、ご覧のように水が。融雪装置が正常に稼働するか確かめているらしく、今日、何回かこの場所を行き来する間、ずっと散水が続いていました。
個人的には、冬が始まったんだなぁーと思い知らされます。センセイも、週末にはタイヤを冬用スタッドレスに交換してもらうことにしています。
■11月16日(水) もう3/4、あるいはまだ1/4 ──大学院の大人数講義を終えました──
金沢工業大学の講義は、学期あたり16週。それが昨日の火曜日から8週目に入りました。つまり折り返し地点。
今学期のセンセイは火曜に講義はありません。でも今日、つまり水曜日は何度もお伝えしているようにヘビーな講義が続きます。特に午後イチの大学院の講義はかなりしんどい。
単独ならそれほどではなかったのかもしれませんが、続く演習は、再履修生だけの特別クラス。......ふぅ。大学院の授業に戻りましょう。内容的にはそれほどの負担ではないのですが、必修科目なので受講生は多く、今学期はこれまでで最多の約180名。
しかもグループ活動を行うので、広いスペースが必要。通常の大教室でも席が不足したため、結局、写真の大ホールで実施することになりました。
使い慣れたホールだし、大人数の前で講演してもセンセイはまったく平気。ただし「授業」となると、妙な疲れ方をします。
あぁ、後ろの席の学生が居眠りを仕始めたなぁ、とか。ただしそれも、今日で前半終了。ここまでが必修部分で、来週からは希望者のみが選択するので、受講生は約1/10になります。
もちろん通常の教室で実施。このホールともしばらくお別れです。現金なもので、そう考えるとあれだけ苦労したホールにちょっと未練を感じたり。
学期の半分ということは、年間(年度)なら3/4を経過したことになります。もう3/4と感じるか、まだ1/4残っていると捉えるか。
話が飛ぶようですが、センセイが大きな病気を患ったり、不慮の事故に遭遇せずに、男性の平均寿命まで生きることができたとします。現在のセンセイが位置するのはまさに、その3/4の地点。
再び、もう3/4と落胆するか、まだ1/4とニコニコするか......。
■11月15日(火) 併設校の金沢工業高等専門学校に初めて入ってみました
......玄関くらいまでは入ったことがあるのです。
センセイは今日も大学一番乗り。仕事が溜まってしまっているし、午前中は気を使う非常に重要な会議。予想より長かったので、終わるころにはもうヘロヘロです。
お弁当が出たのが唯一の救い。少し休んでから本来の仕事を再開したのですが、どうしても時計が気になります。夕方、併設校の金沢工業高等専門学校へ行かなければならないのです。
電波学校、工業高専そして大学開学という学園の歴史を考えると、むしろ大学の方が併設なのですが。初めて通る渡り廊下──一般公道の上に架けられている──を越えて、隣接する高専校舎へ。
校内の様子は大学とずいぶん違います。高専には中学を卒業した生徒が入学し、5年間在学します。同一法人内の組織ということもあり、高専を卒業する時に、大学編入学試験受験を奨励しているのです。
今日はその説明会。入学後の単位認定の関係で、編入学を希望する生徒は4年生の時に注意して科目を選択する必要があります。
そこで今回説明を受けるのは3年生。高校3年生に相当します。教室内も大学とはかなり異なり、自分の机があります。だから高校で模擬授業をしているか、参観しているような気分。
高専は3学科あるのですが、大学で対応する学部学科の先生方が編入学の魅力を熱く語りました。センセイは生徒の表情に関心があったのですが、休憩時間の時はどこにでもいる今どきの生徒が、説明会が始まると表情を一変させます。お世辞ではありません。
通常の授業日程を終えた夕方、それも1時間近く続いたので、最後の方になるとウトウトしてしまう生徒も出ましたが。立場上の参加でしたが、近くにいるのに知らないことばかりだと反省させられた今日のセンセイなのです。
■11月14日(月) 上野駅のホーム階段を登ったら、あれっ?! ──E235系量産先行車に初めて乗車しました──
お伝えしたように、センセイは先週金曜日に都内へ出張しました。
前日の夜に上京したのですが、ホテルへ向かうべく上野駅で新幹線から降りて在来線ホームの階段を登ろうとした時、山手線外回りの電車が到着する音が聞こえました。かなり寒かったので、ラッキー。
階段を登り切るところで車体が目に入ったのですが、あれっ?!ドアの上に緑色の帯...。1編成しかない最新鋭E235系量産先行車です。初めて実物を見ました。
もちろん乗車。外観もさることながら、車内の印象はE231/E233系とずいぶん異なります。まず車内がより広く感じられます。
E235系、当初は紙媒体の広告を全廃する予定だったのです。ただし広告主の意向で天井からの中吊りとドア脇の紙の広告は残されることに。
それ以外のドア上はもちろん、ロングシート上もデジタルサイネージ化されているので、すっきりとしています。すぐに乗り換え駅の秋葉原に到着したので、停車中に運転士の邪魔にならないように外観を撮影。
雨樋の関係で従来型は少しおむすび状に上部がすぼまっているのですが、雨樋を内蔵させたため側面は完全に垂直。
車体前面の塗装デザインと相俟(ま)って、かなり強烈な印象を受けます。E235系は利用客が多い稼ぎ頭の路線に投入されるため、外観も、車内も、そして新制御システムも相当気合を入れて造ったという感じを受けました。
その分、この国の中で忘れられよう/切り捨てられようとしている存在に気が回らなくなっているのですが。なお、現在山手線で現在運用されているE231系は、ご存じのように車両側面全体の腰の高さくらいの所に、山手線であることを示す緑色の帯が描かれています。
ただし現在、この秋葉原駅を含めて、転落防止用のホームドア──写真では白く飛んでいます──を順次建設中。緑色の帯がドアの陰になり、認識しにくくなっているため、視認しやすいドアの上に帯が移設されたのです。
■11月13日(日) せっかくの貴重な小春日和だったのに... ──西村センセイの留守番な1日──
西村センセイ、日曜日の今日も一張羅を着て早朝からご出勤。
お察しの通り、大きな入学試験が行われたのです。例によってセンセイのお仕事は、留守番をしてお弁当を食べること。
ただし今日の試験はかなり大きくて、北海道から博多まで全国各地の会場で実施されています。
担当者は昨日のうちに金沢を発っています。お伝えしたようにセンセイは昨日、市内で開かれた研究会に参加していたため、担当者を見送ってはいません。
お詫びの意味もあって、全チームをお出迎えします。昨日は、セミナーの参加者にタクシーの運転手が「この時期の金沢でこんな日は珍しいですよ」と語ったほどの好天。
その奇跡は今日も続き、ご覧のような小春日和。ただし試験が終了するまでは、一歩も外に出ることができず、まず昼食のお弁当を頂きます。写真は全日程を終えてから撮影したもの。
すでに太陽がかなり傾いています。西金沢駅で線路への立入りがあったため多少遅れたりしたものの、大半の担当者は無事に帰着。最後のチームが大学に戻ってくるのは午後10時過ぎの予定。
というわけで、今日、2回目のお弁当を頂戴したセンセイなのです。