2016年1月30日更新(2016年2月7日ページ移動。2018年5月27日一部写真削除)

──2016年1月第5週のニュース──

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1月30日(土) 今週前半の新潟県内の大雪は、地域によってかなり差があったようです

 今日は見たままのお話。つまり新潟にはあまり雪が積もっていない......。

 やっとの思いで帰宅したセンセイが今日まず取りかかったのは、高齢の両親が住む実家を訪問すること。メインの依頼は玄関の電球を交換すること。
 しかも流行のLED電球が欲しいとのこと。

 今までは大学院生の甥──つまり両親からすると孫──が同居して買い物などの面倒を見ていたのですが、昨年、県内の企業に就職し、この冬からアパートを借りて自活を始めたのです。
 つまり他の誰かが両親を世話しなければならない。

 病院へ行ってから、家電量販店で電球型の蛍光灯を購入し、10kmほど離れた実家へ。意外にも雪はそれほどでもありません。
 自宅と同じか、むしろ少ないくらい。

 ただし、見附市にアパートを借りた甥によると、ふだんは雪があまり多くない場所なのに、一晩で1mも雪が積もったとのこと。
 今回は直接会っておらず、母親経由の情報ですが。

 おかげで会社は月曜、火曜の2日間臨時休業し、その代わり今日は出勤日とのこと。
 電球を交換していろいろ話を聞き、伯母の家を経由して帰宅。

 今日のドライブは昨日突然調子を乱した318iの確認を兼ねていたのですが、やはり特定の状況で異音がします。
 おそらく来週金沢へ行って戻れば、新車と交替。

 しかしそれでも往復約480kmもあります。心配なので明日、ディーラーを訪問しようと考えています。
 もし、リスクが高そうなら、電車で往復することにします。



1月29日(金) 318i、やむを得ず緊急入院する ──BMWのやきもち。再び──

 金沢工大では今度の日曜から火曜日まで入学試験が実施されます。でもセンセイは非番。仕事を終えたら車で自宅へ戻ります。

 朝、出勤しようとして車を発車させると......ちょっと変。左後輪からブレーキ板を擦っているような音がします。昨日までは何の問題もなかったのに。
 ブレーキを踏んでも音は変わりません。

 つまりメインブレーキのトラブルではないことになります。そのうちにどうやらサイドブレーキと関係しているらしいということがわかりました。停止時にブレーキを引くと、その後は症状が収まるのです。
 さて、どうしよう。

 緊急性は低いと判断したので、金沢市内のディーラーで点検してもらうようなことはせず、帰宅を優先することにしました。実は、新潟県内と、富山・石川・福井県内のディーラーは別会社。
 不具合が続くようだったら新潟県内で点検してもらうことにします。

 音量は低いものの異音はずっと継続。アパート付近でバックすると、音が急に変化しました。小さいながらも聞くに堪えない音です。嫌な予感。
 それでも家路を急ぎます。

 富山市内で高速道路に乗ったのですが、20kmくらい走行していると、件(くだん)の左後輪が異常な振動をし始めました。車輪の回転数を監視しているパンク警告灯は消灯したまま。
 PAで車を止めてチェックしたのですが、目視した限りでは異常が認められなかったので本線へ戻ります。

 しかし振動は止まりません。高速道路上で立ち往生するわけにはいかないので、一般道へ。
 さて、どうしよう。(再)

 ここからだと富山市内のBMWのお店は逆方向。100kmほど走行して新潟県上越市のディーラーを目指すことにします。
 幸い左後輪の振動は収まったのですが、今度は今までとは違う異音と、時々、車体後部で強い破壊音と鋭い振動。(実話)

 高速道路へ戻り、走行振動を抑えるべく低速で時間をかけてBMWのお店へ。正直なところ、他者あるいは自身への危険を感じながらの走行。
 幸い、まだ営業時間に間に合ったので状況を説明し、点検していただきます。

 最終的にはジャッキで頭の上の高さまで持ち上げて、ホイールを分解してチェックしてくださいました。
 その結果は......特に異常は認められないとのこと。

 実際、サービスの方を同乗させて運転したのですが、異常は一切認められません。不安定な感じもありません。今日起きたことはいったい何だったんだ。

 恐るべし、BMWのやきもち。でも、まぁ、相思相愛だったからなぁ......。



1月28日(木) 幸運に恵まれたあの日曜日、センセイは○○を頂いてさらにハッピーに!?

 本当は月曜日にお伝えするつもりだった話題。大雪騒ぎで数日遅れてしまいました。悪しからず。

 お伝えしたように日曜日は暴風雪の中を車で移動しました。いつもより移動時間がかかったこともあり、途中で昼食を取る機会を逸しつつありました。
 富山県西部に入ったのが午後1時頃。

 砺波市から小矢部市へ抜けたのですが、この辺の積雪は20cm程度であまり深くありません。冷え込んでいるものの、天気も比較的落ち着いています。

 でもこれから向かう富山─石川県境の中山峠は難所。積雪が急に深くなります(結果的にはそれほどでもなかった)。
 やはりどこかで休憩兼、昼食を取りたい。

 そこで今回は以前ご紹介した「おやたま食堂」に入ってみることにしました。小矢部I.C.脇の交差点で、営業していることを確認。
 車を止めて、とにかく店内へ。

 中はこぢんまりとしています。席数は20席くらいでしょうか。目の前に食券販売機があり、その上には写真入りの大きなメニューが。
 常連客には日替わり定食がお勧めのようです。

 でもここは看板商品の「たまごかけごはん」(450円)を選択します。ところが券売機のボタンは三つ。
 卵をこってり/さっぱり/あっさりから選べるようになっているのです。

 「こってり」の食券を受け取り、すぐ脇のカウンターで店員さんに渡そうとして、質問されます。
 ご飯の量を大/中/小から選べるのです。値段は同じです。

 厨房内には男性1名と女性2名。年齢別では年長の女性1名と、若手が2名。

 センセイが入店した時のお客さんは2組。1組は若いファミリー。小さなお子さん2人を連れて、静かに食事中。
 もう1組は10人くらいの男女大学生(?)で談笑中。

 何となく少し待つような気分になりかけたところで声をかけられました。そりゃそうですよね。
 頼んだのは「たまごかけごはん」なのですから。

 卵を割ってから記念撮影。漬け物を一切れ頂いてから、ご飯をいただきます。お米を含めて、食材はすべて地元産。
 柔らか目、そして割とあっさりしていますが、美味しいご飯です。

 次はメインの(?)たまごですが、何種類かの地元産のお醤油を選べるようになっています。
 例えば金沢の「大野紫」などはありませんでした。

 卵の黄身はプリンプリン。白身もかなり色がついています。それを箸で割り、お醤油をかけて混ぜ、一気にご飯の上へ。
 後はもう、勢い。でも、確かに美味しい卵でした。

 お店の外には、お伝えした卵の自動販売機。7種類の卵と、ミニボトルに入ったお醤油を選べるようになっています。卵は10個入りで300円(1種類のみ250円)でした。

 「おやたま食堂」、お昼にこの付近を通過する時があれば、別なメニューに挑戦してみようと思っています。



1月27日(水) 「雪だるま作ってたら知らない奴...」って、ここだったのね

 突然の大雪シリーズ最終回(の予定)。今日は見たままの話題を手短に。

 昨日、金沢工大の学生が利用する掲示板を読んでいたら「雪だるま作ってたら知らない奴手伝ってきてわろた[。]誰だよ・・・・」との記述が。
 以前も見たことがあるのですが、学生がキャンパス内のどこかに雪だるまを作ったのでしょう。

 今日は連絡調整──それがセンセイの立場上の仕事──のため、学内をあちこち歩いていたのですが、近道をしようとして......あ"。
 雪だるまです。場所はキャンパス(北校地)の中央。

 なぜかピンクの傘を差しています。写真ではわかりませんが、目鼻はしっかり描かれています。

 周囲に屯(たむろ)しているのは、センセイと同じように雪だるまと出逢ってしまった学生諸君。
 その表情からも、彼らの製作ではないことがわかります。

 笑顔には理由が。期末試験が最終盤に入っているのです。もしかしたら、もう終わっているかもしれない。
 自分で気づいているかどうかはわかりませんが。



1月26日(火) 新潟県内の平野部は、一昨日から今日にかけてほぼ孤立状態だったらしい

 お昼前に研究室で採点していたら、携帯電話に受信。BMWの営業マンからです。

 320i M Sport(MT)の購入手続きは完了しているので、何の用だろうと訝(いぶか)りながら電話を受けると、渡しておいた証明書の転用を認めてほしいとのこと。
 BMWは良い車だけど、新潟のディーラーと営業マンは、ちょっとイマイチ。

 ミスをしたのかなと思いながら話を聞き始めると、「所轄の警察署へ行くことができない」......ナシテ?!
 徐々に事情が分かってきました。

 新潟県の平野部は現在もなお交通が大混乱しており、ディーラーのある長岡市から、約30km離れた柏崎市へ移動することができないというのです。
 もちろん大雪による交通障害です。

 何と、営業マンは出勤することすらできず(!!)、自宅から電話しているとのこと。そんな状況ですから、もちろん書類の使用を認めました。
 地元紙の報道(
こちらこちら)によると、新潟県内は一昨日、つまりセンセイが自宅を離れた日から大雪になったようです。

 新潟県の交通機関は石川県のそれと違って雪にはかなり強い。でも今回は「ドカ雪」、つまり短時間に猛烈な量の降雪があったようです。
 こうなるともう除雪は間に合いません。

 昨日、母親から電話をもらった受けた時には、それっぽいことは言わなかったのですが、実家も今日まで孤立していたようです。
 金沢はというと、積雪は20cmくらいにとどまりました。

 今日は夕方まで晴れたのと、気温がかなり上昇したので融雪が進みました。深い冬靴を使わなかったほど。
 革靴で外へ出て、向かいの講義棟へ移動します。

 今日は期末試験なので、窓を開けたまま。例によって駐輪場の新築現場を見下ろすことになります。
 
先日よりも工事はかなり進んでいました。

 構造物が姿を現しているのは写真左側だけですが、工事用の足場は右側まで延びています。
 また
基礎工事と照合すると、同じくらいの大きさの構造物が中央から右にかけて建設されるはず。

 素人からすると、低い場所から一斉に組み立てた方が楽なように思えますが、たぶん、使用するクレーンの有効アーム長などの制約を受けるんでしょうね。

 寒い中、そして足場の悪い条件下での建設。ご苦労なことです。



1月25日(月) センセイが通過した後で、高速道路も一般道も通行止めに ──雪で北陸地方の交通は大混乱──

 昨日の北陸地方は風が強かったのです。ただしセンセイが到着した時、金沢では雪が降っていませんでした。

 夜、スーパーで買ってきた白菜で牡蠣鍋を造り始めたのですが、台所の窓の外側にどんどん雪が付着し始めました。内部は暖かいのでそれが融けていく様子が分かります。この状況で、金沢は大雪になるか。
 答は、否、です。

 北西の風が強いということは、暖かい日本海の上を渡り、水蒸気を多く含んだ空気が山にぶつかって標高の高い場所に雪を降らせる「山雪型」。
 条件にもよりますが、平野部は20cm〜30cmくらいに留まることが多いのです。

 出勤のため6時過ぎにアパートの外へ出た時に撮影したのが写真。やはり積雪は20cmくらい。
 この地域には珍しく、割と軽い雪です。

 ボンネットの右側(写真左側)に積もった雪が独特の尖った形をしていますが、これは昨晩、写真右手からの風が強かったためです。
 ......車体の前に足跡が。

 センセイのものではありません。よく見ると小さく、しかも細長い。たぶん犬が歩いた後だろうと思います。
 車内から除雪キットを取り出し、雪を取り除きます。

 同時に、凍り付いた氷を融かすためにエンジンをかけたのですが、車外気温計は-2℃。
 昨日の夜が一番寒かったようです。

 車体の雪を取り除き、出発します。周囲は除雪していません。でも、これくらいなら問題なく走行できます。
 意外に思われるかもしれませんが、このような雪が積もっているとあまりスリップしないのです。

 大学へは一番乗り。駐車場は完璧に除雪されています。いつものように朝の作業を済ませたところで、7時半になりました。
 写真右手のパン屋さんへ行くために校舎の外へ出てみると、おぉ、大学前の道路はかなりの渋滞。

 お伝えしたように朝、新潟の自宅を出発して、途中までは一般道を、富山県内に入ってからは2/3くらい高速道路を走行しました。
 いずれも、場所によっては視界が利かなくなるほどの吹雪だったのです。

 それでもセンセイは無事に金沢へたどり着くことができたのですが、今日、改めて状況を調べてみると、北陸自動車道はセンセイが通過した後で、上下線とも新潟県内まで不通。
 吹雪による視界不良(!!)がその理由。

 しかも高速道路を利用できなくなった大型トラックが一般道にまわり、それが親不知付近で登坂不能となって道路を塞いだため、改正災害対策基本法を新潟県内で初めて適用し、その地域全体を通行止めにして対応したとのこと。
 今朝は除雪が間に合わず、JR線が終日ほとんど不通になるなど大混乱に陥ったようです。
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 昨日のセンセイはホント、幸運に恵まれていたようなのです。



1月24日(日) この地域には珍しい寒さの中、時間をかけて車で金沢へ移動しました

 自宅で目が覚めて外を見ると、積雪は20cmくらい。朝のうちに金沢へ向けて発つことにしました。

 昨晩新潟の自宅へ戻ったばかりですが、月曜日は午後から会議や打合せが続きます。また期末試験を実施し、課題やテストの採点をしなければなりません。
 立場上の仕事も締切が迫っています。

 心配なのは移動手段。この地域には珍しい強さの寒気が入っており、交通の混乱が予想されるのです。実際、JR信越本線の海岸部は運転見合わせ。(午後に再開)
 電車での移動の可能性は消えました。

 車で移動するしかないのですが、まずエンジンがかかるかどうか。凍り付いた318iのキーをまわすと、まるで何事もなかったかのように始動。
 家の前をちょうど除雪車が通過したので、それが作った雪山をシャベルで取り除いて出発。

 道路も商店などの敷地も写真のような除雪車がフル稼働。何回か除雪車のすぐ後ろを追いかける格好になりました。
 初めて気づいたのですが、除雪車のすぐ後ろは焦げ臭い。

 前部の雪かきを地面まで降ろして除雪するのですが、道路と雪を綺麗に切り分けることはできません。
 そのためたいていの場合、雪かき部分の底部を地面に擦るようにして除雪するんですね。

 後ろから見ていると、その部分から鉄の火花が飛び散っています。臭いはそこで発生しているようです。
 しばらく一般道を走行したのですが、新潟県および富山県内の積雪は概ね20〜30cm程度。ただし富山県東部は40cmくらいの雪がありました。

 いつもの山沿いの道を走ろうと思ったのですが、まだ除雪されていなかったため、途中で断念。近くから高速道路に乗りました。
 ただしこちらも除雪が追いつかず、北陸自動車道はセンセイが通り抜けた後、除雪作業のために通行止めになりました。

 新潟県内の気温はずっと-2℃だったのですが、富山県内に入ると-3℃に、さらに富山─石川県境では-4℃にまで低下しました。
 こうなるといろいろ困ったことが起きます。

 写真は富山県内のSAで撮影したもの。車の前方から吹き付ける雪が車体に付着し、凍り付いてしまうのです。
 例えばヘッドライト。

 写真左側(車体右側)のように、前方を照らさなくなっているので、右側(車体左側)のように雪氷を削り落とす必要があります。
 バンパーの両端にあるフォグランプも同様。かろうじてその穴が見えるだけ。

 ワイパーも周囲に氷の塊ができてしまい、役目を果たさなくなります。結局今日は3回、車を止めた際に雪を落としました。
 この間、交通事故も多発。自損事故と衝突事故を計4件目撃しました。

 いつもなら5時間で移動するところを、6時間弱かけて金沢到着。驚いたことに市街地の積雪は2cmくらいしかありません。

 ただし気温は-3℃と低く、融雪あるいは除雪されていない道路はツルツルに凍結しています。簡単にスリップしてしまうし、意図とは違う方向に車が進んでしまいます。
 幸いにも事故を起こすことはなかったし、金沢市内では目撃することもありませんでした。

 明朝はこの寒さに雪が加わるらしい。う〜ん、明日は徒歩で出勤しようかな。

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