2019年1月26日更新(2019年2月3日ページ移動)

──2019年1月第4週のニュース──

バックナンバーはこちら

1月26日(土) 改めて、冬道の運転には気をつけよう... ──当地は今シーズン一番の寒さと積雪となっています──

 昨晩、約2週間ぶりに新潟の自宅へ戻りました。

 帰路はとても順調で、とても北陸の冬とは思えない天気。ただしラジオの天気予報は、これが一変すると伝えています。実際、夜になるとこの地域には珍しい、冷たい小粒の雪が降り始めました。
 北陸地方の低地は、大粒の湿った雪が降りやすいのです。

 朝、目覚めると、静けさの中に重機の音。一般道の除雪ではなく、斜向かいにあるバス会社「越後交通」の営業所内で構内の除雪作業をしている音です。降雪量がどれくらいか、予想がつきます。
 朝食後は、かかりつけの医院経由で実家へ。

 食料が尽きたため、近くのスーパーへの買い出しにつき合って欲しいというのです。久しぶりの雪道。BMWはFRなので、発進時はどうしても後輪が空転しやすい。
 その様子を確かめながら実家へ向かいます。

 国道は交通量が多く、何の問題もなかったのですが、田舎道にはいると写真のように路面に雪が積もっています。センセイの前を軽自動車が走行していたのですが、不意に蛇行し始めました。
 やがて車体は、道路中央寄りに。マズい。

 たまたま対向車はなく、しかもすぐに元の車線に戻ったのですが、状況によっては大きな事故になりかねないところでした。と、思ったその瞬間、今度はセンセイがハンドルを取られます。
 もちろん事なきを得たのですが、冗談抜きで冬道は気をつけよう。

 写真のカーブを、向こうからこちらに走行しながら曲がると、ご覧のように軽自動車が脱輪しています。その時は詳しい状況がわからなかったのですが、脇に立った男性の老人が携帯電話を掛けていました。
 母親を乗せて再びこの場所を通りかかると、近くに、家族と思われる軽自動車と人物。

 写真は帰宅時に撮影したもの。やはり人力ではどうにもならず、レッカー車などを手配することになったようです。轍を確かめてみると、手前から奥に向かっている途中、ハンドルを取られて制御不能となり、90°以上回転しながら道路から逸脱したようです。
 明日は、我が身。

 冗談抜きで、です。



1月25日(金) 具体的にイメージできるかどうかは、とても大切 ──最後の「モノリス」こと“iPad Pro”(11")が届きました──

 「モノリス」ネタも最終回です。もう1日だけお付き合いを。

 インフルエンザが治り、禁足令が解除となったので、今日は久しぶり(?)にご出勤。発熱の現場にいらっしゃった方々を中心に、ご挨拶。
 ...というより、お詫びですね。

 ご存じのように、全国的にインフルエンザが大流行しています。センセイのところには自動的に報告が届くので、本学学生にも感染者が急増していることは知っていたのです。
 でも出勤してみると、教職員の中にも罹った方がいらっしゃったのには少々びっくり。センセイからのウィルスじゃないからね。

 病気や代行に関する最低限の手続きを済ませると、別棟へ。休んでいた間に、最後の「モノリス」こと“iPad Pro”(11")が届いたのです。
 今度こそ真っ黒な板。そのままでは画にならないので、外箱に収まり、保護材でくるまれた状態で記念撮影。

 開封してみると、小型で軽量。モノリシックな造りです。ひっくり返すと、端のレンズが目立ちます。その部分が他よりも盛り上がっているのです。
 実は、本体よりもずっと前に、ケース兼キーボードが届いていました。

 良くわからないまま、本体をそれっぽい位置へ持っていくと、「パチリ」と勝手に収まってしまいました。あちこちに磁石が内蔵されているようです。
 ご覧のように、パソコン風に使用することもできます(角度は2段切り替え)。

 「使用」と書きましたが、今日は電源を入れてみただけ。ホームボタンがないこともあり、どう使うのかサッパリわかりません。う〜ん、これだけだったら無駄遣いと思われそう。
 (センセイ自身を含む)国民の血税で購入したのですから、少々弁明をする義務があると思料します。

 今回科学研究費補助金に採択された研究は、センセイのこれまでの教育活動と、大学の“e-シラバス”というシステム──その実体はLMS(Learning Management System)──を組み合わせ、受講生の学習活動を詳細に分析しようというもの。
 業界では“Learning Analitics”(「学習分析」)と呼ばれているものです。

 現在はまだシステムの設計段階ですが、試行を含めた実施段階では、学生諸君のパソコンやスマートフォン、そしてタブレット類で双方向型授業──つまりセンセイが何十年も実践してきたもの──を実践することになります。
 その際の検証ツールとして、タブレットが必要だったのです。

 う〜ん、でも実物を目の前にすると、パソコン類はともかく、タブレット類をセンセイが使いこなす日が来るのか、ちょっとイメージがわかない。

 イメージって、とても大切。BMWを2回購入した決め手も、「この車を運転しているセンセイをイメージできるかどうか」だったのです。



1月24日(木) 蓋を開くだけで電源が入るのは勘弁してほしい... ──MacBook Pro(2018)を整備し始めました──

 「整備し始めました」といっても、正確にはインフルエンザになる前の先週末のことですが。

 お伝えしているように、科学研究費補助金で購入した機器類が続々と届いています。その中でもメインがこの、MacBook Pro(2018)。最上位機種です。
 先日の黒い物体は、このケース。

 色はシルバーではなく、スペースグレー。だから本当はもっと黒い──ただしMac miniほどではない──のですが、やはり真上から撮影すると全体が銀色に光って見えます。
 それにこれだけだったら旧モデルとの区別がつかない。

 Mac miniについては、まだ操作している時間がないことに加えて、大学ネットワーク接続に必要なEthernetのMACアドレスが外箱に書かれているので、電源はまだ投入していません。
 でも、こちらはそうもいかない。

 現在のMacBook/MacBook Proは、電源を含めた入出力端子がUSB-Cのみに統一されています。ワイヤレスでの使用が前提で、有線で何か機器を接続するのなら、必要に応じて変換アダプタを接続しろ、という発想。
 カッコイイんだろうけど、センセイは取り残されてしまう...。

 “For the Rest of Us”の頃は、こうじゃなかった。

 有線のEthernetについても、MacBook Pro固有のMACアドレスは持っていません。外部アダプタを接続して初めて、本体がアダプタのMACアドレスを認識。
 その情報を大学に申請します。

 記念撮影を終えた後、とにかく作業を、と思って蓋を開いた瞬間、起動音。オイオイ、準備は整っていないのに...。慌ててACアダプタとケーブル、変換アダプタを介したUSB Aのマウスを接続します。
 それにしてもUSB-Cの使いづらいこと。

 USB Aと異なり、上下がなく迷わずに済むのは便利なのですが、硬くて硬くて...。それに外部から力がかかったら、ケーブルだけでなく本体の接続部分も壊しそう。
 少なくとも電源については、今までの電気ポット式(磁石式)の方が便利だったなぁ。

 現在のところ、使用者の登録やMACアドレスの確認など、本当に最低限の内容しか整備できていません。Mac mini同様、本格的な使用は新年度に入ってからになると思われます。

 動作はというと、最上位機種かつSSDだけあって軽く感じます。OSもアプリケーションも違うので、正確なことは言えないのですが。キーボード一番奥のファンクションキーはタッチ式の有機EL画面。
 状況によってキーや、写真のような文字ガイダンスに変わります。ただし対応しているアプリケーションは少ないようですが。

 この高性能MacBook Pro、果たして7年半もの長期に渡って主力機の座を守り続けている現行MacBook Proに替わることができるのか。正直なところ、この間にAppleが切り捨てた──“For the Rest of Us”はどこへ行った? ──ものが多すぎるため、どうなるかよくわからないのです。
 さて、数日続いたインフルエンザに伴う蟄居謹慎処分(?)は、今日で終わり。

 センセイは明朝から、平常通りの出勤となります。



1月23日(水) 蟄居謹慎中の西村センセイ、椅子の修理で悩む

 「蟄居(ちっきょ)」というのは江戸時代の武士に対する処分の一つ。家から一歩も外に出てはいけない、というものです。

 もちろん、現在のセンセイが何か処分を受けたわけではないのですが、出勤が禁じられていることもまた事実。ウィルスを他者、特に無辜(むこ)の学生に感染させるわけにはいかないので、関係する法律により医師の許可が出るまで出勤できないのです。
 インフルエンザに罹患した学生が自宅待機となり、該当期間は公欠扱いとなるのも同じ理由。

 というわけで西村センセイ、本当に大人しくしているのですが熱も下がった現在、布団の中で一日中ゴロゴロというわけにもいかない。関係者とは最低限の連絡を取るだけに留めて、いろいろ片づけもの。その際に困ったことが一つ。
 写真の、アパートの椅子の不具合です。

 お気づきかどうか、この椅子、実は書斎のもの(表紙やこちら)と同一。かなり高かったのですが、使い勝手が良いので金沢工大へ移籍する時に、新潟の家具専門店で購入しました。
 ところが2年くらい前から、何か変。どこか座り心地が悪い。

 徐々にその理由が明らかになりました。座面──というのかしら──を形成する板の一部が破損してきたのです。

 椅子の、座る部分に注目して頂くと、座面の中央部分には板がちゃんと残っています。でもその後部、背もたれに近い部分が少し凹んで見えます。
 そして実際は、決して「少し」ではないのです。

 その部分の板が割れたわけではないようですが、凹んでいることもまた事実。段差が痛い。ずっと修理に出したいと考えていたのですが、ふだんこの椅子を使うのは数時間。
 しかも、その大半は酔っぱらっているし...。

 で、結局、そのままになっていました。

 でも今回、いつもより長く座っていると、さすがにどうにかしなければいけないと再認識。さし当たり、使っていなかったキッチン用のフロアマットを形状に合わせて折り、座布団のようにして載せました。
 意外にこれが、良い。

 「これで、いいじゃん」というのがホンネですが、夏場の暑さを考えると継続的な使用は無理。どこかに椅子を修理してくれるお店がないかしら。



1月22日(火) タミフルの治療効果は劇的だった... ──西村センセイ、A型インフルエンザに罹患する──

 2日間、このページを更新できませんでした。もちろんタイトルにある理由で、です。

 先日出勤して執務中、何となく嫌な予感がしてきました。熱っぽい。

 発熱している時は身体全体が熱いので、手で触ってみても正確な状況はわかりません。事務の女性に頼んで体温計を出してもらったのですが、測定時間が10分とのことで、上手く計測できない。
 それでもどうやら、体温が徐々に上昇しているらしい。

 単なる発熱ならともかく、インフルエンザを発祥した可能性を否定できないので急遽、近くの金沢赤十字病院へ。その時点での体温は38℃台でしたが、検査の結果、インフルエンザについては陰性。
 たとえ罹患していたとしても、その初期は体内で増殖したウィルスを排出していないため、検査にはかからないとのこと。

 「上気道炎」──要するに、風邪──との診断と解熱剤その他を頂き、ひとまず帰宅。ただしそれからは悲惨なもの。症状は4年前の溶血性貧血に酷似。
 一晩の長かったこと。

 翌朝、再び日赤へ出頭(?)すると、検査の結果は綺麗なA型。再びの溶血性貧血かと密かに覚悟して、車の中には入院キットが入れているのに。
 処方されたのはタミフルと、再びの解熱剤。

 即刻服用するようにとのことだったの、指示に従ったのですが、その日のうちは何も起きない。熱も全然下がらない。従って、その日も長い長い夜。
 ホントに長かった。

 2時間くらいうなされながら寝て、水分を補給し...を繰り返すと、いつの間にか朝。下着はもちろん布団もびっしょりです。体温を計測すると、おぉ、劇的に低下しています。
 ただしその日はまだ体温、体調ともにやや不安定。そりゃ、そうですよね。

 もう一晩休むと、翌日には咳が残り足元はフラフラするものの、ほぼ平常の生活に戻りました。ただしまだ、体内からウィルスが排出されている(可能性がある)状態なので、もう数日は禁足令。
 考えてみると、インフルエンザになるのは二十数年ぶりのはず。

 もちろん今年を含めて毎年予防接種を受けているために罹患しなかったのでしょうが、今回の状態はホントに厳しかった。つまり体力のある若い時──小児を除く──はともかく、センセイくらいの高齢になると、インフルエンザは冗談抜きで致命傷となりかねない。
 それにしてもタミフル、効果は劇的でした。少なくともセンセイの場合。

 昔、この薬があったら...。

「最近のニュース」(最新版)へ
バックナンバーのトップページへ
トップページへ戻る