2019年1月19日更新(2019年1月27日ページ移動)
■1月19日(土) 上から撮ると結構白い。モノリスなのに角がない。後ろの端子がかなり異なる... ──新“mac mini”が届きました──
今日は見たままのお話。
まずは右の写真をご覧ください。届いたばかりのMac miniを上部から撮影したものです。使用していたり知っていたりする人はたぶん、「今までのものと同じじゃないか...」と思われるのではないでしょうか。
框体の色については、特に。でも2枚目(斜め正面)を見て頂くとわかりますが、実物はこれくらい「真っ黒」に近い塗装なのです。しかしアルミニウムの框体の表面が梨地仕上げになっているので、乱反射して明るく感じるのです。
センセイは約6年前に、アパート用(HDD)、続いて研究室用(SSD) に、いずれも私費でMac miniの当時の最新モデルを購入しています。アパートで何を使おうと勝手ですが、本来、仕事に私物を使用するのは好ましいことではない。でも金沢工業大学では特別な理由がない限り、公費ではWindowsノート型しか購入/使用できないのです。
ただし、採択された科学研究費補助金による購入は全く別。研究計画を立て、それに必要な機器類の購入は、義務なのです。といっても忙しい西村センセイのこと。年内(先月内)に発注してくださいと急かされて、慌てて見積を取り、発注しました。
それがつい先日、大学に納品されたのです。よく知っているMac miniですから、すぐにいろいろなソフトをインストールして...といきたいところですが、今月から来月は入学試験がピーク。
白状するとこのMac miniについては、まだ、電源すら投入していない状況です。これにはちょっと理由があり、パソコンはそれぞれEthernet上のIDに当たる「MACアドレス」が決まっています。それを調べて大学の情報処理サービスセンターに登録すると、その翌日からネットが使えるようになるのです。
昨今のパソコンは、ネットが使えなければ仕事にならない。そしてもう一つ。このモデルは主に“Boot Camp”を用いてWindowsマシンとして使用するつもり。Windows 10のディスクは届いたのですが、インストールには相当時間がかかりそう。
この調子だと、フルに使えるようになるのは新年度に入ってからじゃないだろうか...。3枚目はその背面です。ご覧のように、従来の機種から大きく変更されています。左からACインレット、Ethernet端子、4個のUSB-C端子、HDMIのアウト、USB A端子が2個。
ヘッドホン端子(オーディオ出力)は装備されていますが、入力端子はありません。センセイの場合オーディオについては入出力が必要なのですが...。
従来の機種に装備されていたSDメモリカードリーダー、デジタル映像端子は省略されています。センセイが所有するモデルはWireWireなど古い端子があって、データその他の以降にとても便利なのですが、それらは見事なままに省略されています。
要するに、いろいろなものはUSB-Cを使用せよ、とのことです。個人的には好感を持てないなぁ。
ちなみに、しばしば「買ってもらった」という表現を使いますが、これらの機器はすべて国民の血税で購入されています。すべての所有権は大学にあり、センセイらは「研究のために使用させて頂く」という立場です。
誤解なきよう。
■1月18日(金) 研究室に、黒いモノリスがやって来た。(予告編)
今日は、いつもとは違う意味で、見たままのお話を。
ご存じのように明日、明後日と、全国一斉に国民的行事が実施されます。入試部長という立場(公開されている事実)上、センセイも関与することになりますが、当該行事については一切言及することができません。
そこで今日から3回に渡って、スペシャルなお知らせを。初回は予告編。
今年に入ってからセンセイは、学内の、ふだんあまり行かない場所に足繁(しげ)く通っています。行く時は空の大きな紙袋を持参するのですが、帰路は段ボールを持っていたり、紙袋にいろいろ入っていたり。
研究室に戻ると、それらを開封して整理整頓。その一つが写真。メインは黒い物体です。それが収まっていた外箱がとても格好良いため捨てる気になれず、外箱の上に「それ」を置いて、上から撮影しました。
さて、これは何でしょう。黒色ですが、多少ムラがありますし、凸凹しています。よぉーく見ると、中央に何か模様が...。(画面のコントラスト設定によっては良く見えない場合があります)
多くの方はおわかりだと思いますが、どうしてもこの場で正解を知りたいという方は、こちら(新規ウィンドウ/タブが開きます)へ。かように、黒いモノリスが研究室に続々と集結しつつあるのですが......続きは、明日。
■1月17日(木) まるで、ロンドンの“Tube”のようだ... ──西村センセイ、都営地下鉄大江戸線に初めて乗車する──
今日は見たまま、鉄道ネタです。
お伝えしたように、センセイは先週木曜日、日帰りで都内へ出張しました。会場は有名な「国際文化会館」。施設だけでなく場所も超一等地。六本木ヒルズの近くと言ったら、何となく高級感をイメージしていただけるでしょうか。
JR線からは距離があるため、通常は地下鉄を利用する地域です。かつての最寄り駅は、東京メトロ六本木駅。師匠(故人)の弟子が集まり、受勲のお祝いをこの国際文化会館で開いたのですが、その時は六本木駅から歩きました。その後都営地下鉄大江戸線が建設され、より近い場所に「麻布十番」駅が開業。
もちろん、今回はこちらを利用しました。でもセンセイの関心事は駅ではなく地下鉄大江戸線そのもの。初めて乗車するのです。
地下鉄は基本的に地下を走行するので、外の様子がわかりません。渋谷駅付近の銀座線のように地上を、それもかなり高い場所を走行する地下鉄は例外的な存在。だからあまり関心を持てず、積極的に乗ってみようという気にはならない。
でも初めて乗車する路線となれば、話は別。しかも大江戸線は、今までの多くの地下鉄と違うのです。それは深度。
大江戸線は最近になって建設されたため、ビルや地下鉄など他の施設を避けて、かなり深い場所を走行するのです。
日本の古い地下鉄は道路などを利用して大きな溝を掘り、そこに線路その他の施設を建設します。工事完了後は、その上を埋め戻して元の道路に戻すという方式。
どちらも地下鉄ですが、性格はかなり異なります。新幹線を降りたセンセイはひとまず浜松町駅まで移動。北西側に「大門」駅があります。入口を選べば、雨の日でもほとんど濡れずに行動することができます。
ただし両駅は少し離れているので、どの経路を選択してもかなり歩くことになるのですが。エスカレーターと階段を使って、かなり深い場所まで降ります。自動改札を抜けると、さらに下へ。入線してきた列車を撮影したのが写真。車体側面が、割と丸みを帯びています。
車内は予想通り、狭く、丸い。ロンドンの地下鉄“Tube”を想起させます。ロンドンの地下鉄は、地下深くに設置されました。第二次大戦中は防空壕として利用されたほど。ただし地上から溝を掘る方法だと割と安上がりなのに対して、こちらは長い穴の連続、つまり「チューブ」なので、工事費用がかかります。
そこで穴の断面積ができるだけ小さくなるようにトンネルを掘削。それだけでなく、走行する車体は小さく、細く、丸みを帯びるようにします。電力供給も、穴の径が大きくなるのでパンタグラフは使いません。それが“Tube”、そして大江戸線。面白かったのが、車内の中吊り広告。
車内中央部の天井に吊されている広告です。大江戸線にも存在したのですが、吊し方がちょっと違います。そのままだと下部が乗客とぶつかってしまうので、横から見て“Y”字型の専用器具を使って、2枚を背中合わせにして掲示しています。少しでも高さを稼ごうという工夫。
確かに、普通の身長の方なら、これでぶつからない。う〜ん、本家“Tube”には久しく乗っていないけれど、もしイギリス人だったらこの問題を解決するために別なアプローチを選択すると思う。
やっぱりここは日本の首都東京、そして大江戸だと、妙に納得したセンセイなのでした。
■1月16日(水) 減塩醤油の落とし穴 ──高齢者が適切な血圧を維持するためのポイントは、塩分濃度ではなく...──
お断りしておきますが、減塩醤油に問題があると言いたいのではありません。念のため。
本当は風味調味料中の高濃度塩分、実際の血圧変化と続けてお伝えするつもりだった高血圧ネタです。この間いろいろな出来事があったため、やや間延びしてしまいましたが今回が最終回。
何度もお伝えしているようにセンセイは約3年前に高血圧を指摘されて以降、「キンエン生活」を続けています。特に昨年の検診を受けてからはほぼ毎日、朝夕の血圧の変化を記録しています。で、ここ10日間ほど、非常によい値を継続しています。だんだんわかってきたのです。
血圧を上げないコツが。センセイの場合、血圧が高めに出る理由は加齢──これは不可避──と塩分の過剰摂取、ストレス、そして睡眠不足と推測されます。ストレスと睡眠の改善効果については、お伝えした通り。
今日は塩分の摂取量について少し補足を。まず、いつの間にか濃い味(≒塩分が多い)を普通に感じるようになっていたことが指摘されます。先日、帰宅する途中でいつものスーパーに立ち寄ると、適当な鍋の材料がありませんでした。
珍しく具と出汁がセットになったものを買ったのですが、その出汁を一滴舐めてみると猛烈に塩辛い。希釈前の濃厚な状態ですから当然といえば当然なのですが、良く考えると希釈されたとはいえ、大量の塩分が鍋の中で野菜や具材に染み込んでいくことになります。
それを食べるのは、センセイ。写真はアパートの冷蔵庫の中。生鮮食品はほぼまったく存在せず、味噌や醤油などの調味料を保管しています。本来、醤油は常温で保存すべきなのですが、夏期などは高温になるので通年でこのようにしています。
醤油は2種類。実は、もともと2種類を使い分けているのです。
一つは万能型のストレートな醤油。こちらは現在、大手メーカー製の減塩醤油を使っています。塩分は50%カット。初めて減塩醤油を試した頃は美味しい製品がなくて幻滅したのですが、この製品は、まぁ何とかなるかな、という感じ。
もう1本は何回かお伝えした「大野紫」。こちらは古い製法のものなので非常に塩分が高い。「キンエン生活」の観点から考えれば、減塩醤油に全面転換すべきなのですが、実はそうならない。最大の理由は「大野紫」の実力、美味しさです。まさに唯一無二。
でも、もう一つ理由が。スーパーに美味しそうな刺身が残っていた場合、センセイは二種類のパックを購入することがあります。その場合、醤油の付け皿を二つ用意してそれぞれの醤油を注ぎます。減塩醤油は多め。「大野紫」はちょびっと。いつの間にかそうする癖がついていました。
これぞまさに、減塩醤油の落とし穴。減塩醤油はその存在感が希薄なので、刺身に多めに醤油を付けてしまいます。でも「大野紫」は強いので、意識してほんの少しだけ付けてから頂きます。決して「大野紫」の価格が高くてもったいないから、ではないのです。
これを摂取した塩分の総量で考えてみると、どうなるでしょう。仮に減塩醤油の塩分濃度が「大野紫」の半分、つまり50%だったとします。でも美味しさを足りなく感じてしまい、倍の量の減塩醤油を使ってしまったら...おわかりですよね。摂取する塩分の量は、同じ。
これは頂く食事の量についても当てはまります。お米は塩分をほとんど含まないので、いくら食べても無関係ですが、大半の麺類やパン類、おかずは製法上、塩分を含んでいます。総量が多ければ摂取する塩分の量も多くなってしまいます。ポイントは塩分の濃度ではなく、摂取した総量なんですね。
オマケを一つ。塩分摂取量を減らすと野菜やお米が持つ本来の美味しさ、特に甘さが良くわかるようになります。ホントに。
■1月15日(火) 「8番らーめん 工大前店」が、48年に渡るその歴史に幕を降ろしました
無事に、しかしどこか不安定さを抱えながら金沢にたどり着いた、昨日の西村センセイ。
夕方には体温が再び37℃台に上昇しました。う〜ん、BMW効果も下車すると終わりかな。
でも、就寝時に検温すると、今度は何と35.8℃。間違いではありません。実は西村センセイ、体温が割と低めなのです。北陸では必需品の布団乾燥機で布団を暖めてから就寝したからか、目が覚めるとかなり汗をかいていました。
枕元に置いておいた体温計の表示は、再び35.8℃。お伝えしたように、調子が悪かったら日赤病院へ行くつもりだったのですが、昨日はひとまず見送りました。インフルエンザの可能性は残っていたので、もし今朝の体温が高い状態を継続していたら、学内診療所で受診することにしていました。
でもこの体温なら、インフルエンザの可能性はありません。というわけで、センセイは普通にご出勤したのですが、やはり病み上がりなので、どこか抜けているところがあります。まぁ、もともと頓馬(とんま)な人間なのですが。
お昼休みに斜向かいのドラッグストアへ向かう途中、違和感を認識しました。病気療養で休業している「8番らーめん 工大前店」です。最初に気づいたのは生気。
生活感を感じられないのです。意識して良く見ると、ご覧のように営業に必要な什器(じゅうき)が搬出され、屋根の「8番らーめん」の文字が剥がされています。張り紙も、その内容は読み取れないものの、前回のものとは違う。
大きな変化があったに違いありません。張り紙には手書きで、「・・・店主病気療養の為・・・閉店させて頂く事になりました。お客様には、48年に渡りお世話になりました事を深く感謝します。スタッフ一同」。(省略を除き、原文のママ)
柏崎市内の、センセイが愛して止まない──ただし数ヶ月訪れていない──「うれっ子」(旧「そばよし」)と同じ頃にオープンしたんだ...。「うれっ子」の方は、10年前にご主人が亡くなられました。現在は息子さん夫婦と高齢のお母様がお店を切り盛りしています。つい、「うれっ子」とこちらのお店の歴史が重なってしまいます。
本当は最近のことしか知らないのですから、主観的な投影なのですが。「うれっ子」および「8番らーめん」と、センセイの家族は、概ね同じような年齢構成。たぶんこの「8番らーめん」の方が少し若いはず。何を言いたいのかというと、ここで起きていることは程なくセンセイ一家が直面する問題だということです。
センセイの父方母方ともに、伯父伯母の訃報が続き、健在なのは半分以下。それどころか、何十人かいる従兄弟の中に若年性痴呆を患う人や、亡くなる人が出始めています。冗談抜きで、明日は我が身。だからこそ、このお店の閉店の意味を噛みしめたいと考えた今日のセンセイなのでした。
心より、ご主人の回復を祈念しております。
■1月14日(月:祝日) これは、「蕎麦」とは別物だ... ──快気祝い(?)に、珍しく十割蕎麦を頂きました──
昨日は昼間ずっと寝ていたので、夜はほとんど眠れず、明け方に少しウトウトしただけで目覚めました。
さて、どうしよう。発熱への対応です。
基幹病院の時間外診療を受診しようかと思ったのですが、柏崎市内の態勢は小児科のみ。でも金沢の日赤病院は、電話をすれば受け付けてくれるとのこと。体温は不安定ですが、基本的には37℃後半。
そこで、予定通りひとまず金沢へ移動して、状況に応じて病院を訪れることにしました。昨日は外出していないので、まずガソリンを補給し、お米を買い、開いたばかりの電気店に故障したアンプの修理をお願いします。ここから先はいつも通り。
咳や喉の痛みはなく、鼻水も出ない。一部の関節に痛みが残っていますが、一昨日のように身体がバラバラになる感じはありません。尿も透明。意識は清明で、運転に支障があるとは思えない。
それでも、いつも以上に運転に気をつけます。海岸沿いの長い一本道などで、前後の車および周囲に気をつけながら体温を測定します。小さな「ピピッ」という音で体温計を取り出すと...平熱。BMWの威力(?)は偉大だ。
いざとなったら高速道路に乗る──この場合、別なリスクがある──つもりだったのですが、問題がなさそうだったので結局、いつも通り一般道だけを走行しました。9時半過ぎに柏崎を出発したので、富山県東部でお昼になります。
(再び)さて、どうしよう。もちろん昼食です。昨日と今朝は、お粥しか食べていません。通常なら「うなづき 五叉路」に入るところですが、元兄弟店の「五叉路 泊店」を含めて味が濃い(≒塩分が多い)し、今日は油っぽいものはちょっとパスしたい...。
迷いながら「うなづき 五叉路」前を通過。駐車場は空いていました。失敗したかなぁーと思いながら、目指したのは上市町の「十割そば処 さえき」。以前お伝えした「里山の駅 つるぎの味蔵」の北隣にあります。
だからお店の存在はもちろん、看板に書かれた「十割」を強く意識していました。「とわり」とセンセイは読むのですが、どうやらこれは小千谷(おぢや)蕎麦の新潟県内や信州蕎麦の長野県内での読み方のようで、一般的には「じゅうわり」と読むようです。
もちろん蕎麦粉100%(=10割)という意味。でもこれだとボサボサして、ツルツルした麺になりにくいので、一般的には20%程度の小麦粉を入れます。考えてみたら西村センセイ、十割蕎麦を食べたことがないんじゃないだろうか。
そもそもセンセイは、蕎麦よりうどん、うどんよりご飯だし。13時頃お店に到着したのですが、狭い店内のテーブルはほぼ一杯。お客さんは明らかに地元客、夫婦連れが主です。お願いして老夫婦のテーブルに相席をお願いします。
お願いしたのは「せいろそば」(800円)。卓上に置かれたセンセイのカメラを見つけて、「何を写すんだね」。富山弁だったので、正確な発音は覚えていません。程なく届いたのが、写真の「せいろそば」。
まず出汁だけを、ごく僅か頂いたのですが、これが全く予想外。だって、ほぼ醤油。鰹節など風味成分は極力抑えられています。薬味を入れずに、出汁だけで蕎麦を頂きます。これが、ツルツル。改めて麺を見ます。
普通の蕎麦はもちろんツルツル。見た目も真っ直ぐです。でもここのお店の蕎麦は、ラーメンの「縮(ちぢ)れ麺」に似て、どこかボサボサして、少しだけ曲がっています。でも口に含んだ時の感触はツルツル。信じられない。
西村センセイ、ここで判断を誤ったことに気づきました。麺類を食べる場合、センセイはまずスープ(出汁)を一口頂きます。それはそれでわかるのですが、今回はまず、蕎麦そのものを味わせていただくべきだった。そう考えると、出汁の、あの、突き放したような醤油味にも合点がいきます。
蕎麦そのものをストレートに味わうため、です。予想外に今回も、反省。
■1月13日(日) BMWを運転していても、楽しくない!? ──西村センセイ、酷い風邪をひく──
というわけで昨日は、鏡開きを終えると、石川BMW(EPM社)へ。
前の週末に初めての車検をお願いしており、車については金曜日、すでに返却されているのです。ただし車検証とフロントガラスのシールは発行が間に合わなかったそうで、それを受け取りに行ったのです。
現在は仮の書類。作業は簡単に終わったので、アパートに立ち寄って荷物をまとめ、自宅に向けて出発します。でも1週間ほど運転していなかったためか、何だかイマイチ慣れない。いつもなら「人馬一体」という感じなのに。
中山峠で富山県に入ると、側面の窓ガラスが曇り始めていることに気づきました。ナシテ?!機器の設定を確認すると、何とエアコンのスイッチが入っていません。点検でオフにしたのでしょう。でもセンセイも車を受け取ってからチェックしていないことになります。
ふだんならすぐ気づくのに。この頃からどうも様子がおかしいことに気づきました。まず、腰が痛い。重いものを持って傷めたりした感じではなく、腰の関節がバラバラになるような感じ。
そして何より、BMWを運転していて楽しくない!!センセイのBMW(E46およびF30)は本当に良くできた車で、特別な場合──E46の末期など──を除けば、不安定な感じになることはありません。
ということはおかしいのは車ではなく、センセイの方。でもこの週末は、自宅でないとできない仕事をすることにしているので、調子の悪さに気づかないようにして帰宅。入浴後に夕食を済ませ、少し経ってから2階の自宅書斎でこのページを打ち始めた頃には、明らかに様子がおかしい。
だって、サッポロビールが美味しくない。その段階では36.4℃の平熱だったのですがその後、状況は劇的に悪化し、4年ぶりに酷い悪寒(おかん)に襲われました。日付が変わる頃の体温は、37.4℃、午前3時に計測した時は38.6℃。考えられる最も高い可能性はインフルエンザ。
予防接種はしてあるのですが...。今週末には国民的行事が控えているというのに。
朝になって状況が改善されない、あるいは悪化している場合は、インフルエンザに罹ったことを覚悟して、地元の基幹病院を訪れるつもり。浅い眠りで、布団の中でのたうち回っているうちに、窓の外が明るくなりました。
体温は37.7℃。どうやらインフルエンザではなく、普通の風邪らしい。実はこのところ、あまり調子が良くなかったのです。でも、イベントがあったため、ちょっと無理していたことも事実。それに昨日の武道場は冷暖房がなく、かなり寒かった。それやこれやが重なって、風邪が急に悪化したようです。
というわけで今日はずっと布団の中。悪化する感じじゃないので、今晩は大人しくして、明日は当初予定通り金沢へ移動することにしています。予定していたことをまったくこなせなかった...。トホホ。