2019年4月27日更新(2019年5月5日ページ移動)
■4月27日(土) 彼ら彼女らは金沢駅へ。センセイは仕事場へ... ──怒濤の10連休が始まっていました──
昨日は夜遅くまで立場上のヘビーな仕事。
今日は土曜日なので、このような場合は通常、朝、金沢を発って新潟の自宅へ戻ります。でもセンセイは現在、金沢に留まったまま。今日と明日、放送大学石川学習センターで面接授業を実施するのです。
そのためには機材や重い図書──私物の原典類を使う──を運ばなくてはならない。資料類はあらかじめ、この日のために自宅から研究室へ移動済。いつもなら自動車でまとめて運ぶのですが、残念ながら、修理に出した愛車はまだ戻っていません。「10日位で...」と言っていたのに。
幸い、早朝まで続いていた雨も止んだので、まず自転車でご出勤。資料類を大きな手提げ袋に入れて、学習センターまで何回かに分けて手で運びます。途中、写真のバス停を通るのですが、いつもとは全然違う光景が。
皆が乗車できるかと心配になるほど、沢山の学生が集まっていたのです。皆、大きな鞄を手にするか、リュックを背負っています。西村センセイ、ここでやっと気づきました。学生諸君は、帰省するところなのね。10連休なんて、すっかり忘れていました。
午前中の3時間の講義を乗り切り、お昼休みにします。センセイは使用済の資材を抱えて研究室へ。
途中、大学食堂に立ち寄って、アジフライ定食を頂きました。昨日までのはずの「白えびかき揚げうどん(そば)」を提供していました。でもセンセイはキンエン生活中なので、パス。
仕入れたかき揚げが、残っているのでしょう。写真は午後の授業を始めるため、センターへ移動する時に撮影したもの。ちょうど金沢駅行きバスが到着しおり、学生が次々と乗り込んでいます。車内ではすでに、多くの学生が着席しています。
手前、後ろ姿の女子学生は軽装。繁華街で買い物か何かでしょうか。でもそれ以外は、いかにも「帰省するぞー」という感じ。それはそれでわかります。特別な連休を、ぜひ有意義に使ってください。
センセイはというと、放送大学の仕事を終え、月曜日の午前中に退院したBMWを受領したら、そのまま自宅へ戻る予定です。急ぎのものを含めて家長、そして次期ご当主様としての仕事が山積しているので。
■4月26日(金) 「採算は?」「いえ。でも、たまには...」 ──西村センセイ、今度は「白えびかき揚げうどん」を頂く──
4日連続、しかもそのうち3回は金沢工大ガクショクの話題という異例の展開になってしまいました。悪しからず。
昨日、ピークを過ぎた大学食堂でフラフラしていたセンセイの目に飛び込んできたのは「富山湾の宝石」。学生相手の商売で、そんなことはあり得ないはず...。
富山はおいしいものに恵まれています。特に富山湾は「天然の生簀(いけす)」。氷見(ひみ)の寒ブリ、今年は記録的不漁となっているホタルイカ、そして「富山湾の宝石」こと、白えび。その名の通り、白く透き通った小さなえびです。
そして、貴重品かつ高価。ところが期間限定ながら大学食堂は、その白えびを使った「白えびかき揚げうどん(そば)」(ツイッター/写真)を提供しているというのです。信じられないことに、いつもの「天ぷらうどん/そば」と同価格。
かき揚げは既製品でしょうが、それでもあり得ない価格設定。お伝えしたように、たまたま食堂の若い職員。彼がふと立ち止まったのは、たぶんセンセイが手にしたデジカメでポスターを撮影していたから。少し余裕があるようだったので、思い切って尋ねました。「採算、取れるんですか?」
ほんの少し間があってから戻ってきた返事は、「いえ。でも、たまには...」。(実話)凄い、と言うべきか、商売は大丈夫かなぁーと考えるべきか。
というわけで最終日でもある今日、「白えびかき揚げうどん(そば)」を頂きました。食券を買ってカウンターへ行くと、早口で尋ねられました。
高齢のセンセイは残念ながら耳が遠く、聴き取れない。一瞬考えてから、それが「(野菜)かき揚げですか、えび天ですか、白えびかき揚げですか」であることを理解しました。まるで英語のリスニング試験のよう。
もちろん「白えびかき揚げ」と伝えます。タイミングを逸したので、おばちゃんは苦笑い。混雑し始めた食堂で撮影したのが写真。ちなみに向かいの男子学生も「白えびかき揚げ」。ただしこちらは「そば」ですが。まず、出汁を一口。
ガクショクのうどん、実はかなり塩分濃度が高い。キンエン生活中のセンセイが今回、出汁を頂いたのこはこの時だけ。麺、そしてかき揚げには出汁からの塩分が大量に含まれていますが、続いてかき揚げへ。
最初に感じたのは玉葱の甘さ。続いて海老特有の、薄い殻の感触。キャッチにある「白えびの香ばしさ」は、う〜ん、ちょっと難しかったかな。でも提供価格を考えれば、信じられないほどの出血サービス。今期のガクショクは、気合の入れ方が違います。
世代交代の問題がなかったとしても、大学近辺の飲食店が経営危機に陥るわけだ...。
■4月25日(木) 最近、大学食堂が混んでいるのは... ──今日はガクショクでカレーを頂きました──
西村センセイ、最近の大学食堂「ラテラ」がピーク時、こんなに混んでいるとは知らなかったのです。でも少し、思い当たる節が...。
今学期はたまたま、お昼前後の講義があります。しかもそのいずれもが、大学食堂の近く。今日の、午後イチの講義の教室は食堂に隣接しているので、センセイが講義準備のために入室する時、学生諸君は室内でお食事中。
「昼食時間帯なので、どうぞそのままで...」と断ってから機器類を起動します。学生からの質問に答えたりする必要があるので、講義準備は早めに行います。つまり講義開始前には時間が余ってしまうことが多い。そんな時はたいてい目的もなく食堂へ。講義前なので、食堂も空いています。
先週、キャンペーンを告知するポスターが目に入りました。新入生を迎える今月から来月にかけて週替わりでキャンペーンを実施中とのこと。講義が始まった週は丼ものが70円引き。そして先週は麺類に唐揚げなどのトッピングサービス。で、今週は「BIGなお客様感謝フェア!!」(ツイッター)。
「今週はカレーライス50円引き!」なんだそうです。例えば通常320円のカレー(写真は並盛)は270円。昨晩は忙しかった関係で野菜を摂れなかったので、シーザーサラダ(140円)も購入しました。合わせて410円。西村センセイ、大学食堂のカレーライスについては、可もなく不可もなく、という印象を持っています。
特別に美味しいというわけではありませんが、毎日食べられる家庭のカレーという感じ。チェーン店のものと違って、そんなに辛くないし。
でも、大学食堂のカレーは、基本的に食べ盛りの男子学生向けなので量が多い。そして個人的には、お米が柔らかい。チャンカレなどとはずいぶん違います。
大学食堂の名誉のために付け加えると、お米の味は以前より相当向上しています。「ご当地コロッケフェア」を連休明けまで続けるなど、最近の大学食堂は、ずいぶん頑張っています。他方、残念ながら大学周辺では、パン屋さんや飲食店などの閉店が続いています。
「大学食堂がこれだけ頑張れば...」と思いながら先週同様、フラフラしていた西村センセイ。俄には信じがたい告知を目にして、その場に立ち止まってしまいました。そこへ、たまたま....。
■4月24日(水) 割と正統派だけど、なぜか... ──西村センセイ、初めて吉野家でカレーライスを食べる──
で、昨日の続き。
「ほっともっと」とラーメン店を過ぎると左手に「かつや」が見えてきます。空席を確認したのですが、センセイの足はなぜか「かつや」をパス。スーパーで弁当を買おうか、それとも...。交差点の信号が変わりました。
これもたぶん、運命。歩道を渡ると、目の前は「吉野家」。「かつや」の斜向かいになります。
西村センセイ、自分から牛丼を食べるという習慣はありません。他になかったら、食べるでしょうけど。そもそも、「吉野家」に入るのは金沢工大に移籍してから2回目だと思う。
センセイの最近のプチ・マイブーム、実は、カレーライス。先週のチャンカレのように2、3週間に1回くらいの割合で「今日はカレーを食べたい」と思う時があります。理由は分かりません。カレーに意外と多く含まれている塩分を身体が求めているのかも。
昨日は何となく「吉野家にはカレーもあるだろう」と考えたのです。事前に調べていたわけではありません。入店してメニューのページを送ると、カレーライス。やれやれ。
指差しながら「このカレー」と告げると、確認を求められました。どうやら「チキンスパイシーカレー」という似た名前の商品が売り出し中らしい。落ち着いてから店内を確認すると、そのポスターが掲示されていました。
センセイに続いて入店した老夫婦はともに「チキン」の方をオーダー。程なく届いたのが、写真の「スパイシーカレー」(350円)。最初に受けた印象は、ご飯が黄色っぽい。ナシテ?
まずライスを軽く頂きます。ごく普通のジャポニカ米。美味しいご飯です。量はかなり多い。黄色く感じたのは光線の関係のようです。続いてカレーを頂きます。基本的には正統派という印象。割とドロッとしています。
「松屋」の「オリジナルカレー」(380円)より刺激は少ないと思う。実は1ヶ月ほど前、自宅近くの「すきや」でスタンダードな「サラ旨ポークカレー」(490円)を頂きました。カレーがサラサラしています。それはそれで美味しかったのですが、センセイのような古い人間には、「これはカレーかなぁ」という感じ。
センセイにとってのカレーライス。果たして、続きはあるのか?! (あまり期待しないでください)
■4月23日(火) レジは、出口から入口に向かって並ぶ場所?! ──西村センセイ、大学食堂でお昼を食べ損ねる──
今日は午前中の、やや遅い時間に打合せ。
もともと、ちょっと気がかりだったのです。いつもなら会議は1時間くらいで終了。それならあまり問題ないのですが、今日は今学期最初の打合せ。イベントを抱えていることもあって、ちょっと長引きそう。
残念ながら懸念は的中しました。会議は見込みを20分ほどオーバーして終了。講義を含めて午後の予定が立て込んでいます。ここでお昼を食べなければなりません。
でも現在は、講義を終えた学生が大学食堂に集中する時間帯。センセイは混雑を回避するために、利用のピークを間帯を外すようにしています。だからここ数年、この時間帯に大学食堂に入ったことがない。
で、その食堂のある厚生棟に入ると意外にも、あちこちに空席が。なぁーんだ、と思って室内を良く見ると、ラーメンコーナーの前に長い行列ができています。「ラーメンは人気があるなぁ。でもキンエン生活中のセンセイ、ラーメンは関係ないから...」。
あれっ?!長い長い行列は何とラーメンではなく、離れた場所にある定食コーナーへ繋がっています。しかもそれは、大蛇──実物をこの目で見たことはない──のように、うねっています。
初めて目にしました。定食が駄目なら、丼ものやカレーがあります。こちらの列はたいしたことなさそう...と思ったのが甘かった。列は何と、レジまで続いています。
写真、左奥に各コーナーがあり、ここで右方向に進んでレジで精算します。よく見ると、壁の前に立っている学生諸君の列。右から左へ進んでおり、右端の学生が一杯のカレーライスに至る行列の最後です。
スマホを手にするわけだ。
食堂は断念。売店へ行こうかと思ったのですが、同じような状況であることが容易に想像できます。キャンパスを離れる途中に目撃したのは、男子学生の食堂と化している最寄りの教室。
男子学生に何か問題があると言っているわけではありませんので、念のため。その先にある弁当店「ほっともっと」も、店内は本学男子学生でいっぱい。斜向かいには1年以上ご無沙汰しているラーメン店があり、窓越しに空席も確認できました。でもセンセイは、キンエン生活中。
えーい、こうなったら最後はスーパーのお弁当だぁ。...というセンセイの甘い覚悟は、あっさりと覆されます。(たぶん、続きます)
■4月22日(月) どこか、違う... ──センセイの変な収集リストに、新しい1ページが加わりました──
存在に気づいたのは、ちょっと前。
どこか、変。すでに写真は撮影していたのですが昨日の朝、出勤途中にその場所を訪れると、おぉ、手前に停まっていた車はどこかへ出動中。
というわけで、公道上からパチリ。(一部加工)おわかりになりますでしょうか...。
この軽自動車、地元石川のナンバーが付いています。つまり、本来ならば公道上を走行できるはず。でも、もし実際に走らせようと思ったら...でしょ?
4輪とも、空気が抜けています。このまま走らせると、少しくらいなら移動させることはできるかもしれませんが、程なくタイヤがバラバラに砕けてしまい、走行できなくなります。(経験者は語る)
どうやら、かなり長い時間をかけて、この状態に至ったようです。改めてよく観察すると、後部座席は荷物で一杯。ホントに、何なんだろう...。謎は解けないままですが、センセイの「放置された自動車たち」コレクションに新たな1ページが加わったことは確実。
変な趣味なので、あまり偉そうなことは言えませんが。
■4月21日(日) 沢山の参加者をお迎えして、春のオープンキャンパスが開催されました
というわけで今日は、今年度初めての春のオープンキャンパスが開催されました。
起床して天気予報を確認すると残念ながら、悪い方へ変化して「曇り一時雨」とのこと。天気図を確認すると、高気圧と高気圧の間を弱い寒冷前線が通過するようです。徒歩にしようか自転車に乗ろうか迷ったのですが、寒気と気圧勾配を考えて、後者にしました。
例によって、わざと重役出勤。だから来客用の駐車場は一杯...と思ったら、案外ガラガラ。研究室へ入って、高い場所から外の様子を確かめると校舎前、来客用の駐車場が一杯になり、続くお客さんを校舎裏の駐車場へ誘導しているところ。
事前申込数は昨年より多いのですが...。でもそれはまったくの杞憂(きゆう)。10時のオープニングには各会場が一杯になりました。写真は午後の情報工学科の学科説明会の様子。(プライバシー保護のため、一部を加工しています)
プログラムしたデータをロボットに移し、動作させようとしているところ。首からネームカードを下げて参加者に説明しているのは大学院生諸君。見事なものです。センセイは大学院の必修科目を担当しているので、皆が「教え子」。えっへん。
頑張っているのは彼ら彼女らなのですけど。学びの内容の説明は、学部学科でまったく異なります。このように参加型のプログラムもあれば、世の中、つまり人々の生活にどのように役立っているか、あるいはどんな就職先があるか、など。なるほど。
参加者とともに、センセイも学ばせていただきます。天気の崩れが心配だったのですが、お昼近くには晴れ間も見えるようになりました。午後になると全国から集まった車が校舎前の駐車場から1台、1台と姿を消し、全プログラムが無事終了。
結局、最後まで雨は降りませんでした。参加者の総数などの報告はまだ届いていませんが、関係者、そしてそれ以上に参加者のおかげで、今年度も期待できるスタートを切ることができたようです。