2022年4月2日更新(2022年4月17日ページ移動)

──2022年4月第2週のニュース──

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4月9日(土) まぁ、そんなところに... ──この時期の運転は、いつも以上に気を遣う──

 今日は移動日。

 いつもは仕事を区切りをつけてから──「終わらせてから」ではないところが悲しい...──金曜日のうちに帰宅します。そうすれば土曜日はかなり休めるし、お昼からの実家での用にもにも余裕が出るのです。
 されど今日は、問題なく無事に移動し、かつ、実家での用その他を片付ける必要があります。

 にもかかわらず昨日は夜まで会議。しかも、そもそも年度はじめなのでバタバタしており、しかもイレギュラーな仕事が多い。加齢でいろいろな意味で余裕が少なくなっている現在のセンセイにはかなりきつい状況。
 交通事故だけは絶対に起こしたくありません。

 今朝は薄暗いうちに目が覚めたのですが睡眠不足が懸念されたので、改めてゆっくりと起床します。身支度を整えてから7時半にアパートを出発。土曜日なので交通量は少なく、割とスイスイ運転できます。
 でも今日は、いつもの安全確保に加えて、特に注意しなければならないことが。

 お察しの通り、現在は春の全国交通安全運動が実施されているのです。実感としては「これでもか」というほど交通取締が実施されます。もちろん安全運動の目的や趣旨には全面的に賛成します。
 冬の北陸地方雪は積雪や凍結が多く、しばしば通常の運転が困難に。

 だから冬季は、「安全を確保した上で、何とか車を走らせることが最優先」という感じになります。雪が融けると、冬の緊張感が一気に解けて、運転も雑になりやすい。
 もちろん自戒の念を込めて、です。

 「山側環状」と呼ばれる幹線道路に出ると、片側2車線。車も少ないのでスムーズに走行できますが、この路線は要注意。取締が頻繁に実施されます。
 短いトンネルを抜けた時、次のトンネル(写真右奥)の手前での右側車線規制を認識しました。その先には警察車両。

 そもそもセンセイは制限速度内。しかも交通の流れに乗っているので問題があるとは思えない。でも念のため、左車線に入ります。センセイの右側をスーッと高速で追い抜いていった軽自動車が、規制の直前で気づいて急ブレーキ。
 ...気づいてなかったのね。

 約600m走行しすると規制区間に。多数の警察官と6台の警察車両。そして検挙された車が3台。態勢からして、明らかに速度違反取締と考えられます。こちらと同じ電波式と考えられます。
 でも、速度検知器が見当たりません。どこ?!

 どうしてもそれらしき場面を思い出せなかったので、帰宅後にドライブレコーダーの記録を確かめてみました(写真)。時間をかなり遡った映像です。まさに、センセイが車線規制に気づいて車線を変更しつつある場面。
 左下に速度検知器。

 そして中央奥、標識の下にパイプ椅子に座った警察官。いつもなら気づくことが多いのですが、センセイは左車線の安全確認に注意していたため、見落としてしまったようです。軽自動車を笑えない...。
 山側環状ではこの先、反対車線でも取締が実施されていました。

 今回はともかく、神出鬼没の移動式オービスも怖い。というわけで引き続き富山、新潟県内も安全運転を徹底。富山県西部は金沢同様、桜が満開になるところ、東部は全体としてはこれからという感じ。
 そして新潟県内は、個体差が大きいものの、一分咲きから三分咲き。

 でも残念ながら今日は、桜のそんな様子を愛でる余裕は残されていません。

 無事に帰宅して荷物を降ろすと、すぐに実家へ。明日、弟が休暇を貰っていろいろ用を片付けてくれる手配になっているとのことで、ちょっとした仕事を片付けただけで食料調達などのお仕事はパス。
 う〜ん、それなら早く言ってくれればいいのに...。

 いろいろありましたが、センセイは無事に今日の為すべきことを完了。明朝は金沢に向けて出発します。

 この時期の運転はう〜ん、やはり、いつも以上に気を遣う。 



4月8日(金) 新潟市で桜が開花したそうです ──高橋川沿いの桜は見頃を迎えています──

 今日はタイトル通り、そして見たままの季節の話題。

 今週の個人面談は今日が最後。加えて、午後は新入生のガイダンスがあります。対面で体力を使うので、その前にお昼を頂くことにします。
 陽気に誘われて(?)、今日も大学脇を流れる高橋川経由。

 ご覧のように堤防の桜が見頃を迎えています。気温の高い状態が続いているので、満開になるのは明日か明後日、つまり週末ということになりそう。
 でもセンセイは明朝帰宅するので、今日のうちに写真を撮りました。
拡大写真(1280×960、180kB))

 報道によると今日の午後、新潟市でも桜が開花したそうです。やはり金沢よりも北に位置するので、1週間ほど遅い開花となりました。
 桜から元気を分けてもらったところで、オリエンテーションへ。

 学生同士がずいぶん仲良くなったからでしょうか、最初の頃に比べると反応もずいぶん良くなってきました。

 金沢工大では、いよいよ月曜日から講義が始まります。



4月7日(木) 今日はお姉ちゃんと桜が主役 ──金沢市内の小学校で入学式が行われました──

 今日は午前と午後に分けて、個人面談。

 その間にお昼を確保すべくキャンパスの外へ。せっかくなので隣の高橋川沿いに歩くことにします。堤防に植えられた桜がもうすぐ満開になるのです。月曜日のニュースで知ったのですが、もともとは大正天皇の即位を記念して植樹されたものとのこと。
 昭和初期には金沢市内で最も有名な桜の名所となり、合流する伏見川では桜の時季、遊覧船も運航されたそうです。

 ただし水害とそれに伴う氾濫が多発したため、戦後になってから大規模に河川改修を行い、川幅も広げられました、残念ながら桜はすべて伐採。
 新しい堤防になってから植樹された桜が、大きく育ったのです。

 桜を愛でながら堤防沿いの道路を、10名くらいの方が散策していらっしゃいました...あれっ?!

 対岸で、他とは違う動きが。スマートフォンで写真を撮影しているのですが、桜ではありません。状況がよく見えるところまで移動して撮影したのが写真。拡大写真(960×480、108kB))
 老夫婦のスマートフォンの向こうにいらっしゃったのは、落ち着いたピンク色の和服を着た女性。

 やがて黄色い帽子と背広姿の男性が見えてきました。お嬢さんの記念撮影をしているのです。後から調べたところ、金沢市は今日、入学式が行われたそうです。
 時間帯からして、式を終えて帰宅したところのようです。

 みんなニコニコしています。特にお嬢さんはまさに満面の笑顔という表情。やがてコロコロした赤色の小さなものがうろちょろし始めました。良く見るとジャンパーを着た3歳くらいの男の子。
 なかなか自分に注目してくれないので、彼だけは不機嫌そう。

 ダメダメ。気持ちはわかるけど、今日はお姉ちゃんと桜が主役なのです。



4月6日(水) こちらも春本番。トラクターを使った田圃の耕起作業が始まりました

 個人面談2日目。

 初日の印象が強かったので、さてどうなる...と思ったら、ちょっと微妙。やはり昨日は真面目な学生ばかりだったようで、今日は少々だらしなかったり、勉強や生活態度にちょっと問題がありそうな学生も。
 その部分に関しては印象を少し修正せざるを得ないかもしれません。

 でも少なくとも今日までに面談を終えたほぼ全員の学生に向学心を感じます。正直なところ、第一志望で入学した学生は少数派ですが、「いろいろあったけど、これからは心機一転、金沢工大で...」という感じ。
 昨日の印象を大幅に見直す必要はないようです。

 今日は学生の行事が入っているので、それに合わせてお昼を外で確保することに。少し歩いていると大きなエンジン音が聞こえてきました。
 大学の周囲は住宅街なので、音が反射してどこが音源なのかはっきりとはわかりません。

 小さな交差点を過ぎると、エンジン音が直接耳に入ってきました。トラクターを使って冬の間に雪で固められた田圃の耕起作業を行っているのです。
 こちらも、春本番。

 キャンパスに戻るとちょうどお昼の時間帯。天気も良いので昨日以上に新入生が中庭の芝生の上でくつろいでいます。ひとりぼっちの学生はほぼ皆無。
 学友会と傘下のクラブ、サークル紹介を見学したのですが、お昼に入ったためかこちらはまばら。

 研究室に戻り、午後の分の面談を再開します。でも残念ながら、1人の新入生がやって来ません。どうや予約をすっぽかされてしまったようです。約束を忘れたんでしょうね。
 それ以外は概ね順調に面談をこなしました。

 気を使う仕事なのでかなり疲れましたが、疲労あるいはストレスがかかっているのとはちょっと違う。それは血圧にも表れていて、帰宅直後に測定した最高血圧(「収縮期血圧」)の最低(移動平均の最低)は114mmHgでした。

 いつものペースに戻ってきた──あるいは「掴んだ」──ということなのでしょう。



4月5日(火) 学生は、成長する存在だ... ──大学構内の枝垂れ桜が満開になりました──

 昨晩は割と夜更かししたにもかかわらず、かなり熟睡。今朝は割とスッキリ起床することができました。

 出勤してから約1時間後、お伝えした個人面談の開始時刻が迫ってきました。研究室前の廊下に待機用の椅子を出してドアに「面接可」の表札を掛け、面談結果をデータベースに記録を残す準備をします。
 所定の時刻に最初の新入生が到着。

 これまでの経験から、面接期間の初期に訪れる学生、特に朝早い時間帯に来る学生は真面目な人物であることが多い傾向が見られます。場合によっては生真面目すぎて、問題を抱えてしまう学生も。
 でも、まぁ、予断と偏見を持たずに面接に入ります。

 入学式やこれまでのオリエンテーションでセンセイの人物像はだいたい伝わっているので、すぐに打ち解けて、かなり速いペースで面談が進みます。結果的にはやはり、真面目で大きな問題はなさそう。
 この調子で今日は多くの学生と面談したのですが、予想外だったことが。

 新入生は程度の差こそあれ、学力や受験などこれまでの経験、あるいは家庭の事情など、どうしてもネガティブに考えやすい問題を抱えています。
 実は誰だってそうなのです。

 だから今回も...と予想したのですが、それは当たりであると同時に、不正解。

 もちろん、いろいろな問題や悩みを抱えている学生ばかりなのです。でも、そこで精神的に引き籠もるのではなく、自らを成長させることによって問題を乗り越えようとしています。
 少なくとも今日面談した学生については、例外なし。

 学生は、成長する存在だ。

 いつもは体力が持つ限り、連続して面接するのですが、今回は本来の講義時間に合わせて、100分ごとに15分の休憩時間を取りました。面談は長くなることがあるので、その時間調整も兼ねています。
 午前中の休憩時間に枝垂れ桜を撮影。
拡大写真(1280×960、284kB))

 写真左端を見ると、早く咲いた花弁が散り始めています。ほぼ満開です。中央手前に1本、両脇奥に2本植えられているのですが、よく見ると手前の桜の花が一番色が濃く、両脇は割と白っぽい。
 お昼休みに通りかかると、3名の女子学生がその下で佇
(たたず)んでいました。

 絵になりますが、本人の了解を得ていないので、撮影はしません。

 最後の学生面談を終えて、アパートへ戻ります。今日は割と心地良い疲れ方。ぐっすり眠れたからからでしょうか、今朝の最高血圧の最低は110mmHg。さて、夜はどうなる...と思って測定すると、119mmHg。
 約1週間ぶりの110mmHg台を記録しました。

 オリエンテーション期間中なのでまだ変則日程が続きますが、それでも心身ともにようやく落ち着いてきたということなのでしょうか。



4月4日(月) もうすぐ満開になる桜の木の下で、新入生のグループがくつろいでいます

 写真は今日のお昼休みに撮影したもの。

 キャンパスに戻り、中庭脇を通り過ぎようとした時、目に入ってきたのは中庭中央にある桜の木。五分か七分咲きくらいで、間もなく満開になろうかというところ。よく見ると、その下を含めたあちこちに、学生のグループ。
 まず間違いなく彼らは新入生。すっかりくつろいでいます。

 入学式の時は慣れないスーツ姿で、翌日はクラス分けのテスト。この頃までは相当緊張して過ごしたはずなのです。そもそも、初めての1人暮らしに戸惑っただろうし。
 誰でも一度は通る道。

 クラスメートに関して言えば、同じ高校の出身などごく一部を除き、ほぼ全員が初めて出会う相手。しかも皆が自分より優秀そう。
 お伝えしたように、入学式終了直後に簡単な自己紹介をしてもらい、出身地や趣味などがわかるようにします。

 大切なのは、最初に話しかけるきっかけ。

 出身地が同じあるいはごく近くだったという人も多いのです。今日から個人面談を開始したのですが、何と、座席順に並んだ隣の人が、同じ高校の出身だった(!!)というケースが。
 高校在学中はお互いに知らなかったそうです。

 午後はオリエンテーションだったのですが、今日はグループごとにちゃんと自己紹介をしていただきました。最近の学生さんはこういう時、LINEを交換。長めに用意した時間はあっという間に経過。
 こちらから打ち切りを宣言せざるを得なかったほど。

 この頃になると、多少のぎこちなさはまだ残るものの、ずいぶん仲良くなっています。倖い、今のところは順調に学生生活を始めることができているようです。ここに至るまで、こちらは大変だったのだけれど。
 されど、それも山場を越えつつあります。

 その証拠、というわけではないのですが、今晩の最高血圧(「収縮期血圧」)の最低(移動平均の最低)は128mmHg。いつもより10mmHgくらい高めではあるものの、先月末から4日連続した130mmHg台をやっと割り込みました。
 変則的なスケジュールもあって、心身ともにかなり疲労していたということなのでしょう。

 明日は終日、個人面談です。



4月3日(日) 4月最初の日曜日は、「がっこう」で溢れている

 今日は日曜日。

 いつもならセンセイは朝のうちに自宅を発ち、金沢へ移動します。されどお伝えしたように、昨日はお昼まで金沢でお仕事。その終了後に一般道で移動したので、帰宅は夕方になってしまいました。
 つまり、昨日は実家を訪れていない。

 両親ともに高齢(92歳と86歳)なので安否確認とともに最低限、食料を調達する必要があります。無理をすれば昨日のうちに片づけることもできたのですが、安全を最優先して、今日の朝イチに先送りしました。
 というわけで今日は、通常よりも2時間半遅れで金沢への移動を開始。

 いつもとまったく同じ経路。でも1週間前にお伝えしたように街と沿道の表情が相当異なり、運転する側は緊張を強いられます。考えてみると今日は4月最初の日曜日。買い物でしょうか、家族連れの車が多い。
 今日は札幌ナンバーキャンピングカーや、ツーリング中のバイクも多数見かけました。

 相当疲れた状態ではありましたが、無事に富山市中心部を抜けました。ここから先はほぼ一本道。交通量も徐々に少なくなります。
 小矢部市内の交差点で、信号に従い一時停止...あれっ?!

 目に飛び込んできたのは、濃いピンクのランドセル。センセイから見ると、それが左折(=本人にとっては右折)。その隣には目立たぬ格好の大人。女性です。
 小さな女の子が、やっと見えてきました。

 よく見ると女の子は完璧なまでに着飾っています。黄色い通学帽から始まって白いブラウスにピンクのカーディガン。真っ白な靴下。
 もちろん、いずれも新調したものでしょう。

 お察しの通り、週明けに迫っている(はずの)小学校の入学式あるいは通学のための「れんしゅう」なのです。たまたま、2週連続での目撃ということになります。
 ただし先週と異なり、こちらはフル装備。

 ちなみに実は、去年も同じ日──ただし去年は土曜日──に隣の砺波市で通学の練習に出くわしています。去年も今年も母親は、(たぶん無意識のうちに)歩道の車道に近い側を歩いています。
 もちろん、可能な限り子供を守るため。

 先週のお母さんはやはり、ちょっと珍しいタイプのようです。

 ほっこりしながら金沢市内へ入ったのですが、今度はかなり酷い渋滞。何故だろうと思っていたら、その原因の一つが「山側環状」のニトリ、つまり家具店であることに気づきました。ここは金沢大学に近い。
 入学や就職で新生活を始める/始めたばかりの方が、保護者とともに必要な資材を買い求めに来たようです。

 4月最初の日曜日は、「がっこう」で溢れています。

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