2022年2月26日更新(2022年3月6日ページ移動)
■2月26日(土) この猛烈な違和感はどこから? ──こちらも本格的な春の始まりです──
北陸地方は日中、良い天気。
先日までとはう打って変わり、4月の気温を記録しました。というわけで春の話題を。写真は先日、富山県内を走行していた時のドライブレコーダーの映像。富山市を抜けて隣の立山町に入ったばかりの場所です。
雪はまだかなり残っていますが、ご覧のように歩道を含めてきちんと除雪されています。ドライブレコーダーはもっと広い場所を撮影していますが、人間は意識するのはもっと狭い領域。写真はドライブ中に、助手席からぼんやりと前方を見ている状態を意識してトリミングしています。
運転している場合だと、写真を9分割して、その中央を凝視している感じ。センセイは後方の信号で一時停止し、直線道路を徐々に加速。同乗したことがある方は良くご存じだと思いますが、センセイは燃費を向上させるため、非常にゆっくりと加速させます。
片側2車線なら、AT車や軽自動車に負けます。それはともかく、ここには道路の左側に段差が2カ所。いつもの道路なので、良く知っているのです。改めて前方を注意した時、突然、違和感を覚えました。
道路の左側で何かが動いたのです。黒っぽい上下の人間が道路の脇から左側へ移動。ふだん存在しない動き。強い違和感だったので、ブレーキをかけます。通常、減速はエンジンブレーキだけなのですが。改めて左前方を確認します。
おわかりでしょうか...。まず無理なので、2倍に拡大したもの(640*480)を別ウィンドウで用意しています。これで原寸を少しだけ縮小した状態ですが、どうでしょう。
たぶん写真だけだと無理だと思います。現場を通過した際の映像(別ウィンドウ:640*480)がこちら。正解は、以前何回かご紹介(こちらやこちら)した、富山県警の移動式オービス(速度違反自動取締装置)。今回は設置準備中のようでした。
視力や注意力を自慢したいのではありません。今回はたまたま警官の動きがあったため気づきましたが、それがなかったら直前まで気づかないと思います。設置場所、つまり右上の写真左奥の建物は旧立山町立大森小学校。現在は公民館として使用されています。
その関係で、現場には地下横断歩道が設置されています。別ウィンドウの写真をご覧いただくとわかりますが、構造物とオービスが重なって見えるので相当注意しないとその存在には気がつきません。しかもこの場所、センセイがそうだったように、こちらと同じく加速させたくなる場所。
直線道路の視界の良さが、逆に周囲のものを見えにくくします。今回は完全な停止状態からのゆっくり加速中だったし、しかも減速中。それにそもそも制限速度以下だったのでまったく問題はない──はず──なのですが、突然のことだったので肝を冷やしました。
経験則ですが、雪が積もっている期間は速度違反取締をしないようです。少なくとも1回も確認したことはありません。電波式の取り締まりだと、違反車両を引き込むスペースが必要なためと思われます。でもレーザー光線を使って測定する移動式オービスは別。ふだんから安全運転を心がけているセンセイですが、冬の間はやや注意が緩んでいたことは否めません。
反省。これもまぁ、本格的な春が近づいているってことなんでしょうねぇ。
■2月25日(金) パチンコ店も閉店するんだ...(正確にはスロットマシン専門店だそうですが)
時間的には昨日の続き。かなりびっくりしたので。
金沢工大の裏通りを西へ向けてさらに歩くと、道路はT字路に。単にその先がないだけで、左右どちらに曲がっても最後は一緒になります。野々市交番は北側を走る国道157号線沿いにあるので、センセイもひとまず右の北へ。
すぐに国道に出ます...あれっ?!国道157号線はかつての国道8号線そのもので片側2車線の立派な道路。幹線だし人口の多い地域を結んでいるので沿道にはたくさんのお店が並んでいます。
でもセンセイが国道に出た時に目に飛び込んできたのは、まったく除雪されていない広い駐車場。その先にある建物には“APOLLO”と書かれています。たぶんパチンコ店。金沢や野々市はパチンコ店が多く、大学の近くにもパチンコ店の大き看板があります。
またテレビその他で広告を派手に流しています。
センセイ自身はまったくパチンコの類をしないので詳細はわかりませんが、このお店の名前を聞いたことがあります。それなのに閉店するんだろうか。
後から調べてみると、ここは「アポロ野々市」。確かに1月末で閉店とのこと。さらにいろいろなことが。このお店は西原物産株式会社が、関連会社とともに「DSGグループ」──“DSG”は「大将軍」に由来──として北陸地方で展開するお店の一つとのこと。
大学近くの看板もDSGでした。グループ店舗の中でも“APOLLO”はスロット専門店らしい。「...らしい」というのは、そもそもセンセイが賭け事をしないため、パチンコはもちろんスロットを全然知らないから。確かに入口および右側の看板には“Slot Entertainment”と記されています。
ちなみに「アポロ」はローマ神話の太陽神。右側のお日様はそれを踏まえています。いろいろ考えると今回の閉店はDSGグループの中の不採算店を閉鎖したということなんだろうと思います。センセイのような人間からすると、繁盛ないしは固定客に支えられているように見えるこの業界ですが。
そういえば自宅の近所でも、パチンコ店が少なくとも4店閉店しているはず。個人的にはともかく、遊ぶ余裕がなくなっているということなんでしょうか。
■2月24日(木) 大学裏の居酒屋(?)が、インド料理のお店になっていました
今日はタイトル通り、そして見たままのお話。
昨日、野々市交番へは徒歩で往復。自動車と違い、ルートは比較的柔軟に選択することができます。そこで行きと帰りで少し経路を変えました。お伝えしたように、ちょっと野々市を歩いていないので。
往路は裏の通用門から出て、野々市工大前駅の脇を抜け、野々市旧中心部を抜けるつもり...あれっ?!高橋川に架かる御所橋を渡ったばかりの場所に見慣れない看板が見えます。看板には“Blue Diamond”(「ブルーダイヤモンド」)。気がつきませんでした。
隣(写真右奥)に教職員用の駐車場があるのですが現在、通勤には自動車を使っていないので。看板はずいぶんカラフルな色使いだし、店名もやや無国籍風。何のお店なんだろうと近づいてみると、おぉ、インド料理のお店だそうです。
育ち盛りの工大生を意識してでしょうか、ご飯とナンは食べ放題とのこと。ここは以前、「唯一」というお店だった場所。「ゆいいつ」と読みたくなりますが、看板には“Yuichi”と併記されていました。たぶん飲み屋さん。ただし事故現場のスナック同様、入ったことはありません。
その前は別なお店だったような...。後から調べてみたところ、「ブルーダイヤモンド」は昨年11月オープンとのこと。ネット上には日本語のみならず、英語での書き込みも。
確かに在日外国人にとって、和食ばかりはちょっときついかも。そういう時は自然と足が向くんでしょうねぇ。で、センセイはというと、ちょっと無理かなぁ...。(あくまで個人的な感想です)
当地は昨晩も10cmくらいの雪が積もり、朝は再び積雪30cm以上に。それでもやはり春の雪。お昼前から割と陽射しに恵まれたこともあり、自動車の屋根に積もった雪はみな融けてしまいました。
アパートを出る時は、帰宅後に除雪するつもりだったのです。でも帰宅してみると通り道に雪は少なく、フロントガラスに残った雪を取り除いただけ。
ここしばらく雪でいろいろ大変でしたが、春は着実に近づいています。
■2月23日(水:祝日) 野々市交番も雪の中 ──先日の事故の被害届を出しました──
金沢は天気の回復が予報よりも遅れています。午前中は割とズンドコ降り、積雪は再び30cmを超えました。
今日は祝日ですが、センセイはいつものようにご出勤。ただしこの機会を利用して、雪が小降りになった午後に外出。向かったのは写真の白山警察署野々市交番です。同署の交番の中で一番大学に近い。
大学近辺を除くと、野々市をちゃんと歩くのは約半年ぶり。見た範囲でこの間、特に大きな変化はなかったのですが、とにかく雪で歩きづらい。特に生活道路や幹線道路の歩道はほぼ手つかず状態で、金沢より厳しい状況。
ただし前者に関しては仕方ない面が。野々市は長い歴史を持ちますが、その反面、中心部は道路が狭く、大型の除雪車を投入できないようです。後者すなわち歩道については、よくわかりません。
ドカンと降ったため間に合っていないのか、やる気がないのか。交番を訪れたのはもちろん、先日遭遇した交通事故の後始末。予想──「願望」の方が近いかも──に反して、受傷した左膝の具合が改善しないのです。
まぁ、さほど悪化もしていないのですが。交番は周囲よりもきれいに除雪されていました。考えてみれば、いざという時のための施設なので当然かもしれませんが。記念撮影後、やや緊張しながら入館。
こちらが悪いことをしたわけではないのですが。...されど、無人。ご覧のように大きな交番なのに。
入口付近に白山署への直通電話が設置されていたため連絡すると、すぐに受け付けていただき交通課へバトンタッチ。ひとまず事情を説明すると、これから交番へ行くとのこと。数分後、玄関で待っているとパトカーが到着。
ずいぶん早いなぁと思ったのですが、こちらはたまたま警らから戻られたチームのようです。再び説明しているところに白山署の方が事故処理車に乗って到着。またまた同じ内容を話して、届け出は終了。付近の防犯カメラを確かめてくださるそうですが、時間が経過しているため、車と運転手の特定は難しいのではないかとのことでした。
それについては、こちらもさほど期待していません。ポイントは手続き。
近日中に近くの整形外科で診てもらおうかと考えているのですが、費用の出所、つまり健康保険が適用できるかどうかを知りたかったのです。当然ですが、こちらについては事故が起きたことが確認され、運転手が特定されない限り実費での支払いとのこと。
当然のことです。う〜ん、やはり面倒でもあの時、事故現場で届けておくべきだったなぁ。
反省。
■2月22日(火) 等圧線の膨らみがポイント ──金沢は今シーズン一番の大雪となっています──
予定を変更して「どうなる」の続報、つまり「今日はどうなった」。
昨日は割と早めに就寝したので、今日は暗いうちに目が覚めました。外は昨日よりさらに静かで、ほぼ無音という感じ。隣家の方は起きている時間ですが、今朝はスコップを使った除雪の音が聞こえません。
どのような状況か、おわかりでしょうか。新雪は音を吸収する──雪道で後ろから話しかけられても気づかないことがある──ので、ちょっとくらいの作業音がしても消されてしまうのです。
かなりの雪を覚悟して、二度寝。6時半過ぎに起きて障子を開けると、おぉ、ご覧のような状況。音を立てずに湿った重い雪がズンドコ降ってきます。倖い、強い風は吹いていません。
積もった雪の高さは40cmを超えています。朝の雪かきは諦め、ひとまずご出勤。幹線道路はともかく生活道路で組織的な除雪は行われていませんでした。アメダスによると当地の朝の積雪は37cm。
金沢工大がある場所はもう少し山側なので、もう数cm積雪が多くなることが多い。記録をもう少し詳細に読むと、興味深いことに気づきます。今朝3時頃以降の短い時間で24cmも降っています。感覚的には「ドカ雪」という降り方。
そして「やっぱりなぁー」というのがセンセイの印象。昨晩、予想天気図を見た時に、金沢の西北西に等圧線が膨らんだ部分──等圧線の感覚が広くなっている──があったのです。
このような場所では、天気図に記載されるかどうかというレベルの、小さな低気圧が発生しやすい。上空には寒気が残っていますから、この下では局地的に大雨(大雪)が降ります。
これがいわゆる「里雪型」。地形にはあまり関係せずに雪が降ります。等圧線が混んでいる時に、湿った雪雲が山々とぶつかって降る「山雪型」と異なる降り方です。
明け方の急な雪だったので、自治体その他も対応が後手に。もちろん日中はあちこちに大型の除雪車が出動して、道路の雪を取り除いていきます。センセイは帰宅後、共用部分の通路を除雪してから車体に積もった雪を落とし、周囲をきれいにしました。
降ってから時間が経過しているため、自身の重さで雪が圧縮されています。スコップを使った除雪作業はかなり大変だったので、休みながらの作業。約1時間で作業を終え、部屋に入って血圧を測定します。
おぉ...。個別の「最高」(「収縮期血圧」)の最低記録は写真の99mmHg。過去最低のの98mmHgに次ぐ記録です。問題は「最高」の平均の最低(移動平均の最低)。こちらは102mmHgで、新記録達成。
う〜ん、僅かに高めで推移していた最近の血圧は要するに、体力を使う講義が終了して、運動不足になったからだったんだろうか...。
■2月21日(月) 今朝の金沢は一面の雪景色。これが、今シーズン最後のまとまった雪になるのか...
「さて、明日はどうなる...」と思いながら就寝。気がかりなのは、雪。金沢は昨日、午後3時頃から本格的な雪になったのです。
今朝最初に目覚めた時はまだ暗かったのですが、外は異様なまでに静か。何度かお伝えしましたが、このような朝は間違いなく雪が積もっています。まだ早い時刻だったので、二度寝。そのうちにスコップを使う音が聞こえてきました。
隣のお宅が道路の除雪を始めたのです。見方を変えると、それほどの積雪量ではないことを意味します。ウトウトしているうちに、障子窓の外がいつもより明るくなっていることに気づきました。
まだ日は昇っていませんが、割と良い天気なのです。身支度を整えて外へ出た時に撮影したのが写真。一面の雪景色を太陽が照らし出していますが同時に雪も舞っています。風が弱く、穏やかだったのは倖い。
登校途中の女子児童3名が、雪を楽しみながら歩いて...おぉ、写真の雪山で遊び始めました。気象庁アメダスの記録によると、金沢の今朝の積雪は11cm。最低気温は-1.5℃で、今シーズン最低だそうです。金沢はこれまで、案外冷えていなかったんですね。
センセイが見た限り、交通はスムースでした。爆弾低気圧──通常よりはるかに強力──が北側に逸れたため、当地の今朝は割合穏やかなものになりましたが、ご存じのように東日本の日本海側と北海道は大変なことになっています。
大きな被害にならなければいいのですが...。上空に入り込んだ寒気は今日、明日がピーク。祝日を挟んで、週の後半は天気が割と回復する見込みです。それだけでなく解説によると、強い寒気はこれが今シーズン最後になるかもしれないとのこと。
もちろんそうであれば有難い。勤務を終えて校舎を出ると、寒さで雪が凍り始めていることに気づきました。寒波もまだ居座ります。さて、明日はどうなるのでしょう。
...あ"、最初に戻ってしまった。
■2月20日(日) このサイトへのアクセス状況が、やっとほぼ正常な状態に戻りました
今日はいつもとちょっと違うお話。
当たり前ですが、このページを含むサイトは、センセイ自身運営するサーバー上ではなく、外部サーバー上に置かれています。ホームページ開設から10年間は、当時契約していた今はなき三洋電機系のプロバイダのサーバーを利用。
簡単なアクセスカウンタも利用可能でした。その後、科学研究費補助金を獲得して授業とそのページに関する研究を進めた期間のみ、別なサーバーに移転してアクセス状況を詳細に記録しました。ひとまず元に戻したのですが、なんとプロバイダはその後、身売り。
この関係でホームページを維持できなくなり、一昨年3月から新しいサーバーに移転しています。この機会に独自ドメイン“nishimura-sensei.net”を取得しましたので、皆さんがプロバイダを意識する必要はありません。
で、問題はアクセス状況。ユニークユーザー数とページビュー数に限られるものの、現在は非常に正確に把握できるのです。前者はいわゆるアクセス数。
ただし1人で何回アクセスしてもサーバー側で判別できるので、1回とカウントします。だから「ユニークユーザー数」。後者は閲覧したページ総数です。で、時々、これらが特異な動きをするのです。
写真は今日時点での、最近約2カ月間のアクセス状況 移転後約2年間のアクセスの平均は約400、ページビューは約750です(いずれも1日あたり)。
いずれも新学期が始まると増加し、長期休暇期間に入ると減少します。これはまぁ、わかる。グラフの右側1/3くらいはいわゆる春休み期間なので、いずれの値も減少傾向...だったのです。でも右端に、明らかに他とは異なる動きが。
これは2月17日、つまり金沢の無人のお宅をご紹介した時のもの。ユニークユーザー数は342で、いつもより少なく、下側の青い線が凹んでいます。問題はページビューで、何と5,146。これまでの最高が3,726だったので、新記録(?)となります。
つまり訪問者1人が平均でのべ15.05ページも閲覧したことになります。突発的なことが発生した場合はアクセス数が急増することがあります。センセイが歩道で車にぶつけられたニュースならまだわからないではないのですが、今回はシブいネタ。他方、アクセス数とページビューの両方がこれほどではないものの、増加する場面も。
新学期の初回の授業の記録を公開した時です。おもしろがって、あちこち覗いてみるようなのですが、今は春休み期間中...。なお、右端が昨日の状況。平常状態に戻っています。
検索ロボットの影響──この場合、アクセス数は増えない──だろうと思うのですが、う〜ん。