2022年10月15日更新(2022年10月23日ページ移動)
■10月15日(土) 約20年ぶりの西茶屋街 ──飲み会で酔っぱらった西村センセイ、大ボケする──
今日はトホホなお話。
西村センセイは今朝もいつも通りの時刻にご出勤。学内は工大祭一色です。昨晩お伝えしたように、本当は学生諸君が活躍している様子を見ていたいのです。でも今日は、研究者としてのお仕事が。
昨年に引き続いて金沢市中心部で研究会が開かれるのです。参加するだけならさほどの苦労はありません。でも前回の発表に引き続き、今回は研究会全体をまとめる「総括」の役目を仰せつかっています。
つまり準備をする必要が。ずっといろいろ考えていたのですが筆が進まず、今日の午前中に集中して作業することにしました。かように、締切直前にならないと働かないのがセンセイ。
受け持ちの学生に偉そうなことは言えません。9時過ぎには区切りをつけて、会場へ移動...と思っていたのが、何とかお客様にお見せできるようなファイルが完成したのはお昼前。
情けない。仮面ライダーショーで盛り上がるキャンパスを抜けて、ひとまずアパートへ。荷物を入れ替えたのは良いのですが、さてこれからどうしよう。
お昼と移動手段です。いずれも微妙な時間。
結論からするとアパートで昼食を済ませてから、会場まで歩くことにしました。先週の失敗をリベンジすべく、今日は意識して観光名所の西茶屋街(写真)を通ることにしました。センセイにとって、約20年ぶりの再訪。
週末だし、国を挙げての観光キャンペーン期間中だからか、それなりに観光客がいらっしゃいました。でもセンセイはお仕事。西茶屋街を通り抜けて研究会会場へ。もちろんちゃんと働いたし、確かにその証拠写真(?)も4枚撮影したのです。でも今回はパス。意図的に回避したのではなく、錯誤による消去で存在していないからです。
ポイントは、終了後に行われた懇親会。久しぶりに親しいメンバーと会ったため、ついつい飲み過ぎてしまいました。他の方は2次会に突入した(はずな)のですが、センセイは明日以降の予定を考えて、先週同様、バスでアパートへ戻りました。
問題はここから。血圧を測定──飲酒後なのでかなり低かった──した後、夕食の準備をしてからシャワーを浴びます。グリルで調理しながら撮影した写真を整理していたのですが、その際、誤って研究会の写真をすべて消去してしまいました。
実話です。というわけで、今日は明日お伝えするつもりだった写真。
研究会そのものは大変有意義だったし、個人的には区切りとなる会だったのです。だからこそ、提示資料の作成に難渋したという事情があります。でも、その記録を消去してしまったこともまた事実。
情けない。でも、ま、このような失敗、意外とセンセイに似合っているのかも。
■10月14日(金) 「金沢工業大学
工大祭」前夜祭が始まりました。ちょっと寂しかったですけど...
というわけでお約束の話題。
センセイは今朝もいつも通りにご出勤。キャンパスに入るとふだんと雰囲気が違うことに気づきました。まだ早い時間なのに、学生諸君が地下室から掲示板のようなものを運び出しています、中には写真の赤いジャンパーを着用した学生も。
...あ"っ。金曜日には講義がないこともあって、ちょっとぼんやりしていました。「第55回 金沢工業大学 工大祭」の最終準備が始まったのです。
今日は前夜祭。お伝えしているように、センセイの研究室はメインステージの真正面。ふだんは静かなのですが、ステージが組まれると音響の音で猛烈にうるさくなります。
でも、今年は意外と静か。お昼頃になってやっと音声のテストを始めました。「このまま、いられないほど...」と心配したのですが、うるさかったのは比較的短時間。
夕方、本当にオープニングとコンサートを開けるのかなぁと心配になったほど。でもそれは杞憂(きゆう)でした。写真は午後4時半過ぎに撮影したオープニングの様子。男女2人の掛け合いで工大祭が無事に始まりました。
機になったことも。観客の大半は関係者。例年ならもっと多いんだけど。されど明日になれば子供向けのショーを含め、盛り沢山のイベントがキャンパスのあちこちで始まります。きっと沢山の人が足を運んで下さるでしょう。本当ならセンセイもあちこち見てみたいところ。
センセイも朝は研究室にいるのです。でも屋台やステージが始まる10時には、金沢市内の別な場所へ移動する必要があります。その後は自宅へ戻るため、今年の工大祭を見ることができるのは今日だけ。
う〜ん、残念。
■10月13日(木) 大学食堂で「ゆず風味 九州産 ぶりたたき丼」を頂きました。2回目です
木曜日は午後イチに講義。
昼食直後の講義は、やはりかなり辛い。これは学生諸君も同様で、今日の講義では最前列の男子学生がどうしてもウトウトしがち。生理現象なのでしょうがありません。でもセンセイは授業をする側。
可能な限り、万全の態勢で講義に臨む必要があります。いつもより早い時間帯に大学食堂へ。
ふだんはたいていKIT定食にするのです。ご飯と味噌汁、メインのおかずに小皿が一つ。これで380円ですから、まぁ、お手ごろでしょう。でも、定食コーナーの手前に、カツ丼など丼ものの案内が。
...あ"っ。今週の「週替り丼」は「ゆず風味 九州産 ぶりたたき丼」(530円)。「ゆずがほんのり香る九州産のブリを使用した海鮮丼」とのこと。迷わずこちらにします。
これにはちょっと理由が。「ぶりたたき丼」を頂くのは実は2回目。3週間くらい前に「日替り丼」として提供されていたのですが、この時は問題が二つ。
とにかく丼もののコーナーでお願いします。ご飯の上にたっぷりと刻み海苔、冷たそうな葱──こちらも量が多かった──そしてぶりたたきを載せてくださいます。最後は温泉玉子。
中央部、マヨネーズのように見えるのは玉子の白身部分です。代金を支払ってからが最初のポイント。実は前回、醤油を掛けすぎてしまったのです。ちょっと傾けただけでどっと出るタイプの醤油容器だったので。
今回は少しずつ押して出すタイプのものがあったので、ごく僅かだけ掛けて席へ。合掌してからまずご飯と海苔、葱──予想通り冷たかった──を頂きます。温泉玉子に続いて、本命のぶりたたきへ。さて、どうなる?!
...良かった、ごく普通です。というのは前回、ぶりたたきの一部がまだ凍ったままだったのです(実話)。解凍が間に合わなかったのでしょう。何だか融けかけたアイスキャンディーを頂くような感じ。せっかくのぶりたたきなのに。
それなりに美味しく頂いた西村センセイ、研究室で教材を最終調整して教室へ向かいました。ぶりたたき丼の効果(?)については、こちらへ。
■10月12日(水) 学生、職員そして業者の協力により、金沢工業大学工大祭の準備が進められています
異変(?)に気づいたのは一昨日、「スポーツの日」。
センセイは朝から研究室にいたのですが、窓の外が騒々しい。日曜や休日でも庭の手入れのために業者が入ったりすることは良くあるのです。また学生も出入りします。でも、その日は明らかに様子が異なりました。
やがて重機の音が。あ"っ...。
もっと早く気づくべきでした。まだ雨が降り続いているにもかかわらず、今週末に開催される「第55回 金沢工業大学 工大祭」の準備が始まったのです。
写真は昨日のお昼に撮影したもの。研究室の前、ふだんは駐車場として使われている場所にまず、メインステージとなる奥のテントが設置されました。作業2日目の昨日は手前にもテントを建てて二つを連接。
今日は控室や音響などのテントが建てられ、ステージの組み立ても始まっています。さすがにこのような作業は専門業者に任せるしかありません。
キャンパスを歩くと、屋台が設置される場所の近くに仮設コンセントが設置され、所々に調理のための流しも解説されました。もちろんこちらも業者によるもの。
2枚目の写真も昨日撮影したもの。正門脇に大きな看板の設置作業が行われています。例年なら1週間くらい前に置かれるのですが、何故か今年は直前になってから。ま、いいんですけど。
注目して頂きたいのは作業に従事している人物。ヘルメットを装着し、後ろ向きで何かの作業をしているのは学生です。たぶん学友会メンバーでしょう。
看板の陰にもう一人、学生がいます。縮小しているため写真では良くわかりませんが、石垣の上で看板の右端部分を支えている(?)のは本学職員。学生と職員が協力しているのです。
この辺が、いかにも金沢工大という感じ。今日、パンフレットが配布されたのですが、それによると今回のメインテーマは“GATE”(「門」)。「門を開くことで来場者の方々と工大生を繋ぐ」という意味を込めているそうです。
同時に「Gift(贈り物)、Achieve(達成させる)、Together(一緒に)、Express(表現する)の頭文字」を兼ねているとのこと。アクロニム(acronym)ですね。
今日、完成した看板を見たのですが、鷲の背後に白い壁があり、その壁の一部を何らかの飛翔体が突き抜けて行くという図柄でした。事務を手伝ってくれる女子学生は学友会に所属しているので、工大祭の運営に携わります。彼女の様子を見たり話を聞いたりしているとホントに大変そう。そもそもこの2年間、コロナ禍に振り回され続けた学生諸君です。
工大祭に関してもやはり、先輩からの情報がうまく引継がれないらしい。それでも前向きに取り組む学生諸君の姿に、これも大学での学びの一つの面であることを思い知らされます。
■10月11日(火) 新潟と金沢とで一勝一敗 ──瓶ビールの小売価格が10%上昇していました──
連休中に起きたことシリーズ最終回。
写真は日曜日に撮影したもの。ビールを補充するタイミングだったので、金沢到着後すぐに空いたケースをトランクに収めていつもの「やまや野々市店」へ。ご覧のように駐車場はガラガラです。もちろん物価高騰に伴う小売価格の改定に伴うもの。
3年前の消費税アップの際にも見られた光景です。実は前日の土曜日にも、自宅近くの「やまや」柏崎店を訪れています。内心、ちょっと期待していたことが。値上げ前の在庫がまだ残っているかもと思ったのです。
柏崎店の内に入ると、缶ビールの箱には「値上げ前の価格です」との貼り紙が。つまり旧価格。ただし瓶ビールには何の表示もありませんでした。どうなんだろうと思ってビールのケースをレジまで運ぶと、残念ながら見慣れたこれまでの価格ではありません。
後から計算してみたところ、実売小売価格で約10%値上げされていました。だから半分以上諦めて野々市店を訪れました。こちらも貼り紙はなし。柏崎同様レジまで移動したところ、何と、こちらは値上げ前の旧価格。
つまり地元柏崎で一敗、金沢で一勝というわけです(別に勝負しているわけではありませんが)。でもこの種の嗜好(しこう)品は、例えば消費量を少し抑えるなどの努力が可能かもしれませんが、消費行動を全面的に改めることは難しい。
次回訪れる時は、もう新価格になっているんだろうなぁ。トホホ。
■10月10日(月:祝日) そこに広がるのは、冬の世界 ──立山連峰の冠雪を確認しました──
今日もタイトル通り、見たままのお話。
連休後半は広い地域で雨になりました。でも北陸地方の場合、前半、つまり昨日のお昼までは割と天気が良かったのです。写真は昨日の午前中に撮影したもの。「里山の駅 つるぎの味蔵」(サイト)から見た立山連峰です。
左の峰が劔岳。金沢へ向かう時は通常、新潟─富山県境と富山市内で休憩し、「味蔵」は通過します。でも昨日は金沢での予定の関係で、ここでトイレ休憩を取りました。
立山連峰が見えた時から気づいていたことが。どうも山頂付近が白くなっているようなのです。もちろん雪。近づくにつれ、冠雪が確実になりました。特に右奥の山々──名称はわかりません──ではっきりしています。
金沢到着後に確認したところ、先週6日に初冠雪したとのこと。先週末に帰宅する時は、山頂付近が雲に隠れていたため、冠雪には気づきませんでした。
真冬のような圧倒的な迫力はありませんが、それでも目の前に本格的な冬が迫ってきていることを思い知らされます。「味蔵」には富山ナンバーの車がたくさん集まり、暖かそうな服を着た人々が地元特産物を購入したり、甘いものを頂いたりしていらっしゃいました。
秋と冬が同居する富山。冬用タイヤへの交換時期を検討しなければ。
■10月9日(日) 金沢への移動の途中、「えちご・くびき野100kmマラソン」に出くわしました
今日はタイトル通り、そして見たままのお話。
世の中は3連休の中日(なかび)ですが、センセイはいつも通りに金沢へ移動しました。授業がない日に片づけておきたいこともたくさんあるし。連休だからか、いつもの日曜日より行き交う車は少な目。
ただしふだんあまり運転しないんだろうなぁと思われる高齢者の姿が目立ちます。混雑する上越市旧直江津地区を無事に通過してやれやれと思っていたら、国道8号線沿いの自転車専用道路に目立つ色のジャンパーを着用した男性が数人。注意して様子を観察したところ、何かの行事を催しているらしいことに気づきました。
やがてオレンジ色のジャンパーを着た人物も。背中には大きく「審判」と記されています。程なく写真のように自転車道路をこちらに向かって走ってくる人々が。先頭付近はいかにも軽く、実に無駄のない足取り。明らかに走り慣れています。後の方に行くにつれ、徐々にポーズが崩れてきます。
写真(ドライブレコーダーの映像)は、先頭から1/3くらいの集団。女性も目立ちます。これ以降になると走っているのか歩いているのか良くわからなくなってきました。市内名立(なだち)区、国道脇にある「うみてらす名立」では、大きなテントを片づけている最中。
ここが出発点だったんですね。金沢に到着してから調べてみると、これは上越市他が主催する「第14回えちご・くびき野100kmマラソン」の一部。1996年から2年に1度開かれている大会とのこと。
ただし颱風やコロナ禍で、実に6年ぶりの開催なのだそうです。センセイが出会ったのは「60kmの部」。これとは別に、何と市内を100kmも走る「100kmの部」もあり、先頭は朝4時半(!!)からスタートしたとのこと。
大会の様子はすでに報道されています。興味のある方はご覧ください。上越市は城下町の旧高田市と商業の街旧直江津市が合併してできた市です。そこに、いわゆる平成の大合併で柏崎市以西、糸魚川(いといがわ)市以東、そして新井市以北のたくさんの町や村が合併して現在の上越市を形成。
地域によって特性や表情が大きく異なります。「100kmの部」はその全地域をめぐることで、新上越市民としてのアイデンティティを高めようという意図があると思われます。
ちなみに西村センセイは大学生の時に、第1回新潟マラソンのハーフコースを走ったことがあります。大学近辺のランニングコースがそのまま大会会場になったためです。でも現在は、100kmはもちろん、60kmでも絶対無理。
参加者の皆さんには、つくづく感心させられました。というか、羨ましい限りだったのです。