2019年10月5日更新(2019年10月13日ページ移動)
■10月5日(土) 10月に入ったばかりの酒類量販店は、ほぼ貸し切り状態...
土曜日ですがセンセイは先週に引き続き金沢に残っています。学部入学試験実施のためです。例によってそちらへのコメントはありません。
今晩は一昨日の木曜日にお伝えするつもりだった話題。2日連続で夜のお店の様子つもりだったのです。「ほっともっと」の突然の閉店で吹っ飛んでしまいましたが。
今週木曜日つまり10月3日、金沢は雨が降りました。
運ばなくてはならない荷物もあったので、早朝に自動車でご出勤。駐車場へは一番乗りでした。そして、トランクの中にはビール空瓶のケース。
前の晩に積込んでおきました。冷蔵の関係で、ビールはアパートに常に2ケース用意しており余裕があります。だから必ずしもその日に購入する必要はなかったのですが、自動車を使う日は限られています。仕事を終えると、いつもの「やまや野々市店」へ。
帰宅時間帯なので道路は混雑。でも、無事に到着した「やまや」の広い駐車場はガラガラ。西村センセイ、ここでやっと気づきました。1日から酒類の消費税率が2%アップ。
要するに値上がりしているのです。店内はガラガラ...というか、その時のお客さんは、センセイともう一組だけ。3人の店員さんはあちこちを片づけていました。今から考えると、先月末の店内はかなり混雑していた。
会計を済ませます。確かに2%分、金額でいうと120円ほど支払金額が増えていました。
今日は消費税アップ後の最初の土曜日。お店の様子は確かめていませんが、各家庭にはまだ値上がりした商品の買い置きがあるんじゃないかと思う。でも来週末には、いつもの混雑に戻るんじゃないかなぁ...。
買い溜めなんて、実はあんまりできないので。
■10月4日(金) 関係者の皆様、ゴメンなさい... ──西村センセイ、再び挫折する──
「ほっともっと 金沢工大前店」突然の閉店──後から調べたら、(株)プレナスは9月以降に店舗を多数閉店していた──に呆然としたセンセイ。
行き先を決められないまま幹線道路を南下しました。この先にあるのはラーメン店、かつ丼店「かつや」、そして「吉野家」。その向こうは、まだ入ったことはありませんが、からあげ店「からやま」、そして最後に再びラーメン店。
ただし「キンエン生活」に入ってから事実上、ラーメン店とのご縁は切れています。横断歩道の信号が青に変わった時にはすでに、目的地は「かつや」に絞られていました。いくつか理由が。
10月に入ったので消費税が増税されています。外食から税率は10%。他方、持ち帰りつまりお弁当なら8%。そのどちらにするかは決めていませんが、自分の目でそれを確かめたい。
商品にも要望があります。お伝えしたような理由で、今日はとにかくエネルギーをつける必要があります。もちろんお昼に頂いたものがそのまま午後の活力に繋がるわけではないのですが、ここはぜひ、ちゃんと食べたい。
そしてもう一つ。1ヶ月くらい前に利用した時、食べようかどうか迷った品があったのです。10月10日までの期間限定での提供。人柄がばれてしまいますが、センセイは「○○限定」や「○○放題」の文字に弱い。
その期間限定商品が、「全部のせカツ丼」(690円+税)。いつもは一番小さなカツ丼(490円+税)を頂くだけでお腹いっぱいになるのですが、前回、そして今日は、とにかく食べてみたかった。センセイにしては珍しいことなので、身体の叫び(?)に従うことにします。
油っぽさは気になりながらも、注文をお願いします。実はこの段階ですでに、反省気味...。負い目を密かに意識しながら、改めて店内を確認すると、お昼時だというのにお客は少ない。増税直後だからでしょうか。
しばらくして届いたのが写真。丼は通常サイズですが、ご飯の上にキャベツとマヨネーズが盛られており、左から順にロースカツ、ヒレカツ、海老フライ(2尾)そしてメンチカツ。卵とじではなく、たまり醤油だしだれでの味付け。
で、デカイ。「反省」はすでに、「後悔」という文字に替わっています。
まずキャベツを頂きます。これがずいぶんな量で、食べきれないほど。その下から見えてきたご飯を少しずつ食べながら、右から左の順でフライ類に挑戦。センセイは右利きなので意識しないと自然に、この順番になってしまうのです。
これがまずかった。右端にあるのは、半分に切ったメンチカツ。相当な油分。もともとセンセイは、メンチカツが少し苦手なのです。
でもセンセイは、「食べ物を残してはいけない」と教えられた古い世代に属します。何とかメンチカツの山を乗り越え、海老フライの双峰に挑戦します。海老の天ぷらに近いんだろうなと思っていたのです。
「願っていた」とすべきかもしれません。ところが海老フライも非常に油っぽくて、しかも大半は衣。どこが海老なのかわかりませんでした。
それでもヒレカツの尾根にたどり着いたのですが、認めたくなくても限界が迫っていることを認めざるを得ません。頑張ってヒレカツをお腹に入れたのですが、最後のロースカツに至っては、衣を剥がさざるを得ない...。
加えてもう一つ、想定外の問題が発生。「たまり醤油だしだれ」が非常にしょっぱい。耐え難いほど塩分が多い。
このお店、肉は全てアメリカ産。お米は国産です。他の材料を含めて、多くの方が丹念に育てたり製造してくださったはず。しかしそれにもかかわらず、完食を断念せざるを得ません。すでに体調がおかしくなっています。
関係者の皆様、本当にゴメンなさい。でも皆様のおかげで、午後の講義を乗り切ることができました。不義理をお詫びすると同時に、皆様のご努力に感謝いたします。
■10月3日(木) こらからを、どうしよう... ──大学脇の「ほっともっと 金沢工大前店」が今週月曜で閉店してしまいました──
今日は予定を変更して、タイトル通り、そして見たままのお話を。全くの想定外だったので...。
金沢工大では昨日から、講義が2週目に入っています。ただし一部例外も。
大学院の科目についてセンセイは、履修登録の関係で先週木曜日をお休みとし、今日から講義を始めることにしています。ズル休みをしているのではなく、講義全体を1週──「1周」とすべきかも──遅らせての実施。
つまり、今日が初日。受講生は昨朝、やっと確定。昨日は講義と会議が夕方まで続いたのですが、その合間を縫って教材8種類を作成し、誰もいなくなった夜間に印刷しました。疲れが抜けていなかったようで、今朝はゆっくり目にご出勤。
「ゆっくり」といっても、木曜日は朝イチに講義があります。受講生がグループ討議を始め、その様子を確かめてから忘れ物を取りに研究室へ戻ったりしましたが、全体としては問題なく終了。
で、ここからが、今日の山場。センセイらが担当する科目は必修科目。つまり合格して単位を修得しないと大学院を修了することができません。要するに、工学研究科に所属する大学院生全員が受講。
今回はその数、何と182名!!これだけの数の学生が教室に集結するのです。昨晩の印刷も大変だったのですが、講義はもっと大変。実は2回目からはもう一人の優秀な同僚と協力して、クラスを分割して実施します。
でも今日(と次回の冒頭)だけは、センセイが全員を相手にする必要があります。1限の講義で疲れている状況下で、今日はさらなる気力体力が求められます。早めにお昼をしっかりと頂いて大教室へ向かう必要があります。問題は、どこで何を食べるか。
困ったことに今朝はまだ、何も口にしていません...。大学食堂のアジフライ定食は隔週で提供されるので、今週はお休み。いろいろ考えた末、大学脇の「ほっともっと」で品定めをしてから、めぼしいものがなかったらその先の飲食店で外食することにしました。
今から振り返ると、かなり疲れていたためチェック機能がちょっと弱くなっていたようです。写真の左後方から「ほっともっと」の敷地内に入りました。掲示物は既に撤去され、お店の後ろにいつも止まっていた小型SUVの姿も今日はない。でもこの時点でセンセイは、それらの変化に全く気づいていません。
偉そうなことは言えませんね。正面に回って、やっと何かが違うことに気づきました。5年前のオープン以来、ずっとお世話になっている「ほっともっと」が閉店するなんて、センセイの頭の中のマップには全く記載されていなかったのです。
自動ドア左側には貼り紙が。「お客様へ 閉店のお知らせ」から始まるその掲示には9月30日(月)、つまり今週月曜日の14時に閉店すると記されていました。文章は未来形。それを留めているセロハンテープの具合からすると、少なくとも半月から1ヶ月程度は掲出されていたようです。
ただしセンセイはたぶん、2ヶ月くらいご無沙汰。先週この場所を歩いたのですが、貼り紙には気づきませんでした。よく見ると、ペンキが少し色褪せています。
要するに、採算が取れなかったということなのでしょう。でもそれは開店当初から気になっていたことで、その後の価格改定等、何度かの危機を乗り切ってお店は存続してきました。でも良く考えると、最後は店頭在庫を持たず、オーダーに応じてのみ弁当を製造していた...。
センセイも詰めが、甘かったな。やはりこのところ、疲れが抜けていないようです。
■10月2日(水) 西村センセイ、十数年ぶりに「MEGAドン・キホーテ ラパーク金沢」を訪れる
西村センセイ、前学期に引き続いて今学期も、初めての科目を担当しています。受講生は1年生。
入学後半年が経過しており、所属するクラスの中では概ね誰が誰だかわかるようになっているはず。でも今学期から始まったこの科目は、敢えて他学部他学科を混在させて、違った視点からの物事を考えて貰うようにしています。
明星大学が初年次教育科目「自律と体験1」で採用している方法です。講義──というより演習──は先週から始まっています。でも1週間前は、センセイと学生だけでなく、そもそも受講生同士がほぼ初対面。自己紹介はガチガチです。
このままでだど、絶対にうまく行かない。そこで今日の講義では、最初に、チーム・ビルディングのために、「ストロー・タワー」──知らない人は、調べてね──に挑戦してもらうことにしました。
でもそのためには文字通り、ストローが大量に必要となります。大学近辺の100円ショップを調べると、「MEGAドン・キホーテ ラパーク金沢店」(写真)内のダイソーが最寄りのようです。センセイにとっては長崎屋。
美味しいお魚屋さんがテナントとして入っていたこともあり、金沢工大移籍直後は週に2、3回の割合で訪れていたのです。ただしその後、「ドン・キホーテ」になると商品構成も変わります。お魚屋さんが経営の失敗で撤退したことが決定打となり、足が遠ざかりました。そもそもドンキは、アパートを基準にすると、大学の反対側に位置するのです。
考えてみると、十数年訪れていない...。新学期が始まったばかりということもあり、このところ出鱈目に忙しいのですが、授業は最優先。というわけで昨日の勤務を終えてから自転車でひとまずアパートへ戻り、荷物を降ろしてから「MEGAドン・キホーテ ラパーク金沢店」を、自転車で目指します。
途中の経路と沿道は、本当に新鮮。道路は、信号機は、そして歩道は、こんな感じだったけなぁ...。インド料理のお店はそのままでした。お客さんは入っていませんでしたが。
駐輪場に自転車を置くと、まずダイソーで80本入りのストロー2パックを購入。せっかくの機会なので1階へ降り、買い物籠を手にしながら食料品売り場を順番に歩いてみます。面白いものがあったら、いろいろ買い込もうと思っていたのです。
でも購入したのは、地元産メギスの塩焼き1パック。一度ご縁が切れると、修復はとても難しい...。
ちなみに、今日のストロー・タワーは、盛り上がりました。トホホ。
反省点だらけです。
■10月1日(火) 地元産、黄緑色をした「つづらなす」をおひたしで頂きました
今日は見たまま、そして「食べたまま」のお話。
西村センセイ、振り返ってみるとどうやら石川県の農産物とはあまり相性が良くないらしい。地元の方には申し訳ないのですが、加賀地方のお米を美味しいと思ったことは一度もない。地元産の野菜はそれなりなのですが。
富山県の食べ物が何でも美味しいのとは対照的。水が違うからなのか、その理由は良くわかりません。というわけで、自宅近辺で獲れた野菜を持ち込むことにしました。本当は母親が育てたものを貰いたかったのですが、甥、つまり祖父母にとっての孫が再び一時的に寄宿しおり、食料調達の必要性はないとのこと。孫に夢中で、こちらの意図を見抜けなかったな。
昨日は医者の梯子など、いくつかの用をこなしました。そのためいつもより遅く、お昼過ぎに自宅を出発。途中で「愛菜館」を訪れて1週間分の野菜を買い込みました。9時開店なのですが、通常は8時前に自宅を発つため、その日の朝に野菜を買い求めることができないのです。
ただしこの時期は、一種の端境期。トマトは値段が高く、胡瓜は痩せたものばかり。茄子はというと小型のものが主体で、プリプリしたものは少ない。ふと、まず形と大きさから写真の茄子に目が止まりました。
形状はごく普通。でも、ご覧のように茄子の濃紺色ではありません。「つづらなす」だそうですが、その名の由来はわかりません。初めて見ました。これを、おひたしにします。
素材の実力が問われるからです。まずヘタを切り落とし、包丁で皮を剥きます。中は外皮とほぼ同色。だからどこまでが皮かよくわからない。その時は身の色を通常のものより濃く感じたのですが、今晩、普通のものを切ったら同色。
相違点は要するに、皮だけらしい。縦に半分にした後、適当な大きさに切り分けると、微かに「りんごの香り」。電子レンジで長めに「チン」をして、余分な水分を切り、この茄子のために開封した「大野紫」を、その量に注意しながら使います。
合掌した後に、まず一口。最初に感じたのは、野菜のワイルドさ。食べ物はもともと、生命力に溢れているのです。それが最も充実したタイミングで人間その他の上位生物がそれを頂く。不条理と考えるべきか、これぞ生命の連鎖と解釈すべきか。
次に感じたのは、身の充実感。とても美味しいのですが、茄子が持つ「甘さ」ついてはもう一息。今晩も、地元産の別な種類の茄子をおひたしにしたのですが、こちらは「つづらなす」より甘い。ただしそれも、母親が育てたものにはかないませんでした。
つくづく彼女は、なぜあんなに甘い野菜を作ることができるんだろう。で、結局、外皮の色と肝心の味はあまり関係なかったようです。普通のピーマンと赤ピーマンの関係のようなものなのでしょうか。
■9月30日(月) 100km/hが、怖い... ──西村センセイ、本当に久しぶりに、夜の高速道路を走行する──
今日は入学試験の代休。といっても、明日は平常営業。午前と午後に講義があるので、夕方、金沢へ無事に移動しました。
お伝えしたいのは昨晩の帰宅時のこと。業務の終了が予想より遅くなったのですが、夕食やお風呂などの関係で、あらかじめ帰宅予定時刻を家人に伝えており、あまり遅くならないうちに到着する必要があります。
いつものように一般道だけだと、5時間10分かかるので、絶対に間に合わない。だからもともと、ある程度の区間は高速道路を利用することにしていたのです。高速はあまり好きではないのですが、しかたない。
問題は走行区間。何よりも自他の安全が最優先ですが、運転していて楽しい場所は、できるだけ一般道を走りたい。いろいろ考えたのですが、金沢から富山市西部まで一般道をを利用し、富山西I.C.から自宅近くまで北陸自動車道を使うことにしました。
ただしこの場合、高速道路利用区間が比較的短く、いつものように80km/hで高速を走ると予定時刻に間に合いません。そこで今回は敢えて、追い越し時などを除くと、ここ数年経験していない──実話──100km/hで連続走行することにしました。もう一つの理由は、その際の燃費。
80km/h走行では、冬用タイヤで最高26.8km/L、夏用タイヤでも26.0km/L(次いで25.5km/L)という驚異的な記録を残しています。100km/hだと、燃費はどうなるのでしょう。
富山西I.C.までは問題なく順調に走行。高速に入ると本線の様子を確認した上で、敢えてアクセルを僅かに踏み込みます。もちろん100km/hでも自動車そのものには不安定な感じはありません。速度計は260km/hまで目盛りが刻まれているし。
ただし運転している側はというと、必ずしもそうではありません。そもそも加齢で動体視力が落ちているし、富山市を過ぎたところで日が暮れて、周囲の状況を確認し辛くなってきましたきました。夕焼けはとても美しかったのですが...。しかも富山県東部で天気が急変。
山の向こう、新潟県内には真っ黒な雲、しかも時々稲光。路面はすでに濡れており、その上を走ると抵抗が大きくなることがハンドルから伝わってきます。見方を変えると、このあたりがBMWの凄いところ。
トイレ休憩を兼ねて、入善PAで状況を確認します。ここまで51.2kmを走行して、燃費は21.6km/L。工事区間もあったため必ずしも100km/hで走行したわけではないのですが、いずれにせよ、あまり成績は良くない。でも、まぁ、今回は条件を十分コントロールできていないので、記録は「向かい風」参考程度。
トイレから車に戻った時、妙な違和感を覚えました。その発信元を探ると、本線脇、通常は大型トラックなどが駐車する場所にいる2台の白い車にたどり着きました。前はトヨタ・クラウン、後ろはAUDI。センセイは車にあまり詳しくないので後者のモデルなど、詳細はわかりません。
最初はバイクのように、2台でツーリングしているのかと思ったのです。でもやはり、変。AUDIのドライバーは明らかに、嫌々ながらクラウンの後部座席に入っていきます。脇に立つ男性はとても目立つ、上下青い服。前のクラウンは交通取締中の覆面パトカーだったのです。白いクラウンは、初めて。
センセイは法定速度その他を守っているので、検挙される理由はありません。しかし少なくとも天気に関して厳しい状況が予想されるため、再度、安全運転最優先を自分に言い聞かせて本線に戻ります。しばらくは問題なかったのですが、糸魚川市内で突然、猛烈な雨に出くわしました。
ワイパーを最速にしても、前が良く見えないほど。こんな悪条件にもかかわらず、多くの車が、中には軽自動車までもが、センセイのBMWを追い越していきます。センセイは100km/hでも、状況によっては恐怖を覚えるのに。
それでも上越市内に入ると雨は小降りになり、無事帰宅。到着予定時刻の20分前でした。今週末も、ほぼ同じ条件下で帰宅することになります。
さて、どうしよう...。
■9月29日(日) 「世代交代」は、こんなところに... ──新しいタイプの食事付き学生会館を建設中です──
今日は日曜日ですが、センセイは背広にネクタイ姿でご出勤。
来年度──「年度」についてはこちらをご参照──最初の学部入学試験が、今週末と来週末実施されるためです(広く公開されている事実)。現在は初日および2日目の日程を終えて夜遅く帰宅したところ。
例によって業務に関するコメントはありません。短い休憩時間に古参の職員と雑談をしていて、写真の建設中の建物に話が及びました。つい最近、センセイが大学裏を歩いていて出くわした新築工事。ふだんは通らない場所なので、クレーンのアームを目にして、初めて気づきました。
黒っぽい網状のフェンスに覆われているのは、建物のごく一部。建物本体は写真左奥まで広がっています。だからびっくりしたのです。
調べてみるとこれは、一昨年建設が始まり、昨春オープンした食事付マンション「学生会館Uni E' meal金沢工大前」に続くもの。名前もズバリ、「学生会館 Uni E'meal 金沢工大前 Part II【食事付き】」。
特設ページも開設されています。彼といろいろ話したのですが、これは大学近辺で進む世代交代そのものだろうということで一致。
金沢工大近辺では一般住宅だけでなく、本学学生を対象とした「寮」──アパートのこと──を経営したり、商売を営んだりしていた世代が、一挙に代替わりしているのです。
新しいアパートもたぶん、「寮」を引き継いだ世代は、その経営を専門業者に任せているんだろうと思う。一連の学生会館を経営する会社はおそらく、地域のそのような状況を調べ上げ、採算性を十分に検討した上で、大学のすぐそばに割と高めの物件を建設。
今回は少し離れた場所にある代わり、家賃は少し安い。それでも採算を取れると読んだ...。彼によると、学生は4年かけて卒業するので、業者は学生会館をこれら2棟だけでなく、少なくとも他に2棟、計4棟を建設、経営するだろうとのこと。しかも、石川県内外の志願者の動向その他を踏まえ、金沢工大がこれからもしっかり存続すると判断して、だそうです。
なるほど。う〜ん、そうなるとセンセイの立場って、いったい...。