2022年10月8日更新(2022年10月16日ページ移動)
■10月8日(土) 果たして朗報となるか? ──去年閉店した飲食店で改装工事が始まったようです──
週末なので新潟の自宅へ戻りました。
午前中はまず、かかりつけの歯科医院へ。北陸地方はこのところ不安定な天気。ただし昨晩の予報に反して今朝は晴れており、道路もほぼ乾いていました。でも念のために折り畳み傘を手提げに入れ、徒歩で医院へ。
この判断は正解で帰路、自宅との中間地点で雨が降り始めました。例によって午後は13kmほど離れた場所に住む実家へ。高齢の両親の安否確認と、二人の1週間分の食料確保のためです。母親を乗せ、1週間の出来事を聞きながらスーパーへ。
...あれっ?!確認のために帰り道に車を止めて撮影したのが写真。この建物は、去年ご紹介した「喰いどうらく味の店 くらよし」だったのです。地元では美味しいと評判のお店。
ところが運営会社の破産により、このお店も昨春閉店してしまいました。入口にはその後ずっと、両面ラミネートされた「休業中」の紙が張り出されたまま。そりゃそうでしょう、運営会社が破綻したのですから。
別な店舗は、隣接する人気ラーメン店の駐車場になっています。だから正直なところ、再起は...と思っていたのです。でも今日、貼り紙は確かに「改装中」に変わっていました。以前と同じ書体、同じ書き方。
往路は工事関係者と思われる方が出入りしていたのです。経営母体など詳細はわかりませんが当然、近日中の営業再開が期待されます。なぜここまで拘っているかというと、センセイの引退後を考えて、です。
加齢が進み、予想外に意識してタンパク質を摂取しなければならなくなっているのですが、残念なことに、市内の候補のお店が次々と閉店ないしは休業しているのです。この「くらよし」もその候補の一つ(だった)。
正確に言うと、市内ではなく隣村なのですが。「くらよし」の営業再開、果たして朗報となるのか。
■10月7日(金) 西村センセイ、これまでを反省して東南方向を訪れる ──三馬白山神社──
いや、たいした話ではないのです。
北陸地方はここ数日、それまでの天気と温度が嘘だったかのように雨がちで、気温も10℃くらい低下した状態が続きています。冗談抜きで、強く意識して行動しないと体調を崩しそうなほどの温度変化。
というわけで、天気が良かった時のお話。実は西村センセイ、最近反省していることが。大学を基準にすると、センセイのアパートは北側。
出勤する時は最短ルートを利用しますが、帰路は食材の購入などで東へ行ったり西へ行ったり。そもそも金沢市中心部は大学の北北東に位置するので、昨日お伝えしたように、全体として北側は割と知っています。
東西を考えると、西側は野々市市中心部方向。商業施設だけでなく交番などもあるので、やはりそれなりに徒歩で訪れます。その反対側つまり東側はというと、自宅との往復で通称「山側環状」を毎週利用するので、もちろんすべての場所を訪れたわけではないものの、それなりに土地勘はあります。
真南にはかかりつけの医院があるし、南西方向にはお世話になっている酒類量販店が。でも、客観的に考えると、南東方向については自動車でも、そして徒歩でもあまり訪れていないことに気づきました。
というわけで最近の「マイブーム」は、南東方向を徒歩で訪れること。といっても、何かのついでにちょっと寄り道をするだけなのですが。
写真はちょっと前に撮影したもの。お昼休みにドラッグストアで買い物をして、ふと思いついて南西方向へ。大学のすぐ近く、でも幹線道路の一本裏を歩いていると住宅街の中に突然、立派な神社が出現しました。
大学体育館のすぐ近くなのです。石川県神社庁によると、これは三馬(みんま)「白山(しらやま)神社」とのこと。創立は不詳ですが、明治初期には村社として存在していたそうです。ただし現在、宮司はいらっしゃいません。
野々市市の「布市(ぬのいち)神社」が連絡先になっています。建物はコンクリート製ですが、敷地はそれなりの広さが。石垣などのあちこちに寄贈者の名前が記されています。神社としての格はともかく、この地域の方の精神的な拠り所の一つになっているのだろうなと思います。
当然、春と秋にはお祭りが開かれるのでしょう。ホントに大学のすぐそば、幹線道から1本外れただけなのに、まったく気づいていませんでした。
反省。
■10月6日(木) な、何と、お刺身まで?! ──武蔵が辻バス停前、大口水産の自動販売機──
時間的には昨日の続き。つまり日曜日の夜にセンセイが出くわしたもの。
武蔵が辻の交差点で関係者とお別れし、すぐ近くのバス停へ...え"っ?!
バス停の真正面、近江町いちば館側に写真の自動販売機がズドンと設置されていたのです。これにはびっくり。何の自動販売機なんでしょう。冷凍餃子の可能性はあるものの、さすがに冷凍ラーメンではないと思う。
最初に目に飛び込んできたのは、自販機上部の「大口水産」の文字。近江町いちばにお店を構える老舗の鮮魚店です。さらにその上には「ようこそ近江町へ」。商品を確かめようとした時、写真の男性が自転車に乗ってやってきました。
どうもレンタルの自転車らしい。わざわざこの自販機を目指してお越しになったようです。で、肝心の品揃えはというと、最上段には、おぉ、刺身の3店盛りおよび4点盛り(各500円)が。もちろん冷蔵です。
その隣はその他には冷蔵「からあげセット」(500円)。中、下段では「冷蔵フライセット」(500円)、冷蔵「糠漬(にしん、さば、いわし)」(800円)が販売されていました。ちなみに、保冷パックも100円で販売中。
帰宅してから確かめたところ、同社のサイト内で「自動販売機」として紹介されていました。センセイは知りませんでしたが、かなり話題になったようです。雑誌の紹介記事によると、これは3号機。お店の前には1、2号機が設置されているそうです。
そちらでは電子レンジで温めるタイプの自家製お茶漬けや丼ものを扱っているそうです(見てないけど)。これはコロナ禍での販売促進策の一環とのこと。実際、かなり利用されているそうです。残念ながら目的のバスがすぐ到着したため、男性が実際に購入したのかどうかを確かめることはできませんでしたが。
それにしても、ホントにびっくり。
■10月5日(水) 線路がなくても、センセイは鉄分補給 ──北陸鉄道松金線跡──
本当は昨日お伝えするつもりだったお話。
センセイは日曜日の夜、他大学の関係者と金沢市内で飲みました。もともと金沢では外で飲食することは少なかったのですが、コロナ禍でそれがほぼ皆無に。現在は年に、僅か1、2回程度。貴重な外食です。
会場は金沢市の中心部。武蔵が辻のすぐ近く。午後は大学にいたので、通常なら路線バスに乗って移動するところ。でもずっと利用していないので、北陸鉄道専用のI.C.カードにどの程度チャージされているのかわかりません。それに移動日だったので、運動不足気味。
いろいろ考えた末、初めて金沢市中心部まで歩くことにしました。地図で見ると大学から7km弱ありますから、ちょっと微妙な距離。時間もそれなりに必要。ひとまずアパートに戻って身軽に。
せっかくの機会なので、アパートの近くから幹線道路(国道157号線)を外れ、写真の細い道路を歩くことにしました。この道路の先に北陸鉄道の野町駅があるのです。
ポイントは、この微妙なカーブ。実はこの細い道路、野町駅(金沢市)と石川郡松任町(その後松任市。現在は白山市)の松任駅を結んでいた北陸鉄道松金(しょうきん)線の跡。
それがアパートの近くを走っていたのです。現在のセンセイの新潟─金沢間の移動手段はほぼ完全に自動車。
北陸新幹線開業で不便になったからで、それ以前は西金沢駅まで北陸本線に乗り、そこからアパートまで歩いていました。途中にある「伏見橋」付近の道路が不自然であることに気づきました。
調べてみると案の定、廃止された鉄道跡。興味のある方はこちらやこちらをご覧いただきたい──ただし地図の一部が不正確──のですが、ほぼ現在の国道157号線に沿っています。
というか、1955年(昭和30年)の廃止後、線路跡を道路に転用しているのです。1枚目の写真は旧有松駅付近。そこから少し上りながら2枚目の野町駅を目指します。道路沿いの風景はまさに、線路沿いのそれ。
線路で完全に分断された土地の使い方です。大学を出てから松金線跡をあることにしたので、ちゃんと調べずに歩き始めました。野町駅のホームが見えてきた(駅舎は右奥)のですが、どうもホームに入る気配がありません。
後から調べ直したところ駅前の、現在はロータリーになっている部分を使っており、線路は繋がっていなかったようです。かつてはそこから急な坂を上り、路面電車市内線(廃止)の線路に乗り入れ、旧県庁まで行くことができたとか。電車にとっては急な坂なので、ホントかなぁと思っているのですが。
センセイもその坂を登り、幹線道路へ。でも後から考えると、もう少し先まで歩けば有名な西茶屋街だった。ちょっと失敗。
というわけで1時間20分ほどで金沢市中心部へ。歩いた甲斐あって、とても美味しいビールを頂くことができました。はい。
■10月4日(火) 毎年ご苦労様です ──NHK金沢の放送用SNG中継車がキャンパス内に──
予定を変更して、今日出くわしたものを。
先週お伝えしましたが、今学期の西村センセイは午前中に講義が2コマ続きます。高齢者にとって、なかなか厳しい配置。しかも他の日より1時間ほど早く出勤する必要があります。でもまぁ、そこはサラリーマン。
朝早く出勤して講義の準備。2コマ終えると気力と体力はほぼ限界。せめて後者を補給すべく、荷物を持ったまま受講生とともに大学食堂でお昼を頂きます。たまたま教室は食堂の近くなのはラッキー。
研究室へ戻りますが、なかなか疲れが取れない。加齢に伴って、この傾向が顕著になっています。本当は記憶が鮮やかなうちに講義の記録を整理したいのですが、作業を始めるとすぐにダウン。
甘いものが欲しくなったので、近くのドラッグストアへ。正門を通ってキャンパスに戻り、写真右側の出入口から校舎に入ったのですが、その時には自動車なんて存在していなかったのです。
暗くなってきたので守衛さんに鍵を返して、通用口から校舎の外へ出ると、あ"...。
NHK金沢の放送用SNG(Satellite News Gathering)中継車が。実はほぼ毎年──去年は確認していない──この時期に同じ車が止まっています。
今年はトヨタのランドクルーザーも。センセイはローカルを含めて夕方のNHKニュースを録画しておき、晩ご飯を頂きながら見るのですが、せっかく取材の準備を進めておきながら、ここから何かを中継放送したということはないはず。
要するに、空振り。いったい、何のためなんだろう。
■10月3日(月) 知識としては持っていたけれど... ──最新設備のパチンコ基幹店が閉店──
今日は移動時のお話。
写真は昨朝、上越市内を走行中(停車中)に撮影したもの。もちろん金沢へ向かっていたのですが、この日は信号のタイミングがいつもと違いました。右奥へ伸びる国道8号線と、左へ曲がる国道18号線との交差点で停車。
停止直前に気づいたのですが、交差点の角にある大きなお店の看板が変わっています。背の高い目立つ建物は駐車場。その右奥にお店があります。ここはシリウスが運営する「パチンコ N-1(エヌワン)上越北店」だったのです。県内各地にお店があります。
それがいつの間にか「ビッグモーター」社の「上越店」に。びっくりしたので、金沢に到着してから報道を調べたところ、「N-1」は昨秋に閉店。理由は「コロナ禍による来店数の減少など」とのこと。
ビル外観に大きな変化がなかったため、気づきませんでした。
パチンコ業界が不調であることは知っていたのです。ただしセンセイ個人はパチンコをしません。それもあって、なかなかリアルに実感することはありませんでした。
ここにあった「上越北店」は最新の基幹店だったはずなのに...。同紙によると「ビッグモーター」が開店したのは今月1日。まさに撮影前日です。センセイは移動の際に必ずこの場所を通過するのですが、交通量が多く、車線も複数あるためとても気を使います。
どんなに遅くとも半月あるいは1ヶ月くらい前には外観も変わっていたはず。店内は大規模に改装したはずですが、外からは良く見えないので、その工事にも気づきませんでした。
それにしても、パチンコ屋が潰れるなんて...。
■10月2日(日) パンとお米の関係に似て、お魚の価格が相対的にずいぶん高くなっていると思う
で、地元産のお魚を扱っているスーパーに到着。
でもこのお店も、どうもこのところ地元産が少ない。日によっては、海が荒れているわけではないのに、まったく並んでいなかったり。この日も2種類だけ。柏崎産の天然真鯛と写真の「イシダイ」。
どちらにしようか思案している時に思い出したことが。十数年前から始まり、特に最近顕著なのですが、海産物の値段が高くなっています。「ステルス値上げ」で、内容量がどんどん減っている場合も。
単純な比較はできなのですが、たとえばセンセイのように薬としてタンパク質を摂取すると考えた場合、魚と動物の値段が逆転しつつあります。
最近の小麦粉価格急上昇で、相対的にお米を「安い」と感じるようなもの。そのため西村センセイ、金沢では現在、お刺身をまったく買っていません。格別に美味しいお醤油も、自宅の冷蔵庫の中に存在するだけ。
それもあってか、「イシダイ」を選択しました。安かったし、たぶん初めていただくので。サッポロビールを一口頂き、合掌してから頂きます。「タイ」という名前がついているにもかかわらず、「鯛」とはかなり食感が異なります。
噛み砕く時の感覚も違います。肝心な味はというと、淡泊な白身魚であることは共通ですが、「イシダイ」は食感がツルッとしています。食べた時のふくよかさは鯛の方が上だと思う。
もちろん美味しく頂きました。(合掌)センセイのようにお酒を頂く際は、同時に良質のタンパク質を摂取する必要があります。これまではほぼイコールでお刺身でしたが、今後は、特に年金生活者になったら、この発想を変更する必要があるかも。
新鮮だし、とても美味しいんですけどねぇ、地元産のお魚は。