2023年3月25日更新(2023年4月2日ページ移動)
■3月25日(土) 当地の桜はまだ蕾ですが、隣接する上越市の高田城址公園では開花が宣言されました
今日はタイトル通り、見たままのお話。
機器類など、最低限の再配置(と売却)に区切りをつけた西村センセイ、さすがに今日の午前中は目前に迫った講演の準備。かなり集中して作業しました。でも今日は土曜日。つまり実家へ行く日。
お昼を頂いてから、いつもの時刻に両親の元を尋ねました。ところが今日は買い物をしなくて良いとのこと。明日、少し離れた場所に住む弟に頼むそうです。母親としてはセンセイだけに負担をかけたくないということなのでしょう。
実際のところは、たいした手間ではないのですが。というわけで、母親が育てた野菜を貰って帰宅。今は野菜の端境期。保存野菜も切れつつあるし、春の野菜はまだまだ。それでも分けてもらったホウレン草はずいぶん立派。
茹でて頂いたのですが、野菜本来の甘さがありました。例によって午後は少し外出。これまで訪れたことがない場所を意識して探検したところ、地元の原酒造(フェンス右側)の裏に道路があることに気づきました。
歩いてみると、会社の敷地内に桜が一列に植えられています。このところの暖かさで蕾はかなり膨らんでおり、もう数日すれば開花か、という感じ。帰宅後にニュースを見ていたら当地の西隣、上越市の高田城址公園では開花が宣言されたそうです。
ただし正確に言うと気象庁ではなく、地元の市民団体の判断。おそらくこれは、同所にあった高田測候所が2007年に廃止されて、人間による開花の確認ができなくなったためと考えられます。高田城址公園は「日本三大夜桜」の一つに数えられているのです。
個人的には、桜の時季に訪れたことはありませんが。今日の当地はかなり冷えたのですが、それでも桜の開花はもう目前です。
...おっと、仕事に戻らねば。
■3月24日(金) やはり相当なプレッシャーだったらしく、引っ越し前後は血圧が急上昇していました
半年ぶりで血圧のご報告。覚悟していたのですが、やはり...という結果に。
これまでの経験から、センセイの血圧を上昇させていた主因は、かつては塩分(Na+)の摂取過多。そして最近はストレスらしいということがわかっています。なお、しっかりと意識して運動することは体質改善にかなり役立つようです。
即効性はないようですが、。右のグラフは血圧を測り始めてから5年弱(両端間で5年)の変化。全体としてはここ2年半ほど、概ね問題のない状態を維持しています。
中央やや右側の盛り上がりは、新型コロナウイルスの影響で未経験の遠隔授業を強いられた時期。今回ご注目頂きたいのは右端。明らかに突出しており、コロナ禍のレベルすら凌駕(りょうが)しています。言うまでもなく、今回の引っ越しの前後です。
その期間は金沢から撤収した15日の、前後約20日間。高さ以外にも特徴が。センセイの場合、朝より夜の血圧が高いのですが、この期間はそれが逆転することがしばしば。つまり夜、ゆっくり休息できなかったということらしい。
心理状態だけで、こんな簡単に血圧が変化するんだ...。今回は短期間の間に多種多様な事柄に、いろいろな方とともに対応することが求められました。事前に準備していたとしても、完璧な解決は無理。その場の状況に応じて臨機応変に判断、対応する必要があります。
だから血圧が上がることそのものは覚悟していたのです。問題は引っ越し終了後、どれだけの期間で平常値に戻るのか。白状すると本当にこれまでの値に戻るのかどうかすら確信が持てなかったのです。最悪の場合、このまま上がりっぱなしで降圧剤を服用せざるを得なくなるとか。
考えたくもありませんが。結論からお伝えすると、自宅に戻った直後も高い状態。3、4日でこれまでと同じ程度に下がりました。やれやれ。
なお、これまでは金沢にいる時の血圧は低く、自宅だと高いとことが確認されています。金沢ではマイペースの生活ができるからかもしれません。帰宅後はもちろん、金沢での数値を計測することは不可能。
されど落ち着いてみると、自宅においてもこれまでより低い傾向があるようです。...引退生活が馴染んできたということかしら。
■3月23日(木) お昼にシャッターが降ろされる銀行 ──その内部に、初めて立ち入りました──
すっかり引退生活モードの西村センセイ。
喫緊のインフラ整備で最後まで残されたのが、銀行口座の整理。金沢には郵便局と地元銀行に口座を開設していたのですが、月曜にお伝えしたように郵便局の分は移転完了。ただし今晩再チェックしていたら、未処理の通帳を1通発見。
こちらは明日にも変更するつもり。問題は銀行。社会人になるとやはり、外部との関係で銀行口座を持つ必要があります。金沢の銀行については公共料金その他の出入りがまだ残っているため、住所のみ変更して口座は残したまま。
まだ半年間金沢へ通う間に解約する予定で、手順その他も確認済です。さて、当地の銀行をどうするか。つまり金沢の銀行にある分を、地元銀行に移したい。
老い先短いセンセイとしては後に残される者のために、そして誰よりも「脳力」が低下する自分のために、資金のありどころは整理しておきたい。当たり前ですが、金沢工大への転出前は地元銀行に口座を持っていたのです。
ただし正確に言うと、かなりややこしい。大学生の時、つまり50年近く前に地元銀行に口座を開いたのですが、通帳は残されていません。それと思(おぼ)しきキャッシュカード1枚が残されているだけ。
前任校赴任の際に、大学のある新発田支店に口座を開設。こちらはすべての通帳とカードが保存されています。でもお金の出入りはほとんど郵便局だったので利用回数は少ないし、そもそも金沢工大転出後は、長期間使われていません。
その間に銀行は他行と合併し、別な名称になっています。そこで通帳とカードを地元銀行のATMで使用したところ、通帳については「磁気情報を読みとれません」。カードはというと、「窓口へお越しください」。
先日の午後、混雑する銀行でかなり待たされてから窓口で申し出ると、女性行員が申し訳なさそうに「解約するしかありません」。続いて「他支店(=県北部の新発田支店)の口座ですし、今日は混雑しているので...」。というわけで今朝、開店直後の別な支店を訪れました。改めて事情を説明すると返ってきたのはやはり、「他支店の口座なので時間が...」。
意外に、古いシステムなのね。実際、電話でやり取りをしていらっしゃいます。なぜか担当者が替わったと思ったら、上役と思しき方が「お持ち頂いた印鑑が、登録されているものと違うようなのですが...」。すみません、今度はこちらのミスです。
ひとまず自宅に戻って、可能性のある印鑑をすべて持参。再び待たされてから目の前で印鑑を照合したのですが、一致するものはありませんでした。登録印鑑を変更するのかと思ったら、再びかなり待たされてから「残額も僅少なので...」と、このまま処理してくださるとのこと。
残されていたのは僅か数百円。手間を取らせてしまい、本当に申し訳ない。
ここから先がまた大変で、なかなか口座を開設できません。センセイはというと、相談窓口に座りながら、行員の動きをずっと見学させて頂きました。なるほど、こういうシステムになっているのね。
センセイには、無理だ...。突然、行員の一人が予想外の行動を。お客さんに向かって大きな声で「11時半になりましたので、シャッターを降ろさせて頂きます」(実話)。な、何のこと?!
実際、二つあるシャッターが順番に降ろされました。そういえば以前、職員の休憩時間確保のために小さな支店については、お昼に窓口業務を休むことにしたという新聞記事を目にしたことがあります。
まさにこの支店もその一つだったのね。どうなるんだろうと思ったら、行員曰く「安心してください」。
それから20分ほどかけて、やっと口座開設完了。ここまでで約3時間。で、センセイはというと、行員の案内に従って、ひとまず立ち入り禁止部分に入らせて頂き、職員用の通路と通用口を通って外へ。
バックヤードは予想外に、普通の事業所という感じでした。...当たり前か。
■3月22日(水) 持ち帰った機器をひとまず整理しました ──AV機器の買取は、専門店が優位──
引っ越しから1週間が経過。
サラリーマンが定年退職すると、一気に...という話をしばしば耳にします。いかにもありそうなことのように思われます。で、センセイはというと、少なくとも現時点では大きな変化は見られません。
仕事がなくなって焦っているわけではない。朝、目覚めた布団の中で「今日は何をしたらいいんだろう...」と、虚空(こくう)を見つめているわけでもありません。ただし時間が経つと変化するのかもしれませんが。
なぜそうなのか考えてみたのですが、最大の理由は...内緒(ゴメンなさい)。二番目あるいは三番目の理由はおそらく、現在もまだ引っ越しに伴う片付けに追われていること。
日曜日にお伝えしたように、書籍類についてはほぼ未着手。こちらも一部繰り返しになりますが、現在は機器類の再配置と売却を含めた整理に取り組んでいます。つまりインフラストラクチャーの整備。
1枚目の写真は、引っ越し直後に撮影したもの。引っ越しで発生した荷物を、センセイの書斎の隣にある娘の部屋にとにかく仮置きしたところです。機器と家具、ソフト類が混在しています。
しかも重要な機器と売却予定のものがごちゃまぜ。先月お伝えしたAV機器については仮配置状態。その時点ではまだ持ち帰っていない機器もあったので、とにかくラックにぎっちり収納しました。
本当は電源系から含めて本格的な再配置が必要なのですが、これは時間がかかるので後回し。不要となった生活用品の買取についてはすでにお伝えした通りですが、同様に、重複する機器についてもは、ごく一部をHARD OFFに持ち込んでみました。結果はというと、不要な物──ただし個人的には断腸の思い──のみ売却。
他は持ち帰りました。たまたま店長さんが対応してくださったのですが彼は、一瞬の間を置いた後、「え"っ!?」という表情。HARD OFFの名誉のために記しますが、決して買い叩かれたわけではないのです。
でもこちらとしては、この品の価値をあまりおわかりではないなぁ...というのが本当のところ。前後して専門店に見積をお願いしたのですが、お店から提示された価格はHARD OFFの1.5倍から数倍(実話)。中には、約35年前の実購入価格より、現在の買い取り価格の方が高い(!!)という超貴重品も。
今後の展開は不明ですが、近日中にその顛末をご報告できると思います。で、2枚目の写真は今日の午後撮影したもの。撮影しているアングルが違う──机と本箱は不動──のでちょっとわかりにくいと思います。また光とカメラが違うため、色合いが少し異なります。
写真左奥にあるのは、1枚目の角材を組み立てた棚。金沢のアパートで使っていた物です。そこに置かれている物の中には引っ越し関係の物も少し含まれていますが、これらは基本的に家人の管理下。つまりセンセイの物ではありません。
右下に残されたているのが、未処分の機器類と箱詰めされたソフト類。あまり大きく違わないとお感じになるかもしれませんが、センセイにとっては大きな進展。でも、ソフトの整理は置き場の関係で書籍のそれと同時進行。早くて4月中旬以降になるだろうなぁ...。
おっと、講演の準備をしなくては。
■3月21日(火:祝日) 角を曲がって出くわしたのは、春 ──当地でも梅の花が咲き始めました──
今日はタイトル通り、そして見たままのお話。
引っ越しに伴う片づけは進んでいませんが、今日は祝日(春分の日)。官公庁はお休みなので手続き関係は後回しにして、お仕事のペースを取り戻すように心がけます。週明けにはは大学教員を対象とした講演。
準備が...。それでも午前と午後にそれぞれ、用を片付けるべく徒歩で外出しました。田舎は自動車を使わないと暮らせないのですが、実家へ行く時とビール購入以外には使っていません。所用の最後に、晩酌用のツマミを買い求めます。
久しぶりに、地元産の鯛のお刺身が並んでいました。ラッキーと思いながら来た時と違う道を歩いていると...あ"っ。
T字路を右折しようとして、角のお宅の庭の木にたくさんの花が咲き始めていることに気づきました。花弁の色は薄いピンク、その根元の部分はもっと濃い色。(拡大写真(1,280×960、102KB))
早咲きの桜だ...。接写モードで撮影したのが写真。でもそのうちにホントに桜かなぁ...と思えてきました。確かに都心の桜は見頃になるところらしい。
でも当地では、まだ梅も咲いていません。帰宅してから確認したところ、花弁の形状──桜は先端が割れている──やその根元の長さから、やはり桜ではなく梅の花のようです。でも、この判断すら誤っているかも。
申し訳ありませんが、センセイは母親と違って植物には疎いのです。お昼に外出した時は、近くの駅前公園で小さな子供たちが保護者とともにたくさん遊んでいました。家族連れの中にはちょっと高くなった場所にシートを広げてお弁当を食べていたり。
ある女の子は、本当に嬉しそうに歌を唱っていました。まるでお花見状態ですが、それほど今日の当地は、日中、とても暖かかったのです。その陽気に誘われて人々は外へ。まさに春本番ですが、地域によっては明日から、当地でも明日の夕方から天気が下り坂。
しかも気温は低下するとのこと。来週の、現職最後の出張は雨の中の移動となりそうです。
■3月20日(月) 気分は「お砂場デビュー」。ただしセンセイの場合は、老人社会への、ですが...
日付は先週金曜日に戻ります。
市役所と警察署で住所変更の手続き終えた後、ふと思い出したことが。郵便局をどうすればいいんだろう...。もちろん転居、転送届は提出済。ただし郵便局は預貯金や保険の機能も果たしています。
そちらの変更は必要なんだろうか。実は現在、郵便貯金証書に住所欄はありません。もしかすると転居届だけで済むのかもと淡い期待。夕方に外出したついでに、近くの郵便局へ立ち寄りました。事情を説明するとやはり提出してくださいとのこと。
実はアナログなんですね。当たり前ですが、郵便局は土日お休みなので今朝、営業開始時刻に合わせて改めて局を訪れることに。もらって住所変更関係の書類も持っています。
外に出ると...何だか変。幹線道路や旧市街地中心部を歩く人はまばら。その数少ない人は皆、老人。手押し車だったり、リュックを背負い、手に買い物袋を持っていたり。
その脇をかなりの台数の車が駈け抜けます。今日は平日、世の中は確かに動いている。つまり仕事で自動車を運転している人の多くは現役組。他方、歩道を歩いてるのは高齢者ばかり。
で、センセイはというと、ドライバーから歩行者側に立場が替わったんですねぇ。う〜ん、「お砂場デビュー」だ。(子育て未経験の方は調べてみてください)
郵便局での切り替え作業は予想外に難航。センセイは割と真面目に定期性貯金をしていたので、割と多い通帳を持っています。そのすべてに変更を掛ける必要があるとのこと。
携帯電話の住所変更を予約してあったので、途中、一時抜けるような格好になり、お昼前にやっと手続きを終えました。午後は庭の木々の雪囲いを外してから地元の銀行へ。休眠していた口座を復活させようと考えたのです。ところが行内は大混雑。もともと忙しい時期だったようです。しかも両替機が故障したとのことで、行員がそちらの対応に追われています。
かなり待たされてから窓口に呼ばれて事情を説明すると、「申し訳ないのですが、解約するしかありません」。しかも今日は混雑しているので、別な日にしてほしいとのこと。意地悪をするつもりはないので、近くのお店で晩酌のお刺身を買って帰宅しました。効率の良くない1日でしたが、悪いことばかりではありません。
この間に、自分の預貯金をきちんと整理することができました。センセイらの業界は定職に就くのが遅い──常勤職になれない方も多い──ため、実は総収入が低め。しかもセンセイの場合は2回転職しているので退職金もあまり多くはありません。そもそも金沢工大の給料は...だし。
でも割とコツコツ貯金していたことがわかりました。娘もひとまず独立したので、慎ましい生活を続けることができそうです。やれやれ。
■3月19日(日) 引っ越しで発生した重複品を対象とした断捨離開始。初日の今日は目標金額に届かず
今日は日曜日、つまり金沢への移動日...という生活を21年間続けたので、何だか変な気分。来週になるとこの傾向はもっと強くなるんだろうなぁ...。
それはともかく、できるだけ早く自宅での生活ペースを構築しなければなりません。基盤が整備されていないと仕事にならないのです。今月末には、遠いところにある大学での講演も控えています。
週末までに、その準備を終える必要があります。というわけで金沢から戻った数日間は、ひたすら整理とお役所その他の手続き。書籍類は仮配置のままで、整理は後回し。本は価値が低いというのではなく、機材などの整備を優先する必要があるのです。
おかげで、概ね最低限の整理を終えることができました。当たり前ですが、転居に伴い金沢のアパートに置いていた分との重複が発生します。下手をするとPower Mac G4 Cubeのように、研究室に置いていた分も。
基本的には、自宅書斎に配置していたものが最も高性能かつ高価。重複分については原則として優先順位の低い方あるいは長く使っており故障リスクの高い方を売却するつもり。ただし例外的に、新しい方を手放すケースも発生する見込みです。
これに関しては後日、お伝えできると思います。というわけで、今日はまずその手始めとして、頂き物の高そうな生活用品を買い取ってもらうべく、写真の「OFF HOUSE」に持ち込みました。
ちゃんと訪れるのは初めて。恐る恐る店内に入る──センセイは小心者──と、女性店員が元気に「買い取りですか」。整理券を受け取り、店内をフラフラします。
日曜日だし天気が良いということもあってか、かなりのお客さん。並んでいる生活用品の中に、お金を払って「のらくろ」に引き取ってもらったのとほぼ同等の品々も含まれていたのですが、価格はかなり高い。「のらくろ」の担当者がニコニコしていたわけだ。
もう一つ気づいたことが。「OFF HOUSE」は生活用品を扱うお店なのですが、大きなビニール袋の中に衣類をぎゅうぎゅう詰めにして訪れる買い取り客が目立ちます。センセイのように引っ越しシーズンだからなのでしょう。
買い取り希望品を受け入れる側は本当に大変そう。「査定に1時間ほどお待ち頂きますが...」という状態でした。しかもこのような品々の査定価格は相当低いことが予想されます。というか、買い取り品を持ち込む側は「いくらかでもお金になれば...」ということなのかも。
おっと、センセイの番号が呼ばれました。告げられた査定額は目標の80.0%。晩酌のツマミのお刺身数日分です。でも、まぁ、持っていても使うことはないので、買い取って頂きました。今日は序の口。今後は高価(だった)AV機器類の買い取りが続きます。
買い取り先を含めて、さて、どうなる...。