2022年7月16日更新(2022年7月24日ページ移動)

──2022年7月第3週のニュース──

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7月16日(土) 今日で、あれから15年。復興を成し遂げた(?)旧市街地中心部を歩いてみました

 15年前の今日、何があったかを即答できる方はほとんどいらっしゃらないと思います。当然です。

 2007年7月16日の午前10時13分ころ、自宅のある柏崎市沖を震源として、新潟県中越沖地震が発生しました。最大震度は実家の近く(旧西山町役場)他で記録した震度6強。いかに凄い凄い揺れだったかをご理解いただけると思います。
 センセイはその日、施設に入所している義理の伯母を見舞うべく、家族を乗せて新潟市へ移動中。

 地震に遭ったのは震源地近く(!!)の国道。いきなり妙な感覚を覚えた後、激しい揺れとともに道路を含めた地面が「波打つ」──ホントに──のを目撃しました。発生当初は自分の市が震源地だなんて想いもしなかったのです。
 だから難儀をしながらも施設に到着し、そこのテレビで概要を知りました。

 その後の絵に描いたような被災者生活と、それを通して学んだものについて、もしご興味があれば当時の記録をお読みいただければと思います。話は一時的に替わりますが、センセイらが担当している学部3年の講義は、来週が期末試験。
 だから試験直前となる今週の講義は主に、これまでの授業の振り返り。

 センセイはこの機会に、科目の意義や受講者自身にとっての意味合いを考えていただくようにしています。その時に用いるのが地震の際の経験。一昨日の授業では「15年前の明後日...」と切り出しました。

 詳細は省略しますが、受講生はふだんとうって変わり(?)、提示される映像を食い入るように見ています。もし彼ら彼女らの感想について興味があれば、記録をお読みください。
 繰り返しなりますが、あれから15年が経過。

 西村センセイ、午前中は地震発生時刻を含めて書斎で真面目にお仕事。いつもはお昼過ぎに高齢の両親の安否を確かめるべく実家へ向かうのですが、所用で今日は時刻変更。
 そこで正午前に、旧市街地中心部を歩いてみました。

 まず駅裏(南側)でお昼をいただいてから、柏崎駅の西側の地下道を通って北側(=海岸側)へ。ふと思いついて、原酒造(写真)を初めて訪れました。奥に主力商品「越の誉」の文字が少しだけ見えます。
 ちなみに、社長はセンセイの高校の同級生。

 写真中央は直売店「酒彩館(しゅさいかん)」。入ってみようかと思ったのですが、実家への移動時刻も迫ってきたため今日は断念しました。申し訳ありませんが、センセイは日本酒党じゃないし...。
 原酒造を訪れたのには理由があります。

 同社の歴史をご覧いただくとわかりますが、同社の建物は、醸造の要となる2棟の酒蔵を含めて、大半が中越沖地震で倒壊。古く大きな木造の酒蔵は、強い地震の揺れに耐えられなかったのです。
 犠牲者や怪我人を出さずに済んだのは、まさに僥倖
(ぎょうこう)

 海岸沿いの砂丘、つまり単に砂を盛り上げただけの土地を登り、旧市街地中心部へ。原酒造もそうでしたが地震の爪痕は直接には残されていません。でも良く見ると、通りから入った場所を中心に、あちこちに空き地が広がっています。
 建物を撤去した跡。

 もともと当地は過疎化、高齢化が進行していたのですが、新潟県中越沖地震はそれをさらに加速させました。そもそもお昼時だというのに、歩いている人はほとんどいません。まぁ、暑すぎるという事情もあるのですが。
 行き交う車もまばら。

 今週の講義の中で「個人的には、これまでいくつもの大きな地震を経験...」と話しながら、いくつだったのかわからなくなってしまいました。

 そこでこの機会にカウントしてみたら、センセイは大きなものだけでも新潟地震(1964)、新潟県北部地震(1995)、新潟県中越地震(2004)、新潟県中越沖地震(2007)、東日本大震災(2011)、大阪府北部地震(2018)、そして北海道胆振東部地震(2018)を乗り越えてきたんですねぇ。

 客観的に見て、これだけの数と「揺れ」を経験した人は、そんなに多くないと思う。



7月15日(金) 学習しない存在らしい... ──大学食堂で「名古屋みそかつ丼」を頂きました──

 写真は昨日のお昼に撮影したもの。

 木曜日はお昼を挟んで講義があります。午前の授業は大学食堂のすぐそば。前の時間の担当者が退出されたので彼に挨拶をして教室に入り、授業の準備を整えます。暑かったので、大学食堂で冷水を頂きます。
 ...ん?!

 何だか最近、似たような文章を書いたような...。ま、気のせいでしょう。

 受講生がパラパラと教室に入ってきます。昨日のクラスは約50人ほどで、それほど多人数のクラスではないのです。講義までまだ15分ほどあります。再度大学食堂へ移動して、定食のメニューを確認。
 でもその前に関門が。

 定食コーナーの手前に、日替わりあるいは週替わりの丼物の紹介コーナーがあるのです。何と、そこには「名古屋みそかつ丼」(450円)。名古屋出張の際には、ほぼ必ず頂く──ただしお弁当──「味噌カツ」。
 八丁味噌、大好きです。

 説明文には「コク深い豆みその旨みが特徴の名古屋みそを使用したみそカツ丼」。「カツ」の表記が揺れていますねぇ。それはともかく「1日限定80食」。
 しかも、何と昨日が最終日。

 西村センセイ、限定物にからきし弱い。

 すっかりその気になった西村センセイ、講義を終えて機材を片付けるとそのまま大学食堂へ。倖いにも混雑が始まる前。定食コーナーの奥にある丼物の前には男子学生の列が。
 列が崩れていたので最後尾の学生に「みそかつ丼の最後?」と尋ねると、「先生も食べるんですか?」。

 やっとセンセイの番になりました。オバちゃんに「普通盛りですか」と尋ねられ、やっと2週間前のことを思い出しました。しかしすでにご飯は(男子学生基準の)普通盛り。
 一般的には大盛りです。

 オバちゃんはご飯の上にキャベツの千切りを敷きます。それは問題ないのですが、オバちゃんは次に、ご飯にタレをたっぷりかけます。目の前に広がっている光景は、2週間前とまったく同じであることを悟ります。
 ニコニコしたオバちゃんは、ハムのように薄いカツの上に再び、たっぷりとタレ。

 彼女の表情を目にしたら、こちらもにっこり返すしかありません。会計を済ませて席へ移動し、薬を服用してから「名古屋みそかつ丼」を頂きます。客観的には、値段の割に美味しいと思います。
 まぁ、ソースの味に依存している部分はありますが。

 豚カツの薄さと、摂取した塩分量を除けば、味についてはほぼ満足しているのです。ソースは醤油より塩分が少ないし。不満の矛先が向けられるのは、他でもないセンセイ自身。だって2週間前の出来事から、ほとんど何も学んでいないのですから。
 トホホ。

 どうやら人間は──語弊があるなら「センセイは」──あまり学習しない存在らしい。



7月14日(木) 「サアカスの馬」 ──大学院の授業、MacBook Pro(15")で盛り上がる──

 毎週水曜は午後に大学院の授業。

 学生諸君は優秀だし、学ぶ意欲もあるので、こちらの実力が問われます。誤解なきように申し添えますと、決して学部授業の手を抜いているわけではないのですけど。扱っているのは応用倫理の一分野である研究倫理。
 ここ数年は、同僚のK先生と共同で担当してきました。

 でもこの春、先生が他大学に転出されたので、今年度はすべてセンセイが担当する必要があります。昨日は米国の研究公正局(ORI)が制作した“THE LAB”というインタラクティブ教材(写真)を用いた演習。
 日本国内では科学技術振興機構(JST)が使用を許諾されています。

 そして何と、日本語に翻訳したのは金沢工大のセンセイら。主要な人物を分担して担当しました。この教材、本来は手前のDVDで配布されているのです。
 でもこのDVDには致命的な問題が。

 技術的な理由により、新しいPCで再生すると途中で止まってしまい、絶対に前に進むことができないのです。そのため現在はJSTのホームページ(日本語版)から利用します。(誰でも自由に利用可)
 ただしこちらにも難点が。

 別な技術的理由により、映像および音声と、提示される字幕のタイミングがかなりずれてしまうのです。俳優さんが丁寧に喋っていますが、字幕なしだと日本人の大半には難しすぎます。
 そこで今回登場するのが、写真中央の
MacBook Pro(15")。

 センセイが獲得した科学研究費補助金で14年前に購入しました。たぶん、このサイトでご紹介するのは初めて。今となってはかなり古いマシンなのですが、これだと“THE LAB”をきちんと再生できるのです。
 さて、どうなる?

 この“THE LAB”は大学院生、指導教授、オーバードクター、そして大学の研究倫理責任者の立場になって話を進めます。今回は受講生に一番近い立場の大学院生。他の教材と異なり、重要な場面で選択肢が示され、そこでの選択に従って話が展開します。
 どの人物場合も、最も適切な行動を選択するのは至難の業。場合によってはすぐゲームオーバーに。

 最初はやや斜(はす)に構えていた受講生も、いざ教材が始まると態度を一変。教室の関係で、後ろの学生は画面の下の方に出る字幕が読みにくい。そのため、最後列は立ち見状態でスクリーンを食い入るように見ていました。
 今回は進行をかなり工夫。

 グループ内で簡単な議論をしてもらい、グループごとの判断をできるだけ尊重するようにしました。簡単に言うと、原則として最多の判断に従い、もし同数になった場合は授業を参観されている他大学の先生に判断して頂きました。
 つまりセンセイの意志は入っていません。

 議論の場になるともう、侃々諤々(かんかんがくがく)という感じ。ふだんも良い雰囲気なのですが、さすがに今回のような盛り上がり方を見たことはありません。アッという間に100分の講義時間が終わりそう。
 倖い、決して最悪の選択をすることはなかったのです、

 より適切な判断と行動に到るまでが本当に難儀。不適切な判断を繰り返して、何度も選択の場面に戻りました。院生はまだ経験が少ないので、配慮すべき点を見逃しがちなのです。もちろんそれに気づいてもらうための教材です。
 来週は指導教授、つまりまだまったく経験したことがない立場から考えてもらいます。

 さて、どうなる?

 そんなMacBook Pro(15")ですが、現在から見ると性能が低すぎるので、すでに大学の財産目録から外されています。でもセンセイは、この日のためだけにマシンを廃棄せずに残しています。
 う〜ん、これってまるで
安岡章太郎(1920-2013)の「サアカスの馬」(1955)じゃないか。

 なお、一部古い内容を含みますが、当該講義の様子はこちらでも紹介されています。ご参考まで。



7月13日(水) これはびっくり。アパートのすぐ近くに、お洒落な喫茶店がオープンしていました

 日曜日に、センセイがアパート近くを歩いていて出くわしたものシリーズ最終回。

 今にも雨が降りそうだったためか、あるいは信金閉店を目にしたためか、それとも夕暮れで何もかもが寂しそうだったためか、センセイの気持ちはどうしても暗い方へ向かいがち。アパートはもう目の前です。
 ...あれっ?!

 地元の大きなハム店の倉庫──実際には使われていなかった──が去年、解体されて更地に。しばらくそのままだったのですが、そこに写真のお宅が建っていたのです。ここは自動車だと通過するのですが、徒歩では来ない場所。
 だから気づきませんでした。

 通りからかなり入った住宅地なので当然、ごく普通のお宅だと思いました。建物や、植木鉢など周囲の様子からして、奥様は割とお洒落な方。
 でも自動車の陰に、看板が見えます。よく見ると位置口にもポスターが。

 近づいてみると右側の看板には「カフェ Shop 茶々々 & HAT」とチョークで書かれています。どうやら喫茶店らしい。「こんな所に?」というのが実感。
 ただし今日は“Sorry CLOSED”とのこと。

 気になったので調べてみると、「茶々々 & HAT」(Instagram)と記されています。「サイフォンコーヒー&雑貨 茶々々」(Facebook)と、ソースによって多少店名が異なりますが、お洒落な喫茶店らしい。
 予約すれば店内でのダーツも可能とのこと。

 ネット上の評判は上々ですし、YouTube上でもお店を訪れた時の様子が紹介されています。そもそもサイフォンで入れるコーヒーが美味しいらしい。
 ちゃんとしたコーヒーなんて、数年頂いていないなぁ。

 意外なところでは「やきめし」も看板商品とのことで、興味はあるのです。ただし、あまりにもアパートに近すぎる。最寄りのコンビニより近いのですから。こうなるともう、「アパートに帰って、自分で料理を...」というのがありそうなパターン。

 金沢にいる間に、このお店に入ってみることはあるのだろうか。



7月12日(火) この寂寥感はどこから? ──金沢信用金庫伏見橋支店が静かに店を閉じていた──

 昨日の続き。

 「自転車通行可 ここまで」の標識(写真右端)を確認したのは、道路を基準に考えると手前の歩道。証拠写真撮影後に周囲を見渡し、「大衆ホルモン・やきにく 煙力」の存在に初めて気づきました。
 お店の写真は道路を渡り、焼肉店に接近してから撮影しています。

 アパートへ戻るべく再び横断歩道を渡ったのですが...何か変。辺りに寂寥(せきりょう)感が漂っています。

 改めて周囲を再確認すると、交差点に面して建つ「石川信用金庫 伏見橋支店」が妙に寂しそう。建物の窓に内側から掲出されていた各種ローンのポスターも見当たりません。
 手前と奥の駐車場も閉鎖されています。

 どう見ても使用されている気配がないので入口に近づくと、「店舗移転の案内」が。昨年秋、南西へ約2km離れた 野々市支店内に移転したというのです。
 ただし「店舗内店舗として営業」とのこと。

 要するに店舗の統合です。実態は吸収合併にもかかわらずそのような扱いにしなかったのは、各種口座等の変更に大変な手間と時間、そして費用がかかるためと考えられます。
 センセイは口座振替のために金沢で銀行口座を開いたのですが、後にその店舗が統合。

 センセイ個人は何もしなかったのですが、銀行側はかなりのコストをかけて対応していました。

 金沢信金は同じ時期に他に数店舗統合してます。Web上の移転案内は、デジタルデータをPDF化したものではなく、紙出力をスキャンしたもの。そもそも銀行経営の根本を揺るがしかねない超低金利のご時世。
 察するに、信金も相当厳しい経営を強いられているらしい...。

 金沢中心部から離れたこの地域、いろいろな意味でこのまま地盤沈下するしかないのか、と思ったら...。(たぶん、まだ続く)



7月11日(月) 現場検証 ──アパートの近くで、知らないうちに起きていたこと──

 結果的に、ちょっと注意不足の運転をしてしまったのは昨日の午後。

 お伝えしたようにひとまず出勤し、面談その他の用を片付けます。昨日の金沢は非常に不安定な天気で、今にも強い雨が降り出しそう。実際、山側の地域の中にはかなりの雨となった場所もありました。
 雨雲レーダーを見ながら早めに帰宅。

 倖い、ほとんど雨に当たらずにアパートに到着したので、その足で事故未遂現場(?)の様子を確かめて見ることにしました。いわば「現場検証」。
 自転車は歩道を走行できない道路だと理解していたのです。

 奥の交差点まで歩き、そこで歩道については「自転車通行可 ここまで」の標識を確かめることができました。やはり記憶と理解通りです。
 ただし相手にストレスを与えてしまったことに変わりはないのですが。

 その時、雲の切れ間から夕日が射し込んで、当たりが一時的に明るくなりました。目に入ってきたのは、見慣れない白い看板。「煙力」と書かれています。
 初めて気づきました。

 よく見ると看板だけでなく、交差点に面した焼肉店「韓国焼肉 レントン」(元「炭火焼肉 ぎゅうばか」)の建物が大きく変化しています。
 どうやら「レントン」はごく短命で終わったらしい。

 後から調べたところ、「煙力」は名古屋市の「株式会社CREAFE(クリエイフ)」が運営する「大衆ホルモン・やきにく 煙力(けむりき)」で、ここは「煙力 金沢横川FC店」(ただし、サイトでは「金沢FC店」)とのこと。
 「R4年4月中旬グランドオープン!」だそうです。

 Googleマップは1本の道路のみ4月に更新されたのですが、開店祝いの花環を立て掛けられた「煙力」を確認できます。駐車場にはそれなりに車が入っていて、玄関の前では若いお父さんが2、3歳くらいの男児を遊ばせながら喫煙中でした。
 アパートのすぐ近く、ただし大学とは逆方向。

 ちょっと間が空いただけなのに、と思い、改めて周囲を確認すると...。(たぶん、続く)



7月10日(日) なぜ、自動車ではなく自転車? ──視ているようで、まったく見ていない...──

 今日は移動日。

 午後に保護者と面談することになっているので、予約してある会議室にあらかじめ冷房を入れたい。いつもより早く自宅を発ったのですが、どうしても気が急(せ)いてしまいます。意識して安全運転を心掛けます。
 それもあってか新潟県内での燃費は良く、富山県入りの時点での燃費は22.8km/L。素晴らしい。

 富山県東部は行き交う車も少なく順調だったのですが、富山市に入るとさすがにそうはいきません。それでも何とか富山市を抜けて隣の砺波市へ。再び台数は少なくなりますが、油断は禁物。
 実際、農協の施設から、若者が運転する黒い乗用車が飛び出してきました。

 急ブレーキを踏んで事なきを得たのですが、後続車両はびっくりしただろうなぁ。下手をすれば追突...というかなり厳しい状況でした。

 無事金沢市の通称「山側環状」に入ります。いつもの日曜日より交通量は少な目でしたが、やはり混む場面もありますし、妙な運転をする人もいます。
 片側2車線のこの道路を右折すれば、アパートはもう目の前。

 ふだんは途切れることなく車が走っているのですが、奥にある交差点信号機の影響でしょうか、この時は珍しく、対向車線の車がほとんどいない状況。
 左奥、(相手から見て)左車線を車が走っていますが、老人が運転しているらしく、非常にゆっくり。

 何の問題もなく右折できると判断。

 前を走行する車との関係で、ふだんよりも早くハンドルを切り、無事に右折完了。対向車との関係を確認するためにバックミラーを注視していると自動車ではなく、自転車が2台出現。なぜ自転車?
 どこから出てきた?

 感覚的には「2台の自転車が湧いて出た」という感じ。しかも自転車を漕ぐ若者の一人はこちらを見ています。気になったので、後からドライブレコーダーの映像を確かめてみました。
 お分かりになりますでしょうか...。

 そう、写真中央やや左寄りの歩道(ダイハツの看板の右下)を、2台の自転車がほぼ並行して走行しています。ゴチャゴチャしたダイハツの販売店が背景だったこともあり、センセイはこの2台の存在をまったく認識していませんでした。
 申し訳ない。

 実はこの区間、自転車は歩道走行不可。しかも平行走行。かといって交通量の多い車道を走れというのもまた、酷。

 動画を確認する限り、例えば自転車が急ブレーキを強いられたなど、危険な状況に到った訳ではありませんでした。2台はそのままのスピードで走行しています。ただし彼らにヒヤッとさせてしまったこともまた事実。
 バックミラーに映った若者の表情は冷ややか。

 決して責めている顔ではありませんでした。だから不思議に感じたのです。「俺たちのこと、気づいてなかったよね」という感じ。いやはや、もう、まったくその通り。何の反論もできません。
 (再び)ホントにゴメンなさい。

 気を取り直して徒歩で「出勤」し、学生のご両親とお話をします。もちろん何の問題もなく短時間で終了。それはそれとして、今回のような余裕のない段取りが無理を産み、やや厳しい状況を招き寄せてしまった。
 大事に到らずに済んだのは、まさに僥倖
(ぎょうこう)

 反省。

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