2023年4月22日更新(2023年4月30日ページ移動)

──2023年4月第4週のニュース──

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4月22日(土) 大学生向けじゃぁ、なかったのね... ──選挙カーの活動は本日午後がピーク? ──

 これを書いているのは、19時過ぎ。

 つまり明日投票が行われる、統一地方選挙後半戦の選挙活動終了時刻まで1時間を切ったところ。直接影響があるのは、選挙カーによる大音量での候補者名連呼。当地では今回、市議会議員選挙が行われています。
 定員を5人オーバーの、混迷した激戦。

 国会議員選挙や県議会選挙──当地域では無投票──あるいは市長選と違って候補者が多いので、選挙カーが回ってくる回数もずっと多い。それが、あともう少しで...という時刻。予想通り、今日の活動は昨日までとは段違いの激しさ。
 少なくとも拙宅付近では午後、それも夕方にかけてがピーク。

 ウグイス嬢も候補者も、声が半ば枯れています。それでも、暗くなるとともに選挙応援は静かに...と思ったのが甘かった。最後の最後、地元が地盤の候補が、大音量でお礼に回ってきました。
 そう来たかぁ...という感じ。

 この間、一つ気づいた──というより再確認した──ことがあります。それは候補者間の仁義。候補を乗せた選挙カーが他陣営事務所の前に来ると必ず、「○○候補の健闘をお祈りいたします」。
 地方選挙だからかもしれませんが。

 写真は木曜日の午後に撮影したもの。いつものスーパーで晩酌の刺身を買い求めるべく徒歩で外出したのですが、自宅までもう少しという交差点で、あれっ?!
 横断歩道を渡りながらカメラを取り出し、振り返るような格好で撮影しました。

 「期日前投票」という大きな文字が目に入ったのです。だから最初は投票行動を促す啓蒙運動かなと思ったのですが、良く見るとご覧のように、正確には「移動期日前投票バス」。
 これで思い出したのが金沢市の例。
(ただし他の自治体でも実施例あり)

 金沢市では若年層の投票率向上のため、数年前から市内にある大学を回るこのような移動投票所を導入しているのです。当地にも大学が二つ。
 バスのルートは、それらの所在地とも符合します。

 運転士以外は誰も乗車していなかったので、帰りかなぁ...と思っていたのですが、この点はセンセイの早とちり。帰宅後に調べてみると柏崎市はこの日から山間部を中心に、「柏崎市移動期日前投票所」として巡回していたとのこと。
 大学生向けじゃぁ、なかったのね。

 20時を過ぎました。自宅付近はいつもの静けさを取り戻しています。



4月21日(金) 列車はそれぞれの人生を乗せている ──カメラだらけの列車と出くわしました──

 時系列的には、昨日の続き。

 あいの風とやま鉄道(旧北陸本線)の列車は、魚津、黒部駅までに大半の乗客が下車しガラガラ状態に。まだ乗車しているほぼ全員が終点の泊駅へ向かう方なので、車内はいかにも地元、という雰囲気。
 ...ただし、一部、当てはまらない方も。

 車内が空いてきたので、そういう方の存在が目立ってきたのです。まず、車両前方で大声で話す高齢のご夫婦。実にマイペースで、話の内容がほぼ筒抜け。泊の先、糸魚川まで行き、そこで大糸線に乗り換え。
 少なくとも松本まで行かれるようです。

 他に、正体不明の男性が二人。

 列車が終点の泊駅に到着すると、地元の方は後方の跨線橋を渡って改札口へ。センセイはえちごトキめき鉄道線に乗り換えるため、逆に前方へ。で、センセイが気になっていた方々はというと、皆、ホームに留まったまま。
 つまり、ここから先もご一緒。

 少し待ってからトキ鉄ET122系が入線。センセイは海が見える側の席に。件(くだん)のご夫婦がすぐ前の席に着席されたので、離れた席に座り直します。不思議な雰囲気のお二人は、山側の席に。
 不意に、センセイの後ろの席に大柄の男性が着席。

 大きな荷物を背負っていらっしゃいますが、登山用の装備や格好ではない。かといって、イタリアからのアベックのような旅行客でもありません。雰囲気としては、研究者が一番近い。そもそも、彼は外国人。
 肩のワッペンの一部に“NL”と縫い込まれていることから、オランダ
Nederland)からの方かも。

 主観的には、まるで「オリエント急行○○事件」のような雰囲気の列車──ただし1両編成──は、泊駅を定刻に出発。

 次の越中宮崎駅では誰も降りなかったのですが、県境の市振駅を発とうという時、突然、オランダ(?)からの方が猛ダッシュして前方の出口からホームへ。
 ここで下車しても特別なものは何もないのに...良くわからない。

 でも彼の表情からして、特別なことではなかったようです。やがて列車は糸魚川駅へ。やれやれ、あの賑やかなご夫婦からやっと解放される...あれっ!?
 前方の中線
(なかせん)に、停車中の列車の前照灯が。

 上りのトキ鉄ET122系だろうと思ったのですが...何か、変。近づいてみると、あ"っ!!

 JR西日本が試験運用中のDEC741気動車です。実態は試験車両DEC700型を母体にしたレールや架線類、周囲の状況を確認する「総合検測車」。
 こちらこちらをお読み頂くと、そのイメージを掴んでいただけるかと思います。

 同社のキヤ141系気動車は、市振駅などで何度か見かけたことがあるのですが、DEC741は初めて。ご夫婦が下車して静かになった列車が、糸魚川駅を出発する時に撮影したのが写真。
 ご覧のように2両目(直江津側)は、まさに異形
(いぎょう)

 屋根や側面の凸凹しているものはすべてカメラ。高速走行しながら電力、信号系をこれでチェック。従来はこれら項目を地上から人力で行っていたのですが、それを自動化するのがDEC741導入の目的。
 もう二度とお目にかかることはないだろうなぁ...。

 終点の直江津駅に近づくにつれ、お客さんがそれなりに乗り込んで...と予想していたのですが、事実は真逆。途中の能生(のう)駅や名立駅で下車し、最後の乗客はセンセイを含めてわずか4名。
 もちろん、不思議な雰囲気のお二人も含まれています。

 特に、その中のお一人は、直江津から先もご一緒。センセイは自宅のある柏崎駅で下車しましたが、彼はもっと先へ。ただし明らかに「乗り鉄」ではありません。だからこそ、何のための乗車なのか、想像しにくい。
 誤解して頂きたくないことが。

 そりゃ確かにご夫婦は騒々しかった──勘弁して欲しい──し、他のお二人やオランダ人(?)もちょっと不思議な雰囲気。でもセンセイだって、彼ら彼女らからしたら同じような存在だったはず。
 自分だけが正しいなんて主張するつもりはまったくないのです。

 たった1両の列車であっても、それぞれの人生を乗せています。

 運転士や、直接見えないけれど広く運行に係わる方々、さらには地域住民を乗せて、です。



4月20日(木) 男性陣は密かに、ちょっとドキドキ... ──鉄道の「旅」はやはり、在来線──

 昨日、金沢から帰る時のこと。

 西村センセイ、ご存じのように高速道路や新幹線をあまり好みません。それらより格段に速い航空機は好きなのですが...。もちろん先月の熊本出張のように、移動が主目的なら躊躇なく利用します。
 でも、もし選択が許されるのなら在来線、それも各駅停車か、一般道。

 今年度前半の金沢への「通勤」は、行動パターンからすると出張のようなもの。特に一昨日は、早めに移動して準備するという「サービス出勤」──正式な勤務ではないので、無賃金──が必要。
 迷う余地はなく、特急と新幹線にせざるを得ません。

 どうしようか、さんざん迷ったのが帰路。

 北陸新幹線と、それに接続する特急だと楽だし、早く帰宅できるのですが...あまり面白くない。ただし在来線だけだと接続が良くないため、自宅到着は夜になってしまいます。そこで今回は富山まで新幹線に乗り、そこから先は在来線を3本乗り継ぎました。
 富山駅の新幹線ホームに降り立つのは2回目。

 在来線ホームへ回ると、すでに、センセイが利用する列車に乗る方々が20人ほど。その中には外国人のアベックが1組。おそらくアジア系の方が一人。列車ドアの位置はわかっているので、そこで待っていると、LED前照灯の列車が接近。
 ...あ"っ。

 センセイが乗車する列車かなと思っていたのですが、入線してきたのは、おぉ、新造HC85系「ひだ」。初めて実物を見ました。考えてみれば、521系の前照灯はHID。
 もっと早く気づくべきでした。

 降りてきたのはほぼ外国人旅行客ばかり。団体客が主で、そこに個人客が混じるという感じ。外国人に人気の飛騨、高山を訪れたのでしょう。
 折り返し運転の「ひだ」乗車を待っている方も、外国人客が主。

 そのうちにこちらの列が長くなり、今度こそ2両編成の521系が到着。高岡方面からの、たくさんのお客さんの降車を待って乗車します。もちろんセンセイは窓側。
 センセイの後ろに並んでいた、やや多動性傾向を持つ初老の女性は、反対側の窓側の席に。

 先ほどの外国人アベックが遅れて乗車してきたのですが、もはや2人が揃って座ることのできる座席はありません。男性がセンセイの隣に座って良いかどうか英語で尋ねてきたので、もちろん快諾。
 彼女の方は、初老女性の隣に。

 確認になりますが、進行方向左側(海側)から初老女性、彼女、(通路を挟んで)彼氏、そしてセンセイという並び。所定の時刻に、列車は富山駅を発ちました。発車直後、初老女性が(少なくともセンセイには)予想外の行動に。
 右隣の彼女に向かって「どこからお越しになりましたか?」。

 言葉遣いは丁寧。でもホーム上での様子からして、彼と彼女は純粋な旅行客。おそらく日本語はほとんどわからないはず。それでも女性は質問を熱心に繰り返します。二人、特に彼女の方は最初、当惑した様子。
 センセイは隣の彼氏越しに、その様子をチラチラ。

 もちろん彼はセンセイの行動を認識しています。その彼の了解を得た上で通訳してあげようかと思ったその時、彼女が取り出したのは、スマートフォン。翻訳アプリあるいはサービスを起動させたようで、それに向かって初老女性に語らせます。
 なるほど、今風だ。

 そのうち、徐々に状況がわかってきました。彼と彼女はイタリアからの旅行客。今日の目的地は滑川市の「ホタルイカミュージアム」。そこで催される何かの「ショー」──後から調べたところ、「発光ライブショー」──がお目当てとのこと。
 すると初老女性はキッパリ、「私、地元ですけど、そんなショー、全然知りません」。(実話)

 ...オイオイ。

 女性はとても心配になったらしく、通りかかった車掌に「この方たち、ホタルイカミュージアムへ行かれるそうなんですけど、滑川でいいんですか。魚津じゃなく」(実話)。車掌はニコニコと頷きます。
 センセイが何を考え、何を抑制しているのか、隣の彼氏は理解しています。

 運命の滑川駅が近づいてきました。

 状況を彼に説明しようかと思ったのですが、控えておきます。席を立つ時、彼は英語で挨拶。こちらも返します。続いて彼女が視線でお礼を述べてきたので英語で、良い旅を願う趣旨のご挨拶。
 で、初老の女性。

 どう考えても二つ先の魚津駅で降車されるんだろうと思ったら、もう一駅先の黒部駅で下車。う〜ん、ま、いっかー。

 在来線は、やっぱり面白い。ただし、ちょっと疲れますけどね。



4月19日(水) 鶴丸も、金沢の夜はここで羽根を伸ばして...? ──大学院の初回講義を終えました──

 昨日の続き...というか、その途中から。

 西村センセイ、旅先で夜に一人で飲み歩くという習慣はありません。腹蔵(ふくぞう)なく話し合える関係者とは飲むのは大好き。でも10年くらい前から、二次会には参加せずにホテルへ戻るように。
 加齢に伴いアルコールに弱くなったということもあるのかもしれませんが、基本的には宅飲み派なのでしょう。

 ただしセンセイのことですから、そのまま就寝するのではなくホテルで飲み直して、その日のことを振り返りながらこのページを更新。昨日を含めて旅先での文章の足元がふらついているのはそのためです。
 もちろん、ホテルではアルコールのみを摂取しているわけではありません。

 必ず良質のタンパク質を含むものを頂きながら飲むようにしています。ポイントはツマミの入手先。

 センセイは最近、コンビニにほとんど入らなくなっています。旅先では利用することもありますが本当に必要最小限度。先日の熊本出張の際も、コンビニではあんパンを買っただけ。できるだけ地元の方が利用し、その地域の特色が表れているスーパーを訪れるように。
 で、今回の金沢。

 大学指定の宿所は金沢繁華街の一つ、「武蔵ヶ辻」にごく近い場所にあります。観光客には便利な場所ですが、近くにスーパーが見当たらない。
 欧米人旅行客の様子を見ていたのですが、皆がコンビニを利用していました。

 でもいろいろ調べたところ、「武蔵ヶ辻」から600m位離れた場所に、金沢でよく利用していたスーパーの別店舗が。これはもう、天啓(てんけい)
 昨晩は雨が降っただけでなく予想外に冷え込んできたのですが、小さな折り畳み傘を差して「マルエー」を訪れました。

 結果は...というと、お店はピカピカだったのです。でも品揃えはイマイチ。今まで利用していたお店はもう大幅値引きの時間なのに、ここは元の価格のまま。
 といって、何も食べないわけにはいかない。

 昨日は変則的な行動だったので、お昼にほとんど何も頂いていなかったのです。

 で、(センセイなりの)規定量の缶ビールとお弁当、オニオンサラダ(ドレッシングなし)を買って、そぼ降る雨の中、トボトボと「帰宅」。その途中に気づき、撮影したのが写真の看板。
 ...どこかで見たことがあるような、真紅の鳥のマーク。

 JAL日本航空の通称「鶴丸」です。夜の金沢で出くわすとは...。

 実はJALの「鶴丸」、時代とともにデザインが変化(こちらこちら)しています。フォントから、最近のものを手本にしたようです。個人的には、う〜ん、さすがにいかがなものか。「HAL・HAL」、カラオケバーとのこと。
 ちょっとご縁はなさそう。

 肝心の、来週以降の食料調達先に。

 バックアップとしてのコンビニは仕方ないとして、次回挑戦すべきはおそらく「金沢エムザ」の地下街「黒門小路」、つまり「デパ地下」。例えば京都出張の際は、近くの大丸京都店の地下のお店を利用していたのです。
 続きは...あるのかないのか、わかりません。

 悪しからず。

 ちなみに今朝、ホテルで測定した血圧は、まったく問題ないレベルに。昨晩はそれなりにストレスがかかっていたようです。



4月18日(火) 順調に思えた約1ヵ月ぶりのホームグラウンド(?)金沢は、最後の最後でドッカーン!!

 というわけでセンセイは、明日の講義に備えて金沢入り。

 必要な配布資料類の原板は概ね、昨晩までに出力済。でも自宅の古いプリンタだと正常にプリントできないものがあるし、何より配布資料はセンセイ個人ではなく、大学が印刷、準備すべきもの。
 まぁ、実際に作業するのはセンセイなのですが。

 前日は本来、金沢入りしさえすればいいのです。でもこのような事情で、センセイは朝のうちに自宅を発ちました。特急列車で上越妙高駅まで移動し、そこで北陸新幹線に乗り換えるというパターン。
 味気ないですが、仕事なので...と割り切ります。

 センセイが乗ったのは各駅停車の「はくたか」。そもそも上越妙高駅で速達タイプの「かがやき」に抜かれ、金沢でもほぼ追いつかれました。何だか、やる気をなくしがち。講義への意欲喪失ではありませんので、誤解なきよう。
 写真は金沢駅の新幹線改札口の様子。

 お気づきかと思いますが、観光客が多い。中高年夫婦もいれば、若者の集団も。修学旅行と思われる男子生徒の集団も目撃しました。そして特に目立つのが、外国人旅行客。
 ご覧のように、現在はまだ欧米系だけですが。

 センセイはというと、路線バスに乗って先日まで借りていたアパートへ。ホームシックになったのではなく、賃貸契約の後始末のために、近くにある銀行へ赴く必要があったのです。
 その途中、そばにあるアパートの様子を確認。

 たまたま昨日、担当の不動産屋さんから清算書が届きました。契約書に書かれていた通り、通常の清掃費用はは敷金から引かれています。
 気になっていた床面の修繕費用は、お伝えしたように大家さんの負担。

 問題はその金額で、約22万円とのこと。でも、まぁ、そんなもんだろうなぁ...。

 で、センセイの関心は、その補修方法。床板(フローリング)を本格的に張り替えると、とんでもない金額になります。通常は、その上に床板風の厚手のシートを張るはず。
 1ヵ月ぶりに外から覗いた「我が家」は、室内清掃こそ終わっているものの、肝心の床面は退去した時のまま。

 まぁ、年度替わりはお客さんの入れ替えが激しいので、対応が間に合っていないのでしょう。その足で銀行を訪れました。用件は比較的簡単に終了。

 傘を差して大学キャンパス内に入り、必要な手続きをしてから教材の印刷。あちこちにご挨拶します。最後は偉い方のところで、2時間半ほどお話させていただきました。職員が帰宅した後、路線バスに乗り込みます。
 今日の宿所は金沢市繁華街に近い、大学指定のホテル。

 夕食はもちろん晩酌の準備もないので雨の中、ちょっと離れたスーパーまで往復。やれやれと思いながら血圧を測定すると、ドッカーン!!

 いわゆる「上」(収縮期血圧)が、正常値をかなり超えてしまっています(他の値は正常の範囲内)。そんなはずは...と再測定しても、数値が微妙に変わるだけ。やはりストレスによるものと考えられます。
 移動時あるいは大学内、そしてほぼ初めて――正確には22年ぶり――の古いホテル、そして何より、明日からの講義のストレスによるものか。

 現時点では、判断のしようがありません。



4月17日(月) ある時から自分で作業しなくなった理由 ──センセイが感じた猛烈な違和感──

 今日はクイズ風に。

 写真は先日、弱い雨が降っていた日のお昼に撮影したもの。拡大写真(1,280×960、209KB))

 20年以上も自宅を離れて地元に疎くなってしまった西村センセイ、退職後は近所をなるべく自分の足で歩き、しかもできるだけ初めての道を通るようにしています。この日「探検」していたのは自宅近くの裏道。
 この車に気づいた時は、あれっ...と感じた程度。

 「メーカーのエンブレムが意図的に外されていて、どこの何という車かわからないなぁ」程度だったのです。次に手前、つまり右前輪がスペアタイヤであることに気づきました。
 ただしその程度なら、割とあること。

 でも今回は、違和感が徐々に強まります。自分でもその理由はわからなかったのです。良く見ると、バンパーをガムテープで留めています。(拡大写真だとわかる)
 小さな事故を起こしたか、逆にぶつけられたかして、バンパーだけでなくタイヤも損傷したようです。

 それでも納得できず、やがてセンセイの違和感は極限に。視線は1点に集中しています。もうおわかりだと思いますが、万一、拡大写真でもわからない場合は、こちらをご覧下さい。(1,280×960、113KB)
 個人的には、ぞっとします。

 西村センセイ、義父から譲り受けた──当時は貧乏だった──最初のマツダ・ファミリアの時は、自分でタイヤを交換していたのです。初めて自分で買った日産プリメーラの時もそうだったと思います。
 でもBMWにしてからはディーラー任せ。

 車重が増加したため、ちゃんとした装置を持たないセンセイにとって危険な作業となったことが理由の一つ。もしかすると、経済的に余裕ができたから...と思われるかもしれませんが、某工業大学の給与は業界水準の2/3程度。(実話)
 つまり、ほぼ事実ではありません。

 最大の理由は、ナットを締め付ける時のトルクがわからないから(弱くても強過ぎても不可)。今まで脱輪その他のトラブルを起こしたことはないのです。でも長距離運転をしてきたセンセイの場合、冗談抜きで万一の場合が怖い。
 もちろん、ディーラーに任せたからまったく安全...というわけでもないのですが。

 今回、つくづく、その危険性を実感させられました。



4月16日(日) これから土曜の20時まで、いろいろ大変そうだ... ──市議会議員選挙告示──

 今日の写真はセンセイ初の塗りつぶし。しかもそれが6箇所。

 受講生数が確定したことを受けて、センセイは今朝からグループ分けなどの作業を本格化。前半と後半でメンバーが微妙に相違するし、何より人数が多い。そして間違いが許されない種類の仕事。
 正直なところ、かなり疲れます。

 その最中の10時頃、外がうるさくなりました。予想より、ちょっと遅い...。

 お昼を頂くために外へ出た帰り、帰路、自宅手前でちょっと遠回りして撮影したのが写真のプレハブ小屋。何の変哲もありませんが、屋根にはTVアンテナがしっかり据え付けられているなど、割としっかりとした造り。
 お察しの通り、これは今日告示された市議会議員選挙候補の事務所。

 実は、知り合いが市議選に出馬したのです。正確には、センセイというより親の関係先。先々週実家に行った際に現金を手渡され、「その時期になったら陣中見舞いのお酒を...」と頼まれました。
 行きつけの「やまや」で箱入りの日本酒を購入して「祈 必勝」と出力して頂き、事務所を訪れました。

 候補者の実家前に建設されたプレハブ小屋の駐車場には10台くらいの車。だから中には数人いらっしゃるだろうと思ったのです。でも実際にはお二人。
 選挙運動が始まる前だったのですが、他の方は知り合いなどへの挨拶のために外出中らしい。

 留守番のお一人は候補のご母堂。両親の依頼で訪れた旨のご挨拶をして、陣中見舞いのお酒を差し上げます。どうやらご挨拶はセンセイが一番乗りだったらしい。
 他の事務所とは違って、まだ寄せ書きは張り出されておらず、お酒も見かけませんでした。

 お母様によると、候補が数日前にセンセイの実家へ挨拶に回ったとのこと。どうやらセンセイと行き違いだったようで、残念ながら報告を受けていない旨お返事し、逆に、候補が拙宅を訪れてくださったことをお伝えします。
 まぁ、センセイは2階の書斎で仕事をしており、家人が対応したのですが。

 こう書くとセンセイがこの候補の応援──あるいは、その逆──をしていると思われるかもしれませんが、ここまでは完全に関係者としての立場上の行為。写真の機微情報類は通常、ぼかし加工をしています。
 でも今回、看板や旗にはシンボルカラーが。

 というわけで今日は異例の、グレー一色塗りとさせていただきました。

 そして迎えた今日。繰り返しになりますが市議会議員選挙告示日です。だから朝から選挙カーが走り回るのかな、と覚悟していたのですが予想よりも遅い立ち上がり。しかも今日はまだ住民に気を使って、各候補とも控えめ。
 でも選挙戦終盤には仁義があるのかないのか、ほぼわからないような状態になるんだろうなぁ。

 しかし民主主義制度を守るためにはやはり、公明正大な選挙活動が必要。暴力による弾圧など、絶対にあってはいけないこと。

 ...ふと気がつくと、今日の強風で、プレハブの両側に立てられていた旗が2本倒れていました。自分で起こそうか、あるいは中で控えている方に伝えようか。でも、ま、今日はやめておきます。
 まだ風は強い。

 それに、旗が倒れたのは必然。然るべき原因と、それに起因する因果関係の結末なので。

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