2005年11月26日更新(2005年12月5日ページ移動。2011年5月4日一部写真削除)

──2005年11月第4週のニュース──

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11月26日(土) ホームグラウンド ──西村センセイ、古巣で学会に参加する── 

 西村センセイ、週末なので新潟に......確かに、新潟に存在してはいるのですが、新潟市西部の新潟大学キャンパスに来ています。ここで開かれている学会に参加しているのです。

 ご存じの方も多いと思いますが、センセイはこの新潟大学を卒業しています。それも二度。

 つまり古巣に戻ってきたのです。

 この五十嵐(いからし)キャンパスには、学部8年間のうち5年間通い、残りの3年間は市街中心部の旭町キャンパスに通っていました。

 卒業後も所用で時々来ているので、特別な感慨はなかったのですが、あれぇ、工学部ってこんなにモダンで小綺麗なな建物だったかなぁー。

 よぉーく見ると、背後の古い校舎はそのままで、写真中央部の、ガラス張りの三角形の部分のみ増築されたようです。
 なぁーんだ。

 そもそもこの大学教育学会は、前の学会長と、その前の学会長が、それぞれセンセイのICU時代の直属の上司だったりするので、とても身近な存在です。

 しかも、基調講演をされた新潟大学副学長は、学部学生時代に同じ所属で、散々世話になった先生です。
 この先生の講義はとても厳しくて、期末試験の時に、普通の学生は所定の時間で終了してもらえるものの、所属学生(哲学科)は時間制限なし(!!)で、真夜中まで試験を続けるというすさまじいものでした。(実話)

 でも今、同じ大学の先生という立場になって、しかも行政的な仕事が増えてくると、あの頃の先生のお気持ちや講義内容が一味も、二味も違って理解されるようになります。

 まぁ、センセイの場合きわめてゆっくりと、ではありますが、それなりに歩みを進めているのかなと感じます。

 すると、奇妙なことに、懐かしいキャンパスも単なるノスタルジーの対象ではなくなり、新しい景色を見せてくれるようになります。

 ホントに不思議なものです。



11月25日(金) 「先生、教室、違います。」 ──冬学期の講義、お笑い路線で始まる──

 午後の会議を途中で抜け出しました。冬学期最初の講義の時間なのです。

 準備万端整えて指定された教室へ向かうと、何だかちょっと変。だって、知っている顔があるもん。それに何だか大人っぽい。この講義は1年生が対象のはず......。

 変だなぁーと思ったのですが、何度確かめても教室に間違いないので準備を始めると、一人の男子学生が寄ってきて、「先生、この教室、○○[別な講義名]になってるんですけど......」。
 2年生ともなると、さすがに、こちらの間違いを傷つかないように教えてくれます。

 え"っ!?

 慌てて担当部署に電話で連絡を取ると、確かに教室が変更されています。知らなかったのは西村センセイだけのようです。

 荷物を纏め──初回なのでプリントがたくさんあった──て、3階に駆け上ると、学生の皆さんが待っています。チャイムが鳴る前にプリントを配布したかったのですが、人数が多いので、講義開始後10分以上もかかってしまいます。

 というわけで、本当はイメチェンを図り、ダンディ路線で講義を始めたかった西村センセイ、初回からいつものお笑い路線で始まってしまいました。

 どんな具合だったのか、それはこちらから。



11月24日(木) 「むふっ」という気分 ──Macな噂は真実だった!! ──

 仕事場とアパートを往復するだけの日が続いているので、同じような話ばかりで申し分けありません。
 今日もMacなネタです。

 先日、Mac miniのシステムプロファイル(Windowsのシステムのプロパティに相当)を開いたら、あることに気づきました。
 CPUの速度が1.42GHzのMac miniを注文したのに、届いたのは1.5GHzだったのです(下線部)。

 かつてiMacの時代に、266MHzのものを注文したら333MHzのものが届いた方がいらっしゃるのですが、それと同じように、ちょっとだけですが、クロックがアップしていました。

 Macの雑誌で、一部流通品が予告なしでわずかに仕様変更されているという話は聞いていたのですが、センセイのものもそうだったのです。

 たいした違いじゃないのですが、やはりちょっとうれしい......。

 得した、とかいう感じではなく、予期せずに美味しいもの食べた時の「むふっ」というような感じです。わかるかな?



11月23日(水:休日) いつの間にか中心に、Mac mini?!

 今日は勤労感謝の日ですが、ふだんちゃんと勤労していない(?)西村センセイは、勤労に感謝しつつ休日出勤です。仕事がたくさんたまっているもので。

 さて、先日購入したMac miniですが、基本的には順調です。

 基本となるOS Xと疑似OS 9環境(Classic環境)は、木に竹を繋ぐ......というよりプラスチックを繋ぐような感じで、正直なところイマイチです。
 たとえばクリップボードを介して相互にデータをやりとりできるのはいいのですが、その分、OS 9のクリップボードを使えないとか......。

 でも普通乗用車からマニュアル車がほとんどなくなったように、このOS XとClassic環境に慣れないといけないのかなぁー、と感じています。

 ネットワークに関しては一長一短で、Mac同士だとOS 9の方がはるかに楽です。

 Windowsとのネットに関しては、OS Xならネイティブでも接続できるのですが、何となくしっくりきません。
 いくつかの手順を踏まないと接続できないので、ひとまず接続すれば、エイリアス(Windowsのショートカット)を介してすぐ再接続できるOS 9のようにはいきません。

 とか何とかいいながら、ご覧のようにWindowsを含めてすべてのマシンが繋がってしまいました。ついでにアイコンも貼り付けました。再接続してもアイコンはそのままです。

 写真左側はPowerMac G4(OS 9)からWindowsノート(“CF-R2”)とMac miniを見たもので、右の写真はMac miniから見たものです。

 最初はネットワークの隅っこにいたMac miniですが、いつの間にかネットの中心近くにいます。ディスプレイも今までPowerMacが使っていたものを奪ってしまっています。

 う〜ん、Mac mini。増殖の予感?



11月22日(火) 2強1弱 ──柏崎市の大型電気店競争(その後)──

 2日連続で柏崎の話でしたが、もう1日だけ続けさせてください。先日お伝えしたように、商圏人口約10万人の柏崎市に、大型電気店のコジマが進出するらしいという話があります。

 迎え撃つのは古くからある真電(新潟中心)と小さな店舗のジョーシン、数年前に進出してきた写真のケーズデンキ、そして地元商店街です。

 ジョーシン(正確には新潟ジョーシン)は、このところケーズデンキに押されて旗色が悪かったのですが、先週末に大きなお店をオープンさせました。
 この週末に初めて行ってみたのですが、凄い混雑でした。

 事前に相当新聞折り込み広告を打ったようで、初めてっぽいお客がほとんどでした。

 一見すると店舗は広く感じられます(特に外観)が、店内をよく観察するとそれほどでもありません。
 品揃えもケーズデンキと同じくらい──ただしそれぞれ得意不得意はある──ですし、目玉商品を除くとケーズデンキよりむしろ高めです。
 この混雑がいつまで続くかなぁーという感じです。

 問題は迎え撃つ側。

 センセイの自宅のすぐそばにケーズデンキ──ケーズデンキの“K”は、加藤社長の頭文字から取ったのだそうな──があるのですが、こちらはいつもに比べてちょっと客足が落ちたものの、落ち込み幅はそれほどでもありませんでした。
 ジョーシンへの対抗策として、折り込み広告に割引クーポン券をいれたせいもあるのかもしれません。

 センセイが探していたMac mini用の適当なマウス(ホイール付)が、この二つのお店になかったので、結局、真電にも行ってみました(マウスはここで買った)。

 こちらは惨憺(さんたん)たるもので、ケーズデンキが開店した時にお客をどっと失い、そして今回さらにガサッと奪われてしまった、そんな感じです。

 やはり大量仕入で仕入価格を下げているのでしょうから、会社規模の大きな2店は優勢で、真電にはかなり厳しい状況に思われました。

 そして恐らく、最後のお客を奪われたのが地元小売店だと思うのですが、こちらがどうなったのか、ちょっと様子はわかりません。



11月21日(月) 仮設住宅で迎える2回目の冬

 昨年秋の新潟県中越地震で新潟県内は大きな被害を受けました。特に、旧山古志村を含む長岡市付近は大きな被害を受け、まだ多くの人が仮設住宅に住んでいます。

 センセイが住む柏崎市でも、震源に近い地域で大きな被害を出しました。自宅のすぐそばには、被災した人のための仮設住宅(こちらこちら)があります。

 この週末に前を通ったのですが、入居している人は半分くらいにまで減っているようでした。
 柏崎市は被害を受けたものの、特定の地域にそれが集中したので、何もかもが失われた地域と違って、重点的に復旧工事をすることができたのです。

 何回もお伝えしたように、鉄道や道路も大きな被害を出したのですが、こちらもかなり復旧しました。
 知らない人が通ったらたぶん気がつかないんじゃないかと思います。

 このように、着実に復旧に向けて歩んでいる新潟県中越地方ですが、しかしその一方で、残念ながら社会的な弱者がその歩みから取り残される傾向も見られます。

 やはり、きちんと見届けることが必要だと思いました。



11月20日(日) 車を1年点検に出しました ──新潟はもうすぐ本格的な冬です──

 このところの寒さで、ご覧のように新潟では、それほど高くない山も白く雪化粧してしまいました。写真は今日、柏崎刈羽地域のシンボル、米山(よねやま:993m)を自宅から見たものです。

 平地でも霰(あられ)や霙(みぞれ)交じりの雨になっているので、車のタイヤを早めに交換することにしました。
 車を1年の点検に出したので、その料金を支払う必要もあったのです。

 午前中の新潟は天気が悪く、昨日の天気予報は最低気温を6℃と伝えていたのに、車の外気温計では2.5℃まで下がってしまいました。
 昼間でも暗くて、しかも雨で見通しが悪かったせいか交通事故が多発したようで、警察の事故処理車を何回か見かけました。

 さて、タイヤを交換してもらっている間に、車の点検結果の説明を受けました。

 点検に取りかかる前に、こちらから後輪のサスペンションから軽いカタカタという音がすると伝えておきました。

 購入直後にも似たような音がして一度直してもらった――左後輪のサスペンションの一部を交換――のですが、また鳴るようになったのです。
 気のせいで片付けるべきレベルかもしれないのですが、「BMWはミシリともしない」と聞いていたので、一応点検してもらうことにしたのです。

 購入後約1年、17,500km走った結果はというと、後輪のサスペンションにやはり問題があって、一部部品交換が約5,000円、右後方の窓の駆動装置に不具合があったそうで部品交換が約10,000円、ハンドルのパワーステアリングポンプからオイルが漏れていた(!!)そうで、ポンプ一式交換が約62,000円かかりました。
 こちらもセンセイは全然気づかなかったけど、エンジンルームで異音がしていたそうで、発電機のベルト張力調整装置交換が約11,000円、その他を含め、工賃を除く点検修理費用は約85,000円とのこと!! ひょえー!!

 といっても、実はBMWには1年間の無償修理に加えて、センセイも申し込んだ「サービスフリーウェイ」という一種の保険があって、購入時に一定の金額(センセイの場合、約45,000円)支払えば、3年間に限って通常の不具合はすべて無償で修理してもらえるのです(他のサービスもある)。......3年を越した時が怖い。

 これはつまり、センセイのようにこの車にずっと乗り続けるつもりでない限り、3年か5年で買い換えを促進するシステムになっているんですね。

 そういえば、今日の営業の人は、平均4.5〜5年で買い換えると話していました。5年目の車検も控えていますし、ローンで購入する人がそれくらい乗ると、50万円くらいの頭金で新しい車が手に入るんだそうです。

 BMWは不思議な車です。

 普段は平日乗っていないのと、気温が低く車体が冷え切っているので、走り始めは何となくモタモタしていて燃費も悪く、路面からの音も寝ぼけています。それでもハンドルは路面から情報をきちんと伝えているのですが。

 それが30kmくらい走ると俄然冴えてきて、サスペンションもきちんと決まり、体(?)も軽くなります。
 燃費はどんどん良くなってきて、先日ついに19.6km/l(!!)を記録しました。新新バイパスを25kmほど走っただけなので、いわば「追い風参考記録」といったところですけど。

 それだけでも不思議なのですが、こうなると、いつまで乗っていても全然疲れないし、そしていつまでも乗っていられるように感じられ、やがていつまでも乗っていたくなります。
 実際今日も、帰宅してから口実を見つけては走っていました。

 ちょっと高かったけど、やはりそれに見合うだけの本質的な良さのある車だと思います。

 というわけで、今日の支払いは不在時に車を回送してもらった費用の3,150円だけでした。
 それになぜか、早期交換キャンペーンということでタイヤの交換は無料でした。タイヤを新規に購入したわけではないのに、いいのかなぁー。

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