2006年7月8日更新(2006年7月16日ページ移動。2011年5月3日一部写真削除)

──2006年7月第2週のニュース──

バックナンバーはこちら



7月8日(土) 禁煙自由席がどうもタバコ臭いと思ったら...

 新潟に戻ろうと特急「北越」の自由席に乗り込んだのですが、何だかタバコ臭い......。

 「北越」の禁煙自由席は、新潟に向かって先頭6号車と(喫煙5号車を挟んで)4号車です。

 センセイが乗ったのは先頭6号車です。北陸本線は長いトンネルが多く、特に旧型の485系特急では前の喫煙車両からタバコの臭いが回ってくるので、必ず喫煙車両の前に座るようにしているのです。

 最初は5号車からの臭いかと思ったのですが、どうも僅かですが車両全体に臭いが染み込んでいます。

 発車までちょっと時間があったので、外へ出てみて、謎が解けました。

 先頭部の側面に銀色のマークがついていますが、これは去年まで走っていた「はくたか」のシンボルなのです。取り外さずに使っているのですね。
 旧「はくたか」の新潟(越後湯沢)側先頭車両は喫煙自由席として使われていたので、その時の臭いが染み込んでいるのです。

 割と混んでいたので、今日は4号車に移るのを諦めて我慢しました。

 この編成は新潟支社の所属ですが、号車を表す札は秋田のものが使われていました。この春、新潟支社の特急車両を再編成したのですが、予想通り、金沢−新潟−秋田間を統一的に運用しているようです。

 その後もいろいろ考えていたのですが、センセイとしては秋田県内で事故を起こした車両は、大破したものはもちろん廃車にしたものの、無傷で残った3両、中でも中間車両2両は、5月にこの旧「はくたか」とあわせて再編成したのではないかと思っています。

 それなら辻褄があうのです。



7月7日(金) 「セタスクラッチ」

 金沢市内で路線バスに乗り、ふと上を見たらユースケ・サンタマリアの顔とともに目に入ってきたのが「セタスクラッチ」。

 何だろう?

 後ろの席から斜に見ていたので何と書いてあるのか良くわからず、前の席に移動してよぉーく読むと......何だ、「七夕」スクラッチ。
 買ったことはありませんが、宝くじの一種のようです。

 メインの文字とその周囲が赤色系統でよく見分けがつかなかったのと、光線や、見る角度の具合で漢字とわからず、カタカナだと思い込んでしまったのでした。

 そう言えば今日は七夕。

 人間界の空はいろいろ騒々しいけど、年に一度のデートの夜なのだから、今日くらい静かにしておいてくれればいいのに。

 今夜の日本海側は薄曇り。月明かりに隠れての再会というわけです。

 羨ましい限りだ。



7月6日(木) Macユーザーの皆様、外付けハードディスクを用意しましょう!!

 アパートでMacOS Xを使っていて、何回か再起動させたら右のような画面になりました。

 システムは起動ディスクを選ぼうとしているのですが、ディスクを認識できずにいる状態です。

 もちろん起動できません。

 どうしてこうなったのかはわからないのですが、大きいデータを移すためにちょっと特殊な使い方を繰り返していたからかもしれません。

 幸い、この時までに外付けのハードディスクにOS Xシステムをインストールすることができていたたので、そちらから起動を繰り返すうちに、本来のハードディスクを認識することができました。

 とりあえず仮復旧という状態です。

 システムがある程度安定した状態で、再び外付けディスクから起動して、修復ソフトを使って検査、修復すると、かなり派手に壊れていたことがわかりました。

 西村センセイ、どうもMacOS Xとは相性が悪いようで、それなりにつきあう方法は見つけたのですが、時々こういう困った状態になってしまいます。

 それでもMacは、外付けの起動ディスクを用意できれば何とかなります。
 Windowsだと、深刻なトラブルに見舞われた場合、どうにもこうにもならなくなります。

 センセイは80Gの外付けハードディスクを用意した上でパーティションを切って、MacOS 9とOS Xをインストールしています。

 MacOSはあまり機種に依存しない──インテル・マックはまったく別──ので、このディスクさえあれば、所有するほとんどのMacintoshを外部から起動し、修復することができます。
 オマケに、この外付けハードディスクには文書ファイルのバックアップ、音楽や映像の最新ファイルも保存してあります。

 本当に、これさえあれば最低限のデータは何とか......という感じです。

 昔のMacOSはトラブルの際にも対応は簡単で、対処しやすかったのですが、MacOS Xになってから、非常時の対応の面でも不便になったと思います。



7月5日(水) 秋葉原のヨドバシカメラに初めて入ってみました!!

 西村センセイ、昨日から今日にかけて、東京都内へ出張していました。

 都内出張の機会が減っている──それでも今月は3回出張する──ので、このチャンスに、ちょっとだけ時間を作って、秋葉原のヨドバシカメラに初めて入ってみました。
 先日大学から貸与されたPowerBook G4 12"のインナーケースを買うためです。

 だってPowerBook 12"の框体はアルミ製で、とても傷つきやすそうなんだもん。

 で、西村センセイ、初っ端(しょっぱな)からトンチンカンなことをしてしまいました。

 秋葉原を降りて、電気街口の脇、昔市場だったところに大きなビルを建設していたので、てっきりそこがヨドバシカメラだと思い込んでいたのですが、どれだけ歩いても看板はないし、入口もない!!

 変だなぁーと思って、よぉーく見渡すと、秋葉原駅東側に「丸〜い緑の山手線、真ん中通るは中央線...♪」のイラストが入った大きなビルが見えました。
 ホントに思いこみは、恐ろしいものだ。

 それにしても、あそこは昔、何だったけ......。

 気を取り直してちょっと歩き、要塞のようなヨドバシカメラに入りました。

 時間がなかったので、1、2階しか、それもごく僅かしか見ることができなかったのですが、全体はこれまで秋葉原には存在しなかった広さです。
 店舗が広い分、品揃えも豊富です。

 インナーケースのコーナーもずっと広がっていて、実はPowerBook G4 12"専用のものもあったのですが、ちょっと高かった(約2,500円)のと、相当厚みがあったので、右の写真の汎用製品にしました。
 框体を傷つけるジッパーとかがなく、マジックテープで止めるようになっています。

 ちょうどいい大きさかな、と思ったのですが、会計を済ませ、お店の人に断ってその場でPowerBookを詰めると......う〜ん、予想以上にブカブカ。

 詰めの甘さは、いくつになっても治らない......。

 ついでに購入候補のMacBookも触ってみました。キータッチは予想外に良い感じです。

 発売当初、黒色モデルで皮脂(ひし)が目立つと騒がれましたが、実際には白色モデルの方が、パームレストやトラックパッドが黄変してしまっています。

 正直なところ、ちょっと不潔な感じで、白色モデルになびいていた西村センセイ、かなり気が引けてしまったのでした。



7月4日(火) 今年はプレミアム・ビールがブームだと聞いていたけれど...。

 知り合いからビールが届きました。

 世話になっているのはこちらなのに、毎年ビールを頂戴します。有り難や、有り難や。

 いつもの缶ビールとジュースの詰め合わせだろうと思っていたら、何だか包装が違う。保温剤で包まれているのです。

 何でだろうとさっそく開けてみると、おぉ、今年は工場から定温のまま出荷、直接配達したチルド・ビール。
 それも4種類!!

 低価格の「第三のビール」戦争は有名ですが、今年は高価格高品質のプレミアム・ビールも激しい競争となっているそうな。
 聞いてはいたのですが、センセイはヱビス・ビールくらいしか知らないし、飲まないので無縁だと思っていました。

 キリンもずいぶん頑張っていたんですね。

 いずれも濾過していないビールで、瓶の底に溜まった酵母も味わって欲しいとの説明。

 さっそくジョッキに移して飲み始めたのですが、確かに美味しい。1本は330mlなので、すぐに空いてしまいます。
 アルコール度がちょっと高いせいか、みるみる酔っぱらってしまって、どのビールがどの味だったか分からなくなってしまたのですが......。

 いつものサッポロビールなら、地場物のお刺身があればなぁーということになるのですが、これらのビールは「フカフカ」した味──どんな味だ?──なので、お魚よりチーズが似合うと思います。

 実際、プレーンのスモークチーズを試したのですが、ともに美味しく頂戴することができました。



7月3日(月) 「生体の正常な防御反応です。(キッパリ)」

 仕事の途中、かかりつけの耳鼻科へ行きました。1ヶ月に1度通院する必要があるのです。

 いつもなら、ちょっと診てもらって「はい。いいですね」と30秒で終了するのですが、今日はちょっと違います。

 最近の激しい鼻水について状況を説明したのです。

 「実は最近学内で始まった、アスベスト除去工事の影響かと...」と話し始めるとドクター、説明を遮るかのように、「そう!!」。

 「それ、生体の正常な防御反応ですよ。」(キッパリ)

 一瞬、間があって、「それって、(強い薬で)止めた方がいいんだろうか......」。

 というわけで結局、いつもと同じ濃度の抗生剤と抗アレルギー剤を処方していただいたのでした。

 鼻水さん、ありがとう。

※その後、アスベスト固定ではなく、除去工事であることが判明しました。ただし、アスベスト成分は僅かです。



7月2日(日) そう言えば、どこかで聞いたような...。 ──G4 Cube、ハードディスク容量の謎──

 この週末を使って、新潟の自宅と金沢のアパートのMacを大幅に整理しました。

 自宅では現在、G4 Cube(OS 9)とMac miniその他が、アパートにはPowerBook G4 15"(チタン;OS 9)とMac miniが稼働中です。
 G4 CubeとPowerBook G4は普通の仕事、Mac miniはOS 9が対応しないアプリケーションや、ビデオおよびDVD、音声の編集に使っています。

 でもMac miniを買う前は、G4 CubeとPowerBook G4にもOS Xをインストールして使っていました。

 OS 9とOS Xは混在させることもできるのですが、トラブルがあった時に不便なので、ハードディスクを二つの領域に分けて、OS 9とOS Xをそれぞれにインストールしていました。

 パーティションを切るとそれぞれの領域は小さくなるという問題が起こりがちです。センセイの場合、容量が足りなくなるとエイリアス(Windowsでのショートカット)を使って、相手領域を使ってその場を凌いでいました。
 それにそもそも、Mac miniの登場でCubeなのでのOS Xの必要性も減っています。

 そこで今回、ハードディスクを完全に初期化し、G4 CubeとPowerBook G4をOS 9だけにしました。

 OS 9のインストールは極めて簡単です。データを外部に一時待避させてからディスクを初期化し、そこに待避させておいたデータを戻すだけ(!!)です。
 初期設定などもそのまま保たれます。

 データのコピーには多少時間がかかりますが、本質的な作業はほんの数分で終わります。MacOS XやWindowsにはまねできない芸当です。

 で、アパートのPowerBook G4はあっという間に作業を完了させたのですが、自宅のG4 Cubeはかなり手間取りました。

 基本作業はすぐに終わったのですが、3種類のソフトを使ってハードディスクを検査すると、あるソフトだけが異常を知らせるのです。ちゃんと動作しているのに。

 いろいろ試したのですが、警告は変わりません。

 パーティションを切り直していて、ふと気づいたことがあります。

 このハードディスクは購入時のものではなく、1年ほど前に換装してあるのですが、データを良く読むと、容量は160G。
 確か、G4 CubeころまでのMacは、最大容量に上限があったはず......。

 ネットでちょっと調べたのですが、皆さん、古いMacにはもうあまり興味はないらしく、うまく情報を見つけることができませんでした。

 で、G4 Cube購入時のシステムディスクから起動して初期化した後にディスクを検査すると、1回だけ別な警告を受けたものの、それを修理すると今度は何の問題もありません。

 情報(Windowsでのプロバティ)を見てみると、ホントは160Gなのに、約128G──2の倍数──のハードディスクとして認識しています。
 そういえば、120G以上には対応しないとどこかで聞いたことがあるような......。

 パーティションを切って、システムを複数インストールしておくと、万一の際の対処が容易です。
 今回はシステムがシンプルになった代わりにこの技を使えなくなるのですが、故障時は外付けのFireWire(IEEE1394)ディスクから起動すればよいので、センセイの場合、問題はないのです。

 とにかくこれで問題は完全に解決し、とても使いやすく、わかりやすいシステムになりました。めでたし、めでたし。

 これで後は、Windowsをどうするか、だな。


「最近のニュース」(最新版)へ
バックナンバーのトップページへ
トップページへ戻る