2008年10月4日更新(2008年10月12日ページ移動。2012年9月20日一部写真削除)

──2008年9月第5週〜10月第1週のニュース──

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10月4日(土) 今日の写真は、お休み

 他のいくつかの用も兼ねて、今日は車で新潟へ。珍しく市の中心部へ入り、とにかく駐車します。新潟市の旧市街地は、車が入れないほど道が狭いのです。
 住宅地図で目的地を探し、柏崎市名物の「明治饅頭」を携
(たずさ)えて、元同僚宅の前に立ちます。

 このお宅へ来るのは十数年ぶり。
 他の同僚も交えて、取り寄せてもらった中華料理を食べながら組織の将来を語り合いました。その時の様子が昨日のように思い出されます。

 チャイムで出てきた奥様──彼女も元同僚──は、センセイの顔を認めるなり、文字通りに泣き崩れます。ご主人である元同僚が1週間前に亡くなられたのです。
 お通夜とご葬儀が平日に執り行われたのと、そもそもあまりに急な話だったので、センセイはどちらにも参加できませんでした。

 焼香し、御家族に話を伺うと、発見からわずか5ヶ月。悪性の病気で、あっという間だったそうです。
 それでも最後は往診を受けながら自宅で療養されていたとのこと。また痛みはなかったようで、自宅から新潟まつりの花火を観て、美味しそうに煙草を飲んでいたそうです。

 白状すると、センセイは彼とかなりやり合った方で、彼の寿命を2、3日縮めてしまったのかもしれません。けれどそれはお互い組織のためと思っての行動でした。

 今日は車を運転しながらいろいろ考えていたし、久しぶりの旧市街地だったし、進入禁止の標識や、公園や、スーパーや、手押し車を押す老婆など、何だかスライドのように焼き付いているのですが、どうも撮影する気になれない。
 というわけで、今日の写真は、お休みです。悪しからず。

 N氏のご冥福をお祈りします。



10月3日(金) 改装中の店舗は、カウンター+小上がりの飲食店か?!

 日替わり定食がなくなってやっぱり不便なので、お昼、行き先を決めないまま外出しました。結果的には大学脇のコンビニでお弁当を買って戻ったのですが。

 コンビニの隣、以前ご紹介した改装中のお店が、その姿をだんだんとはっきりさせています。

 もう外装工事に入っているのですが、中を覗くと右手に厨房+カウンター、そして左手には何と小上がり!!
 右手前のスペースにはテーブルと椅子が入るんじゃないかと思います。

 あまり広くない場所なのですが、小上がりを作るとは、いったい何のお店になるんでしょうか。
 洋食ではないでしょうから、和食(夜は居酒屋?)のお店でしょうか......。

 でも住民の多くは学生。ちょっとうまくイメージできません。

 また、毎日仕事をしていたわけではないのでしょうが、改装工事に入ってからもう1ヶ月以上になります。時間はもちろん、ずいぶん資金を投入したはず。
 できるだけ小綺麗なお店を──たぶん──ということなのでしょうが、だいじょうぶかなぁ......。

 あまり遠くない将来、たぶん一度は入ってみることになると思うのですが。



10月2日(木) 君たちが取り組んでいるのは、おぉ、センセイらの科目の宿題ではないか!!

 学食へ行こうとして「夢考房」の脇を歩いていたら、えっ"!?

 金沢工大の夢考房は、学生が自分たちの関心に応じて自由にプロジェクト活動を行ったり、技能を身につけたりする場所。金沢工大の、学生を伸ばす仕組みとして、全国的によく知られています。

 その夢考房、ガラス張りの建物で、中がよく見えます。

 たまたま元アドヴァイジーの学生が二人、話し合いながらパソコンに向かっていたのですが、センセイが「あれっ」と思ったのは、二人が見ているパソコンの画面。
 写真ではわかりませんが、青地に文字情報が打ち出されているのは、センセイらが担当する科目の宿題、正確にはe-ラーニングの宿題の画面なのですね。

 e-ラーニングですからどこでやっても、あるいは誰と協力しても問題はない──ただし、カンニングやコピー&ペーストといった「ズル」は不可──ので、むしろ微笑ましい情景です。
 実際、この二人の学生は真面目で、本学にとってもありがたい学生さんです。

 でもここで個人が特定されてしまうのも問題なので、今回は画像を加工させていただきました。
 決して悪いことをしているのではありませんので、念のため。

 それにしても、自分の科目の宿題をやっているところに出くわすなんて、滅多にありません。だからびっくりしたのです。



10月1日(水) 夏の陽射しと秋の空 ──颱風一過──

 今日は見たままのお話。

 数日前の天気予報では、台風の接近に伴って北陸地方も週の半ばは雨になるとの予測でした。
 台風の進路にあたる地域では被害も心配されましたが、沖縄、鹿児島地方などで被害が出たものの、それでもまぁ何とかほどほどのところで収まってくれたようです。

 今回の台風が南側を通り、停滞前線と雨雲を日本の南に押し下げた形になったので、北陸地方は大陸からの移動性高気圧にすっぽりと覆われました。
 つまり秋晴れ。

 リコーのGR Digital IIを持ち出します。

 外へ出てから気づいたのですが、日差しは夏の鋭さを残したまま。痛いくらいです。
 じゃぁ、と、わざと逆光で撮影したのが右の写真。先日同様、弱いシャープネスをかけた以外、まったく加工していません。

 現場は車や標識などの反射が凄くて、それと木陰の「黒さ」のコントラストが凄いのですが......こうやってみると、たいしたことないかなぁ。

 やっぱりこの辺は、現実を記録する器(うつわ)──カメラや記録フォーマットなど──の限界なのかなぁーという感じがします。

 あ、くれぐれも撮影テクニックは問題としないように。



9月30日(火) ペンタブレットを導入したのに、ソフトが起動しない!! ──Windowsノートにメモリを増設しました──

 週末に購入したペンタブレット、繋いだだけでドライバを自動認識し、ペンの通りにポインタが動き始めました。Macでは当たり前のことですが、昔のWindowsを知る者としては隔世の感があります。
 それでも一応、添付されていたCD-ROMから最新版のドライバをインストールします。

 動作を確認してからCDを入れ替えて、バンドルされているのはアニメ作成用のアプリケーションソフト3本をインストールします。もちろん簡単に作業を終えたので起動してみると、え"!?
 1本のソフトがメモリ不足を表示したまま、まったく起動しないのです。

 もともとこのマシン、娘が使っていたG4 Cubeを召し上げ、その代わりに買ってあげた東芝の最廉価機種。
 メールやブラウザしか使わないだろうと思ったので、で、メモリは付属の256MBのまま。本来の目的ならば我慢できるはずなのですが、画像ソフトには不足してしまったのですね。

 いろいろ考えたのですが、今回は娘も割と覚悟を決めてペンタブレットを買ったようなので、メモリを増設することにしました(来年の誕生日プレゼントの先取り!!)。
 しかし説明書を読んでも「適合品」としか書いてありません。困ったのでネット上で調べてみると、汎用のPC-2700規格であることがわかりました。

 再度電気店に行って調べると256MBで3,000円ちょっと。もっと大きなメモリにしてもいいのですが、CPUの性能がそこそこなので、これで妥協します。
 何年かして性能不足だと感じるようになったら、その時は買い換えでしょう。

 自宅に戻り、初めてWindowsマシンを解体してみました(Macは数え切れないほど分解したけど)。

 メモリ交換の手順は説明書に明記されており、まずキーボード上部のカバーを外します。
 「引き剥がす」に近い感じで結構音も立てるので、隣にいる娘は壊されるのではないかと心配しています。

 キーボードを止めているネジ3個を外して、手前にひっくり返したのが写真。
 右手にメモリの収納場所が2カ所あり、空いている方へグキッ!! とメモリを差し込み無事に復元します。

 カバーの爪のはまり方があまり良くなくて、ちょっと手間取って作業終了。システムのプロパティから増設を確認します。
 問題のソフトを起動すると、512MB以上が推奨(この機種はメモリの一部を画像用に転用している)のようで、一応警告が出ますが問題なく起動します。
 またWindowsの起動そのものもずいぶん早くなりました。

 というわけでソフトも動くようになったし、目の前で作業したので、お父さんの株もちょっと上がったのでした。



9月29日(月) うん、これは便利!! ワコム製のペンタブレット

 先々週から娘が電気量販店へ行きたい、と言い続けています。

 昔なら、おもちゃコーナーが目当てだったのでわからなくもないのですが、もうそんなことを言わなくなって久しい......。ナシテ? 何がほしいのか質(ただ)すと、「行ってから」と口ごもります。

 先週末、別な用もあったので柏崎市内のジョーシンへ連れて行くと、パソコン関連のコーナーへずんずん進んでいきます。

 「あ、これ。」と止まったのはパソコンの入力装置ペンタブレットの前。どうも友達が使っていて、自分も欲しくなったようです。

 センセイは古くからのMacユーザーですから、ある程度はタブレットのことも知っています。

 でもあの頃はずいぶん高価で......と思って値札を確かめると、一番安い物は7,000円くらい。
 作業スペースが広い上級機種でも約20,000円はしません。ずいぶん安くなっているんですね。

 よく見てみると、最廉価機種は子供のお遊び用、10,000円くらいの中級機種はバンドル・ソフトウェア付のお絵かき・アニメ用、そしてそれ以上は入門版PhotoShop付のレタッチ用という棲み分けがあるようです。

 もちろん購入した──買ったのは娘──のですが、ソフトをインストールしてみると、これがとても使いやすい。マウスの比ではありません。特に、低価格でも筆圧感知式なのでとても便利。

 「買ってもいいかな」と思ったのには、もう一つ理由があります。
 このペンタブレットがワコム製だったからです。この分野がまだあまり知られていなかった時代から、Macユーザーの間では信頼できるメーカーとして知られているのです。

 娘はWindows上のお絵かきソフトで使うようですが、このペンタブレット、実はMacにも対応しているので、時間があったらちょっと借りてみようと思っています。



9月28日(日) 広い敷地に、ポツンと記念碑が二つ ──頸城鉄道「新黒井駅」跡が再開発か?! ──

 先週末、自宅に戻るためにアパートを出ると、うまい具合に市内路線バスがやってきて、本来の新潟行き特急「北越」より少し早い、越後湯沢行きの特急「はくたか」に乗ることができました。
 はくたかは新型車両なので乗り心地が良いのです。

 でも途中の直江津駅から東京方面に向けて進路が変わるので、信越線の各駅停車に乗り換えます。
 ゆっくりと日本海を眺めることにして......あ"。

 電車が直江津駅の隣、黒井駅に着こうとした時、先日確認したばかりの頸城鉄道旧「新黒井」駅の記念碑がポツンと建っています。

 あの時はセンセイよりも背が高い雑木と雑草の中を苦労してたどり着いたのですが、ご覧のように、すっかり綺麗になっています。
 写真は今日、金沢へ移動する時に車窓から撮影したものです。

 よく見ると、雑草が刈り取られた場所の外周に沿って土盛りのための赤白の目印──工事現場でよく見るやつ──が設置されています。

 この辺は住宅と工場が併存している場所。
 写真奥の建物のあたりに幹線国道が走っており、とても近いので、住宅地としても工場用地としても、あるいは流通基地としても使えそうな場所です。
 駅跡地をそれらに使うのでしょうか......。

 夏に来た時は雑草だらけで良くわからなかったのですが、跡地をよく見るとコンクリート構造物などの跡が綺麗に平行しています。鉄路やホームなどが存在したことがわかります。

 どうやらあまり遠くない将来、人々の記憶からだけでなく、これら物理的な存在そのものが消えてしまうことになりそうです。

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