2008年9月27日更新(2008年10月5日ページ移動。2012年9月20日一部写真削除)

──2008年9月第4週のニュース──

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9月27日(土) 自宅のカラー・レーザー・プリンタが、Mac OS 9やClassic環境でも使えるようになりました!!

 自宅用に購入したカラー・レーザー・プリンタが一部環境で使用できなかった件、旧Mac OS(Mac OS 9.2.2)については問題なく使えるようになりました。
 やはりメーカーのWeb上にアップされていたファイルが不適切なものだったようです。

 週末、自宅に戻ってエプソンのサイトを確認すると、ファイルのバージョンは変わっていないものの、ファイル名が変更されていました。ファイルをダウンロードすると無事自動的に解凍して、インストールの準備が完了。

 右の写真はソフトのインストール後、自宅のG4 Cubeからプリンタを確認しているところです。

 左側の欄で歴代の他のエプソン製プリンタ──多くはまだ現役──と並んで今回購入したプリンタが並び、右側でしっかりと接続が確認されています。
 もちろん問題なくプリントアウトできました。

 でも、購入前からちょっと気になっていたことがあります。
 取扱説明書によると、新Mac OS上で旧Mac OSを実現する「Classic環境」には対応していないというのです。

 自宅の旧Mac OS、つまりマシンでいうとG4 Cubeは2000年に購入したもの。
 丁寧に使っているつもりですが、もう8年になりますし、実際2005年末にはロジックボードを入れ替えています

 その代替機種としてMac miniを2台購入し、自宅と金沢のアパートで使っているのですが、そのMac miniで古いファイルを出力しようとするとClassic環境上でこのプリンタを使う必要があるのです。

 結論からご紹介すると、説明書に「使用不可」と書かれているにもかかわらず、無事にドライバ等のソフトをインストールして使用できるようになりました。

 これで無事、センセイが使用するWindows(ただしネットワーク接続)、Mac OS 9、Mac OS X、そしてMac OS X上のClassic環境(Mac OS 9)──ちょっとややこしい──という、どの環境でも出力できるようになったわけです。

 めでたし、めでたし。



9月26日(金) BOSE製ノイズキャンセリングヘッドホンのイヤーパッドを交換しました

 3年前に買ったボーズのノイズキャンセルヘッドホン何回かお伝えしているようにとても高性能で、とにかく良い音がします。

 センセイがこのモデルを購入した当時、他社製のノイズキャンセル型は何だか性能が低く、とても購入する気になれませんでした。しかしこのごろはいくつものメーカーからたくさんの製品が販売されていますし、評判も良いようです。

 急になぜ? と思って調べてみると、何と、ボーズの持っていたノイズキャンセリングの特許が切れて、他社も自由に使えるようになったのだそうな。
 なるほど、と妙に納得してしまいます。

 ちょっとかさばる──最近はもう少し小型のモデルも販売中──のですが、どこへ出かける時も持っていたためか、耳が当たる部分「イヤーパッド」の革が少し傷んできました。
 とても柔らかい革を使っているのです。

 このヘッドホンを購入する時に、交換用イヤーパッドの購入も勧められたのですが、当時は事情が良く分からなかったので見送ってしまったのです。
 今となっては失敗だったなぁ。

 気を取り直して調べてみると、さすがはボーズ。きちんと補修用部品を販売しています。
 さっそく取り寄せて交換に挑戦してみました。

 部品はイヤーキャップ(ハウジング)に10個くらいの小さなツメで留まっています。
 イメージ的には、以前ディスクドライブを交換したMac miniのような感じ。

 部品(写真右下)を外すのは簡単ですが、それとは別にメッシュ布(右上)が両面テープで留まっています。
 どうするんだろうと思って、説明書を初めて読む(!!)と、これも交換しなさいとのこと。

 新品のイヤーパッド──何故かクッションの色が違っていた──を留めようとすると、これがけっこう大変。スペースが狭い部分があって、そこを先にはめないとうまくいかないのです。
 ツメを折らないように何度か繰り返して、きれいにはめることができました(写真左)。

 センセイは35年くらいの間に10セットくらいのヘッドホン──併用したものはその数倍──を酷使してきましたが、交換用イヤーパッドが用意されていたのはオーディオテクニカ(ATH-M9X)とSTAX、そしてこのボーズだけ。

 興味深いことではありますが、部品を交換してまで使い続けたいと感じるのは、何よりもそれが優れていて、かつ補修用部品用部品が用意されているモデルなのですね。
 何だ、お互い、ホントはどこかで分かってるんじゃん。

 目先はともかく、良いものや良い人は、結局、長持ち(/長生き)するんだろうと、センセイは考えているのです。



9月25日(木) 雨が降りそうだったので、今晩は今年初めての新米を...

 天気予報は、午後からずっと雨。

 でもレーダーを見ていると、能登半島はずっと雨だったものの、雨雲はぎりぎりで石川県南部まで下がらず、金沢では日中、何とか天気が持ちました。
 センセイが金沢で移動に使っている自転車は雨に弱いのです。

 この調子で何とか夜まで......と願ったのですが、残念ながらはっきりとした雨雲が西から凄いスピードでやって来ます。
 雨域の幅から見ると寒冷前線が通過するようです。
 激しい雨は避けられそうにないので、いつもより2時間位早く帰宅することにしました。

 せっかくなので、この機会を利用して新米を炊くことにします。
 新米を頂くのは今年初めて。お米の在庫がなくなってきたので、今週金沢に来る時に、柏崎駅前のスーパーで買ってきたのです(重たかった)。

 「新米」と書かれた赤いラベルが貼られた早稲品種「越いぶき」に混じって魚沼産コシヒカリがあったので、それにしました。
 いつもは柏崎市の山間地、旧高柳町産のコシヒカリにするのですが、並んでいなかったのです。

 雨と新米がどう関係するかというと、お米を炊く時はあらかじめ、適当な時間、水に浸す必要があるからで、今日のように夕食までに少し時間がある時でないと炊くことができないのです。
 残った分は保温せずに、ラップで小分けして冷凍保存します。

 お米の袋の封を切りながら、あれ? 新米独特の匂いがしません。

 1週間前に精米したばかりのお米なのに、変だなと思って袋を確かめると、「19年産」の文字が......。急いでいたのでよく確かめなかったのですが、買ったのは去年のお米だったんですね。
 楽しみにしていた新米が、ちょっと先になってしまいました。

 気を取り直してお米を研ぎ、炊飯器をコンセントに繋ごうとして、再び、あれ? 表示がすべて消えています。内蔵のリチウム電池が切れてしまったようです。
 電池を交換するためには販売店に出してほしいとのこと。電池がなくても炊飯には問題ないのですが、タイマーを使えないのは痛い。

 というわけで、最後はしまりのない1日となってしまったのでした。

 あ、今日の写真はスーパーから帰る途中で撮影した殺人事件現場(中央のアパート)です。報道によると解決までにまだ時間がかかりそうだとか。
 発生からほぼ3ヶ月。仮設の足場が組まれていました。外装を塗り替えるようです。

 1階は飲食店だということもあり、一区切りをつけたいということなんでしょうね。



9月24日(水) 総理大臣じゃないけど、確かに今日は秋の空です

 今日は午後からの講義なので、数ヶ月ぶりに学食でちょっと早めのお昼を食べました。
 個人的にはやっぱり、日替わり定食があった方がいいんだけどなぁ。

 授業の準備に戻ろうとして学食を出ると、ご覧のような青空。
 総理大臣──国会の指名前ですから、正確には総理ではなく自民党総裁ですね──が今朝仰った通り、いつの間にか、すっかり秋の空に替わっています。

 いつもは、デジカメの癖やこのページをご覧になる方の環境を考えて画質を少し補正しているのですが、今日は一切なし。
 いつも通りのシャープネスだけかけています。

 北陸地方、昨日は夕方から夜にかけて厳しい寒冷前線が通過して風雨となったし、明日からは天気が崩れてしまうそうな。

 今日の青空、そう考えると貴重で、そしてますます高く感じられてしまうのです。



9月23日(火:休日) 届けられた手紙は、ちょっと重い... ──金沢で日産の販売店が倒産してしまった!! ──

 金沢のアパートの郵便受けにはいつも、たくさんのものが入っているのですが、ほとんどは投げ込みのチラシ類。手紙が入っていたとしても、多くは請求書や領収書類。

 不要なものをゴミ箱に入れようとして、「重要なお知らせです」に目が止まりました。

 差出人を確かめると、市内の日産自動車の販売店(日産サティオ石川/日産プリンス石川販売)。
 金沢に来た時に、今まで乗っていたプリメーラの修理や買い替え──結果的に日産から購入することはなかったけど──でお世話になってお店です。

 今ごろ何だろうと訝りながら開けてみると「・・・裁判所へ民事再生を申請し・・・」。つまり経営に行き詰まったということ?!
 あれだけ大きなお店を複数展開していたのに......。

 全然知らなかったので調べてみると、過去の投資の負担や最近の販売不振で9月12日に民事再生法の適用を申請した(地元紙および日経、またその続報および続々報)とのこと。

 地元では当然話題になっていたのでしょうが、西村センセイ、四国へ行っていたので知らなかったのですね。
 個人的にはこの会社にはお世話になったし、前の大学の卒業生が一人勤務しているはずなのですが......。

 致命傷となったであろう最近の原油価格高騰の問題以前に、やはり地殻変動が進行しているように思えてなりません。
 詳細については別な機会に譲りますが、経済的に弱い立場に置かれた若い人は、車より携帯だし、そして携帯という金物およびソフトウェアよりもそのコンテンツだろうし......。

 そうなればなるほど、実際の「モノ」は動かなくなるので、まず地方から経済がうまく動かなくなってしまいます。

 もちろん経済界のリーダー達は十分認識しているのでしょうけど。



9月22日(月) 新潟県中越沖地震で被災した伯母の家が、もうすぐ再建されます

 先週、先々週と出張が続いたので、西村センセイ、この週末は久しぶりに自宅で家族サービス。

 高知土産の芋ケンピを実家へ届けたついでに、昨年夏の新潟県中越沖地震で大きな被害を受け、秋に取り壊された伯母の家に寄ってみました。
 いろいろあったのですが、それでも何とか再建計画が進み、この夏から新築工事に入ったのです。

 工事は順調に進み、外側は工事用の枠組みを外す寸前まで来ています。
 中にも入れていただいたのですが、内部も基本的な工事は終えつつあり、配管配水関係、そして壁紙などの内装関係を残すだけとなっていました。

 地震による再建工事があちこちで同時に行われているために、なかなか作業が進まないようですが、来月末には引き渡しを受けるとのこと。

 気がついたのは、設計がずいぶん若い人向けだということです。

 伯母は、15年くらい前に連れ合いを亡くした伯母と、娘夫婦、そして孫の4人暮らしなのですが、孫に婚約者(?)がいて、その孫夫婦の感覚を重視して設計されているのですね。

 もちろん、伯母には一番日当たりの良い部屋──ベッドを置くために板張り──と、その隣の、田舎では絶対に必要な仏間、畳張りを含めた段差のなさ、いざとなったら車椅子でも入ることができる広いトイレなど、年寄りのことも十分に配慮されています。
 文句のつけようがない設計です。(もちろん、文句をつけるつもりなんてないけど。)

 別れを告げながら、伯母も、いとこ添えの娘夫婦も、自分(たち)の引き際を考えて建てたんだろうなぁーと感じていました。

 誰でも、デビューは意外と簡単。引き際が一番難しいのですね。



9月21日(日) Mac OS 9が繋がらないのは、メーカー提供のファイルそのものに問題が?!

 今回のカラー・レーザー・プリンタ導入で、自宅のネットワーク環境が大きく変わることになりました。

 ご存じのようにセンセイは基本的にMacユーザー。
 早い時期から複数のマシンやネットワークプリンタを使っていたので、そもそもはLocalTalkというAppleだけのシステムを使っていました。初期の規格なのでやや低速ですが、使い勝手が良くて便利な──要するに、何も考えずに繋ぐだけ──システムです。

 しかし自宅を新築してISDN(その後は光ファイバー)でインターネットに接続するようになり、またマシンも増えてWindowsまで加わるようになると、もうApple固有のシステムでは対応できません。

 そこでLocalTalk──これまでのレーザー・プリンタはこれで繋がっていた──を残したまま、業界標準のEthernetを併用することにしました。
 新旧二つの規格は“LocalTalk Bridge”というApple純正、かつ現在では無償のソフトで繋ぐことができるのです。

 今回のプリンタはもちろんEthernet。
 またすでに、自宅では通常の状態でもMacが3台、Windowsが2台繋がっていて、そこにさらにプリンタが加わったので、端子が足りません。
 ご覧のように増設用にハブを購入しました。

 古いLocalTalkは撤去するつもりだったのですが、昨日お伝えしたように、このプリンタが旧Mac OS(Mac OS 9)で使えないとなると、これを残しておく必要があります。
 この機会に捨てるつもりだったエプソンの古いレーザー・プリンタLP-1500Art──A4までの300dpiモノクロなのに、今回のプリンタと同じ値段!! ──を使わざるを得ないのです。

 解凍ソフトのバージョンをアップしたり、いろいろ裏技を試したりしたのですが、やはりメーカー提供のファイルそのものの問題と考えざるを得ない......。

 そこでエプソンのサポートに電話したのですが、対応はとても良いのですが「ファイルそのものが解凍できない」ということを伝えるのに四苦八苦。
 「そんなはずはない」と思い込んでいらっしゃるんですね。

 それでも3人目でやっと状況を理解していただき、メーカーで検証後に連絡をもらうことになりました。

 夕方、エプソンのちょっとだけ偉そうな方から電話がありました。
 当該ファイル(ドライバ)はこの18日に最新版がアップロードされたばかりだったのですが、メーカーでも同じ症状が再現されるとのこと。やはり壊れていたのです。

 週末だったので、当然、ソフトの開発担当者はお休みで、「月曜の午前中には何とかWeb上のファイルを更新しておきますから...」と詫びていらっしゃいます。
 センセイは週末にならないと自宅に戻らないので急がないこと、また丁寧に対応してもらったことにお礼を述べて電話を切りました。

 人間がやっていることですから当然ミスもありますが、普通、チェックがかかると思うのですが......。

 ま、いっかー。旧Mac OSで使えるようになりさえすれば。(従って、この続きは今週末に。)

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