2011年7月31日更新(2011年8月14日ページ移動。2015年2月11日写真削除)

──2011年7月第6週〜8月第1週のニュース──

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8月5日(金) 金沢よ、さようなら...(2週間ちょっとですが)

 事実上、今日が講義の最終日。

 昨日は朝イチの講義のために夜遅くまで採点していたのですが、さすがに精根尽き果ててしまい、途中で帰宅。今朝はいつもより早起きして誰よりも先に出勤し、残っていた作業を続けました。

 採点結果をパソコンに入力して個別の評価(=成績)を受講生に伝えられる状態にし、夏休みの課題などの情報を提示用のスライドに落としたところで、もう講義開始の時間。
 今朝は、何も食べていなかったなぁ。

 でもひとたび講義が始まれば、教壇上のセンセイはまるで別人。(自分で言うのも変だけど)

 テストを返却して要点を解説し、講義全体をまとめた上で、個別に小論文を指導(兼、成績通知)し......。
 気がついたら結局、いつもの終了時刻になっていました。

 大急ぎで研究室へ戻り、お二人のスチューデントアシスタント(SA)に手伝ってもらって、最低限の仕事を済ませます。
 今日は所用で、どうしても新潟の自宅へ戻る必要があるのです。

 アパートへ立ち寄って荷物をまとめてバスに乗り、金沢駅へ。写真は、以前ご紹介した金沢駅ビル「金沢百番街」(「おみやげ館」)の今日の様子。
 写真右下のエスカレーターを使うとホームに直接入ることができて便利なので、よく利用する場所なのです。

 明日、明後日は大学の公務で新潟と富山に出張。その後は新潟県内に出張し、お盆休み──次期ご当主様にとってはお仕事──となります。
 金沢へ戻るのは約2週間後。

 もしかすると金沢は、センセイのことをすっかり忘れているかも。



8月4日(木) 特別奨学生のためのプログラム説明会をのぞいてみました

 講義を終えてから、建物を移動。先日ご紹介した特別奨学生──センセイも担当者の一人──のための説明会がすでに始まっているはずなのです。
 「説明会」と言っても、それこそ解説が必要でしょう。

 金沢工大の特別奨学生制度は、将来のリーダーを育成するための制度。

 そのために通常のカリキュラムに加えて、特別なプログラムへの参加を求めています。
 内容は教員が提供するプログラムや学友会活動など。

 右の写真、担当者から説明を受けている背後には、学生による地域FM放送活動や学生が主体となって運営するWebサイトの活動。
 奨学生は今年の後半からこういったプログラムへの参加を求められており、内容を説明するための会が開かれた、というわけなのです。

 たまたまでしょうが、残念ながらセンセイが訪れた時には説明を受けている奨学生はあまり多くありませんでした。
 もしかすると、参加するプログラムをもう決めてしまっているのかもしれませんね。

 「何かやりたい」と求めている学生諸君へのこの制度。ぜひ、良い方向に育って欲しいものです。



8月3日(水) 見えすぎるのも困るけど... ──リコーのGR Digital IIが故障してしまいました──

 今週末で授業はすべて終了。

 金沢工大では、学期最後の講義は「自己点検授業」という、担当教員と受講生がお互いに評価を確認する時間になっているので、テストから1週間以内に手ポートその他を含めた評価を確定する必要があります。

 だからセンセイらはもうヘトヘト。点数の入力などはスチューデントアシスタント(SA)の学生さんに手伝ってもらいながら朝から夜まで採点しています。
 そんな先生とは対照的に、学生諸君の顔は日に日に明るくなっていきます。だって夏休みなんですから。

 そんな様子を撮ろうと、お昼の食堂でカメラを構えると......やっぱり、変。

 ピントを合わせている感じがありません。

 センセイは私物に加えて、3年前に買ってもらったリコー“GR Digital II”というカメラを使わせてもらっています。
 鞄の中にはいつもこの2台が入っているのですが、GR Digital IIの画質の方が図抜けて良いので、普段はこちらを多用しています。

 でも1年くらい前から時々撮影モードに入らなくなる──電源の再投入で直る──など、ちょっと変だなぁーという感じがしていました。
 それに以前のような画の「冴え」が少し減ってきたような気もするし。

 どうやら一昨日あたりからピントが合わなくなってきたようです。メカのせいなのか制御機構なのかはわかりませんが。
 向日葵を撮影した時は、最初はおかしかったものの、マクロ撮影モードに切り替えたため何とかピントが合ったようです。

 大学からお借りしているものなので、すぐに修理の手配をしたのですが、やはりGR Digital IIがしばらく使えなくなると......痛い。



8月2日(火) 向日葵の調子は今年も、もう一つという感じ ──残念ながら、良くないことは連続する傾向があるようで...──

 大学への通勤経路の途中、コンビニの裏にひまわり畑──と言えるのかな──があります。
 去年までは数も少なく、しかもあまり元気がありませんでした。

 でも今年は数もずいぶん増えており、それが揃って東の空(写真左方向)を見上げて......いないものもありますねぇ。
 高さはセンセイの身長を追い越すくらい。中には顔(?)を上げて元気そうにしているものもあります。

 このあとこの向日葵たちがどう変化するんだろうと思って、畑に降りて撮影したのが写真。

 でも何だかデジカメの様子が変。なかなか撮影モードに入らないし、いつもと違う。
 接写モードに切り替えると動いたので取りあえず撮影したのですが......。



8月1日(月) 蜩(ひぐらし)の鳴き声が立派になって、アパートのエアコンは修理完了

 故障してウンともスンとも動かなくなったアパートのエアコン。不動産屋さんに連絡すると、その後は比較的順調に話が進んで、先日、エンジニアの方がアパートにお越しになってくださりました。

 新潟の自宅と、センセイが金沢で借りているアパートはほぼ同じ頃に建設されました。水回りや空調などの機器を含めて、同級生のようなものなので、同じ時期に故障しても決しておかしくはありません。
 でもお伝えしたように、自宅の東芝製のエアコンは必要な部品がなく、近日中に新品と置き換えることになっています。

 三菱製のこのエアコンもたぶん......と半分覚悟していたのですが、部品がない時に修理当日までに貰うことになっていた連絡はありませんでした。
 修理当日の朝、お越しになる時間を確認する電話を貰う際も、故障状況を確認した上で「たぶん部品はあると思いますよ」。

 実際、写真のように作業に取りかかってもらうとやはり、センセイも、そして修理担当の方も予想したように、電源基盤の不具合。
 恐らく電源回路の電解コンデンサが寿命を迎えたんだと思います。16年前の製造ですからね。

 あっという間に修理は完了し、点検も無事終了。何事もなかったかのように、エアコンは順調に動き始めました。

 誤解して欲しくないのですが、メーカーである東芝を批判しているわけではありません。
 製造完了後、おそらく10年以上も修理補修用の部品が存在することの方が稀なのです。

 というわけで、今晩は湿度の低い快適な夜を過ごしているのですが......ここ2週間ほど気温が比較的低かったこともあって西村センセイ、エアコンなしの生活に慣れてしまいました。
 昔はそれが普通だったので「戻った」と言うべきかもしれません。

 しかもエアコンを使うとどうしても冷え気味になって調子が悪かったお腹は、故障期間中は特に問題なし。う〜ん。

 エアコンの修理は完了したけれど、日が落ちる頃には秋を告げる蜩(ひぐらし)の音が大きくなっていきます。蜩は秋の季語。季節は確実に替わっているんでしょうね。

 新潟の自宅も、今週末に帰宅する時には、ずいぶん涼しくなっているんだろうなぁー。季節に乗り遅れた新品のエアコンを残して。



7月31日(日) 見晴らしの良いビルの屋上で、バーベキューパーティーに参加させてもらっても、どこか...

 昨晩はサイトを更新できませんでした。学会の仕事を終えてからパーティーがあり、かなり酔っぱらってしまったからです。

 ご存じのように新潟は昨日まで大雨。

 関西での仕事を済ませたら、今度こそ夜行電車で自宅へ戻ろうと思って寝台券も確保していたのですが、金沢を出発する時は未定だったものの、尼崎駅に到着するとやはり運休決定。
 大雨が続いているのです。もちろん寝台券は払い戻し。

 3時間半の会議の後は、屋上で会費制のバーベキューパーティー。理事長兼学長のH先生が張り切って、高価なワインや松茸(!!)を提供してくださりました。

 この場所は見晴らしも良く、尼崎だけでなく大阪の北側を広く見渡すことができます。
 夕暮れの中、ライトを点滅させて伊丹空港へ降りていく大小の飛行機もよく見えました。

 ワインが美味しかったこともあって、センセイにしてはめずらしくお肉を食べました。
 とても美味しかったのですが、やはりどこか引っかかってしまいます。もちろん新潟の状況です。

 家人から緊急連絡はなかったはなかったので、自宅近くや関係者には大きな被害が出ていないだろうとは思った──実際、その通りだった──のですが、そういう問題ではありません。
 気が沈みがちになるためか、かえってアルコールが進んでしまい、やっとで尼崎駅に到着。

 表示板の発車時刻と、今、まさにドアを閉めて出発しようとしている電車が一致していないように思えたのですが、進行方向が大阪方面だったので、とにかく乗車。
 そして次の瞬間、やはり誤った電車──東海道本線ではなく東西線──であることに気づきました。

 次の駅で降りて尼崎へ戻り、大阪駅に向かったのですが、もちろん特急はすでに出発しています。

 どうにもこうにも上手く行かない、トホホなセンセイだったのです。

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