2012年7月7日更新(2012年7月15日ページ移動。2015年11月3日写真削除)

──2012年7月第1週のニュース──

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7月7日(土) 北陸地方は記録的な大雨となっています

 今週は車で金沢へ行っていました。昨日、仕事に一区切りをつけてから新潟へ移動したのですが、ちょうどその頃から雨がひどくなってきました。
 西日本に大きな被害をもたらしている梅雨前線が北上してきたのです。

 運転していると時々、猛烈に激しく雨が打ちつけてくるので、ワイパーを使っていても前方の視界が悪くなることもあります。富山県に入ると、まぁ一段落。

 でも、雨雲がセンセイに追いつくような格好になり、自宅のある柏崎市に入る頃には再び猛烈な雨になりました。ワイパーがあまり役目を果たさなくなり、左側から飛び出してきた車2台にヒヤリとさせられました。
 飛び出す方が悪いんだけど。

 良く降るなぁーと思いながらも、昨晩はあまり危険は感じずに就寝したのですが、今日の報道によると、柏崎市では昨日の午後から今朝4時にかけて131mmもの豪雨となったとのこと。
 高速道路(北陸自動車道)は現在柏崎付近で通行止め。鉄道にも乱れが出ています。

 確かに県の河川防災情報システムによると柏崎市西部ではかなりの積算雨量となっています。

 ただしずっと降り続いているわけではないので、今のところ被害が出ていないのが救いです。
 今日も時々激しい降りとなったため、買い物に行ったスーパーの駐車場は閑散としていました。

 気になって金沢の様子を調べてみると、NHKのニュース(ただし日付を1日間違えている)などにあるように、昨夜、7月の時間雨量としては観測史上最多の50ミリの非常に激しい雨を観測したとのこと。
 50mm/hというのは「バケツをひっくり返した」と形容される激しさ。

 実際、低地の浸水や崖崩れなどが発生しているようです。

 明日は電車で金沢へ移動するのですが、無事にたどり着けるのだろうか。



7月6日(金) 「うゎぉ、びびったぁー!!」 ──写真中央に潜んでいるのは... ──

 昨日の木曜日は午前中の講義だけ。ただしそれが終わるのはちょうど正午。

 このところちょっと無理が続いているのか疲れが溜まっているし、体重も減少傾向なので、ここは何かしっかり食べておく必要があります。こうなると昼食はもう、仕事か義務。
 混雑している食堂を横目で見ながら、ひとまずキャンパスの外へでます。

 ただし具体的な行き先を決めていたわけではないので、たくさんのお客さんに圧倒されて、結局、いつものお弁当屋さんへ。どうも体力だけでなく、根性も不足気味だなぁ。
 大学脇の橋に差し掛かると、あれ?!

 木立の陰に、青い何か。

 そう、大きなバイクと制服姿の警官。もちろん交通違反の取り締まりです。写真左側を見つめています。

 こっちは歩行者なので違反のしようがありませんから、しっかり観察しながら白バイ隊員の目の前をゆっくりと通り過ぎます。
 排気筒が4つもあるんだぁー。

 もちろんエンジンはかかったまま。センセイは中型オートバイの免許を持っているのですが、こんな大きなものに乗ったことはありません。

 お弁当を買い、往路とは道路の反対側(写真手前)の歩道を歩いて大学に戻りました。
 でも10分くらい経過しているのに白バイ隊員は同じ場所にに留まったまま。

 反対方向(写真右奥)からバイクに乗ってきた本学学生と思しき2人連れは、「うゎぉ、びびったぁー!!」「白バイだぜぇー」「気づかなかったぁー」。(以上、できるだけ原文のママ)

 警察官としては公務を適正に執行中なのでこちらか何も申し上げることはありません。センセイが不思議に思ったのは「何を取り締まろうとしていたのか」という1点に尽きます。

 かつてこの場所では速度違反を取り締まっていたことがありました。写真の左側に計測器を置き、違反車をこの場所で交差する道路に引き入れて調書を取っていました。
 それはそれでわかります。でも今回はじっと見ているだけ。

 誰が見ても速度違反の暴走車なんかだったら別ですが、警官の視線の先には横断歩道があるだけ。一時停止の標識があるなど、違反しやすい場所ではないのです。

 もちろん、本来ならば歩道の前に歩行者がいたら車は一時停止して、歩行者の横断を優先させなければならないのですが、歩行者のために止まる車は少数派。路面の「歩行者あり注意」の文字がむなしく響きます。
 だからそれを理由に違反と判断するのは相当難しいはず。

 だからやっぱり、何のためだったんだろうと思ってしまうのです。



7月5日(木) 100年前に建設された万世橋駅が、鉄道遺構として復活、公開されることに!!

 昨4日、個人的にはとてもびっくりするニュースが入ってきました。JR東日本が何十年も前に廃止された古い駅を復活させると発表したのです。写真はそれを伝えるニュース((c))ASAHI INTERACTIVE

 センセイは東京都の西部、三鷹市と小金井市に計6年間住んでいました。都心に出る時や実家へ戻る時はJR中央線を使います。正確に言うと住み始めた時はまだ国鉄だったのですが。
 良く行ったのはお茶の水の書店街や秋葉原、神田の電気街など。

 それにそもそもセンセイは電気少年だったので、大学生のころからしばしば秋葉原へ通っていたのです。だからあの辺は、感覚的には自分の庭という感じ。
 そんな神田界隈に1カ所、とても不思議な場所がありました。

 東京駅から出発する中央線は、神田駅を過ぎたところで京浜東北線や山手線に別れを告げて左(西側)へ曲がり、まず交通博物館(現在は廃止、再開発中)のすぐ脇を通ります。

 そして再び煉瓦製の高架を経るのですが、その北東側、神田川との間に不思議な3角形の場所が広がるのです。
 よぉーく見ると、ホーム跡がわかります。

 実はこの場所はかつて、中央線の始発駅、万世橋駅だったのです。

 鉄道ファンの間では割とよく知られた駅で、NHK制作のタモリ氏の番組などでも紹介されています。
 万世橋を北側から渡るとガード下に、電子部品を買うためにセンセイが良く通った「ラジオガァデン」というお店があるのですが、その奥になります。

 公開されることはないんだろうなぁーとなかば諦めていたのですが、何と、遺構としての要素を生かしつつ、商業施設として復活させるとのこと。
 もう、びっくり。

 ヨーロッパだと古い建物の良さを生かしながら100年くらい使い続けます。

 国情が違いますから単純な比較はできないのですが、100年前の叡智を生かそうという今回の試み、シニカルなセンセイにしては珍しく、全面賛成。
 素直に、行ってみたい!!



7月4日(水) ここは金沢... ──西村センセイ、空き瓶をリサイクルに出す──

 今日は月に1度のガラス瓶回収日。

 センセイが住む地域は、毎月の第一水曜が回収日なのです。センセイはそんなにガラス瓶を使いませんが、それでも今年に入ってから3本空き瓶がでました。
 春には、金沢で10年使っていたビールジョッキを手を滑らせて割ってしまったし。

 リサイクルに出そう出そうと思っていたのですが、娘の大学受験の付き添い、金沢工大の入学式その他、そして5月の連休と続いたので、機会を逸してたのです。
 先月は忘れていたのかな。

 で、今日、所定の場所へ持っていくと、当番の見張りの人が立っています。ここは金沢。
 ゴミを不正に捨てないように、可燃物以外の改修日は、各ステーションに見張りが動員されるのです。

 軽く挨拶をして透明な瓶と割れたジョッキをケースに入れると、その女性がつかつかと寄ってきて、内容を確認します。
 割れたジョッキであることを伝えると、それは埋め立てゴミとのこと。

 彼女を疑っているのではありません。たぶんそう定められているのでしょう。

 でも本当にガラスをリサイクルしているのなら、「カレット」と呼ばれる微細なガラス屑に加工してそれを多用途に使用するはず。

 だから割れていても、作業員の安全などの問題を除けば、まったく不都合はないのでは......と尋ねようとして、諦めました。
 ここは金沢なのです。

 それに、もしセンセイが見張り当番だったら、「ここは金沢だから」と答えるだろうし。



7月3日(火) 今回の対象は、主に高校生 ──交通安全指導の現場に出くわしました──

 朝、用があったので近くのコンビニへ。

 早起きのパン屋さんはとうにお店を開いており、教職員の出勤にはまだ早い、微妙な時間。だからセンセイもこの時間帯に大学前を歩くことはほとんどありません。

 交差点にさしかかると蛍光色のジャンパーを着た人たちが次々と大学の敷地から出てきました。
 知った顔はなく、大学の職員ではないようです。

 彼らが手にするのは交通安全の標語が書かれた旗。自転車通行のマナーを良くしようと書かれています。

 この場所では時々、学生諸君(学友会)が交通安全を呼びかけています。その対象はもちろん本学の学生。
 でも今回のターゲットは主に高校生のようです。

 野々市市のボランティア(?)がここで活動しているということなのでしょうか、初めて見ました。

 まぁ、確かに携帯電話を手に運転したり、2台で平行して走行し、歩道を占拠したりしていますからねぇ。



7月2日(月) タクシーの運転手さんも妙に納得。どんどん替わってしまうお店

 今日は夜遅くまでお仕事。

 夕方に特別な講義があり、夜は金沢市内で講師の先生を接待していたのです。引き込まれる講義でしたし、夜の部も、美味しい能登の料理と貴重なお話を肴(さかな)に、楽しくお酒を頂きました。
 関係者の皆様に深謝、深謝。

 講師の先生を宿所までお送りし、再びタクシーに乗り込むと、待ちかねていたかのように運転手さんが話しかけてきました。きっかけはセンセイが伝えた目的地。
 アパートのある場所です。

 「○○の交差点ですよね。あそこの焼肉店、しょっちゅう替わりますよね。」

 熱く語ってくださった蘊蓄(うんちく)はとても興味深いもの。運転手さんによるとそもそも、他地域と比較して金沢は焼肉店が多いんだそうです。
 理由ははっきりしないそうな。

 ただしその入れ替わりは激しく、老舗(しにせ)以外はなかなか長続きしないとのこと。
 話題はやがて焼き肉から離れ、ラーメン店へ。

 大学近くの交差点の店は一度入っただけでもう行かなかったらホルモン焼きのお店になり、そして手羽先焼きのお店に替わってしまったとか。
 確かにそれはその通りなのですが、逆に、他のお店が飲食店になるケースも。

 写真はアパートのすぐ近くに最近開店した台湾料理のお店。前は結婚式関係のお店で、その前は何だったけな。

 撮影したのはお昼過ぎだったのですが、3人のOLが満足そうにお店を後にしていました。
 センセイがこのお店に入る日が来ることはあるのだろうか。

 そもそも、昼時にアパートにいるのは年に1度あるかないか。

 アパート近くで下車してから、「しまった」と思いました。運転手さんからもっと情報を仕入れておくべきだったのです。
 やはりちょっと酔っぱらっていたようです。

 例えば台湾料理のお店のすぐ近く、幹線国道沿いにいつの間にかオープンしていたラーメン店の評判だとか。
 写真は今晩10時前に撮影したもの。

 すでに営業は終えているようです。こういう立地条件なら深夜まで営業するのが普通だと思うのですが。
 運転手さんとはいろいろな話をしました。

 国道沿いだからといって、必ずしも駐車場の広さと直結しないとか、競争が激しいので地元資本のスーパーばかりいくつか倒産してしまったが、商売が上手な富山資本のお店は潰れずにいるとか。

 特に後者については、いろんな場所で、そして違った方から聴くこともあり、そして何よりもセンセイ自身が感じていることでもあるので、妙に納得してしまいました。
 そして教えてもらうべきだったことがもう一つ。

 繁盛していたはずの寿司店の閉店です。まったくの更地になった場所を通るたび、ホント、どうしてなんだろう、と思ってしまいます。



7月1日(日) 無線LAN、繋がらない時は絶対に繋がらない...

 今日は見たままのお話を手短に。

 起床して、iPod touchの電源を入れました。パソコンを立ち上げるより簡単にニュースを確認できるからです。ただし自宅の無線LANに繋ぐためには設定を変更する必要があります。
 無線機能、特にWi-Fiはスイッチを入れているだけでかなり電力を消費するようなので、普段はOFFにしているのです。

 「設定」を閉じようとして......あれ?

 無線LANと繋がりません。いつもなら何の問題もなく接続できるのに。机の前にちゃんと座り、無線キーボードを鞄の中から取り出します。

 「こんなことならMacBook Proを起動する方がずっと早かった」などとぼやきながら再設定開始。
 ルータ側も確認する必要があるので、すでに全てのマシンが起動しています。

 でも、何度設定しても自宅のシステムと繋がりません。前回はどうやって問題を解決したんだろう。
 思い出せない......。

 まぁ、モバイルWi-Fiルータとは接続できるのであまり実害はないのですが。

 ホントに無線LAN、繋がらない時は絶対に繋がりません。

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