2013年7月13日更新(2013年7月21日ページ移動。2016年8月12日一部写真削除)
■7月13日(土) 立命館大学で開かれた、国際シンポジウムに参加しました
というわけで西村センセイ、お昼前に京都に到着し、立命館大学で開かれた国際シンポジウムに参加しました。
センセイのことですから早目のご到着。その時はまだ多少怪しいながらも何とかなっていた空が、開始前には土砂降りの天気。
落雷の影響でJR山陰本線が数時間普通になったほどです。午前中の国際会議が白熱して延長戦(?)にもつれ込んだそうで、外国からのお客さんは遅いお昼となったとのこと。
従って、その激しい雨の中を会場へ戻ったため、皆さんずぶぬれ。確かに夏の日本は熱帯気候だからなぁー。
それはともかく、各国からの参加者、それも各国の教育団体を代表する方々が壇上に並ぶ姿は壮観です。
しかるに、聴衆は僅か75名。日本側の代表者が「この件に関して、日本はまだ発展途上国」と評するほど、世界の潮流がまだ日本では知られていないのです。
でも逆に言えば、ここに集(つど)った75名から、日本の高等教育が大きく変わっていくことになります。センセイに何ができるかはともかく、少なくともその現場に立ち会うことができたのは幸運だと思っています。
■7月12日(金) これがその証拠、「金沢→金沢」乗車券です ──センセイは再び旅の空──
お伝えしたようにセンセイは、明日から京都、東京方面へ2泊3日の予定で出張します。必要な指定券(特急券)は1ヶ月(+7日)前に予約してあります。
でも乗車券は直接窓口で購入するしかありません。先月末、混んでいない時間帯を見計らって柏崎駅を訪れ、作成してもらったのが写真の乗車券。ご説明した「金沢→金沢」というものです。センセイ個人としては簡単な部類。
以前も、今回とは反対まわりですが、「柏崎→柏崎」という乗車券を発券してもらったことがあります。さらには昨年、山陰、山陽を訪問した際に、別な場所から入って、ループを形成して終点に至るという、相当珍しい乗車券も作ってもらいました。
ところが対応してくださったJR東日本の女性社員は、機械(「マルス」)の操作中にパニックに陥ってしまいました。
やはり「軍神」、恐るべし。でもまぁ、在来線と新幹線の扱いは微妙なので、新人にはちょっと手強(てごわ)いかもしれない。
それでも近くにいたベテラン職員に助けていただき、無事発券完了。情報量が多いため、通常の乗車券の大きさではなく、寝台券などで使われる横長のもの。しかも今回は、それでも印字できなかったので、経路の最後の部分は手書きです。
時々あります。さて、この乗車券の券面が意味するのは......。(続く)
■7月11日(木) Windowsの更新プログラム適用で、主力のMacBook Proが起動しなくなってしまった!!
と言っても、ご安心ください。最終的には何とかなって、このページを更新しているのですから。
ご存じのように昨日、MicrosoftからWindows OSの更新プログラムが配信されました。使用するOSにもよると思いますが、センセイの場合は約20個。
容量は約100MB。センセイが更新プログラムの存在を知ったのは早朝の出勤直後。講義が迫っているで、更新プログラムを適用せずに出席確認の帳票の印刷など最低限の仕事を済ませます。
一区切りついたところで、自動で更新するようセットし、講義へ。研究室に戻ると全てが終わっているはずが......写真の画面。主力であり、最新の、そして全てのデータを抱えているMacBook Proがフリーズしています。
もちろん再起動。しかし状況は変わりません。何度目かの再起動でMac特有の「PRAMクリア」を実施。これで初期設定はすべてチャラ。
MacBook Proはまるで何事もなかったかのようにMac側から無事起動。改めて、いつものようにWindows 7で起動するように設定し、再起動させたのですが、再び同じ状況に陥ってしまいました。
困った。Windows側に存在するデータについては損傷はなく、もともとMac側からもアクセスできるように設定しているので、致命傷ではありません。
しかしこれでは実用にならないこともまた事実。幸いにも何かのはずみで再起動することができました。
ご存じのようにWindowsに更新ファイルを適用していると、例えば「35%」などと表示された場面で再起動し、示された数値がやがて100%になります。その中途半端な状態でうまく起動できなくなったようです。
やれやれ、というわけなのですが、実はこれからもかなり大変。センセイは研究室内に普段使用する分だけでも5台のWindowsマシン(実機)を抱えています。しかもそのほとんどがMacなので、そちらにも仮想マシンが5台ほど。
その他、金沢のアパートと新潟の自宅書斎にも実機、仮想マシンがたくさん存在します。だから正直なところ、更新プログラムが配信されると、ちょっと「う〜ん」となってしまうのです。
あまり使っていない仮想マシンは廃止してしまおうかなぁ。
■7月10日(水) この時間帯は参加者が少なかったけど... ──新講義棟で初めて献血の場面に出くわしました──
水曜日のセンセイは大忙し。まず朝イチに講義があり、その後も講義と会議がいくつか。しかも今朝はWindowsの更新プログラムが配信されたので、余計に手間と時間がかかります。
講義の時間が迫ったきたので、更新作業は途中からパソコンに任せ、急いで大学院の講義へ。講義そのものは問題なく終了。マイクロホンや機器類を所定の場所に返却するため階段を降りると......え"。
いつもと全然違います。講義開始前は普段通りだったのに。西村センセイ、やっと状況を理解しました。学内献血が行われているのです。
お伝えしたように、学内ではずっと献血活動が行われてきたのですが、これまでは隣の講義棟が会場。
この新講義棟完成後は会場が移っていたのですが、センセイはその場に出会わなかったというわけです。写真を撮影した時間帯は次の講義が始まる慌ただしい時間帯だったので、ご覧の通り、応じている学生は僅か。
でもその後再びここを訪れると、かなりの学生が献血していました。もちろんセンセイだって何回か献血したことがあります。
でもセンセイは、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(狂牛病)が流行していた時にイギリスに滞在していたことがあったため、かなり長い間、献血が禁じられていました。
しかしその措置も数年前に緩和されています。今日はあまりに忙しすぎたので無理でしたが、センセイもこの場所に...と思っています。
■7月9日(火) 「何か物足りないなぁー」と思ったら、大切なシンボルマークが...
以前から時々、「何か物足りないなぁー」と思うことがあったのですが、先週末の長野出張の際にその理由がわかりました。
センセイは通常、週末に新潟の自宅へ戻り、日曜日の午後に信越本線の快速「くびき野」に乗って直江津へ移動します。そこで北陸本線の各駅停車に乗り換えるのです。
でも「くびき野」そのものは信越本線を南下し、新井駅まで行き、そこで折り返します。それは知っていたのですが、センセイは北陸本線の車中なので、折り返しの現場を見たことはなかったのです。今回の出張ではひとまず長野を目指します。
だから柏崎駅から乗車した「くびき野」に乗ったまま新井まで行き、それを追いかける形で走る長野行の各駅停車に乗り換えても良かったのです。でも窓際の良い席で信州越後国境の風景を楽しみたかったので、直江津でで各駅停車に乗り換えました。国境の険しい山にかかり始める場所に新井駅はあります。
確かに、ホームの向かい側で「くびき野」が発車を待っていたのですが......あ"っ、ない。急いでデジカメを取り出して撮影したのが写真。慌てていたので、完全にタイミングを外しています。
すみません。「くびき野」として運用されている485系特急電車の正面が写っていますが、「ある物」がないのです。
それは特急のシンボルマーク。こちらの写真と比べていただくとわかるのですが、列車名を示した幕の上に「T」の字をアレンジした逆三角形のエンブレムがありません。
どうりで、物足りないなぁーと思ったわけだ。このシンボルマークは1958(昭和33)年、東海道線を特急「こだま」が走り始めた際に特急列車の象徴として採用されたのだそうです。
調べてみると、新潟支社に所属する485系特急型電車の中で、新潟県内のみを走行する「くびき野」に充当されている編成の一部で、このシンボルマークを取り去っているのです。
残しておいたって何の問題もないはずなので、正直なところ、撤去した理由はわかりません。ただしいずれにせよ、E685系の導入に伴い、このような車両から廃車にされるものと思われます。
■7月8日(月) 西村センセイ、時季と場所とで大きく変化する草木の緑色からコミュニケーションについて考える。
写真は数日前、行くことが少ない建物のでの講義の合間に、ふと気づいて撮影したもの。正面に写っているはセンセイらの研究室が入っている建物です。
デジカメは持っていなかったので、iPhone 5で撮りました。金沢の今日の最低気温は26.5℃、最高は33.1℃。人々が会うたびに最初に交わす会話は「今日は暑い(/暑かった)...」。でも北陸地方はまだ梅雨明けしていません。
写真を撮影した日もかなり激しく雨が降ったのですが、時に、晴れ間が見えることも。でもセンセイが撮りたかったのは雨雲や青空、ましてや建物ではありません。草木の緑色です。
雨のおかげで、急に生き生きとした色に変化したように感じられたのです。お伝えしたようにセンセイは先々週、道東まで行きましたが、北海道に入って最初に気づいたのは、木々や草の緑色が「若い」こと。
蕗(ふき)の葉などは本州以上に大きく育っているのに、まだ色が「若い」。本州に戻ってからもそのことを再確認しました。そしてもう一つ。
木々の緑色のその微妙な違いをデジカメはうまく表現できない。もちろん機種にもよります。今回使用したiPhone 5は良い方じゃないかと思います。
それでも、あの木とこの木と、この芝生の緑色の違いが良くわからない。しかも再生に使用する液晶画面の性能にも大きく左右されます。
自分一人で完結しているのなら問題ないのです。でも他の人に何かを伝えたいと思ったら、やはり、いろいろなことを考える必要があります。
■7月7日(日) 直江津を訪れると、やっぱりこのお店に入ってしまう
西村センセイ、昨日午後は保護者会の司会をしていました。何か問題があるような会ではないので、もちろん無事に終了したのですが、やはり疲れました。
授業もそうですが、お客さん相手の仕事。できるだけ相手の立場に立って考え、事を進めなくてはなりません。会の終了後、他の方は連れ立って夕食に出かけたのですが、センセイを含めた3名はネクタイを締め直し、別行動を取ります。市内で開かれるOB・OGの会に出席するのです。
会はとても楽しく、興味深いものでした。長野県の松本を中心とする地域には何と、約2,000名もの卒業生がいるとのこと。知りませんでした。
市役所を定年退職後、市議となって活躍している方──1期生──から、この春キャンパスを巣立ったばかりの新人までが参加しました。まるでずっと前からの知り合いだったよう
40歳以上も歳が離れているのに。
その中で、この地域の方が新潟の中越地方へ行って蕎麦を食べた時のことが話題になりました。長野は蕎麦が有名なのですが、新潟のものは食感が全然違うというのです。
実はまったくその通り。小千谷市などでは蕎麦のつなぎに海草の一種「ふのり」を使った「へぎそば」、かなりツルツルしています。コシもあります。対照的に長野の蕎麦はバサバサ。
話をしていると蕎麦が食べたくなってきました。でもその日の晩は11時頃まで飲んでいたので、お店はどこも閉店後。そこで今朝、次の目的地新潟県上越市(直江津)へ移動途中、休憩時間を利用して、SAで更級(さらしな)蕎麦を食べてみました。(センセイは朝ご飯を食べていなかったのです。)
もちろん美味しいのですが、センセイが慣れ親しんだ味ではありません。今日の保護者会の会場は直江津駅前のホテル。そこで駅前にある立ち食い蕎麦のお店に入ってみました。
列車に乗っていると、車窓からこのお店の後ろ姿を見ることができます。なぜかここで下車すると、このお店に入ってしまうのです。正直なところ、理由はよくわかりません。
お店の方には申し訳ないのですが、必ずしも「美味しい」わけではありません。でもセンセイには慣れ親しんだ味なのです。
やはり信州の蕎麦とは違います。ちなみに、長野、新潟の蕎麦うどんは、いずれも東日本の濃い醤油味なので、関西文化圏の方はとても食べられないと思います。
念のため。やはりいずれもが、その人にとってのソウル・フードなのでしょうね。