2022年5月14日更新(2022年5月22日ページ移動)

──2022年5月第2週のニュース──

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5月14日(土) 拙宅庭に咲いた可憐なドウダンツツジ。果たして彼女の運命は如何に...

 センセイの土曜日は、家族サービスの日。

 ただし今日の午前中はまだ雨が降っていたこともあり、自宅書斎で来週の講義の準備。お昼が近づいた頃には雨が小降りになったので徒歩で外出し、あれこれと用を足します。お昼を頂いた後は実家へ移動。
 母親を乗せて買い出しに行く道中、彼女とゴニョゴニョいろいろ相談しました。

 その結果を受けて、帰宅後は自宅付近のお店を行ったり来たり。実家の用を除いてすべて徒歩で済ませたので、今日の総歩数は17,000歩を越えました。夜の血圧は正常値の範囲内ではあるものの、特に低いというわけではありませんでしたが。
 写真は連休中に気づいて撮影したもの。

 金沢に戻る前に洗車したのですが、その際、自動車を止めて置く場所のすぐ近くの灌木(かんぼく)に小さな白い花が咲いていることに気づきました。近づいて良く見ると、おぉ、夕陽を受けて輝くドウダンツツジ
 連休に入る頃から写真奥の赤いツツジが咲き始めたことは認識していたのです。

 でも、庭にドウダンツツジが存在することは今回初めて知りました。26年前に拙宅を新築したにもかかわらず。植物に関してセンセイがいかに無知であるか、バレバレです。
 自宅庭は実質的に母親の管轄。

 嫁入りした(センセイにとっては実家の)庭は代々伝わるものなので、彼女が手を加えることはできない(とされてきた)。そのメンテナンスを強いられるにもかかわらず。
 センセイの母親は都会育ちにもかかわらず、植物育成のセンスは頭抜けています。

 お米も野菜も良く成長させるし、何よりホントに美味しい。残念ながら息子3人は程度の差はあるものの、それをほとんど引き継いでいない──特にセンセイ──のですが。
 後に愚息、つまりセンセイが実家の割と近くに自宅を新築することに。

 しかも田舎なので都会では考えられないほど敷地は広い。母親はこれまでの想いを爆発させるかのように枯山水の庭を造りました。費用はすべて母親のへそくりから。
 母親の心情を察してなのですが、便乗したという面も否定できません。

 反省がてら夕食の際に家人にドウダンツヅジのことを伝えると、予想に反して彼女は表情を一変。まず、草取りが辛いとのこと。患っている帯状疱疹の影響もあるようです。良く考えてみると、拙宅庭をメンテナンスしてきたのは家人。
 除雪同様、センセイには手を出させない。

 彼女は文学少女(のまま大人になった)。でも意外と、この種の仕事も好きなのかなぁと思っていたのですが、どうやらそうではないらしい。ふだんはセンセイが在宅しないため、いやいやながら庭仕事に。
 つまり母親同様、強いられていたというわけです。

 ...実に、反省。

 いろいろ対応策を提案したのですがことごとく却下。挙げ句の果てには「庭をすべてコンクリートで埋めたい」とのこと。

 オイオイ、可憐なドウダンツツジはどうなる?! (続く...かも)



5月13日(金) 木々の花が散って寂しいけれど、代わりに色とりどりの若葉が。これも百花繚乱?

 今日の北陸地方の天気は下り坂。

 というわけで、写真は比較的天気が良かった今週火曜日に撮影したもの。お伝えしたようにこの日は、午後の学部講義に備えて早めにお昼を頂きました。たまたま食堂を含む厚生棟の真ん中のドアから外へ。
 ふと気づくと、木々の間から大学の図書館棟が正面に見えています。

 ただし建物はもはや脇役。明らかに主役は木々の若葉で、それが実に多様な緑色。そして圧倒的な生命力。

 当たり前ですが、桜やりんごの花は散ってしまいました。現在北陸地方を彩るのはツツジか。いずれもかなり際立つ色です。
 藤は今週に入ってから鮮やかになりました。

 でも見方を変えると、花々の代わりに若葉が「百花繚乱」という感じ。

 残念ながら、液晶画面だとどれも似たような色に感じられ、違いが良くわかりません。有機EL画面だともう少し改善されるのですが...。
 この日は風が少し吹いていたので、枝と葉が少し揺れています。

 生命力に乏しいセンセイは、若葉の色に魅了されてしまいました...おっと、講義の最終準備をしなければ。エネルギーを分けていただいてから研究室へ戻ります。

 ただし、植物の生命力は羨ましい反面...。(たぶん続く)



5月12日(木) 講義が順調だった日は、その晩はともかく、翌朝の...

 予定を変更して、いわば昨日の続きを。

 翌朝がどうだというのでしょう。「すっきり目覚める」とか、「お通じが良い」とか。もちろん他にもあるでしょう。でも昨日の続きなので、血液ネタ。授業がうまくいった日の翌朝は、血圧が低いことが多いのです。
 お伝えしたように、昨日の大学院は大変だったものの、受講生諸君の反応を含めて結果は上々。

 学生の感想を求めていないので、どう感じていたかの確証はないのですが、それでも長く教員をやっていると確実にわかるものがあります。手応えのような感覚。で、昨晩の「最高血圧」はお伝えした通り、最近の平均よりかなり低い数値。
 測定後にサイトを更新し、晩ご飯の準備を終えてから入浴──といっても、シャワーだけ──しました。

 センセイは複数の皮膚病を患っているのであちこちに薬を塗ります。夕食の調理はその後。晩酌を兼ねはがら気分良くそれを頂き、録画しておいたニュースをざっと確かめて0時頃就寝。
 ストンと眠りました。

 目覚めは6時頃。起床後、いつものように血圧を測定します。...やはり、低い。

 写真は「平均」(「収縮期血圧」の3回移動平均の最低)ではなく、今回測定した中での個別データの最低ですが、97mmHg。把握している限りでは、87mmHg、91mmHgそして93mmHgに次ぐ記録。
 「平均」も106mmHgと、かなり低い。

 ただし夜は別。今日は、火曜日の反省を生かしてお昼を挟んだ学部講義に臨みました。反省点はあったものの、出来栄えはこちらの認識以上に良い。
 さてどうなるんだろうと思って晩に血圧を測定したところ、「平均」は125mmHg。

 個別の記録の中には相当低いものもあったのですが、ここはやはり、ルールを一貫させます。

 正直なところ、時間割の関係で木曜日は高齢者のセンセイにとってかなり「しんどい」。それが夜のデータに反映されているのでしょうが、その分、ぐっすり休むことができそう。つまり明朝のデータにも期待が持てます。

 もし予想外の数値が記録された場合は、正直にご報告させていたくことにします。



5月11日(水) 夜の血圧を上げないためには、夕方に神経を使う仕事をしない方が良いらしい

 今学期の西村センセイ、水曜日の講義は午後の大学院のみ。

 隔週で夕方に会議が入るのですが、今日はそれもありません。授業が少ないと気持ちは楽。でも、大学院の講義は学部と違います。基本的には大半の優秀なので、彼ら彼女らの知的欲求にきちんと応えなければなりません。
 また昨日の学部の講義ではちょっと油断して、一部の段取りを間違えてしまいました。

 たぶん受講生は気づかなかったと思いますが、センセイとしてはがっかり。というわけで、午前中に大学院の準備を進めます。すでに基本的な準備を終えているのですが、昨日の反省を生かして提示するスライドを作り直し、かなり先の配布物まで印刷します。
 大学食堂が混む前に、早めの昼食。

 今学期は外部ゲストをお迎えしての講義。まったくいつも通りに進めます。今日は議論の結果を発表してもらったのですが、とても良い内容。授業をしている側が初めて気づかされることもありました。
 ホントに感謝。

 ただし非常に集中して講義したので、心身ともにかなり疲れてしまいました。たった一つの講義でですよ。もちろん加齢の影響も大きい。写真は講義を終えてから、気分転換を兼ねて食料買い出しに「ゲンキー扇が丘店」へ行く途中で撮影したもの。
 昨年末から始まった「株式会社田井屋」の増築工事がかなり進んでいます。

 外側の作業用足場はすでに取り除かれており、作業は建物内が中心。ちなみに、右隣は「うつのみや金沢工大前店」という書店です。

 研究室に戻ってからあちこちとの連絡などまとめの作業。区切りがついたところで帰宅することにします。センセイの関心は今晩の血圧。昨晩、ちょっと高かったのです。
 昨日は予想外に忙しかったし、夕方、飛び込みの面接があったため、激しく疲労。

 しかも帰宅が遅くなりました。珍しくスーパーで惣菜を買って夕食にしようかと思ったら、見事なまでに売り切れており、棚はほぼ空っぽ。
 結局、いつものように自分で料理しました。

 昨晩の「最高血圧」(「収縮期血圧」の移動平均の最低)は131mmHg。僅かではありますが、正常値をクリアできませんでした。身体の疲れより、ストレスなど精神面の影響が大きいらしい。
 昨日同様、今日も疲れています。

 ただし昨日と違うのは、割と心地良い疲れ方。大学院は知的で面白かったし、夕方にそれほど神経を使う仕事をしたわけではありません。で、今晩の「最高血圧」はというと、118mmHg。
 昨日より13mmHg低い。

 加えて、今回は興味深いことが。今日は最初から120mmHgとかなり低かったのですが、途中で昔の嫌な出来事を思い出した途端、最高血圧は149mmHgと、約30mmHgも跳ね上がってしまいました。

 う〜ん、これってやっぱり、早く仕事を辞めろということか?



5月10日(火) これ、何の列かわからない... ──「三密」回避はどこへ行った?! ──

 西村センセイ、火曜日は朝イチと午後の最初に講義。

 お昼休みにアパートへ戻る時間はないので、研究室を含めた学内か大学近辺──最近は皆無──でお昼を頂くことになります。学生さんはお気づきではないかもしれませんが、講義は体力を使うのです。
 今日は1限の講義が長引きました。

 研究室に引き揚げていろいろ片付けものをしているともうお昼の時間。精神的にも時間的にも近隣のスーパーを訪れる余裕はありません。そこで今日は大学食堂でアジフライ定食を頂きました。
 それでも火曜日はまだ良い方なのです。

 何故なら2限、つまりお昼の前の時間帯には講義がない──ただし時々打合せの会議が入る──ので、混雑する前に食堂を利用することができます。
 育ち盛りの学生諸君にとって、お昼はまさに命。少しでも遅れると大混雑に巻き込まれます。

 今学期のセンセイの場合、一番危ないのが木曜日。お昼を挟んで講義が続きます。写真は連休前に撮影したもの。少なくとも食券券売機および定食、丼物コーナーへ続く長い列ができてきます。
 ただしこれは列のほんの一部。

 実際の長さはこの数倍です。しかも列がごちゃごちゃになっているので、並んでいる学生が「これ、何の列かわからない...」と言い出す始末。
 おーい、「三密」回避はどこへ行った?!

 というわけで西村センセイ、木曜午前、つまり昼食前の講義は受講生にもよく説明した上で手際よく進め、できるだけ大学食堂が混雑し始める前に終了するようにしています。

 これまでこの件で感謝されたことが複数回ありますが、苦情が寄せられたことは一度もありません。

 ...当たり前か。



5月9日(月) 苦手な掃除を3時間かけて頑張ったご褒美は、「共同住宅」?!

 時間的には昨日の続き。

 ご存じの方も多いと思いますがセンセイは、アルバイトで生計を立てていたこともあり料理は好きだし得意。毎日自分で晩ご飯を作り、美味しいと思いながら頂いています。そうでなければ長続きするわけがありません。
 皿洗いも苦ではなく、晩酌後にきちんと洗っています。

 対照的に、掃除と洗濯は苦手。結婚後はごく一部の例外を除いて洗濯をしたことがありません。そもそも金沢のアパートには洗濯機がないし。「あんなの、洗濯機に入れるだけだよ」と言われても、ダメなものはダメ。
 掃除は洗濯に次ぎます。

 でもこのところ、さすがにそろそろ大掃除をしなければ...と思うようになりました。強力な掃除機で四角い部屋を丸く掃除しているのですが、どうもふだん歩かない部分の床が少し黒ずんでいるような。
 というわけで西金沢駅から戻ったところで隅から隅まで掃除をすることに。

 今回の特徴は拭き掃除を頑張ったこと。特に、ふだんは行き届かない部屋の隅などを重点的に拭き上げしました。老眼鏡をかけて近くでよく見て初めて気づいたのですが、洗面台や便器の裏側や側面などがかなり汚れていました。
 反省。

 そこまで酷くはなかったのですが、床の隅もうっすらと汚れています。雑巾に力を入れて何度も拭いたのですが、汚れは全体としては黒みを帯びた黄土色。正体は外部から入り込んだシルトより細かい粒子──泥の元──のようでした。
 3時間かけて一区切り。

 まだまだきれいにしないとなぁと実感させられたのですが、今回はここまでにします。本当はアパートでお昼を食べるつもりだったのです。
 でも予想の倍くらいの時間がかかったので、スーパーで惣菜を買って大学で頂くことに。

 というわけでいつもの帰宅時とは逆のコースで最寄りスーパーに向かっていると、あれっ?!

 何度かお伝えしたように、途中に解体、更地化されたアパート跡地があります。もちろん基礎工事は進んでいたのですが、初めて工事内容を記した看板が設置されていました。
 地元の建設会社の施工です。

 これまで建てたお宅の写真とともに、「骨太無垢」、「全棟耐震省エネ」、「W断熱ゼロエネ住宅」などのポイントがアピールされています。
 かなりのコストをかけるらしい。

 残念ながらセンセイの予想は外れ。一般住宅なんだぁ...と思いながら眺めていたら、工事の名称に目が止まりました。そこには「久安共同住宅 様邸 新築工事」。

 結果的には予想通りだったのですが、個人的にはやはり、なぜまだまだ使えるアパートを完全解体して、性格こそ異なるものの、同じ賃貸住宅を建設するのか、ちょっとよくわからないところがあります。

 もちろん施主さんのご判断を批判したり、余計な口を挟むつもりはありませんので、誤解なきよう。



5月8日(日) 突然出くわすと、ホントにびっくりします ──野々市市住宅街の案山子──

 今日も予定を変更。こうなるともう、予定もへったくれもないですねぇ。

 お伝えしたように、今日は珍しく金沢に滞在しています。いつも通りに「出勤」──正確には出勤扱いではない──して、あちこち片付け。そのうちにお昼が近づいてきました。日曜日なので、周囲は混んでいるはず。
 アパートへ戻って昼食を頂くことにします。

 そのついでに、大学から見るとアパートのさらに先にある西金沢駅へ行くことに。1か月後の出張に必要な特急券類を、ベストではなかったもののひとまず予約できたので、それを購入するためです。
 北陸鉄道の電車を使ってもいいのですが、今日は歩くことにします。

 また、せっかくの機会なのでできるだけ新しい道を歩いてみることにします。といっても最初と最後の1/3ずつくらいについては選択の余地がありません。

 その中間、高橋川沿いの新しい道を歩いていると、何と、行き止まり状態になってしまいました。別な道を使って長い距離をUターンするような格好で戻るしかないようです。
 ま、それも一つの楽しみ、と思っていたら、ギョッ?!

 この辺は住宅街なのですが、1区画だけ道路側が砂利の駐車場、そしてその奥は畑になっている場所があったのです。最初に見えたのは駐車場だけ。
 家の陰から突如、3体の案山子が出現。

 まず左側の女性に気づいたのですが、人間が休憩しているんだと思ったら何と人形。しかも顔は男性です。次に迫ってきたのは右側の男性。
 真っ白な能面のような顔で、表情は一切ありません。非常に強いインパクトです。

 止めは中央の男性。実はこれ、風船です。本来ならば存在すべき下半身がないので非常に不気味。最初はこちらから見て後ろ向きだったのですが、風の加減か、正面を向きました。
 3体揃うと、圧倒的な迫力。ちなみに、畑の中には風船の虎もいますねぇ。

 ここを抜けると旧北陸道。カレーうどん(750円)で有名な「完熟うどん処 獅子家(ししや)」の前に出ます。畑も獅子屋も野々市ですが、金沢市との境界付近なのでアパートからも近い。金沢にいるうちに一度入ってみたいと考えているお店です。
 35分ほど歩いて西金沢駅到着。

 アパートではお昼を頂くだけでなく、いつもと違うことをしようと思っているのですが...。(たぶん、続く)

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