2022年3月5日更新(2022年3月13日ページ移動)
■3月5日(土) 何とか冬道を乗り切った車のメンテで考えたこと ──紫色の衝撃編──
昨日の続き。
その後いろいろ情報を集めたところ、「ツブツブ」の有力候補が浮かび上がりました。その除去のためには薬剤が必要なのですが、注意しなければならない点も。本来の塗装はもちろん、施されてるコーティングも侵さない製品であること。
自動車のコーティングにはいろいろな種類があるので、組み合わせによっては侵してしまう可能性があるのです。センセイの場合はガラスコーティング。それに合わせた薬剤を購入してきました。まず汚れた車体を綺麗に水洗いします。お伝えしたように、汚れが最も目立つのは車体後部。まだ水分が残っている状態で、薬剤をスプレーします。
数分後に撮影したのが写真。昨日の写真周辺を、もう少し広く見ています。一面が紫色の斑(まだら)模様になり、一部は流れ落ちています。特にナンバープレートが目立ちます。個人的にはかなりショッキングな光景。
「黒いシルト」と「黄色いシミ」はいずれも、鉄が酸化したもの(酸化鉄)だったのです。酸化鉄類には16の種類が。色はベンガラ──インドのベンガル地方で採れたため──と黒、そして黄色。
「黒いシルト」は本当に黒色なのかもしれませんし、単に色を判別できないだけのかもしれません。実家へ行かないと顕微鏡はなく、拡大して見たわけではないので。
「黄色いシミ」の説明は不要でしょう。塗布した薬剤の成分は「チオグリコール酸アミン塩、両性界面活性剤」とのこと。調べてみると前者は強力な還元作用を持ちます。しかも人体への危険性は低いらしい。
似た構造のチオグリコール酸アンモニウムはパーマや縮毛矯正などでも用いられるそうです。説明書には「塗布後数分待つ」とあるのですが、実際には薬剤をスプレーした瞬間から色がつき始め、その後数分かけて色が濃くなります。乾くと落とせなくなるそうなので、大量の水を掛け、ブラッシングして洗い流します。
実際に鉄粉を除去してみて、いくつかの注意すべき点に気づきました。今回は300mL入りのものを2本購入したのですが、車体全体を洗浄するためにはもっと多くの量が必要です。今回、1本で鉄粉を除去できたのはトランクを含む車体後部と、やはり汚れが目立った左側面のみ。
底部は別として、車体全体の鉄粉を除去するためには、最低でも3本、つまり約1L必要です。また念には念を入れた洗浄が必要です。今回も、これでもかというほど洗ったのですが、それでも紫色がしつこく残っていました。特に、ドアノブおよびサイドミラー内部にもこの紫色の液体が残っていて、後から流れ出てきました。
それらの内部にも鉄粉および除去剤が入り込んでいたんですね。付着していた鉄粉をひとまず除去した車体は、ホントにピカピカで本来の色と輝きを取り戻しています。また触ってみるとツルツル。
今までずいぶん可哀想なことをさせていたんだなぁーと、深く反省したセンセイなのでした。
■3月4日(金) 何とか冬道を乗り切った車のメンテで考えたこと ──黄色いシミ編──
今日の話題は週末モード。
このところ海外で発生した侵略戦争や、歩行中に車にぶつけられた──おかげ様で治療の結果、無事緩解(かんかい)しました──などがあって、お伝えするつもりだった内容が先送りになっています。今回も、その一つ。
先々週に続いて、冬をほぼ乗り切った自動車のメンテナンスでの問題です。実は毎年この時期に、かなり時間をかけて手入れしていることがあります。要するに汚れ落としなのですが、他のシーズンとはちょっと違う点があるのです。自動車が走行すれば汚れるのは当たり前。
泥その他のように水で洗い流せるものもあれば、ピッチのように油性のものもあります。まぁ、こちらも何とかなる。でもこの時期は、そう簡単には落とせない付着物が目立つのです。それが写真のツブツブ。
車体後部をアップで撮影したものですが、中央その他に小さな点が見えます。どうやら2種類あるようで、大きなものは最大2.0mmくらいのシミを作っています。色は黄色。
ここがポイント、もう一つはシルト(砂より小さく粘度より粗い鉱物)状の黒い物体。こちらは写真ではわかりませんが、一面にこびり付いています。洗っても洗っても、落ちない。ホントに落ちない。
触ってみると「ツルツル」ではなく「ザラザラ」という感じ。場所は割と偏っており、一番多いのは写真のナンバープレートを含めた車体後部。理由は簡単で、形状が完全な流線型でないため、走行中はここには空気の渦が発生して、周囲の空気を巻き込みます。
だからここに、いろいろなものを含んだものが付着しやすいのです。次に多いのが車体側面、特にタイヤの周囲。要するに地面の汚れを跳ね上げたりまき散らしたりしてしまうのでしょう。他には車体前部の下側などで目立ちます。これら2種類の落ちにくいツブツブ。
一体、何なんでしょう。最も可能性が高いのは鉄粉。ブレーキダストや各種の鉄錆などが空気中を漂ったり地面に落ちているんだそうです。それが塗装面に「刺さる」のだとか。まぁ、確かにそういうこともあるんだろうなぁと思います。
前のE46の時はヨーロッパ用の「削って止める」タイプのブレーキだったので、ホイールがすぐに真っ黒になりましたから。だからシルト状の細かく黒いものは鉄粉かも。でも、割と大きく黄色いシミは何なんでしょう。鉄が錆びたもの、つまり各種酸化鉄──多くの種類がある──ならば理解しやすいのですがご存じのように、その色は赤褐色。
黄色ではありません。自動車にとって冬が他の季節と違う点は、もちろんまず温度。でももう一つ見逃せないのが凍結防止剤として路面に散布される塩化カルシウム。通称「塩カル」。粒状のものは白色なので、側面が一面に白っぽくなっている車をよく目にします。
特に黒など、濃色の自動車で目立ちます。ただし塩化カルシウムはCa2+とCl-のイオン結合なので、水を掛けてブラッシングをすれば、簡単に洗い流せます。なお、塩化カルシウムは車体を錆びさせる大きな要因。ツブツブの正体は鉄ならば簡単に錆びさせるはず。
でも前述したようにシルト状のものは黒色だし、大きなものは黄色...。だから、少なくとも黄色のものは、コストを優先して製造されたはずの「塩化カルシウム粒剤」に含まれているはずの大量の不純物...かなぁ。
でも正体が何であるにせよ、これら2種類のツブツブを落とす必要があります。今までどう対処してきたかというと、人海戦術。作業はセンセイだけですが。問題は塗装面の強度。下手に強力な方法で落とすと塗装面を傷つけます。
塗装は要するに樹脂(レジン:Resin)なので。具体的にはツメで擦って落としてきました(だから「人海戦術」)。先週末にひとまず洗車してから一生懸命擦ってみたのですが、広がった黄色いシミがなかなか落ちない...。
これらのツブツブ、特に黄色いシミは一体何なんだ。
■3月3日(木) 遠慮させていただきます ──センセイが大学食堂で出くわしたもの──
結果的に2日続けて食べ物のお話。
ただし今日は食品そのものは登場しません。お伝えしたように先週、特にその前半、金沢は今シーズン一番の大雪となりました。もちろん冬靴を履いて出勤していますが、やはり気軽に外へ...というわけにはいきません。
そこで月曜と火曜のお昼は、校内をグルッと回って大学食堂へ。春休み期間中なので大学食堂はガラガラ。それに合わせて担当の方も僅かな人数しか出勤していません。それより問題なのはメニュー。
種類と量が制限されているのです。このところ大学食堂でお昼を頂く時は定番の「KIT定食」(380円)。年齢を考えてタンパク質を多く含むメイン料理と、野菜を多く摂れる小皿を選択します。
代金を支払った後、ベンダーで飲み物を補給します。センセイは食事の際、選べるのなら水か白湯(さゆ)しか飲みません。今はまだ寒いので、後者をコップに注いで、アクリル板で囲まれた席に座ります。
合掌してから、まず味噌汁へ。ただし食堂のものは塩分が多いので一口だけ舐めて、後は具を頂くだけ。それなりに美味しく頂いて、最後に白湯を頂こうとしたその時、え"っ?!
正直に申し上げますが、その瞬間までまったく気づきませんでした。コップの縁(ふち/へり)の一部に色がついていることを。お察しの通り口紅です。このまま頂くと、いわゆる間接○○。
う〜ん、遠慮させていただきます。(今までやったこともないし)口紅って、洗剤をつけて洗っただけでは落ちないものなんだろうか...。
■3月2日(水) ...1食で2、3日分だ ──「勝助商店」の「しょうゆ弁当」を頂きました──
というわけでお約束通り(?)、から揚げ弁当店を訪れてみました。
訪れたのは正午前。お昼時なのでお客が途切れることはありませんでした。まぁ、混雑するというほどでもなかったのですが。店内はごく普通の弁当店。椅子が6脚ほど間隔を取っ手配置されていました。
事前の情報によると、「しょうゆ弁当」(430円)が売れ筋らしい。ただしこちらは唐揚げ2個。店頭その他に掲げられた写真は3個入り(520円)だったので、そちらにします。やれやれと思ったら、「ご飯の量はどうなさいますか」。きょとんとしていると、大盛りは無料とのこと。(特盛りは有料)
このテの誘惑には購(あがな)えない西村センセイ、今回は大盛りにしていただきました。料金を支払うと係の女性が待合い室の奥を指して、「お弁当は卵スープが無料になります」。確かに、セルフ式のサーバーと持ち帰り用の容器が用意されていました。
椅子に座って店内を見ていると、次に入店したお客さんが単品をたくさんオーダー。他の人に頼まれたのでしょうか。昨晩調べた情報と合わせると、ここはもともと「株式会社レガシーホールディングス」が運営する「から揚げ専門 勝助商店」の、2kmほど離れたお店が1月中旬に移転したらしい。
ただし未確認情報によると、その際、独立したとのこと。目の前で揚げて下さるので、調理には時間がかかります。10分近く待って届いたのが写真。手にした時の最初の感想は、ずっしり...。
相当なボリュームで、蓋の一部がちゃんと閉まらないほど。部屋に戻って蓋を取ると、おぉ、看板その他の写真とは異なり、唐揚げはほぼ真っ黒です。
まずは卵スープをほんの一口。ごく普通のスープですが、良く味わうと塩分が多めであることがわかります。次は「能登のコシヒカリ」。...予想外に普通の味。決して美味しくないわけではないのです。
でもセンセイが食べている地元産コシヒカリのような甘さがありません。気を取り直して、肝心の大野「ヤマト醤油」を使った唐揚げを一口。最初に感じたのは味の濃さ。直後に強い塩分を覚えました。「奥能登の海水塩」は海水を煮詰めて塩にしたはず。Na+だけでなくMg2+を含んでいると思われるのですが、感じられるのは塩辛さだけ。
申し訳ないのですが、とてもすべてを頂くことはできませんでした。今回のお弁当だけでたぶん、10〜15gくらいのNaClを摂取したことになると思う。推奨基準の2倍、センセイの普段の摂取量の3倍くらいです。
割引券その他も頂いたのですが、残念ながらご縁はなさそうだなぁ。
■3月1日(火) 知らない間に、唐揚げ弁当専門店がアパートの近くにオープンしていました
今日は予定を変更してタイトル通り、そして見たままのお話。
写真は昨晩撮影したもの。いつもより少し早く退勤することにしました。空にはまだ少し明るさが残っていますが、周囲はすでに暗く自動車のライトを強烈に感じます。幹線道路を渡るため、コンビニ前の横断歩道へ。
ここは押しボタン式。いつもならセンセイ自身が操作するので、すぐに青信号になり、すぐに渡ることができるのです。でも昨日は、女子中学生が歩道を渡り終えるところ。
その後に到着したので、すでに歩行者側の信号は赤。もちろんボタンを押したのですが、信号が切り替わるまでに時間がかかります。待っている間、周囲を見渡すと、あれっ?!
初めて見る看板が目に飛び込んできました。看板も少しだけ見えるお店も煌々(こうこう)と照らし出されています。これはもう、寄り道するしかない。
センセイが当地に引っ越した時、ここはコンビニ「ミニ・ストップ」。その後、すぐ近くにローソンが進出したため、程なく閉店に追い込まれ、その後は転々といくつかのお店に。最近はリサイクルショップだったはず。
夕食の時間なので、数人のお客が店内で待っています。看板にある通り唐揚げのお店ですが、メニューを読むとお弁当と単品が主力らしい。興味深いのはその素材。鶏肉の産地については言及されていませんが、まず間違いなく輸入品。
ポイントは味付けで、「奥能登の海水塩」と金沢大野の「ヤマト醤油」を使用とのこと。しかもお弁当のご飯は「能登のコシヒカリ」。
これはもう、一度挑戦してみるだけの価値があると思います。
■2月28日(月) 国際秩序崩壊の危機にあっても、センセイの朝の血圧は低い
それが事実なので。
写真は今朝、いつもと同じ状態で測定した血圧。ただし平均ではなく、その回のみの数値です。日付の下がいわゆる「最高」(「収縮期血圧」)で、93mmHg。いつもは100mmHg以上なので、かなり低い。
記録を調べてみたところ、去年5月に記録した87mmHgおよび91mmHgに次ぐ記録。平均の最低(3回の移動平均の最低)は100mmHg。約3年半の測定値の中で、こちらも3位の記録でしたから、やはり相当低いことになります。
ちなみに、「最低」(「弛緩期血圧」)も過去最低レベル。お伝えしたように、今年に入ってから特に夜の血圧は高めの状態が続いていました。正常値の上限130mmHgを超えることは滅多にないのですが。
塩分に気をつけるようになってから、ひとまず102〜117mmHg程度に落ち着きました。しかし昨日お伝えしたように、ここ数日は130mmHg前後。原因は心理的な要素が大きいと推測されます。で、ここまでは夜の血圧測定値のお話。
朝の血圧は対照的に、時々120mmHg台を記録するだけで、通常は115mmHg前後で比較的安定。でもここまで低い血圧は滅多に記録しません。
昨晩は今回の侵略の特別番組を観てから就寝しました。その関係で、いつもよりビールが多かった。もちろん好ましいことではないのですが...。そのためでしょうか、かなり深く熟睡しました。
その他の行動は変わっていないので、今朝の血圧はそれが影響しているものと思われます。現地では睡眠どころではないのに。
■2月27日(日) 特徴のあるこの構造物は... ──すき家 柏崎店」は別な場所で新築オープン──
写真は昨日撮影したもの。
毎週土曜は家族サービスの日。高齢の両親の生存確認というのが実態ですが。実家へ向かうべく国道8号線を走り始め、市街地を抜けようかというところで建設中の建物に出くわしました。
...あ"。幹線道路に面した比較的立地の良い場所。商業施設なのは当然として、センセイが注目したのは入口部分に建てられた鉄骨製の構造物。
覚えていらっしゃるでしょうか、「すき家」です。敷地の賃貸契約が完了──打ち切りかも──したため、昨年10月に閉店した「すき家 柏崎店」に代わるお店と思われます。実は閉店時に、従業員を募集していう情報が入っていたのです。
このお店の開店に向けた準備だったんでしょうね。実家での用を済ませ、自宅に戻ってから確認したところ、Googleマップ上にはすでに「すき家 柏崎店(仮称・建設中)」として記載されています。
この種の情報は、お店の側が登録するのでしょうか。個人的には数年に1回程度訪れる程度。しかも頂くのは牛丼──この呼び方でいいのかな──ではなく、カレーという希薄な関係。でも、当地ではお店が次々と撤退しています。
その意味では明るい話題です。このお店でカレーを頂くことがあるんだろうか。
ところで、一昨日の晩は130mmHg、今晩は131mmHgと、夜の血圧がここ数日、15mmHg程度高い状態を継続しています。行動はいつも通り。授業はなく成績も無事に提出したので、仕事がらみのストレスは少ない。
もちろん塩分摂取量は絶対に6g/日以下。影響が血圧に出るかどうかは別として、おそらく、情報に接することができる世界中の人々の多くが、同じような状態なんだろうなぁーと思います。