2022年4月30日更新(2022年5月8日ページ移動)
■4月30日(土) 想定外の更地出現 ──今年のゴールデンウィークは、ちょっとほろ苦い──
個人的には今日からが連休本番。
センセイの場合、土曜日は家族サービスの日なのですが、その前に、金沢を離れてからメールで届いていた仕事に対応することに。あれこれと頭を使いながら、1時間半ほどかけて報告書を作成、送信して一区切り。
ここから先は、プライベートな時間。実家での用はお昼から午後にかけてなので、その前に個人的な用を片付けます。いつもとは違う道を歩き、写真奥にある小学校の交差点を曲がった時、あ"っ...。
様子が一変してます。ここはラーメン店「あじっ子」が存在した場所。昨年夏にお伝えしたように、ご家族で経営していらっしゃるお店だったのですが数年前、奥様とご主人が相次いで亡くなられました。
後継者はおらず、お店は閉店。この写真は昨年の逆方向から撮影しているのですが、店舗裏にアサヒビールの空瓶が白いケースに収められたまま放置されているなど、お店を閉めた時そのままの状態で放置。
ずっとそのままだったのです。それがご覧のように更地になっています。中央の茶色い部分が建物のあった場所。左と手前は駐車場その他として用いられていたアスファルト舗装部分です。
草がまったく生えていないところを見ると、ごく最近の工事らしい。もちろん、この日はいつか必ず訪れたのです。せっかくの土地をそのままにしておくこともできません。されど西村センセイ、心の準備ができていなかった。
というわけで今年のゴールデンウィークは、ちょっとほろ苦く始まったのでした。
改めて、ご主人と奥様のご冥福をお祈りいたします。
■4月29日(金) 頭が下がるばかり... ──県外ナンバーに囲まれながら、自宅へ戻りました──
今日は移動日。
帰宅後、いつもと違う用が控えているので、昨晩のうちに移動の準備を整えておき、今朝は起きるとすぐに金沢を発ちました。出勤時間帯ですが、休日なので行き交う車は少なく、順調に走行。
富山県東部までは燃費も通常より10%程度向上しました。富山市内では買い物が始まりそうな時間帯に。ご夫婦、特に高齢者夫婦が乗った軽自動車が目立ちます。ここまではいつもの祝休日という印象。でも富山─新潟県境付近の国道8号線に入ると様子が一変。
そもそも走行する乗用車の台数が多い。長距離を走る大型トラックはいつも通りか、やや少な目なのに。しかも他県ナンバーが富山、新潟両県のものを圧倒します。分布は広く、東日本を中心に遠くは香川、高齢男性が運転する北九州ナンバー(!!)も。さすがに、フェリーを利用されたのでしょうか。
確認した限りでの最遠は、熊本ナンバーのアルファードでした。予想通り、小型のものを中心に、キャンピングカーも目立ちます。県境を越えてホームグラウンド新潟県へ。
お伝えしたように、新潟側最初の難所、「親不知子不知」では国道8号線の補修工事が延々と続いています。今日も2カ所で信号機による片側交通規制。
最初の交通規制を過ぎたところで、熊本ナンバーは海側の駐車場へ。親不知子不知を訪れにいらしたんですね。再び急カーブが続き、またまた交通規制区間に。赤信号の解除を待っている際に窓から外を撮影したのが、写真。(拡大写真(1280×960、160kB))
ここは向山洞門(どうもん、「シェッド」のこと)内。拡大写真でないと良くわからないと思いますが、壁面および天板(!!)に、確認された事項および補修すべき内容が記されています。
しかも非常に具体的に。正直なところ、通行する側としては交通規制をして欲しくありません。何しろ、ここで10分近く待たされるのですから。されど、ここにチョークで書かれている詳細な指示を目の当たりにすれば、己の浅薄(せんぱく)さを思い知らされます。
つくづく頭が下がるばかり。ちなみに、さすがにどの現場も工事をしておらず、まったくの無人でした。関係者も基本的には連休。遠くからこの現場に起こしになっている方も多いはずで、そのような方は帰省されているのでしょう。
糸魚川市東端に近い「道の駅 マリンドリーム能生」を過ぎると、ほぼ地元ナンバーだけに。いよいよゴールデンウィークが始まった、というわけです。
■4月28日(木) 久しぶりの青空の下、「ニュートンのりんごの木」が満開になりました
今日はタイトル通り、そして見たままの約束ネタです。
今日の金沢は久しぶりに晴天となりました。たぶん1週間ぶりくらいだと思う。高気圧に覆われているのですが、その縁を回るやや強い北風が吹き、朝晩は寒さを覚えました。血圧測定時には暖房を入れたほど。
それでも晴れると、やはり気分が良い。出勤してまず撮影したのはキャンパス中央に植えられている「ニュートンのりんごの木」。先週1輪だけながら開花したことをお伝えしましたが、それが満開になったのです。
ただしここ数日寒い日が続いたので、ちょっと遅めの満開。今週初めは北東と北西の部分だけ花が開いたのですが、現在は全体にたくさんの花をつけています。こんなに多数が咲くのを見たのは初めて。
ここに「ニュートンのりんごの木」を植えた本人なのに。(拡大写真(1280×960、426kB))大きめの花はとても可憐で美しいのですが葉が育っているため。桜や枝垂れ桜と違って木全体が花弁で覆われるわけではありません。
さらにこの時季は背後にある木々も輝きを増しているので、全体像がなかなか絵にならない。桜と比べてちょっと損な役回りですね。撮影テクニックがないからと言われればそれまでなのですが。
りんごの木の奥を、朝イチの講義に出席する学生が通り過ぎています。残念ながら誰も注目しませんが、まぁ、そんなものでしょう。彼ら彼女らにとっては連休前最後の登校。
センセイも代休その他を頂戴して、連休期間はずっと自宅に留まります。最後は早めに切り上げて「出勤」しますが、その時にはすっかり葉桜ならぬ「葉りんご」になっていることでしょう。
皆様も良い連休をお過ごしください。
■4月27日(水) 解体、更地化されたアパート跡地で、大きな建物の基礎工事が始まりました
今日は予定を変更してお伝えします。
お伝えしたように昨日は午後からかなり荒れた天気となりました。夜は大雨の可能性も伝えられたのですが、倖いにも当地は大したことありませんでした。ただし隣の富山県東部は大雨となり、黒部川に警報が出されたそうです。
今朝、ちょうど出勤する頃に、雨が止みました。登校する小学生は傘を差したり差さなかったり。センセイは大きな傘を手に玄関を出たのですが、すぐに戻って折り畳み傘を鞄に入れてご出勤。
今日は午後に大学院の講義。学部と違って楽ですが、優秀な学生が多いので別な意味で気を使います。天気はというと、雨こそ降らないものの肌寒く、かなり風も。
結局、今日も大学食堂で定食を頂きました。夕方の会議に出席してから最寄りスーパー経由で帰宅。週の前半は移動途中、道路沿いのお店──現在は「アルビス宮野店」──で食材を購入。
母親からもらった野菜とで食事を作ります。だから金沢でスーパーに立ち寄るのは週の半ばだけ。つまり1週間ぶりにスーパー近くの道を歩いていると、あ"っ...。解体、撤去されたアパート跡地で建物の基礎工事が始まっていました。
第一印象は、「デカい」。最近工事を始めたようで、現在は基礎部分の鉄筋を組む作業が終わり、コンクリートを打設するための枠組みを組み始めたところです。
作業にはもう1日か2日必要だろうと思う。お伝えしたようにセンセイは、立地その他から立派な住宅を建設されるんだろうと予想していました。でも間取りの配置を見ると、どうやらそうではないらしい。センセイの新しい予想はズバリ、集合住宅。
完全に線対称の配置になっているのです。でもかなり広くなったとはいえ、アパート跡地に集合住宅を建てるだろうか...。
今回は外れるかもしれません。
■4月26日(火) 春の嵐 ──天気は下り坂。つむじ風に傘を折られそうになりました──
今日は全国的に雨の地域が多い。場所によっては心配なほど。
強い寒冷前線を伴う低気圧が日本海を進んでいるためですが、当地も例外ではありません。お昼前から雨との予報だったので、大きな傘を持ってご出勤。実際、朝イチの講義を終えて戻る時に雨が降り始めました。
午後にもクラスまであまり時間がないし、何よりこの雨で外へ出ることはできません。お昼は大学食堂で早めにアジフライ定食を頂きました。
午後の講義を終えて研究室に戻る頃から、風がとても強くなりました。真冬のように窓の外をビュービュー音を立てて南西から風が吹き寄せます。
夕方、提出物の整理を手伝ってくれるために在室していた女子学生が、ちょっと怖がったほど。彼女が良くやってくれたこともあり、暗くなってきた頃には各種の整理も一区切り。帰宅前に無理をすると血圧が上がることが判明したので、今日は早めに帰宅することにします。
守衛さんに鍵を返し、通用口から出ようとしたところ、ちょっと周囲の様子がおかしいことに気づきました。あたり一面に葉や枝が散らばっているのです。落ち葉だけならまだ理解できるけど、若葉や育ったばかりの枝までが無惨な姿をさらしています。
写真は施設部職員用の駐車場で撮影したもの。実際はかなり暗くなっています。自動車のボンネットやフロントガラスに沢山の細かい葉や枝がへばりついています。金沢工大キャンパスは鎮守の杜(もり)のように周囲を高い木で囲まれています。
強風で枝がぶつかり合うなどして折れ、飛んできたようです。雨雲レーダーで小降りになりそうな時間帯を狙って帰宅したのですが、レーダーに風は映りません(特殊なレーダーを除く)。途中、背の高いマンションの脇を通り過ぎている際につむじ風が吹き、傘を壊されそうになりました。
差すのを諦めて、濡れながら歩く人も。人間だけでなく、草木にとっても受難の日。う〜ん、これも植物の話題か?
■4月25日(月) こんなに違うのは初めてだ... ──夏用タイヤ交換で、燃費は一挙に10%向上──
まるで桜が散るのを待っていたかのように、木々や草花の緑色が日々濃くなっていきます。
実に生き生きとしているのですが同時に、とても同じ「緑色」では一括りにできないほど表情が豊か。でも撮像素子の問題なのか、フォーマットの限界なのか、あるいは表示機器の性能なのか、デジカメで撮影してもこの感覚がうまく伝わりません。
さすがに5日連続は避けたい。というわけで写真は昨日、金沢への移動途中に親不知の洞門内で停止した際に撮影したもの。親不知は難所なので道路設備が傷みやすく、年中片側通行にして補修工事を行っているのです。
ちなみに「ドライブマイカー」もここで撮影しています。自宅を出てからちょうど100kmになる場所だったのですが、注目していただきたいのは中央中段のの数値。ここまでの燃費を示しています。
23.9km/L。信じられます?新潟県内ではストップ・アンド・ゴーが少なく、しかも一定速度で走行する場面が多いため、燃費が向上します。富山、石川両県内では燃費が悪化。
この日のトータルは22.0km/L。エコカーレベルです。これほどの好成績は珍しいのですが、そもそもセンセイの車は燃費が良いのです(下の写真)。でも今日お伝えしたいのは冬用スタッドレスとの違い。
両者の燃費差が激しいのです。冬道の走行は非常に危険なので昨秋、スタッドレスタイヤを新品に履き替えました。高価なタイヤだったこともあり、雪上および氷上の性能はかなり良いと思います。
今シーズンも冗談抜きで命を救われました。されど今回の冬用タイヤ、何だかとても燃費が悪い。乾いた道路を普通に走っている時の燃費は、20km/L行くか行かないか。他方、今まで使っていたタイヤは同じメーカー製の一つ前のモデルなのですが、燃費(上の写真)は夏用と同程度か、むしろ少し良いことも。
しかも路面が濡れていると、途端に燃費が下がります。まぁ、何より安全確保が最優先だし、燃費が悪ければ多めに給油すればいいだけの話なのですが、どうしてこんなに違うんだろう...。
■4月24日(日) これで青空だったら... ──「ニュートンのりんごの木」が見頃を迎えています──
今日は予定を変更してお伝えします。結果的に植物ネタ4日目となりますが、悪しからず。
今日は移動日。朝8時前に自宅を発ちました。交通量はいつもと同じですが、大型トラックは少な目。松本など他県ナンバーの乗用車が目立ちます。時々、札幌ナンバーなど、ずいぶん遠い地域の軽自動車を見かけることも。
キャンピングカーは僅かですが、連休入りすれば激増するのでしょう。集団でツーリング中の大型のバイクも多い。乗っている方はたいてい高齢者。ゆっくりと走っていらっしゃいますが、音と振動が凄い。
事故の可能性もあるので、正直なところセンセイは苦手。距離を置いて走るようにしています。お昼過ぎ、無事金沢に到着しました。今日は運ばなくてはならない荷物があるので、ひとまず自動車で大学へ向かいます。さて、どうなった...。
おぉ。正門を入ったばかりの右手に「ニュートンのりんごの木」が植えられているのですが、薄いピンクの花がたくさん咲いているのがわかります。
駐車場に車を止め、木の脇で撮影したのが写真。(拡大写真(1280×960、81kB))予想通り、週末に多くが開花したようです。高い所などには、まだ濃いピンクの蕾がたくさん控えています。全体としては五分咲きくらいでしょうか。
間違いなく今週前半、満開に。バタバタしていたこともあり、センセイはここ数年、ニュートンのりんごの木の花をちゃんと見ていませんでした。反省。
改めて良く見ると、ずいぶん繊細。そして花弁が5枚で綺麗に分かれており、雄蕊(おしべ)が多数あるなど確かに、バラ科の特徴が良く表れています。西村センセイ、りんごがバラ科に属すると初めて知った時は、ホントにびっくりしました。
今日もまた、無知を晒していますねぇ。これで背景がスッキリと晴れた青空だったら、もっと映えるんだろうけど。