2022年5月7日更新(2022年5月15日ページ移動)
■5月7日(土) 一瞬、意識が完全に消失したんだろうなぁ... ──ドライブレコーダーは見た──
今日は予定を変更してお伝えします。
いつもは日曜の朝に金沢へ移動するのですが、連休期間中ずっと在宅したため家人がストレスを溜めているらしい。というわけで1日早く自宅を発ちました。大学でないとできない仕事もあるし。
観光地を除けば、行き交う車からは連休の雰囲気がほぼ払拭されています。柏崎市市街地を出たところで、写真の大型トラックに追随する格好となりました。カーブも路面の状況も良く知っている地元の国道。左カーブを曲がった先には北陸自動車道米山I.C.(奥の緑色の標識)があります。
対向車の動きからI.C.の信号は赤になると予想。エンジンブレーキを掛けて減速しながら長い下り坂を降りました。思った通り、信号は赤に。大型トラックが徐々に左側に寄りました。
最初はI.C.に入るのだろうと思ったのです。でも写真でも分かる通り、アプローチが早すぎます。方向指示器も出していません。何らかの理由でトラックを道路脇に止めるのかな?
次の瞬間、トラックは吸い込まれるように、急に左に逸れ始めました。左側のポールをなぎ倒し、その上部に差し込まれていた紅白の棒を吹っ飛ばして、法(のり)面に乗り上げようかという状況に。周囲には砂埃が待っています。
ドライバーはここで我に返ったようで、本来の車線に戻りました。後ろから見る限り、まるで何ごともなかったかのように信号で停止。されど当然、ドライバーは心臓バクバク状態だったに違いありません。
信号が青に。発進するのは当然として、今度こそトラックを道路脇にを寄せて状況を確認するのかと思ったら、そのような動きは一切なし。途中、信号の関係で先に行かれてしまったのですが、先行車両に追いついた時にはトラックの姿はありませんでした。
途中に大きなトイレ付駐車場があるので、点検のためにそこに入ったようです。それまでの運転は普通で、おかしな雰囲気はまったく感じられませんでした。考え事をしていたのなら、異常な状況に気づくまで時間がかかりすぎています。いずれにせよ事故前後の短時間、意識が全くなかったらしい。
一瞬居眠りをしたのか、あるいは何らかの病気の発作なのか。誤解されたくないのですが、センセイとしてはこの件を面白可笑しく取り上げているのではありません。仕事で長時間運転する人や、センセイのように高齢者が長い距離を運転する場合はこの種の事故が起こりがち。
センセイの場合、現在は原則として日中しか運転せず、居眠り運転を起こしやすい高速道路の走行はできるだけ避けています。それでもやはり事故を起こしてしまうかもしれないという自覚が必要。お互い、気を引き締め直すためのご紹介です。
動画を残してありますが、なかなかショッキングですよ。
■5月6日(金) 目の前の消防署に新潟県のドクターヘリが着陸し、患者が搬送されていきました
今日はタイトル通り、そして見たままのお話。
時間的には昨日お伝えした「かたがり松」の前後。スーパーに入る前に手前の靴屋に入ろうとした際に、上空を飛行するヘリコプターの音が聞こえてきたのです。目に入った時の高度は約100m。
平面上の距離は50m程度。この位置関係だと、感覚的には真下から見上げるような格好になるので所属その他はよくわかりませんでした。祝日なので、県警が経過しているのかなぁーくらいに考えていました。ここまではまぁ、割と良くあること。
でもそのヘリが少し先で旋回。戻ってきたと思ったら、今度はかなり低空を飛行。しかも明らかに着陸態勢です。機体側面には“Doctor-Heli”。新潟県が新潟と長岡の2カ所で運用するドクターヘリです。
以前、近くの基幹病院の病院祭に合わせて病院内の駐車場に着陸後、展示されているのを見たことがあります。だから今回も病院に...と思ったら、「かたがり松」の石碑を越えて、さらにこちらへ。幹線道路を挟んだ反対側にある消防署(写真下部の茶色い建物)へ向かってどんどん降下しました。
かなりのスピードですが、もちろんトラブル等ではありません。明らかに構内の駐車場に着陸するつもり。良く見ると「スノースキッド」という積雪地で機体の沈下を防ぐためのスキーのような板を装着しています。あれよあれよという間に消防署の陰に消えてしまいました。
「かたがり松」の石碑はまさに、消防署の真向かい。石碑を撮影しながら、背後に着陸したヘリの様子を確認します。まず気づいたのは、駐車場なのに機体の近くには車両が存在していないこと。
これは当然で、離着陸時には「ダウンウォッシュ」という強い風が吹き、車両──特に窓ガラス──を破損する可能性があるからです。病院の駐車場に直接着陸しなかったのも、そのためのようです。
着陸そのものは見ていないのですが、道路から駐車場に至る経路には回転灯を点滅させた消防車が待機しており、車両が進入しないように警戒しています。
すると、控えていた救急車がヘリ脇へ静かに移動。数人の署員が、報道で良く見るブルーシートを高く掲げて、ヘリと救急車の間が見えないようにしました。この頃にはヘリはエンジンを停止し、周囲は静穏。
だからヘリに気づいて様子を見守っているのはセンセイだけなのですが...。どうするのかなぁーと思っていたら、今度は右の写真のように救急車がサイレンを鳴らして、道路のこちら側にある基幹病院へ向けて走り始めました。
今回は山岳地での事故や、やちょっと遠い場所の急患患者など、救急車では間に合わないような場所からヘリが患者を搬送してきたようです。いずれにせよヘリで搬送しなければならないほどですから、病状はかなり深刻なはず。大事に至らなければいいのですが。ちなみに、この件に関する報道を目にすることはありませんでした。
だから、たぶん良い方に...と考えたいところです。さて、本来はこちらからお伝えすべきだったのでしょうが、今日は講義がなく、また消化すべき有給休暇が溜まりまくっているため、今日は休暇を頂戴して在宅しました。つまりセンセイ個人としては今日が連休最終日。
ちなみに、自動車販売店などもまだ閉店していました。明日からはいつもの行動パターンに戻ります。
この連休は公私ともに割と良く働いたので、無理なく休み明けの再スタートを切ることができそうです。
■5月5日(木:祝日) し、知らなかった... ──柏崎市茨目「かたがり松の京参り」──
連休最終日。
朝、念のためにメールを確かめると飛び込みの仕事が一つ。昨晩遅く、日付が変わる頃に送信されていました。おいおい今日は休日なんだけど...。
でもそこはサラリーマン。また依頼される仕事に中には、ちゃんと勉強しているのかなぁーというものもあるのですが、今回は割と素性の良い内容だったので、こちらも消耗することなしにお返事を書くことができました。
昨日はほぼ平日だったけど、今日はまぁ「半ドン※」というところでしょうか。
お昼が近づいてきたし、センセイの外出を知っている家人に買い物を頼まれたので、2番目に近いスーパー(写真奥)へ行くことに。ただし今日は近くにある靴屋にも寄りたい。というわけで、徒歩で外出。
実家に帰省していた姪夫婦は昨日のうちに千葉へ戻ったのですが、当地全体としても他県ナンバーの乗用車が減っています。いつもと少しだけ違う道を歩いていると、雑草の陰に石碑があることに気づきました。まったく予想外だったので碑文を読むと、見出し「かたがり松の京参り」。
何のこと?帰宅してから確かめてみると、これは一般社団法人柏崎青年会議所が「まちしるべ事業」の一環(17番目に解説あり)として設置したもの。
詳細はそちらをお読みいただきたいのですが、ここにあった「かたがり松」が女性に扮して京参りをした際のエピソードに由来するそうです。その「かたがり松」は何と、1976年まで当地に存在したそうです。センセイが当地の高校に通学し、後に新潟市に引っ越した頃ですが、申し訳ありません、まったく知りませんでした。
まぁ、この地がセンセイとはあまりご縁がなかったという面もあります。解説にもありますが、ここは十日町市など南東方向から旧市街地に入る玄関口に当たります。
同じ松の木が何百年も存在するはずはなく、この地にあった格好の良い松を旧市街地への目印として語るうちに「かたがり松」の物語が生まれたのではないでしょうか。これも一種の集合知。
物語は大切にしたいものですし、それを残そうとする成年会議所の取り組みも評価すべきだと思います。※江戸時代に長崎の出島から伝えられた「日曜日」を意味する“Zondag”(ドイツ語の“Sonntag”に相当、いずれも直訳すると「太陽の日」)が訛り、その後、土曜半日が休日となったため同日が「半ドン」と呼ばれるようになった。
■5月4日(水:祝日) もうちょっと元気な色の方が... ──西村センセイのほぼ平日な休日──
今日は「みどりの日」、祝日です。
センセイはというと、今日は実家での用を頼まれていません。というか両親は昨日、曾孫二人に振り回されたので今日はひたすら体力回復に努めているはず。というわけでセンセイは自宅に在宅。
でも新聞2紙を読み、メールその他に目を通した後はお仕事。具体的には採点作業です。1年生に毎週課題を出しており、それを火曜日の午後に締め切って採点し、コメントを書くと伝えてあるのです。ただしお伝えしたように昨日は不可。というわけで半日遅れとなりましたが、本日採点することに。
なお、受講生にとって不利益にはなりませんので、誤解なきよう。人数が多いこともあり、かなり時間をかけてコメントを打ち込みました。非常に優秀な学生もいるのですが、他方、少なからず課題未提出の者も。新入生にとっては気づかないうちに疲れが溜まっている時期。
う〜ん、大丈夫かなぁ。ホントに。仕事に区切りをつけたところでお昼になったので、徒歩で外出しました。予想通り、昨日までとはうって変わり、熱風を思わせる風が吹いています。血圧を下げてから寒さに弱くなったセンセイ、綿のカーディガンを着てきました。
ちょっと失敗だったかな。途中、弟が初めての一眼レフカメラを購入したカメラ店脇で撮影したのが写真。たぶん先代のご主人が育てられた藤棚です。(拡大写真(1280×960、312kB))
ちなみに先代、そして現在のご当主およびお姉さんとは知り合いです。
当地はかように藤が見頃となっており、センセイの徒歩での行動範囲内では、ここを含めて3カ所で満開となっています。
でもご主人には大変申し訳ないのですが、近づいて良く見ると、何だか花に元気がない。金沢のアパート近くのお宅のものは実に生き生きとしていたのですが。
これは当地の他の藤も同様。例えば、水分が不足してるようなイメージ。ただしセンセイは植物のことを良く知りませんし、当地は一昨日まで雨が降っていたので水分不足は考えにくい。そうすると温度あるいは栄養の問題か...。
でも良く考えてみると、藤は粛々(しゅくしゅく)と自分の命を咲かせているだけ。おかしいのは、それをああだこうだと評する外野の方なのかも。
というわけで西村センセイ、今日も反省。
■5月3日(火:祝日) 西村センセイ、4歳児に遊ばれる ──絵に描いたような連休の日──
連休も後半へ。
西村センセイ、今朝は仕事を一時中断し、少し緊張しながら10時を迎えました。数分経ってからWebページ上に表示されたのは残念な結果。来月の今日、約2年ぶりに出張する予定なのですが、お目当ての列車の予約に失敗したのです。
止むを得ず、次善策を予約します。特急券を予約すると実家へ移動。千葉市内在住の姪夫婦が子供2人を連れて新潟県内の実家に帰省しているのですが、今日のお昼に皆で祖父母宅つまりセンセイの実家に来ることになっているのです。
センセイのお仕事は本来、お昼を一緒に頂くことだけ。到着すると女性陣はすでに買い出しへ出かけて不在。実家には4歳と1歳半の男の子、義理の甥、センセイの弟、そして父親。というか、大人は子守にてんてこ舞い。
センセイは「ゆうちゃん」という4歳児の相手をすることに。何回か会っているのですが、昔のことなのでセンセイのことなど覚えているわけがありません。でも人見知りをしない子で、すぐに慣れてしまいました。
格好の新しい遊び相手と認識したらしい。オイオイ、千葉に戻ったら怪しい人に注意しろよ。センセイ自身は、娘しか育てたことがありません。でも従兄弟は男女がほぼ同数。
個人差はあるものの、やはり女の子は大人しく、男の子は活発で手がかかるという傾向があると感じています。「ゆうちゃん」はその中でも相当活発な方で、崖を登りたいので手伝ってくれとか、子供にとっては深い川の近くで遊びたいと言ってきます。まだ危険性が良くわかっていません。
もう一つ感じたのが、映画の影響。映画館かテレビかは確認しませんでしたが、最近「ドラえもん」の映画を観たようで、その中の台詞を繰り返します。また藪の向こうには恐竜がいるかもしれないなどと言い始めました。どうやら映画の中には恐竜が登場するらしい。
即座に否定したりするようなことはせず、できるだけ自分の身体で限界を確かめさせるようにします。でもその分、こちらも小さな子供に合わせて動くことに。女性陣が戻り、仕出しも届いて昼食──というより宴会──になったのですが、ここでも子守の延長戦。結局、11時前から3時まで「ゆうちゃん」の子守に徹しました。
村田屋の仕出しは美味しかったけど、ふぅ、疲れたぁ。写真は駅前公園で撮影したもの。公園の一部では時々、写真のように人工的な霧が吹き出るようになっており、小さな子供たちが喜んでその周囲で遊んでいます。注目していただきたいのは、子供たちや保護者の服装。
当地はかように、このところずっと寒かったのです。でもどうやら、それも今日まで。明日からは気温が10℃近く上昇するとの予報。
連休も、最後の追い込みです。
■5月2日(月) いきなり、カクッ... ──いいことばかりはありゃしない(再)──
副題はRCサクセションから、4年ぶりの借用。
今日は平日ですが、センセイは4月の休日に実施した学力試験の代休を頂いています。まだお伝えしていない金沢の話題もあるのですが、今日は予定を変更して昨晩起きたトラブルをお伝えすることにします。
やはり精神的なダメージを否定できないので。本当に美味しいお刺身を頂きながらこのサイトを更新し終えた昨晩、静かに音楽を聴こうとシステムをスピーカーから「イヤースピーカー」に切り替えました。就寝しようとしてイヤースピーカーを専用カバーに収めようとしたところ、いきなり「カクッ」。
突然、力が抜けたような感じ。その瞬間は何が起きたのかわかりませんでした。でも、いくら酔っぱらっていても深刻なかつ不可逆性の問題が起きたことはわかります。改めて手元を見ると、左側のイヤースピーカーの付け根部分が折損。
発声部が本体から脱落しています。この“SR-507”というモデルは、駆動する専用ドライバとともに2011年、つまり11年前に購入したもの。ヘッドバンド部の損傷なので、そこだけ交換すれば良いような...。
でも結合部分のネジが特殊。センセイのことですから専用のドライバーを持っているのですが、ネジを緩めることはできませんでした。こうなるともう、メーカーに修理をお願いするしかありません。
ちなみにこの間、専用ドライバもトラブルが発生し、真空管やリレーを交換、点検していただいています。センセイはSTAX社製のイヤースピーカーを3セット使用しています。35年前(!!)に一番古い物は今回故障した物と構造が類似していますが、やはりヘッドバンド部が折損。
この部分が弱点なんじゃないかしら。その際は補修部品を購入したのですが、残念ながら自分では対応できず、メーカーに送り返して修理していただきました。前述したように、今回はキーとなるネジを外せそうにないので、連休明けにメーカーに連絡して修理をお願いすることにします。
本当は連休後半は、イヤースピーカーの正確さがないとできない作業をしようと思っていたのですが...。でも、まぁ、雨降れば地固まるということで、修理作業の完了を待つことにします。この間は、金沢に置いてある古いセットを自宅に持ち帰れば問題ないので。
■5月1日(日) 割とよく働いた日のご褒美は、地元寺泊港で水揚げされたばかりのスズキのお刺身っ!!
連休3日目。
今日の当地は気温が低く、しかも朝から雨が降り始めました。午前中は雨も風もそんなに強くなかったのですが、やはり外での行動は制限がち。西村センセイ、午前中は概ね、書斎でお仕事。
雨は降り止みませんが、お昼はちょっとだけ一人で外へ。午後は連休前半に里帰りしていた娘を新潟市内まで送り届けることになっています。
当初は電車で戻ることにしていたのですが、この雨の中、最寄り駅から歩く必要があります。途中にある実家に立ち寄り、祖父母に顔を見せるのならマンションまで送ってあげると告げたところ、あっさりと承諾。
ま、いっかー。というわけで、まずは実家へ。お正月以来なので両親(祖父母)も大喜び。ただし長居はせずに、実家を発ちます。道中、久しぶりにいろいろなことを話しました。ただしこちらは「アッシー君」(死語)。冗談抜きで運転中。
あちこちに気を遣います。高齢者が運転する車に加えて、今日は他県からの慣れないドライバーが多い。途中までずっと「なにわ」の「わ」ナンバープリウスの後を走りました。2車線区間で追い抜いたのですが、助手席の娘によると高齢者のご夫婦とのこと。
どうやってここまでお越しになったんでしょう。高速ではなく一般道ですよ。いつもより走行する車やバイクの数が多いこともあり、ちょっと疲れた状態で目的地到着。娘夫婦の部屋へは立ち入らずに戻ることにします。
ちょっと予定より遅れ気味なのです。帰路はさらに変な車が多く、かなりの疲労状態で柏崎市に戻りました。いつもなら帰宅後、徒歩で晩酌のおつまみを買いに出るのですが、もはやそんな時間はありません。
ちょっと回り道をして、徒歩では少し辛いスーパーへ。お伝えしたように、ここはお刺身が美味しい。特に地元産の新鮮なものに出逢う確率が高い。本当は地元産の鯛がお目当てだったのですが、今日は帰省客向けの品揃えで、鯛の単品は熊本の養殖物のみ。
でも、売り場には写真の地元寺泊(てらどまり)港で水揚げされたスズキが。これまでの経験から地元産のスズキは淡泊、というか淡泊すぎるという印象を持っています。でもここは、新鮮さと地元漁業関係者を応援したいという気持ちからを購入。
身はとても厚く大きいので、ご覧のように、お盆からはみ出ています。これで498円(+税)ですよ。信じられます?
母親が採ってきた水菜のおひたしとともに頂いたのですが、すみません。西村センセイ、誤解していました。あるいは無知だったと言うべきか。今回頂いたスズキは脂が乗り、とても奥が深い味わいがします。
初めて経験しました。今まで地元産の鯛とスズキが並んでいると前者を選択したのですが、これからは新鮮さを含めて良く見比べた上で選択することにします。それにスズキの方が割安。
いずれにせよ割と頑張った日のご褒美、というわけです。