2022年11月19日更新(2022年11月27日ページ移動)

──2022年11月第3週のニュース──

バックナンバーはこちら

11月19日(土) な、何と、自宅近くにも餃子の自動販売機が登場。しかし、とても残念な貼り紙が...

 週末なので新潟の自宅へ戻りました。

 一休みしてから向かったのが理髪店。空いていたのですが、椅子に座ると店員がまず説明したのは散髪料金の値上げ。会計時に確認したら、約20%も値上げされていました。高齢者割引も制限強化。
 間もなく年金生活者となるセンセイには、チト、きつい。

 もちろんエネルギー価格その他が高騰しており、値上げの必然性について頭では十分理解できるのですが...。

 椅子に座ってしまったから、という理由ではなく、今後の行事の関係でそのまま散髪して頂きました。でも今後は、通う回数を減らさざるを得ないと思う。頭頂部分を中心に、髪の密度もかなり減少しています。
 別な意味で、トホホ。

 髪を切っていただき、少なくとも物理的にはスッキリした西村センセイ、次なる目的地を目指して歩きます。晩酌のおつまみ、具体的にはお刺身を購入する必要があるのです。ここまではいつも通り。
 でも、ふと気づくと、西の空には怪しい気配。

 買い物を急ぐ必要があります。されど残念ながら地元産が良く並ぶスーパーには適当なものがありませんでした。しかもいずれも価格が高め。燃料代等が上昇しているためと思われます。
 仕方がないのでお刺身は諦めます。

 カレイの揚げ物──これが塩っぱかった──を買って帰宅を急ぐことに。自宅近くまで戻ってきた時にはもうかなり暗い...あれっ?!

 道路沿いの普通の民家の前に、見覚えのある自動販売機が。2週間前にここを通った時には存在していなかったので、ごく最近設置されたはず。
 品揃えを見ると、おぉ、冷凍餃子の自動販売機です。たくさんの種類があるように見えます。

 でも良く見ると「肉っこ」、「勝浦タンタン」──千葉のご当地グルメとのこと──「しそっこ」そして「ベジっこ」各餃子の4種類のみ。
 自販機に関してはどうやら、「株式会社めんつう」が各地で展開しているもののようです。

 「普通の民家」とお伝えしました。でも実はこのお宅、「めんつう」の柏崎営業所を兼ねています。同社は業務用麺類の製造販売では国内で5本の指に入る大手
 偉そうなことを言っていますが、センセイも最近まで知りませんでした。スミマセン。

 ふと、料金投入口付近にセロハンテープで留められた貼り紙があることに気づきました。近づいて文面を読むと、ホントにがっかり。
 何と、設置直後に硬貨投入口に金属製の板が挿入されたとのこと。

 もちろん、これでは自販機は正常に動作しません。何の問題もないお客さんが料金を投入してもお金は認識されず、料金不足扱いで商品も提供されません。返金してもらおうとしてもたぶん、「お金は投入されていない」と認識されたら、返金もされない。
 どうやら設置側が異常事態に気づいたのは約1週間後。

 不利益を被ったお客さんには当然返金することになりますが、条件として「尚、ご返金は当時の状況をお話いただけた方に限ります」とのこと。当たり前でしょうねぇ。金属片挿入後、程なくして自販機は機能停止。
 投入口付近が物理的に詰まって、硬貨を投入できなくなっていたはずなので。

 「めんつう」が警察に被害届を出しているかどうかはわかりませんが、これは立派な犯罪行為。残念ながら、これがこの国で起きている現実です。しかも、それが自宅のすぐそばで...。

 冷たい初冬の雨が降り始めました。



11月18日(金) 子供たちが大きくなったら、保育士さんのことは覚えていても、紅葉のことなんて...

 ...覚えていないんだろうなぁ、という皆様ご期待通りのオチ。悪しからず。

 写真は昨日の続き。昨日は今回の廃棄図書の最終回だったので、台車での運搬は1回だけ。やれやれと思った帰路、知り合いの先生とばったり。
 元は同じ所属で、現在は別な部署の責任者。

 あれやこれやとお話しして別れ、センセイは軽くなった台車を押してエレベーター近くの通用口へ。センセイは現在、学内のエレベーターやエスカレーターを使用していません。
 でもさすがに重い台車を持ち上げる力はない。

 ふと、垣根越しに耳慣れない、そして甘い声に気づきました。研究室の前の芝生で、付属幼稚園の園児達が遊んでいます。もちろん複数の保育士さんが見守っています。
 垣根越しに、園児の視線に合わせて低い位置から撮影したのが写真。

 年中さんのクラスなんだと思います。彼ら彼女が大きくなった時、一緒に遊んでくれた保育士さんたちのことを覚えているであろうことは、ほぼ確か。
 センセイもそうなので。

 でも、彼ら彼女らは、この紅葉のことなんて覚えていないんだろうなぁ。ましてや、その先にいた老人のことなんて覚えているはずもない。

 ちなみにこの写真、デジカメを持っていなかったためiPhone SE(2nd)で撮影しました。色合いが違い、どこかビデオの映像っぽいのはそのため。特に手前のドウダンツツジは、もっとヴィヴィッドな赤。

 ま、いいんですけど。



11月17日(木) 最後の最後は... ──西村センセイ、研究室内の紙リサイクルに精を出す──

 今日は月に一度の紙リサイクルの日。

 大学は大量の紙を使用します。以前は石川県内で県庁に次ぐ使用量だったとのこと。現在は文書の電子化が進み、量はかなり減っているはずですが、それでも相当な量を使用していることに変わりはありません。
 しかも内容が多種多様。

 答案に代表される機密文書、一般の文書、そして図書雑誌類。それらを区分ごとに、定められた場所に持ち込み、専門業者に引き取ってもらうのです。
 特に機密文書は特別な溶解処理をすると聞いています。

 センセイの場合、機密、一般文書は割と処理してきたのですが、研究室内には膨大な量の図書、雑誌類が残されています。その中には亡くなられた師匠から引き継いだものも。
 でも良く考えてみると、それらはほぼまったく利用していません。

 そこで今回、不要な図書類を徹底して処分することにしました。来月以降は雪が積もるので、キャンパス内での台車による運搬が難しくなるからです。
 されど量があまりに多く、とても1日では処理できません。

 今週は数日に渡って梱包し、指定場所まで8往復しました。写真はその際に撮影したもの。以前と取扱方法が変わって、図書類は紙紐で十字に結んで出します。
 最初のうちは、絶対に使わない本のみを運び出していたのです。

 でも肉体労働が快感に変わったのか、だんだん気が大きくなってきて、「使わないかもしれない」という本まで処分することに。おかげで研究室内の様子が一変。「こんなに広かったのね」というのが実感。
 いろいろ考えた結果、最後は悟りの境地に。

 退職に伴ってこの研究室を退出する時は、自分で書いた本や論文以外はみんな処分するんじゃないだろうか。

 でも最後の最後、つまり娘の代になれば、それすら廃棄されるんだろうけれど。



11月16日(水) やっとたどり着いたのに... ──「手打ちそば しん馬」、都合により臨時休業──

 昨日と今日の金沢は、上空に寒気が入っているため不安定な天気。

 きれいに晴れたかと思うと、急に雨になったりします。北風も少し強くなりました。この雨で思い出したのが、今日の写真。

 日曜日、金沢到着後に仕事をして、ちょっと早めに帰宅した時に撮影しました。この日はドラッグストアで食材を購入──実情は買い溜め──したのですが、お店の位置の関係で帰宅経路がいつもと違ってきます。
 少し雨が降っていたので、風雨を避けるために家々が割と建て込んだ細い道を使うことにしました。

 大学─アパート間は新興住宅街。だから概ね碁盤の目状に道路が整備されています。当然、まったく通ったことがない道も多いのです。
 アパートの割と近くまで来た時、目に入ったのが写真右側の看板。

 「手打ちそば しん馬」。「しんま」と読むそうです。しばらく更新されていないFaceBookによると、高齢のお婆さまがご主人につけたかった名前に由来するそうな。
 同所には「しん馬」開店までの経緯も記されています。

 以前からこの辺にお蕎麦屋さんがあるらしいことは知っていたのです。しかも評判がとても高い。だから個人的には、あぁ、ここだったんだぁ...が第一印象。
 でも様子がちょっと変です。

 営業時間帯じゃないので閉まっているのは当然ですが、入口の引き戸に貼り紙が。そこには何と、「臨時休業のお知らせ」。奥様がご病気とのこと。
 休業予定は今年度末まで。

 キンエン生活に入り麺類とはすっかり縁遠くなった──ラーメンはまったく口にしていない──西村センセイ。でも金沢にいる間に、一度は訪れてみたいと考えています。

 奥様のご快癒(かいゆ)をお祈りしております。



11月15日(火) 目がしっかりと合ってしまった ──高橋川の荒川橋そばで出くわしたもの──

 写真は先日記録したドライブレコーダーの映像。

 西村センセイ、自宅付近や金沢市内については自動車で移動することはほとんどありません。もっぱら徒歩。ただし当然、何か荷物を運ぶ時は別。例えば重いケース入りビールの買い出しなど。
 この日は研究室に書籍類を出し入れする必要があったので、短時間だけ研究室前の駐車場に車を止めました。

 台車を使って荷物を降ろし、アパートに向けて出発。正門から公道に出る時は当然、完全に一時停止。センセイは厳守します。

 この時は両方向から車が複数台来ていたので、かなり待ってから右折しました。ここは大学脇を流れる高橋川の手前。かかっている橋は「荒川橋」です。
 名称の由来は承知していません。

 センセイはここを再度右折して、川沿いにアパートへ向かいます。ふと気づくと、ご覧のように白バイが停車。警官は首を左右に振りながら交通を確認しています。
 バッチリと目が合っています。

 ここでも少し待ったので、その間、警官のチェックの様子を見ていました。チェックポイントはおそらく、速度違反やシートベルトの不着用。
 そして一時停止違反。間違いなくセンセイもチェックされたはずです。

 もう一つが横断歩道前の停止。背後の大学正門前と、この先、橋を渡りきった場所に横断歩道があるのです。正直なところ、止まってくれない車が多い。
 特に高齢者と中高年女性で目立ちます。

 以前、まさにこの場所で女性警官──初めてお目にかかりました──が白バイを止めている場面に出くわしました。写真を撮ろうと思ったその時、違反車両を見つけてサイレンを鳴らし、猛スピードで走り去りました。
 相当先まで行ったので、検挙されたのかどうかはわかりません。

 車を運転する側だと、確かに見落としてしまいがちな場所。学生諸君を含めて、関係者の皆様、安全運転を心掛けましょう。



11月14日(月) 国道沿いの居酒屋の一部を改造して、二郎系「ラーメン弐豚」が今月24日オープン!!

 昨日お伝えするつもりだった話題。「弐豚」と書いて「にとん」と読みます。

 自宅近くの国道沿いにあるのが写真のお店。もともとは回転寿司「かっぱ寿司」だったのですが、市内の別な場所に移転。その後は一時的に酒類量販店「やまや」として使われましたが、程なくそちらも移転。
 居抜きで使っていたため、とても使いにくかったのだろうと思います。

 しばらく空き家で放置されていたのですが、数年前から写真の「日吉漁港 けんじろう 第九埠頭」という飲み屋に。「日吉」はここの地名、「けんじろう」は駅裏にある居酒屋の名前。
 つまりその分店らしい。

 その状態で安定し、このコロナ禍も何とか乗り切ったようなのですが、4ヶ月前に動きが。まず「けんじろう」がラーメン店を開くことになり、求人を出しているとネット上で話題になったのです。
 採用された場合は、見附市の「ラーメン弐豚 見附本店」で修行してもらうとのこと。

 ということは業態変更か...ということになるのですが、そうではないらしい。1ヶ月くらい前から割と大規模な改装工事が始まりました。
 区切りがついたかと思ったら、先週末には写真の「ラーメン弐豚」という看板が。

 しかもどうやら、すでに営業を開始しているらしい。写真は先週土曜日の午後に撮影したもの。営業時間帯ではないからか、人の気配は感じられませんでした。
 未確認情報ですが、以前から「けんじろう」のメニューとしてラーメンを提供していたようなのです。

 それが評判だったため、ラーメン店を始めることになったようです。現在はプレ・オープン期間中とのことで、正式オープンは来週24日(木)。ツイッターをご覧いただくとわかりますが、「弐豚」は二郎系。
 柏崎FC店の味はまだ時々不安定なこともあるようですが、両店とも決して評判は悪くありません。

 二郎系なので1杯あたりの塩分10g越えは確実。つまりキンエン生活中のセンセイにはご縁はないと思いますが、今後のお店の動向は気になります。

 ぜひ頑張って頂きたいものです。



11月13日(日) 嵐の前の... ──雪の立山連峰劔岳を、麓からはっきり見ることができました──

 今日も予定を変更してお伝えします。ある意味、4日続けて季節のお話。

 センセイにとって日曜日は移動日兼「勤務」日(正式には勤務にあらず)。いつもの時刻に新潟の自宅を出発しました。天気が良く気温も上昇した昨日は、その陽気に誘われたかのように、たくさんの人が繰り出しました。
 道路もかなり混雑。

 対照的に今日は、何故か行き交う車が車が少ない。買い物客が少ないのならまだ理解できますが、長距離を移動する大型トラックも少な目。おかげで比較的スイスイ走行することができました。
 朝は薄曇りだったのです。これから深い気圧の谷(寒冷前線)が通過するとは思えないほど。

 南から暖かい風が吹き込むので、気温はどんどん上昇。富山市で最高気温22.0℃を記録しました。

 上越市の市街地(旧直江津地区)を過ぎ、海岸線沿いに走っている時に気づいたのですが、今日はとても遠くまで見ることができます。
 少なくとも北陸地方では、天気が悪化する前にこのような現象が起きるのです。

 富山県東部(上市町)に入り、左カーブを曲がった時、あ"っ...。

 目の前に立山連峰の剱(つるぎ)岳(2,999m)が迫っています。「里山の駅 つるぎの味蔵」に車を止めて撮影したのが写真。拡大写真(1,280×960、191KB))
 真冬とはまた違った厳しい表情の立山が眼前に迫ってきます(撮影テクニックは問わないように)

 もの凄い迫力です。センセイは年に50回弱この場所を往復します(通過は100回弱)。こんなにはっきり見えるのは年に1、2回程度。
 ちなみに手前に手前に張り出ているのが早月尾根。

 ほぼ垂直に感じられる断崖絶壁を、どうやったら登ることができるのか、センセイには想像もできません。それより何より、人間というちっぽけな存在を拒絶しているかのよう。
 信仰の対象となる理由がわかる気がします。

 運転再開。

 富山市内でポツポツと雨が当たり始めました。しばらくは静かな降り方だったのですが、アパート到着後にはかなり本格的に。小降りになった時間帯を見計らって徒歩で出勤したのですが、帰宅時はまた強い雨。
 靴やズボンの下部、鞄がかなり濡れてしまいました。

 北陸地方はこれから冬が本格化します。



「最近のニュース」(最新版)へ
バックナンバーのトップページへ
トップページへ戻る