2006年11月25日更新(2006年12月3日ページ移動。2011年5月3日写真削除)
■11月25日(土) 先日の強風で、柏崎でも被害が出ていました。それも、身近な所で...。
柏崎市の自宅近くには、市の福祉センターがあります。昔は市の資材置き場だったんだそうな。
数日前の朝、娘を車で送ることになり、福祉センターの前を通過しようして、彼女がポツリ、「あの車、まだ止まっている...」。
何のことだろうと思って尋ねると、写真右手奥のミニバンがずっと、駐車場の出入り口を塞いでいるというのです。
もちろん無断駐車ではなく、車が出入りできないようにおかれています。
また写真では良くわかりませんが、ロープが張り巡らしてあって、やはり駐車場に誰も入れないようにしています。意味がわからなかったので、再び娘に尋ねると、先々週の週末、北海道が大荒れだった日は、実は新潟も大変な強風で、写真の車庫のシャッターがみんな壊れてしまったのだそうです。
車庫は設置してからかなり経っているので、柱やシャッターの腐食が進み、強風に耐えられなかったようです。その後立ち入りができないように車とロープで閉鎖したのですが、約2週間経ってもそのままなのだそうな。
西村センセイ、先週後半は休暇をもらって自宅にいたのですが、全然気づきませんでした(情けない)。見ているようで、何も見ていないものなのですね。(反省)
もう一つ。
来週後半、仕事で再び北海道へ行くのですが、今回は平常通りに授業をこなしてからの移動なので、こんな強風が吹いたらひとたまりもない綱渡りの日程なのです。
予定通りに北海道へ行けるといいのですが......。(だって、北海道も道産子も大好きだもん!!)
■11月24日(金) 「センサー・ライト」、使ってみると案外便利です。
昨日、実家から頼まれた用は、「実家の玄関前が夜になると暗くて転びそうになるので、照明をつけてほしい」というもの。それも、人間が接近すると自動で点灯するヤツがいいというのです。
どうも、近所のやはり老人だけの家が設置したのを見て、羨ましくなったようなのです。電話によると実家近くのホームセンターで安いのを見つけたから、とにかくつけてくれというのですが、実家は道路から少し登ったところにあり、よく調べないと安物買いの銭失いになりかねません。
そこでまずホームセンターに出かけて、それが「センサー・ライト」と呼ばれていること、2,000円くらいから10,000円位のものまで数種類あること、そして割と簡単に設置できそうなことがわかりました。
そういえば最近、新築住宅の前を通ると、急に照明が点灯することがありますよね。やはりポイントは電源をON/OFFさせる赤外線センサー(右の写真中、下部の白い部分)で、これは検知範囲を横切る時は有効でも、正面から接近するようなケースは苦手らしい。
残念ながら実家は後者に該当するのです。結局、検知範囲が一番広く、照明が2個ついたものを電気店で買って実家へ移動しました。
設置といってもベースをネジで固定して、風雨で問題を起こさないように配線するだけなのですが、結局、1時間以上かかりました。
途中、鉄製のネジの強度が足りず、途中で切れてしまうというアクシデントが発生。
日本の工業製品はだいじょうぶなんだろうかと、ちょっと心配になりました。それ以外は順調で、結局、センセイの実家の場合はセンサーの検知範囲を最大にして、やっと意図通りに動作しました。
動きの検知・照明範囲、照明時間などの調節には、照明を動作させながらになりますので、少し時間がかかります。まぁ、終わってしまえば案外便利。防犯、安全に結構使えそうです。(その反面、通りかかってビックリする人や猫も出るだろうけれど。)
昨日は労働感謝の日。
当たり前ですが、両親はセンセイが生まれるずっと前から働いてきたわけで、足元が覚束なくなっている両親に喜んでもらえて何よりでした。
■11月23日(木:祝日) 一生懸命働く人はもう、それだけで、カッコイイ!!
このところほぼ毎週末に出張している──これが12月下旬まで続く!! ──ので、週の半ばですが、今日は新潟の自宅に戻りました。
ゆっくり休めるかな、と思ったのですが、例によって実家の両親から電話があり、柏崎市内で買い物をしてから実家へ行くことになりました。
あれこれ調べて適当と思われるものを買ったところで、ちょうどお昼時。
最初は頼まれた用事を片付けて、柏崎に戻ってからお昼にしようと思ったのですが、よくよく考えると今回の用事をきちんと片付けるにはちょっと時間がかかりそうなので、買い物をしたお店のすぐ近く、地元テレビ局にも紹介された、柏崎市内では有名な「くいしん坊」というラーメン屋さんで、先にお昼を済ませることにしました。よく考えてみると西村センセイ、このお店はずいぶん久しぶりです。1年以上、もしかすると2年くらい来なかったかもしれません。(油っぽいものが食べられなくなっているので、柏崎で、毎週末ラーメンを食べているわけではないのです。)
センセイが座る場所(カウンター)は何となく決まっているのですが、そこに座り、初めて見る女性店員に注文を伝えてから改めて店内を見渡すと、いつの間にかきれいに改装されている。
やはりずいぶん来てなかったんですねぇー。そのおかげで、新鮮な気持ちで目の前の厨房を見てみると、あれ、まあ、こちらは以前のまま。
客室だけ改装したんですね。ふーん、と思いながら厨房をぼーっと見ていたのですが、ふとあることに気づいた途端、寒気がするほど厨房の中の動きに神経が集中していきます。
動きが、とても良いのです。
無駄がなく、しかも与えられた仕事に正面から立ち向かっている。
センセイがお店に入った時は、ちょうどお客がたくさん入ってオーダーが集中した時でした。
写真の男性3人──中央がオーナー──が調理を担当し、手伝いの女性が3人注文を受けたり、トッピングを手伝ったりしているのですが、驚くばかりの見事な連携です。
6つの動く部分が全体で一つの生き物のようになって、まったく無駄なく動いています。何ら過度に気負うことなく、しかし真剣に。時々は甘そうなコーヒー牛乳を飲んだり──なぜ?──煙草をふかしたりの作業なのですが、真剣さと誠実さには、いささかも欠ける点がありません。
西村センセイ、あっけに取られてしまいました。脱帽です。勝負になりません。職種も仕事の内容も違うけど、これだけ誠実に仕事をしているだろうか、と自省せざるを得ませんでした。
で、こんなことになろうとは予想だにしていなかったので、カメラを店内に持ち込んではいませんでした。断りを入れて駐車場の318iに戻り、ピークを過ぎた時に撮影したものが右上。
ずいぶん落ち着いた時に撮影したものなのですが、背中にオトナの「男」(/あるいは「女」)を感じていただけるでしょうか......。ご存じのように、流行のお店はどこも大きな掛け声を出しますよね。でもあれって、実は誰かに何かを伝えようとしてはいないんだ、って思いません?
「くいしん坊」のオーナーらの後ろ姿(/横顔)は、決して大きな声を出したりしているわけではないのですが、その背中に、これまでの人生が失敗を含めてすべて出ているように思えました。
一生懸命仕事をしている人は、もう、それだけでカッコイイのです!! 今日、改めて実感しました。それだけでも大きな成果です。
......そういえば今日は、勤労感謝の日だった。
■11月22日(水) 「クロキリ」、すいすい飲めてしまうのだけれど...。 ──焼酎への転向話はどうなった?──
先日の大分出張で芋焼酎を飲ませていただきました。(「麦焼酎」と書きましたが、正しくは芋の間違いです。すみません。つまり、それくらい知識がないってことなんです。)
「黒霧島(くろきしりま)」、通称「クロキリ」というその焼酎、宮崎県の霧島酒造(株)が製造しているもので、地元ではとてもよく知られ、そして愛飲されているそうです。
焼酎というと、栓を開けてグラスに注いだ時や、グラスを口元に運んだ時のあの(センセイはちょっと苦手な)臭いを思い出しますが、このクロキリ、それがとても少ないのです。
会社のサイトの中に、製品を比較したグラフがあったはず──今は見つからない──なのですが、そこでもクロキリの臭いは飛び抜けて低い値になっていました。一緒に行った部長に「金沢でも探せばあるよ」と教えていただいたので、金沢の酒屋さんに行ってみると、おぉ、確かにあります。
それも3種類。焼酎は安いし、自転車で運べるし、プリン体──センセイは通風になる危険性がある──が少なく、センセイの場合はメリットが大きいので、え〜い、と写真の900mlのものを買ってしまいました!!
大分なら風味づけは迷うことなくカボスなんだけど、これはなかなか手に入らないので、ご覧の通り、ここはライムで代用。(地元の方、怒らないでね。)
で、最初だけはビールにして、次からクロキリにしてみたのですが、やはりすいすい飲めてしまいます。ところが困ったことに、いくらでも飲めてしまうので、アルコール濃度と杯数をどう計算しても明らかに飲みすぎでしまう......。
ビールの時はお腹が一杯になるので、飲み過ぎることは少ないのですが。結果として、疲れを癒すために飲むのか、疲れるために飲むのかわからなくなってしまった──情けない──ので、西村センセイの場合どうも、クロキリとのおつきあいはこれで一区切りついてしまいそうです。(だって、体が持たないと思う。)
で、ライムがかなり余ってしまったのですが、関係者の皆様、誰かもらってくれます?
あ"、でも、クロキリ、確かに美味しい焼酎なんだろうなと思いますよ。念のため。
■11月21日(火) いきなり「アクセル全開!!」は正直、チト、つらい...。
日本海側はこのところ冷たい雨の日が続いていたのですが、今日はきれいに晴れ上がりました。(写真は朝7時15分に撮影した大学構内)
そして何よりも、今日から冬学期が始まったのです!!
金沢工大ご自慢(?!)の「いきなりアクセル全開!!」っていう感じです。
受講生の方は約1週間の秋休みがあるので、英気(えいき)を養っていて、秋学期最後のあの消耗し尽くした感じはないのですが、教員の方は採点〜成績報告〜気を使う秘密の仕事〜新学期の準備.....で、すでにヘロヘロ状態。
今日の講義では、授業初日にいきなり「段取りが下手くそっぽいのかなと思った」との厳しいお言葉を頂きました。(確かにその通りだったかもしれません。)
でも、まぁ西村センセイ、授業が始まると元気になるタイプ。お互い、元気を出して、今学期もがんばりましょう!!
ところで今日のクラス、よぉーく見るとあちこちに知った顔が......。
ま、いっかー。
■11月20日(月) 東京なら、銀杏。では、長野なら、何でしょう?
例によって、出張先で気づいたオマケをもう一つ。(西村センセイ、ワンパターン人間なのです。)
東京なら、銀杏(いちょう)。では、今回訪問した長野なら、何でしょう?
答は、りんご。
歩行者の安全確保のために歩道と車道を分けている簡易型ガードレール(というのかな?)。
東京だと銀杏のマークなのですが、長野はご覧の通り、りんご!! いかにも、いかにも、という感じですね。長野県の県の木ないしは花※に指定されているかどうかは知りませんが、とにかく長野県、特に県北部はりんごの木と実がホントにたくさん!!
あまりにりんごだらけなので、大学の留守番部隊へのお土産は、わざとりんごを外して、焼きイチゴを使ったクッキーにしたほどです。
言葉にするとちょっと変ですが、そのクッキー、とても美味しかったですし、ずいぶん好評でしたよ。センセイの自宅や実家のある新潟県中越・上越地方と、長野市を中心とする長野県北部は、とても深い繋がりを持っています。
何てったって、長野県北部の方は新潟県上越地方の海岸を「自分たちの海だ」と思っているくらいです。学生時代に本人達から直接聞いたのですから、ホントの話です。ところが、実際にはあまり海に慣れていないので、そういう人々が直江津海岸に到着したのがうれしくて、ジーンズをはいたまま日本海に入り、そのまま溺れてしまうというケースが毎年のように繰り返されます。(実話)
逆に、センセイの実家など、毎年秋になると、必ず長野を「マイカー」──今は死語──で訪れて、りんご狩りをしたり、善光寺にお参りしました。
高校時代は、クラスやクラブで志賀高原など長野県北部を良く訪問していました。さらに新潟県中越地震の時が、警察を含めて長野の方々にはたいへんお世話になりました。それくらい両者の繋がりは深いのです。
だから長野県北部はセンセイにとって、とても身近な存在なので、りんごのマークを見ると、なぜかもう、それだけでうれしくなってしまうのです。
ところで......「りんご」で思い出しましたが、近いうちに「りんごなニュース」──センセイにとっては「想定外」だった──をお伝えできるかもしれません。
乞う、ご期待。
※りんごはバラ科の植物です。知ってました? もちろん、センセイは教えていただきました。
■11月19日(日) 西村センセイ、ことごとく最後尾を確保する。
金沢での仕事を終えて、みんなでバスに乗って金沢へ戻りました。
本来の気を使う業務は問題なく終わったので、みんなどこかくつろいでいます。中にはいびきをかいて眠っていらっしゃる方もいますが、やはりかなり神経を使われたのでしょう。
センセイは昨日に引き続いてバスの窓にへばりついたまま。
昨日は晴れていたのに高い山には雲がかかっていて何も見えませんでした。ところが今日は、天気は曇りなのに、長野−新潟県境のシンボル妙高山も、すこし霞んではいるものの、はっきり見えます。
撮影テクニックがない──ゴメンナサイ──ので、何だかしょんぼりした山のように感じられるかもしれませんが、実際の妙高山は精神性を感じさせる山です。ちなみに、谷を挟んだ反対側から見ると、こんな感じ。
移動時間の関係で、お昼は長野ではなく、昨日と同じく「道の駅あらい」。(昨日の記事に、撮影できなかった写真を追加しました)
どのお店にしようかと思ったのですが、昨日は行列ができていて入ることができなかったラーメン店にしました。今日はかろうじて空席があったのです。
でも「東京吉祥寺」、「よしきゅう」、そしてこの看板、どこかで見たような......。
さぞかし美味しいラーメンが、と期待したのですが、待てども待てども届かない。センセイだけではなく、同行したみんなも、そして他のお客さんも、です。
店内を見ていて、昨日の大混雑の理由がわかりました。
眼鏡を持ってこなかったので細部まで確かめたわけではないのですが、このお店、昨日はいくつかの商品が半額だったのです!!
それで混んでいたんですね。(まだ届いていないから、味はともかく)それにしても届かない。
関係者数人が一緒なので、バスに置いて行かれるわけではないのですが、もう、当初予定した出発時刻を過ぎてしまいそう!!まだかなぁー、と思っている時、あることに気づきました。
お店は違うけど、一度だけ「よしきゅう」に入ったことがあるのです。センセイの家の割と近く(20kmくらい離れている)のお店です。それにもしかすると、上越市内の別な「よしきゅう」にも入っているかもしれません。
40分(!!)待って、やっとラーメンが届きました。さぞや美味しい......となるのでしょうが、柿崎のお店に入った時の記録を読み直してみると、おぉ、そのまま当てはまる。
......この40分間は何だったんだろう。
結局、出発時刻は変更になったので、改めてお土産の品定めをして定刻に戻ると、あら、まぁ、センセイが最後。皆さん、センセイの到着を待っていらっしゃったんですね。(遅刻はしてません。念のため)
よくよく考えてみると、昨日の高速道路でのトイレ休憩から始まって、今朝の仕事前の集合、昼食、そしてこの後のトイレ休憩と、何とセンセイがほとんど全部最後尾!!
正確には、最後のトイレ休憩のみ肝心の運転手さんがセンセイの後だったので、厳密には西村センセイ、この回はブービー賞と言うことになりますけど。どうやら今回ご参加の方々には「締切ギリギリなヤツ」という印象を植え付けてしまったようです。
......みんなの視線が、怖い。