2008年11月1日更新(2008年11月9日ページ移動。2012年12月23日一部写真削除)
■11月1日(土) 説得力はやっぱりMac+Keynote。ただし...
恐れていた通り、新潟への特急電車の中で作成したKeynoteファイルは、修正部分がすべて吹っ飛んでいました。トホホ。
気を取り直して作業を進め、深夜には何とか作業を終えることができました。起床後に最後の修正を加えて、ファイル作成完了!!
トラブルに備えてMac2台(+Windows)にファイルをコピーして会場へ。
約50名の保護者を相手に1時間講演したのですが、やはりMac+Keynoteは説得力が違います。
要となる画面に切り替えると、お客さんは机に両手をついてやや中腰になり、文字通り「身を乗り出して」画面に食い入っています。こうなればもう、完全にこっちのペース。
(Mac+Keynoteの)お陰様で無事に講演を終えることができました。Keynoteに関していくつか気づいたことがあります。
前回は使いにくいと思った手元の小画面(副画面)ですが、Keynoteは情報が整理されている分、シナリオさえきちんと頭の中に入って──実は、ここが問題なのだけど──いれば、PowerPointよりも使いやすいと感じました。
もう一つ。
作成している時に付いたのですが、Keynoteは情報を入力する時に、とにかく画面の広さが必要です。
写真は1,280×1,024ピクセルの画面上で、文字の大きさや色、影、アクションなどを設定しているところなのですが、パレット類がスライドの画面まではみ出ています。
この辺さえ改良されれば使い勝手が良くなるんだけどなぁー。あ、教育の講演なのになぜ日本地図かって?
その秘密を知りたい方は、金沢工大での当方の講義に参加するか、お声をおかけください。
「アゴアシ代」、つまり交通費さえ負担していただければノーギャラで、全国どこへでも参ります。(ただし国内の、しかもJR線の沿線に限らせていただきます)というわけで、今日は疲れてしまったので、もうお休みなさい。
■10月31日(金) JR西日本金沢支社に、女性運転士が誕生した模様です!!
授業を終えるとすぐに大学を出て、アパートに寄ってから電車に乗りました。西村センセイ、今日からご出張なのです。
と言っても、今日の目的地は新潟の自宅。明日、地元の中高一貫校で保護者を対象に講演するのです。
前回の生徒向け講演に引き続いて、今回も機材はMac+Keynote。やっぱり説得力が違います。
スライドの作成が遅れているので、電車の中でずっと作業していると、いつの間にかJR西日本と東日本の境界駅、直江津に到着。
列車がホームで停止しようとした時、あ"。センセイは自由席の方が好きだし、モーターがなく振動が少ないので、いつも先頭車両に乗ります。
この直江津駅では両社間で運転の引き継ぎが行われ、センセイの座席からその様子が見えるのですが、何と、引き継ぎを受けるJR東日本の運転手2名のうちの1名が女性なのです。
JR東日本に関しては初めて見ました。へぇーと思いながら見ていると、今まで運転してきた西日本の運転士が降りてきて、もう一度、あ"。
こちらも女性運転士なのです。しかも指導の方がいらっしゃいません。つまり一人前の運転士なのです。(写真は引き継ぎ時の様子)
以前訓練中に見かけた方かなと思ったのですが、お顔も身長も違うので、別人です。
もしかかすると不機嫌なような印象を受けるかもしれませんが、実際はとても引き締まった顔をしていらっしゃいます。
乗客の安全を預かる責任感が感じられます。JR西日本金沢支社では女性の車掌さんも多くなったし、時代は変わりつつあるんだなぁーなどと考えていたら、突然「プツッ」。
何だろうと思ったら、MacBookの電力がなくなって電源が落ちてしまったのです。
予告も画面の暗転もありません。よく考えると、金沢から直江津までの約2時間、確か作業中のKeynoteファイルを全然保存していなかったような......。
■10月30日(木) PowerBook G4にまだ愛情はあるか ──バッテリーが突然、空っぽに?!──
アパートに戻って、主力のPowerBook G4(Titan, 1GHz)を起動したのですが、何だかしっくりこない......。
「変だなぁー」と思ってよぉーく見ると、あ"。
バッテリーが空っぽになっているし、充電もしていません!!
嘘でしょうと思って(祈って?)再起動しても同じです。間違いではありません。
とにかく終了させてバッテリーを取り外し、容量をチェック──ボタンを押すと容量に応じてLEDが光る──してみるとほとんど空っぽ!!可能性としては(1)バッテリーが寿命を迎えたか、(2)本体の充電機能が故障したかのいずれかなのですが、OS 9からだと確かめることができません。(OS Xでは「システムプロファイラ」である程度点検可能。)
ただしこの、最後のOS 9から起動可能なPowerBook G4を購入したのはもう6年前。
バッテリーを疑うのが順当でしょう。ACに繋げば起動するようなので実害はないのですが、何だかとても悲しい。
もう純正品は販売しておらず、サードパーティ製の同等品も、メーカー関連の販売店では販売完了とのこと。困った。
糟糠(そうこう)の妻に愛情が残っていれば、どうにかしてバッテリーを探すのですが......。
西村センセイは、長年連れ添った古女房このままを見捨てるのか?!(続きはあるかもしれませんが、ないかもしれません。)
■10月29日(水) 焼鳥屋「ぱちぱち」、工大近くに新規オープン!!
今日は見た通りのお話。結果的に2日続けて食べ物ネタになってしまいましたが悪しからず。
北陸地方はこのところずっと雨がちの日が続いています。期末試験も始まっているので、かわいそうに1年生は初めての金沢の秋に、かなりへこたれてしまっています。
でも今日は、久しぶりに晴れ間ものぞきました(時々ですけど)。
センセイにしては珍しく(?)、頭を使う仕事しているので、(こちらも珍しく)ずいぶんお腹が空いてしまいました。
天気に誘われてコンビニへ行くと、あ"。ご覧のように工事が続いていた飲食店が開店しています。和食のお店だろうなと思っていたのですが、焼き鳥のお店だったんですね。
入口脇にある案内によるとこの月曜日から営業を始めたとのこと。営業時間も書いてあって深夜2時までやっているとか。
でもセンセイは夜、この辺には出没しないので、飲み会でもない限り、ご縁がないのかもしれません。
そういえば隣の台湾料理(?)のお店にも入ったことないし。
■10月28日(火) センセイにはこれが一番のご褒美 ──学食の「ラーメンフェア」、完全制覇!!
──
「ご褒美」が学食の「ラーメンフェア」だと思ったそこのアナタ。ブッブッー、残念でした。
そりゃあ確かに、時間がなくて外へ出られないこともあって、ラーメンフェアは完食しましたけど。(左が先週の「東京Wスープ醤油ラーメン」、右が最終週の「横浜家(いえ)系醤油ラーメン」)
実は、今学期の講義、何だかとってもやりやすい。
私語がなくて静かだ──実際、そうだけど──などというのではなく、講義をしていて、各クラスとも反応がとてもストレートに返ってくるのです。
特に顔が良いし、しかもこちらを見ている。先日、グループで討議した結果を発表する機会があったのですが、まず一つひとつのグループの討議結果が凄い。
そしてクラス全体となると、これがもう、各チームの少々の欠陥を補い合って、とんでもない成果をあげています。何年も担当していますが、こんなことは初めてです。
いろいろその理由を考えていたのですが、実は「これ」というような、決め手となる原因は思いつきません。
でも一つだけ「これかもしれない」と思ったのは、今回、こちらから説明したいのを我慢2して、自分達での議論に可能な限りの時間を使ってもらったこと。
最初に準備したり、種火をつけたりするのはこちらなのかもしれませんが、それを本当に実りあるものとするのは、他ならぬ学生さん自身なのですねぇ。だから教師はやめられない。
外は雨。
スーパーのお刺身コーナーの値引きの時間なので、仕事を切り上げて帰ることにします。値段はともかく、遅すぎるとお刺身やお総菜がなくなってしまうのです。
鍵を管理する守衛さん達は、この時間になると玄関から守衛室に戻ってしまうので、研究室の鍵も守衛室で返す必要があります。
ノックしても返事がないので、そのまま入室すると無人。いつもは誰かがいらっしゃるのに。
ふと気づくと、食事中だったようで、食べかけのお弁当がそのまま無造作に残されています。何か起きたんですね。
鍵を収納場所に納めて建物を出ると、あ"......。
目の前の校門で交通事故が起きたのです。そういえば30分くらい前、救急車のサイレンが短く鳴ったっけ。
停車しているのはパトカーと事故処理車だけ。
救急車は見あたらないので、もし怪我をした人がいたのなら、すでに搬送されたようです。「秋の夜は釣瓶(つるべ)落とし」というほど、夕暮れがとても早くなっています。
運転していると思うのですが、薄暗い時が一番見にくいように感じられます。雨が降っているとますますいろいろなものが見えにくくなってしまいます。
今回も視界が悪く、お互いの注意が不十分だった状況で、事故が起きてしまったのでしょうか。事故処理の邪魔をしたくはなかったし、何よりスーパーへ早く行きたかったのでその場を去りました。
事故の詳細は知りませんが、こういう条件の悪い時こそ、注意して運転したいものだと再確認したのでした。
■10月26日(日) 圧縮陳列は老人層に受け入れられるか?! ──「“生活防衛型”MEGAドン.キホーテ柏崎店」オープン!!
──
閉店改装していた長崎屋柏崎店が24日、「MEGAドン.キホーテ柏崎店」として再オープンしました。以前お伝えしたように長崎屋は現在、ドン.キホーテの子会社となっているのです。
プレスリリースによると「甲信越地方初となる“生活防衛型”ディープディスカウントストア」なのだとか。新しい物好きの西村センセイ、初の週末となった昨日の午後に行ってみようとしたのですが、広い──田舎だから、とてもとても広い──駐車場がすべて満車で、近づくことができませんでした。
他の買い物のついでに今日、開店間もない時間に訪ねてみたのですが、すでに駐車場のかなりふさがっています。中学生を除くと若い人は少なく、家族連ればかり。老人夫婦や、老人を含んだ家族連れが特に目立ちます。
食品コーナーを大幅に拡充したとのことだったので、水回りや電気関係などどうやったんだろうと思って調べてみると、確かに面積は倍増しているのですが、商品展示の再構成が主体で、配水関係の工事はしていないようです。
商品は倍増しているので、不足分は店内で加工、調理せず、どこかの工場から運んでくるのでしょう。食品は目玉商品を除くと、まぁ、安いかな、という感じ。当たり前ですが仕入れ値もあるので、無理はできないのでしょう。
日用雑貨や衣料品などのコーナー。ブランド品でも値引きしていたりします。
店内はドンキ独特の背の高い「圧縮陳列」で店内の見通しが悪く、どこに何があるかわかりにくくなっています。
確かに、意識せずに新しいものと出くわす楽しみもあるのですが、老人にとってはまるで迷路。
娘も「気持ち悪くなった」と言っていました。店内をよく見ると、改装にそれほどお金をかけておらず、以前の店舗をほぼそのまま使っていることがわかります。地域の特性と予想される販売高、利益を考えるとあまり投資できなかったんだと思います。
これはこれで経営者としては当然だろうなと思います。以前この地域で営業し、新潟県中越沖地震で被害を受けて撤退した「PLANT-5」も、商品構成そのものはとても似ていました。ただし広い店舗だったのでどこに何があるか、簡単にわかりました。
中高生など若年層の購買力は限られます。もし壮年層や主婦が慣れた近くのスーパーで買い物をするとすると、望みは老人層。確かに購買力を持っています。
でもPLANT-5は割と老人に人気があった──週に1、2回、おじいちゃんがボトボトと運転する車で出て来るという感じ──ものの、この地域で圧縮陳列はちょっと......と少し不安を感じたセンセイなのでした。