2008年11月22日更新(2008年11月30日ページ移動。2012年12月23日一部写真削除)

──2008年11月第4週のニュース──

バックナンバーはこちら

11月22日(土) 一方、こちらの鯛焼きのお店は大繁盛!!

 新潟(柏崎)の自宅に戻りました。これから年末までの間、週末に自宅に戻ることができるのはこれが最後......。まぁ、自分で立てた計画ではあるのですが。

 1ヶ月くらい前からちょっと気になっていたお店があります。柏崎市内の国道沿い、割と利用するラーメン屋さんの敷地内に「たい夢」という鯛焼き屋さんがオープンしたのです。

 プレハブのような簡単な造りのお店で、まるで移動販売車のような感覚。
 金沢工大近くにもコロッケなど移動販売のお店が出ては消えていくので、西村センセイ、最初は気にも留めなかったのです。

 ところがこのお店、いつ通っても客足が絶えることがありません。
 今日はお客が少ない方で、いつもはもっとたくさんの女性が列を作っています。(右側の女性は警備の方ではなく、たまたまここで測量中。)

 調べてみるとこのお店、ここのラーメン店などを統括する(株)キタカタが、(株)オーバンのフランチャイズとして、新潟県内に展開している薄皮鯛焼きのお店のようです。
  たい夢は全国展開しているようですから、皆さんのお近くにもあるかもしれませんね。

 いくら不景気だといっても、人間にとって「食べる」という活動は、いろいろな意味で根元的なものでしょう。

 だから求めている人にきちんと応えることができれば、きっと商機はあるんだろうなぁーと思えるのです。

 というわけで、二日続けての食べ物ネタになってしまいましたが、悪しからず。



11月21日(金) 金沢工大近くの、学生向け飲食店が閉店したらしい...

 北陸地方は今日も不安定な天気。さすがにもう、いい加減に...という感じになります。

 お昼時、晴れ間を見て外に出ると、学生向けの飲食店の店内がメチャクチャになっていることに気づきました。
 椅子などが散乱しているのです。通常ではあり得ません。

 この大学近くのお店、センセイ自身は入ったことはないのですが、併設のタコ焼きのお店を含めて学生がよく利用していることは知っていました。
 2ヶ月くらい前に昼間の営業を休む掲示が張り出されて、あれ?と思っていたのですが......。

 確かによく考えてみると、ここ2、3ヶ月、保護者の経済的な問題もあるのでしょう、大学近辺のお店での学生の支出も減っているように感じられます。
 例えば、コンビニでの陳列商品が激減しています。

 でも国際的な経済状況を考えると、これでもまだまだ序の口......と思えてしまうのです。



11月20日(木) 金沢は、今年一番の寒さとなりました

 今日は、見たままのお話。

 ここ数日の悪天候が昨日の夜で収まるかな、と思っていたのですが......これが甘かった。

 センセイは眠りが浅いので、未明まで雨交じりの強い風が吹き荒れていたのは知っていたのですが、起きる頃にはすっかり静かになりました。

 収まったかな、と思い、周囲の様子を確かめてからアパートを出ると、例えば車は、ご覧の様子。
 雹
(ひょう)ではなく、間違いなく雪です。

 さすがに道路の雪はすでに融けていましたけど。

 晴れ間を狙って出勤したつもりが、途中で急に天気が変わって──今日も、雲がビュンビュン流れていたのです──激しい雨。
 やっとのことで大学に到着しました。

 報道によると今朝の金沢の最低気温は2℃。最高気温も1月中旬、つまり真冬の寒さだったそうです。
 日中も不安定な天気で、霰
(あられ)と雨と青空と風とが、同時に共存しています。

 今日は用があったので5時頃に大学を出たのですが、今度も晴れ間を狙ったはずが、途中から大雨(+霙(みぞれ))になってしまい、びしょ濡れで帰宅しました。

 先日、車で金沢に来た際(こちらこちら)に、冬用の物資や衣類を運んだつもりだったのですが、いざこの天気になってみて、防寒具も雪用の靴も忘れてきたことを初めて思い知らされます。
 他にもいろいろ運ばないといけないので、近いうちに自宅−金沢間を車で移動しなければならないかもしれません。

 先日休暇を利用して、早めにタイヤを冬用スタッドレスに交換しておいて良かった...。



11月19日(水) 金沢では初雪が降りました!! ──センセイのツアーは、まだまだ続く──

 10時間ほど自宅に留まっただけで西村センセイ、再び移動開始。

 列車の乗り換えるため、ほぼ1週間ぶり新築されたばかりの柿崎駅に降り立ちました。みぞれ交じりの雨が降ったので駅前が濡れています。

 一昨日の関東は小春日和、というより暑いくらいだったのですが、昨日は急に気温が低下しました。
 三国峠を越えて日本海側に出ると、ぐっと寒くなります。

 今朝はさらに冷え込み、風も雨も強い。冬用の手袋を持ってくるべきだったと反省させられました。

 特急に乗り換えるまでちょっと時間があるので、外へ出て撮影したのが右の写真。
 前の駅は大きく立派な駅舎で、待合室も広かったのですが、新しい駅舎はこぢんまりとしています。

 この柿崎という場所は上越(直江津)と柏崎の中間にあり、かつてはかなり栄えた町だったのです。
 でも人口が流出してしまったこともあり、現在は上越市の一部(上越市柿崎区)となっています。

 それに釣り合わせるためには、こちらの方が良いのかもしれません。

 この地域は海岸に面しているのですが、強風で波の頭が崩れてしまっています。電車が止まらないか心配だったのですが、幸いにもセンセイが乗車した列車はほぼ通常通りに運行。
 でも金沢に来てから確かめると、やはりこの地域を中心に、センセイの通過後に数時間JR線が不通になったそうです。

 おまけに、報道によると金沢で初雪を観測したとのこと。研究室の窓から見える山も白くなっています。

 さて、今月の初めから始まったツアーもほぼ折り返し地点。

 今週末だけはやや変則的ながらも自宅にいるのですが、その後、来月の半ばまであっちこっちへ移動することになります。

 今回も飛行機には乗らずにJR線だけで移動するのですが、すでに確保した乗車券類(これからの分)を並べると、こんな感じ。
 自由席特急券はまだ買っていないものが多いので、さらに数枚増えることになります。

 鉄道に乗っていることや、あちこち行ってみることや、学会などで新しい話や人に出会うのはとても楽しい。

 でも、こう気温の変化が激しいと、体調をずっと保てるか、ちょっと自信がなくなってきます。



11月18日(火) 唇で言葉にしてから、やっと本当に考え始める

 出張先から新潟の自宅に戻りました。今日もまた、一晩だけの自宅です。

 今回の出張は、来年度から4年間、放送大学がテレビで放送する番組の収録が目的。
 以前ご紹介した科目(こちらこちら)の改訂版です。

 昨日は放送大学の近くのホテルに泊まり、朝、徒歩で放送大学へ。

 簡単な打合せの後、まず、メイク。つまりお化粧です。

 センセイは収録も苦手ですが、このお化粧はさらに苦手。
 でも、ここでメイクしないと、テレビではかえって不自然に見えるので、ここは我慢するしかありません。

 ちなみに番組収録語にお化粧を落としてもらい、さらに温かいタオルで顔を拭いたのですが、かなりお化粧の成分が残っていました。
 女性はこうやって毎日化けている(?)のね?!

 スタジオに入ると技術系の方を含めて関係者が打合せ中です。

 今回は、同僚のK先生との、二人だけの出演。

 でも、スタッフはというと、撮影現場関係では、カメラ、音声、照明、ビデオおよびパソコンのオペレーター。
 それに副調整室で指示を出す側の、ディレクター、フロア・ディレクターにプロデューサーというわけで、かなりの人数です。

 番組制作って、簡単に思えるかもしれませんが、たくさんの人が協力して作っていらっしゃるんですね。

 これはめったに見ることができない光景。
 本来は撮影対象であるはずのセンセイの席から、逆に映像を収録する側を見たところです。

 出演者はわずかに二人でも、それぞれを撮影するカメラ2台に加えて、パターン(文字や絵を図式化したもの)を撮影したり、二人を並べて撮ったりするので、カメラは4台使用されています。

 ちなみに右端のカメラがセンセイを撮影するもので、レンズの下に見えている顔の絵を見ながら──やっぱりあまりうまく行かなかったけど──しゃべります。
 センセイを向いているでしょ?

 カメラの隣に、三菱製の液晶モニタが2台置かれています。

 番組収録そのものはD5-VTR規格のハイビジョン(HD)撮影なのですが、放送はアナログ地上波(関東ではUHFの16Chで放送している)や、デジタル放送のマルチチャンネル――地上デジタル教育放送のように、HD1波をSD放送3Chで同時に放送する――を考える必要があります。

 そのため、スタジオにも右側の液晶モニタの裏に、ブラウン管式カラーモニタPVM-2950QJが設置されているのですが、実はこれ、民生用のKX-29HV3の(ほぼ)業務用版なのです。
 SDでは最高画質の、もう入手不可能な名機です(SDではセンセイのKX-32HV50よりずっと美しい)。

 さて、いよいよ収録が始まると、いや、もう、これがホントに大変。

 今日は2回分を午前、午後に分けて撮影したのですが、予定していた分の収録が午前中に終わらず、一部を午後に回す羽目になりました。
 関係者の皆様、ゴメンナサイ。私が悪うござんした。

 それでも何とか夕方までに収録を完了。

 収録完了後に、司令塔である写真の「副調整室」を見学させていただきました。
 ここでは現在、収録したばかりの番組を、ひとまずまとめる作業中です。

 コンソール(操作卓)の左から、音声、映像、照明の順。
 中央にディレクターが、そしてその後ろに、写真では映っていませんがチーフプロデューサーと、VTRのオペレーターがいらっしゃいます。

 なお、こちらも写真に写っていませんが、左手奥にはVTRなどの機器を収納した別室があります。

 写真では良くわかりませんが、メインのカラーモニタは、以前ご紹介したBVM-24E1WJが2台(ディレクターおよびプロデューサー用と、照明用に各1台)。
 確かにこれを見たら他のモニタを使う気にはなれません。

 さて、今回の収録で一つ気づいたことがあります。

 事前に台本を読んだり、打合せをしたりして時にはわかっているつもりだったのに、カメラに向かって語りながら「あれ? これって、これでいいのかなぁ」とか、もっとはっきりと、「この部分、わかったつもりで実はわかっていないんじゃないのかなー」と感じる瞬間があるのです。

 もちろん収録中ですからそんなことは口に出さない──ただし、そういう場所では、たいていミスを犯す──のですが、センセイは「言葉」が持つ「力」と「恐ろしさ」を、思い知らされたように感じました。
 普段は学生さんに向かって偉そうなことを言っていますが、ちっともそうじゃないんですねぇ。

 だからそれに気づく機会を与えられたということだけでも、今回の仕事に感謝しています。

 いろいろやり残したことはあるのですが、出も今回、与えられた条件でベストは尽くしたつもりです。
 いつかどこかでたまたま目にする機会があったら、あわててチャンネルを切り替えるのではなく、ちょっとだけでも番組にお付き合いいただければ、ホントにうれしいなぁ。

 関係者の皆様の関係者、特に、苦労しながら台本を制作されたK先生、ありがとうございました。 



11月17日(月) 24時間オープンの自習室も、さすがに今晩は空っぽ

 西村センセイ、金沢に一晩泊まっただけで今日はもうツアー再開。現在は都内――正確には千葉県――に向かう電車の中です。

 昨晩は遅くなってから研究室を後にしたのですが、日曜日だったのでふだん使う裏門はロックされています。
 仕方ないのでいつもとは違う門から出ようとして、あれ?

 金沢工大には24時間利用できる自習室があります。

 本当に夜遅くまで、場合によっては明け方までたくさんの学生諸君が勉強したりグループで作業していたりします。
 昨晩も煌々と照明が灯っていたのですが、でも、肝心の学生がいない!!

 よく見ると、広い自習室内に、それでも数人が勉強していましたが、ふだんとはまったく違います。

 金沢工大は今、秋学期と冬学期の間のお休みなので、みんなアパートで休んだり、帰省したりしているんですね。
 いつもの金沢工大はとにかく忙しいので、しっかりこの機会に休んで英気を養ってください。(センセイらは毎日仕事だけど...。)



11月16日(日) 静岡駅北口駅前に人影がなかったのは、日曜の朝だったからではなく...

 重要な仕事を終えて今日の夕方、金沢に戻ってきました。

 今回の出張は団体行動なので、昨日の晩は他の方々と一緒に食事に出かけたのですが、西村センセイ、静岡市付近に宿泊するのは初めて。
 ホテル近くの和食のお店に入ったのですが、特産の桜エビ(生とかき揚げ)や生シラス──当地でも生は珍しいらしい──など初めて食べるものばかり。
 ホントに美味しかった!!

 日本酒の銘柄も新潟、北陸とは全然違います。ふだんはあまり日本酒を飲まないセンセイも、熱燗ですっかり酔っぱらってしまいました。

 でも仕事は仕事。

 今朝は6時過ぎに起きて準備を整え、静岡駅を挟んだ反対側の仕事先に向かいました。

 実は昨日、ちょっと気になったことがあったのです。
 静岡駅付近は地下道が整えられているものの、地上部はどうなっているのかよくわからないのです。

 今朝は地上を徒歩で駅に向かったのですが、写真中央の駅の手前で、おぉ何と、歩道がなくなってしまいました!!
 地上から歩行者を完全に排除しているのですね。

 周囲は工事中で、その掲示を見ると、最近まで横断歩道を利用できたようです。

 金沢駅も駅の改修工事にあわせて地下道を造りましたが、それでも歩行者は駅前の地上を利用することができます。
 仙台なんかだと、地上は自動車専用ですが、その上に歩道橋が設置されていて、たいていの場所まで歩いて行けるようになっています。

 どういう事情があったのかはわかりませんが、歩行者を完全に排除するって......う〜ん、どうなんだろう。

「最近のニュース」(最新版)へ
バックナンバーのトップページへ
トップページへ戻る