2009年12月12日更新(2009年12月20日ページ移動。2013年9月17日写真削除)
昨日はページを更新できず申し訳ありませんでした。福井大学で開かれていた研究会に参加していたのですが、昨晩は関係者と日付が変わってかなりするまで飲んでいたためです。
う〜ん、でも、日付が変わっているのだから、本来は本日未明と表記すべきなんでしょう。福井大学へはJR福井駅に隣接するえちぜん鉄道福井駅からの電車が便利。
駅には自動販売機がなく、駅員さんから切符を購入して電車に乗り込み発車を待っていると......あれ?!
ホームに誰か残っています。でも、動かない......。どこか具合でも悪いんでしょうか。
気になって近づいてみると、おぉ。恐竜のオブジェ。何故か白衣を着て、その右手には分厚い本を広げ、左手には恐竜の頭部骨格(?)を持っています。
足は一見すると裸足――と言うべきか――のように見えますが、実は3本足に対応した革靴。
靴紐で結びあげるタイプのものです。ホテルは福井駅前だったので2日間の日程中、何度かご挨拶することになったのですが、これ、単なるいたずら心ではないんですね。
きっと。専門じゃないので詳しい事情は承知しませんが、それでも福井県内で恐竜の化石が見つかることくらいは承知しています。
ちょっと調べてみると、福井には勝山市内に「福井県立恐竜博物館」という「世界三大恐竜博物館」の一つがあって、そのキャラクター「恐竜博士」のようなのです(ただし最終的には未確認)。
恐竜博物館へ行くには、このえちぜん鉄道と接続するバスを利用すると便利なので、そのPRのためのオブジェのようです。西村センセイ、それなりに納得した気分になってJR福井駅に戻ると......(二度目の)あれ?!
駅の西側に何か、巨大な白い物体。
これ、どう見てもティラノサウルス。それもたぶん、実物大......。
手前にあった説明文を読んでみると、このオブジェ、「この恐竜モニュメントは、光を用いた夜間景観によるまちなかの賑わいの創出・効果を目的とした「ふくいナイトビュープラン実証事業」のシンボルとして製作され、[センセイ注:本日12月12日の]午後5時よりライトアップされます。」
しかも「恐竜の表面には伝統産業である「和紙」を使用しております」とのこと。続く補足説明では、「和紙のコーティング技術について」として「この和紙でのコーティング技術は地元企業と(株)日本原子力開発機構の共同開発による和紙立体形状物の製造方法及び立体和紙形状物」によって可能にしたものです」だそうな。
写真の場面はたぶん、耐水対策その他でコーティングをし直しているところなんでしょうね。
しばらくこのような形で展示されるようですが、実物はとにかくリアル――本物のティラノサウルスを見たことはないけど――で、一見の価値はあります。皆さんはどうお感じになるかわかりませんが、西村センセイ、昨日、今日との福井でのこのような体験、いつものギスギスした感じとちがって、ま、いっかぁーというような気分にさせていただきました。
福井の皆様に、深謝、深謝。
■12月10日(木) 金沢市民には、チャンカレこそ「金沢カレー」なんだけど、どうも全国的には...
センセイの忙しさもピークへ。というか、要するに明日から出張+法人の忘年会+出張なので今日中にある程度の区切りをつけないといけないのです。
日の出前から働き、8時の新厚生棟建設現場の朝礼を拝聴し、午前中の大学院の講義を終えます(この時間は、センセイが講義するわけじゃないんだけど)。
唯一の楽しみは、ちょっと遅い昼食。でも、午後の講義が控えているので、とにかく外へ出ます。大学脇、金沢では有名な「チャンカレ」の店舗を取り囲むかのように、「金沢カレー 発祥の店」と染め抜かれた旗がはためいています。
最近、気がつきました。「発祥の店」という言い方はあまりしないと思うのですが、まぁ、言いたいことはわかるような気がします。
でも、「金沢カレー」という表現はあまり聞き慣れない......。調べてみると、数年前から全国的に使われるようになったもののようで、最近のJ-CASTのニュースでも取り上げられていました。
金沢にいる──正確には金沢工大の近くにいる──と、「金沢カレー」=「チャンカレ」という恒等式が成立するのですが、全国的には必ずしもそうではないらしい。
J-CASTの記事の中では、業界最大手の「カレーハウスCoCo壱番屋」を猛追するのは、ゴーゴーカレーという取り上げ方です。
確かに金沢本店だけでなく、秋葉原でも、高田馬場でも見たなぁー。本家と、元祖と、発祥の店の関係はずいぶん複雑──「金沢カレー」で検索してみてください──なようですが、このご時世、どのお店の肩を持つにせよ、地方からこういう元気なお店が出ることはとても嬉しいことです。
......そういえば半年以上、チャンカレに入っていないような気がする。
■12月9日(水) センセイが忙しくなると、研究室のドアは賑やかになる!?
仕事がたまってしまい、危機的な状況に突入しています。いよいよ首が回らない!!
「週の前半にはお届けできると思います......」と先週メールに書いたのに、気がつけばもう明日は木曜日。重要な順に仕事を片づけたいのですが、授業関係や会議など、(重要性もさることながら)物理的に優先される業務もあるのです。
とにかく明日発送して、お詫びのメールを送っておかなくては......。写真はセンセイの研究室入口。今日撮影したものです。金沢工大では張り紙、特に塗装された壁面への掲出物は御法度。
でも、手違いで授業の日程が急遽変更になり、学生への配付物や回収物などをここで処理しなくてはならなくなりました。写真右側のドアへの掲出はまぁ許されているので、あちこちにプリントや封筒をベタベタと貼り付けます。
配付物の受け取りを確認する紙を貼りたかったのですが、ドアの右半分(ガラスのある部分)は開いていることも多いのでもうスペースがありません。
止むを得ず、塗装面が傷つかないようにメンディングテープで台紙を壁面にとめます。まぁこれはこれで一区切りついたんだけど、夜になって別の大きな仕事が飛び込んできました。
締切は年末!!この状況下で、センセイは明後日からとその次の週末に出張します。仕事、本当に間にあわせることができるんだろうか......。
■12月8日(火) 金沢工大脇の「鬚張魯肉飯」。確かに「嵐の宿題くん」で全国に紹介されました
先日お伝えした、金沢工大脇にある「鬚張魯肉飯」全国放送の件、しっかり(?)と放送をエア・チェックしました。もっとも、予約録画しておいたものを今晩チェックしただけなのですが。
「嵐の宿題くん」。深夜のバラエティ番組です。初めて見ました。センセイの場合、まず間違いなく最初で最後でしょう。
毎回ゲストを迎えるようで、今回のお客様は「劇団ひとり」。番組では、ゲストから嵐──実は余りよく知らない──に「宿題」が課せられるようで、今回のお題は「美味しくて楽しくなる丼」。
でもその前に、ゲストを紹介するコーナーがあって、その中で劇団ひとりの「お勧め」として、確かに写真の「鬚張魯肉飯」が紹介されました。((c)NTV)番組内での紹介によると「魯肉飯」とは、「豚のほほ肉を秘伝のタレで煮込み、ご飯にかけた台湾の丼」とのこと。
画面下部にあるように、しっかりと「石川県野々市町」の文字を読み取ることができます。「劇団ひとり」さん、もしかすると金沢まで来たことがあるのかもしれませんが、ちょっと前まで「鬚張魯肉飯」は全国展開をしていたようなので、どこか当時の他店でこの「鬚張魯肉飯」に魅せられたのかもしれません。
お馴染みになったから、今度こそ実物の「鬚張魯肉飯」......と行きたいところですが、個人的にお肉離れの進むセンセイとしては、ちょっと無理かなぁ。
■12月7日(月) “iTunes”はないの? ──電車が止まった機会を利用して、娘のPCを復活させました──
センセイは通常、日曜日の3時過ぎの電車で金沢へ移動するのですが、お伝えしたように昨日は、午前10時頃から夕方まで信越本線の列車がすべて止まってしまいました。
幸か不幸か、少なくともいつもと違う2時間位をもらった格好になります。そこで西村センセイ、この機会に、2ヶ月ほど前に故障し、修理から戻ってきた娘のPCをセットアップすることにしました。
HDDの故障を機会にSSDと交換しようかなどと考えたのですが、いろいろ考えた結果、新しいマシンを購入するのではなく、正規のルートでメーカー修理に出しました。
費用はやはり5万円強。少し前に戻ってきたのですが、セットアップに必要な時間がなかったのと、そもそも娘がパソコンに振り回され気味のような気がして、書斎の本棚に収めておいたままだったのです。
週末に家に戻ると、イラストソフトを利用した年賀状の作成が目前に迫っているということもあって、娘からは矢の催促。
というわけで、昨日の昼頃から作業に取りかかりました。HDDを交換されたマシンは工場出荷時の設定に戻っているので、まず、とにかく最低限の情報を設定して、XPのSP3にバージョンアップし、マイクロソフトの無料ウィルス対策ソフトをインストール。
プレインストールされている訳のわからぬソフトを削除して、とにかく使えるようにしました。この間、約2時間。電車に乗る時刻が迫ってきたので娘にパソコンを渡し、出発の準備をしていると、娘から「“iTunes”はないの?」
もちろん、ありません。自分で適否を判断してインストールするんです......というか、こういう判断ができないからパソコンに「使われて」しまうんだろうなぁー。
学生諸君はともかく、お子さんをお持ちの方は同意いただけると思いますが、自分の子供はなかなか、思うようには育たない。
■12月6日(日) 北陸の冬の始まり ──乗車券類を買い揃えたその時、電車がすべてストップ!?
──
ご存じのように昨日は、本州を二つの低気圧が通過したため、各地はその前後、大荒れの天気となりました。金沢も防災訓練の前は結構降りましたし、センセイが夕方帰る時も強風でかなり大変でした。
さて金沢へ移動する今日はどうなるんだろうと思っていると、昨日以上の強風。それでもまぁ、大したことはないだろうと希望的に考えて、午前中に柏崎駅へ。
たくさんの乗車券、特急券を今日中に購入しなければならないのです。ご存じのように西村センセイは、先月からずっと出張が続いています。飛び込みの仕事も入ったりして、これからクリスマスまでの3週間で、新潟・金沢−関西−東京を2周(!!)することになります。
必要な指定券等はネット上で確保してあり、それを発券してもらうだけなのですが、乗車券はそうも行きません。先日に比べれば、今回の経路はずっと単純なのですがとにかく枚数が多い。「大丈夫かなぁー」と思いながら窓口へ。
ためらいながらセンセイが出した経路図を見た途端、予感は的中して、駅員さんはパニック状態に陥ってしまいました。日付や支払方法を間違えていたし、後で確かめたら、クレジットカードの控えも間違えていたし。
もちろんもう一度柏崎駅へ行って正規のものと交換しましたけど。それでも長い時間をかけて写真の、今日からクリスマスまでの乗車券類を打ち出していただきました。
この他に柏崎−金沢間の回数券を買ったこともあり、本日のお買い上げ金額は10万円弱。「JRにずいぶん貢いでいるなぁー」と思いつつ切符を確かめていると、柏崎市の防災無線が鳴りました。
駅舎内でもはっきり聞こえます。「強風のため、(これからセンセイが乗る)信越線は運転見合わせ......」。
JR信越線の柏崎付近──特に米山−柿崎間──は日本海に面しており、海からの風を遮るものがありません。そのため冬場を中心に、風が強い日は電車が遅れたり、最悪の場合は運転を見合わせます。
当初はいつもの3時の各駅停車に乗ろうと思っていたのですが、5時前にやっと運転を再開。5時過ぎの各駅停車に乗車したものの、徐行を続けて30分以上遅れ、直江津駅で当初予定していなかった特急に乗って金沢に着きました。
まぁ、明日の仕事に間に合えばオッケーなのですが、今日はけっこう疲れたなぁ。この、強風による列車の遅延。良く考えてみると、雪こそまだないものの、北陸の本格的な冬の始まりを告げているんですね。