2012年10月6日更新(2012年10月14日ページ移動。2016年3月22日写真削除)
■10月6日(土) 「学生はワークでこんなに疲れているんだぁ...」 ──都内でセミナーに参加しました──
というわけで今日のセンセイは、都内で開かれた会合に参加していました。現在は新潟の自宅へ戻ったところです。
会場は千代田区六番町。日本テレビ旧社屋の斜向かいにある河合塾麹町校。予備校主催のセミナーといっても今回は受験の話ではなく、大学教育に関するワークショップが開かれるのです。
いろいろな思い出が残る市ヶ谷駅を降りて、番町の坂を登ります。意識してこの辺に来るのはホントに久しぶり。坂はこんなに急だったけ。
程なく目的地へ到着したのですが、会場の麹町校は医学部や学部を目指す生徒専門の校舎とのこと。
やはり一般の校舎とは雰囲気がずいぶん違います。今回のセミナーはワークショップ、つまり参加者全員がそれぞれの立場に応じて、何らかの形で他者と協同しながら作業する形式。
有り難いお話を聴けば良い、というわけではありません。到着するとすでに所属するグループが割り振られており、講演の後は、ワーク、ワーク、ワーク!!
写真はその成果を発表しているところです。とても有意義な会合だったのですが、散会後に乗ったエレベーターの中で女性の参加者が、ボソリ。
「学生はワーク(ここでは「積極的な学習活動」くらいの意味)でこんなに疲れているんだぁ...」。それを口にするかどうかは別にして、乗り合わせたみんなが妙に納得するほど、とても濃密なセミナーだったのです。
■10月5日(金) 「ほっかほっか亭」隣の建物は、近日中に居酒屋としてオープンするようです
今日は見たままのお話。
都内で明日開かれる会合に出席するため、センセイはお昼過ぎから移動開始。今週は颱風の影響で予定を変更し、車で金沢へ来ていたので、ひとまず自宅へ立ち寄って車を戻す必要があるのです。
318iのドライブは、もちろん今日も快適。空気抵抗が増加する高速道路を一部利用したにもかかわらず、トータルでの燃費は18.0km/L。たいしたものだ。
乗車券類を受け取るために立ち寄った柏崎駅を含めて、道中の様子がいつもとちょっと違います。よく考えてみると、世の中は明日から3連休なんですね。
もっと早く気づくべきだったのですが。写真は昨日の「困った男子学生」に出くわす直前に撮影したもの。
ほっかほっか亭(写真右)隣の建物の工事は、いよいよ最終段階に近づいています。ただし、什器備品の一部はご覧のようにまだ戸外に出されたままなのですが。
道路に面した窓の内側には、かなり良く作られたビニール製のポスター(?)が掲出されています。「あたたかいひとときを過ごせる場所」 厨彩Yumeji つばき店 10/10(水)pm 6:00 OPEN
調べてみると金沢市西部(JR西金沢駅北西)にある同名のお店(紹介サイトの一例)の2号店として開店するようです。
なぜ「つばき店」なんだろう。隣のほっかほっか亭と対照的に、何度も何度も替わるこのお店、さて今度はどうなるのでしょう。
個人的には、「申し訳ないけど、ご縁は薄そうだなぁー」というのが正直なところですが。ちなみに、さらに工大寄り、空手道場だったお店は、センセイの予想に反して建物の解体はしないようです。
現在は外壁や看板を徹底的に洗浄しています。結果的に、いい加減な情報をお伝えして、ゴメンなさい。OB・OGのためにも、新たな展開があったらきちんとご報告したいと思っています。
■10月4日(木) こういう学生諸君は、ぜひ応援したい ──夜の大学で、アカペラの練習に出くわしました──
お昼に構内を歩いていたら、向こうから数人の男子学生。その中の一人が煙草を吸っています。成人しているかどうかはわかりませんが、歩きながらの煙草は明らかなマナー違反。
注意、指導します。たいていの場合は「あ、いけないことなんだな」ということを理解してすぐに反省するのですが、今回はグループだったからか、「すみません」とは口にしたものの、消すふりをしてすぐに吸おうとします。
もちろん、かなり強い調子で再度指導。氏名とクラス番号を控えます。さすがに状況を察したようです。もちろん本学学生のごく一部なのですが。
困ったことがあって、こうやって注意ばかりしていると、指導しているこちらまで滅入ってきます。
気を取り直して仕事に戻り、一区切りをつけるともう外は真っ暗。今日は所用があって車で来ている──昨日、一昨日は自転車で出勤──ので駐車場へ向かうと、あれ?!
歌声が聞こえてきます。それもアカペラ。松田聖子さんの歌です(曲名は思い出せません)。アカペラ・サークルなんてあったっけ。
そしてもう一つ。最初は食堂の中から流れてきたのだろうと思っていたのですが、音の具合からすると建物の外。
実際、近づいてみるとご覧のように食堂の外、大きな庇の下で練習をしていました。了解を求めてからカメラを構えると、歌い終えた学生諸君が寄ってきます。
せっかくなので話を聞かせてもらうと、ある学科を中心に、学生があちこちから自発的に集まってきて、現在はサークル昇格を目指して活動中とのこと。
当面は富山大学と金沢大学で開かれる学生イベントに参加するために練習しているんだそうです。もちろん、約2週間後に迫った大学祭(「工大祭」)でも演奏を披露するそうな。もちろんセンセイも聴かせていただきます。
その後もいろいろ話をさせていただいたのですが、話の内容が充実していているし、「卒業までにサークル昇格」という明確な目標を持っています。
彼女は気づいていないだろうけど、自信を感じさせるはきはきとした言葉は、しっかりとした経験に裏付けられています。そして何より、彼ら彼女らの表情が良い(でしょ?)。こういう学生諸君はもう、ぜったい応援したい!!
お礼を言って車に戻り、運転しながら考えたのですが、昼間の男子学生の最大の問題は、実は、彼の表情だったんじゃないか。という結論に至りました。
たぶん、目標を見失った時の顔、だったのです。
■10月3日(水) 接続ケーブルの数も、iPhone 5乗り換え(希望)の理由なのです
ずっと「何とかならないかなぁー」と思っていたことがあります。接続ケーブルの種類の多さです。
写真はセンセイの鞄の中にいつも入っているUSBケーブル。左からイー・モバイルの無線端末(独自形状)、2台のデジカメ(左側のフジ製は特殊形状)。
そして先日購入した外付けSSD(USB3.0標準)と、ご存じアップル製品用の接続ケーブル。出張時はこれにau用の携帯電話ケーブルが付け加わりますから、「もう勘弁してよぉー」という感じ。
まぁ、いつも入っていますから「入れ忘れる」ということはないのですが。iPhone 5を購入して無線ルータとして用いればケーブルの数を減らすことができます。
有線接続ならばiPhone 5用の充電器を持ち運ぶ必要はありません。さらにさらに、iPhone 5のカメラの性能はかなり向上しているらしいのでちょっとしたメモ撮りならデジカメを使わずに済むかも。
う〜ん、いろいろ理屈をこねてみました。でも白状すると、それより先に「とにかくiPhone 5にしたい!!」という気持ちがどこかにあります。
アンドロイドを見ていても、そんな気持ちをまったく感じないのですが。
■10月2日(火) 何で違うんだろう... ──金沢工大7号館裏、駐輪場の謎──
写真は今朝、裏門で立哨指導している時に撮影した7号館裏の駐輪場。
学生諸君が黄色くマークされた駐輪禁止区域に自転車を置かないよう、職員と学生スタッフ(右奥のオレンジ色のTシャツを着た学生など)が、自転車に乗った学生を奥の駐輪場に誘導しているところ。
本当はたくさんの学生が写っているものもあるのですが、ここは敢えて人物があまり入っていないものをご覧いただきます。何故なら駐輪場のコンクリート壁が、ご覧のように見事な遠近法を描いて......あれ?!
最初は目の錯覚ではないかと思い、現場で確かめてみたのですが、やはり違う。お分かりでしょうか、奥へ行くほどコンクリート壁が低くなっているのです。
コンクリート壁の上面と、下部の溝(?)を見るとそれがよくわかります。壁は、奥の学生の部分では腰くらいの高さなのに、中央部から手前(左側)では学生の胸の高さくらい。
どうやら屋根の高さも違うようですが、どうも一定のルールを見出すことはできそうにない......。
写真は裏門(写真左)付近から東側(7号館裏)を見ています。反対側、つまり西側(6号館裏)にも、一見すると同じデザインの駐輪施設が2棟あります。
でもそちらの高さはきちんと揃っています。実は6号館と7号館、そしてそれぞれの裏にある駐輪施設は建設時期がかなり異なります7号館とこの駐輪施設は比較的最近の建設。
それまでこの場所は、教職員の駐車場として用いられていたようです。ただし両者の建設時期に差があるという事実が、コンクリート壁の高さが変化している理由を説明するわけではありません。
ホントに、何故なんでしょう。
■10月1日(月) iPhone 5への乗り換えを早めるかも ──ソフトバンクがイー・アクセスを買収、子会社化──
夕方、少なくとも個人的にはびっくりするニュースが飛び込んできました。ソフトバンクがイー・モバイル(イー・アクセス株式会社)を約2,000円億円で買収し、完全子会社化するというのです。
まず日本経済新聞が報道し、株式交換契約後、両社が記者会見して正式に発表しました。(プレスリリース)写真はITmedeiaが伝えたその様子。((c)ITmedia)
直接のきっかけはソフトバンクがAUに対抗したiPhone 5でのテザリング開始に際して、ネットワークを強化する必要が出てきたためのようです。
ちょっと前のことですが、孫社長がユーザーからの要望にすぐに反応して、「テザリングを積極的に検討します」と答えていました。
もちろんその頃には両者の交渉は最終段階に近づいていたのでしょうね。それにそもそも、もしかするとその「要望」は、偶然ではなかったのかもしれません。
ITmediaの報道によるとソフトバンクは、イー・アクセス子会社化によって、ソフトバンクはiPhone 5でのテザリングサービスを当初予定の2013年1月15日から早めて12月15日にスタートさせるそうです。
ご存じの通りセンセイはイー・モバイルの無線ルータを去年から使用しています。基本的には何の不満もありません。
判官贔屓で、これまでいろいろ苦労していたイー・モバイルを応援したい気持ちがあったのかもしれません。でもiPhone 5の登場によってかなり状況が変わったので、来年の秋にiPhone 5に乗り換えようかと思っていました。
で、何故と問われると困るのですが、このニュースを聞いてiPhone 5購入、つまりイー・モバイル(=ソフトバンク)からauへの乗り換えを早めることになるかもしれない、と感じているのです。
iPhone 5は人気で品薄ですから、すぐに、というわけではないのですが。
■9月30日(日) 新潟大学の坂を下りたところに、代々続く有名な写真館があって...
今朝はちょっと早起きして新潟市内へ車で移動。いくつかの所用を片づけなくてはならないのです。颱風がちょっと心配だったのですが、自宅を出発する段階では好天。
西村センセイ、月に1、2度は新潟市内へ出かけるのですが、目的地はたいてい周辺部。現在、道路が込み入った旧市街地へ車で入ることはあまりありません。
それに、中心部だけに用がある時は電車を利用するし。旧市街地は「東堀」「西堀」などと名前がついているように、かつての堀を埋め立てた道路が多い。それらはたいてい、一方通行──現在はかなり改善された──になっているのです。
今日の最初の目的地はホテルオークラ。信濃川沿いの見晴らしの良い場所にあるのですが、道順を良く考えないとたどり着けない。今日は結局、旧116号線沿いに学生時代に住んでいた学校町、白山浦から、道路が大きく変わった市役所前を通り、大学2年生の時に教育実習をさせていただいた白山小学校の手前で左に曲がります。(新潟市民でないとわからないネタで申し訳ありません。)
結果的にはやはり、最短コースでした。次の目的地は東中通にある写真館。幹線道路沿いですが、ホテルオークラからだと旧市街地のど真ん中を通り抜けることになります。
日曜日なので、買い物客も多いかと覚悟してハンドルを握ったのですが、車は意外に少ない。
颱風を心配して、市の中心部まで買い物に出る人が少なかったのでしょうか。この長谷川写真館、何代かにわたる新潟では有名なお店です。
この北側。海岸沿いの砂丘の上にかつて、新潟大学があった──現在はその多くが市の西部へ移転──のですが、学生だったセンセイが教わったのは、「普段はどこでもいいけど、肝心な写真は高くてもこのお店で撮影するように」。
それから30年くらい、イザ、という時には必ずお世話になっています。確かに腕は確か。今回、お店で最初に対応してくださったのは先代。「若いのが上にいますから」。
「昔のままだなぁー」と記憶を確かめるように階段を登ると、スタジオでは若旦那が赤ちゃんを撮影中。
その隣にはやや緊張気味で、きちんとした身なりの若いご両親。さすがに赤ちゃんの撮影は大変そうでしたが、やはりそれなりの結果まで漕ぎ着けました。センセイはと言えば、あっさりと終了。もちろんその結果についてはまったく心配していません。
この地で学んでからあちこち移動し、プロによるものを含めて、何枚もの写真を撮影していただきました。でもやはり、このお店にはかなわない。
もちろん各地にそのようなお店があり、そのような方がいらっしゃるんだと思います。金沢へ移動すべく車を走らせると、ラジオは日本海側を走る特急の大幅運休を伝えています。もちろん台風の影響です。自宅に戻ってから確かめると、お昼前から特急電車は全滅状態。
仕方がないので、予定外ですが2週続けて車で金沢へ移動することにします。途中、富山県の魚津市付近で前が見えないほどの猛烈な雨に襲われたものの、無事に金沢到着。結果的に昨日と今日で一般道を中心(ごく一部のみ高速道路を利用)に、318iで約700Kmを走りました。
昨日の燃費は17.4km/L、今日は抵抗の多い雨の中を走行したためか、17.0km/L。どんな車でも市街地の走行は相手が多いので大変ですが、それ以外は極めて快適なドライブ。「このまま目的地に着かなくても...」と考えてしまいそう。
やはり良く造られた車だ。現在はどうなのか良く知りませんが、センセイが318iを買った時のBMWのキャッチは“Freude am Fahren”(BMW日本法人の翻訳は「駆けぬける歓び」)。
確かに、こんなものを造る連中にはとてもかないそうにない、と思ってしまいます。