2015年7月18日更新(2015年7月26日ページ移動。2018年1月6日一部写真削除)

──2015年7月第3週のニュース──

バックナンバーはこちら

7月18日(土) 国道8号線「洋服の青山」跡に、「セカンドストリート柏崎店」がオープン

 世の中は3連休。そしてセンセイも、3連休。

 本来の、そして立場上の仕事が溜まっているのですが、センセイくらいの年齢になると体力維持(+家族の世話)が重要になります。決して「仕事は二の次」というわけではないのですが。
 この辺の感覚、若い人にはなかなか理解してもらえないと思う。

 特に3月の北陸新幹線開業以降は、車での移動がメイン。絶対に事故を起こすわけにはいかないので、意識して休みます。

 というわけで、今日は自宅の外へ出たくなかったのですが、やむを得ずお昼に車で外出しました。近くの酒屋さんでビールを補給する必要があったのです。
 国道8号線を挟んて、酒屋さんの向かいは「洋服の青山」店舗跡。

 市内移転後しばらく空き店舗になっていたのですが、春にセカンドストリート柏崎店として生まれ変わりました。
 センセイは入ったことがありませんが、金沢工大の近くにもお店があります。

 5月にプレオープンしたのですが、その時は買い取りのみ。中古品は道路側の目立つ場所に並べられているだけで、新品あるいは新古品がメイン。
 どうやら商品が不足しているようです。

 先月正規にオープンしたのですが、駐車場は「青山」時代とは比較にならないほどの車で一杯
 でも、誰が何を買うんだろう......。

 物質に溢れ、しかも少なくとも地方ではずっとデフレが続いています。物の値段は下がるばかり。
 株価の上昇なんて、それそのものは事実でしょうが、庶民には無関係。

 しかも市内にはいくつかのライバル店が存在します。最も競合すると考えられるのが「オフハウス」。昨日の夜、お店の前を通った時に初めて、店員が旗を振っているのを見ました。
 しかもセカンドストリートのすぐ近くには、センセイも何度かお世話になった
ブックオフ・ハードオフが。

 仁義なき闘いそのものですが、個々の企業あるいはお店の存亡だけでなく、人々の意識を知るためにもその動向に注意したいと思っています。



7月17日(金) 今日は土曜日だったので、「金沢 麺屋 達」に入ってみました

 もちろん、本当は金曜日。

 でも曜日による講義回数の差異調整と、明日から始まる行事の準備のために、金沢工大では曜日を読み替えて土曜日の授業を行ったのです。教職科目など特別な科目を除くと授業はありません。
 センセイも講義はありません。

 でも期限の迫った仕事や立場上の業務──要するにハンコを押すこと──を抱えているので、颱風を気にしながら早朝にご出勤。珍しく頑張った甲斐あって、予想よりも早く仕事に区切りがつきました。
 さて、どうしよう。何をするにも中途半端な時刻なのです。

 ふと、先日お店の前を通った「金沢 麺屋 達」を思い出しました。

 これはもう、行くしかない......と、運命に導かれてお店まで歩くと、ちょうど2人の女性店員が暖簾を出すところ。「営業中」の看板を横目で確かめてから店内へ。
 でも、何故2人がかり?!

 結果的にセンセイは一番乗り。入口脇に券売機があったので、メニューを一瞥(いちべつ)すると、「らーめん」と「チャーシューめん」、そしてそれらと「まかない丼」「高菜めし」のセットだけ。
 初めてなので「らーめん」を選択してから座ります。

 お客さんが次々に来店するのですが、残念ながらお客の誘導があまり上手くありません。どうやら女性フロア係の一人はまったくの新人。しかも今日からの勤務なんですね。
 先輩が一つひとつ丁寧に教えています。

 少し待ってから届いたのが、写真の「らーめん」。

 何味か確かめず──というか、選択の余地はなかった──にオーダーしたのですが、豚骨醤油味です。
 まずスープを頂いたのですが、予想に反して、かなり塩分を感じます。ご飯が欲しくなるほど。

 というより、富山のブラックラーメンに似て、ご飯ものとのセットがメインなのでしょうね。
 実際、お客さんは良く知っているようで、過半がセットをオーダーしていました。

 麺はストレートのやや太麺。だからちょっとスープとの馴染みがイマイチかも。ただし、柔らかめの麺を含めて変な癖はありません。
 一言で表現すれば、「金沢の流行
(はやり)」。

 店内では金沢および松任市内のグループ店3店が紹介されていました。仕事を終えてから車で新潟の自宅に戻ったのですがその途中、金沢大学近くで開店に向け工事中の、別な「達」を見かけました。
 金沢の人から熱く支持されているんですね。

 率直なところセンセイ個人としては、塩味がかなりきついのと麺が柔らかいこと、そして油分が多目であることから、1年に1回来るかなぁーという感じ。
 ただしこれは加齢が進んだ人間の感想。

 お客さんの表情を見ていると、少なくともしばらくは繁盛するんだろうなぁ、と思えてきました。



7月16日(木) 伸びた背筋 ──放課後に特別講義が行われました──

 今学期の西村センセイ、木曜日には講義がありません。オフの日、というイメージ。

 もちろん実際にはたくさんの仕事があるのですが時間配分は自由。そこで今日は、朝イチと放課後の講義を参観しました。半分は立場上の仕事。でもそれだけが理由ではありません。
 写真は放課後に行われた、外部講師を招いての特別講義。

 若手の先生方が主催した講義だし、内容にも興味があったので覗いてみました。任意のはずなのに、こんなにたくさんの学生諸君が集まっていて、びっくり。
 もう一つ驚かされたことが。

 女性の先生が講師を紹介されたのですが、彼女はとても上品な方。センセイは耳が悪いので時々良く聴き取れないほど、か細い声で話されます。しかし学生の前では、明瞭で聴き取りやすく、とても通る声。
 彼女も先生なんだ。(当たり前だけど)

 現在の大学ではたいてい、スクリーンにスライドを投影しながら講義を進めます。しかし今回はご覧のように、提示資料はありません。
 正直なところ、開始前はちょっと心配になりました。

 心配は杞憂(きゆう)でした。講話が始まると、学生の大半は講師をちゃんと見ながらお話を聴いています。内容に惹きつけられているのです。
 もう一つ難関が。

 学期最終盤なのでテストが目前に迫り、課題がたくさん出されています。学生諸君は相当疲れているのです。しかも夕刻。

 悪条件が重なっているので、話を聞こうとしても、つい眠ってしまう学生が出てしまうんじゃないかと思ったのです。
 実際、皆無ではありませんが、センセイの予想よりはるかに少ない。

 それよりも、大教室の後部から見ていて、ピンと背筋を伸ばした学生が多いことに気づきました。
 姿勢は、その人の心の中も示しています。

 ちょっと反省し、そして励まされた猫背のセンセイなのでした。



7月15日(水) 仮想化ソフト“Fusion”の古いバージョンでは、Windows 10を使えないらしい

 今日は水曜日。授業や会議が続き、センセイにとっては一番辛い日です。

 1限から講義があるので早めに出勤してパソコンを起動すると、忙しい今日だけは勘弁してもらいたかったものが......。Windowsの更新です。容量は約185MB。
 さて、どうしよう。

 研究室にはWindows 7/Vistaマシンが実機で5台存在しています。授業の準備を進めながら、その1台にインストールしてみました。作業そのものはマシンが自動的に処理しますからね。
 再起動を2回繰り返しましたが、アップデートそのものは問題なく完了。

 そこで講義を終えてから仮想マシン2台を含めて、全機をアップデートしました。以前から気になっていたことが一つ。

 Windows 7および8を使用している方はご存じだと思いますが、前回のアップデート以降、実機のタスクバーに「Windows 10を入手する」というアイコンが表示されています。
 ここをクリックすると、無料アップデートを予約できるようになっています。

 ただしそれは実機の場合。

 センセイが使用する仮想化ソフトVMware“Fusion”上のWindows 7(中段)およびWindows 8.1(下段)では、このアイコンが表示されないのです。
 「この仮想マシンは対応していない」と判断しているようです。

 調べてみると最新版の“Fusion 7”では対応済らしい。センセイは少し古いバージョンを使っているのです。
 アップグレードすれば問題は解決するのですが、そのためにはホストOS(Mac OS X)のバージョンが問題になります。

 現在使用しているMacの中で“Fusion 7”にアップグレードできるのは研究室とアパートに置いてあるMac miniだけ。
 複数の仮想マシン(Windows 2000/XP/7/8.1)を載せているMacBook Proはダメなようです。

 実は西村センセイ、WindowsについてはほぼBootCampだけで、“Fusion”はほとんど使用していないのです。でも学生はWindows 8を使っています。
 そこで時々、仮想マシン上のWindows 8.1で使い方やWebサイトの見え方などを確認しているのです。

 ホントはMacBook Pro上のWindows 7を10にアップグレードしようと思っていたのですが、う〜ん、どうしたものか。



7月14日(火) 485系国鉄色特急電車が新津鉄道資料館に搬入、設置されました

 昨日は不意打ちの暑さ。

 しかも天気予報によると、気温の高い状態がしばらく続くとのこと。エアコンが夕方に入るように予約してから出勤しました。実際、未明から午前中は非常に暑かったのです。
 でもお昼になると、日陰なら結構涼しい。

 風向きも西から北西に変わっています。颱風崩れの低気圧が日本の北から東に抜けたため、涼しく、比較的乾いた大陸からの空気が入り始めたようです。
 午後には気温も20℃台まで低下しました。

 さて本当は昨日お伝えするつもりだった話題を。

 以前、3月のダイヤ改正で引退した485系国鉄色特急電車のうち1両が新津鉄道資料館保存されることになったことをお伝えしました。
 その様子が「鉄道ニュース」で報じられています。
((c)KOYUSHA )

 資料館のリニューアル1周年を記念して今週末の18日〜20日、週は連休ですがその間、特別公開が行われます。
 実は、新規に保存されるのは写真の485系T-18編成だけではありません。

 DD14型ディーゼル機関車も隣に設置されるのですが、このDD14型、ただの機関車ではありません。むしろ、ロータリー式除雪車なのです。
 除雪のための羽根を装着したその様子を、特別公開のチラシで見ることができます。

 保存される332号機は、雪深い信越本線で除雪作業に従事した車両。センセイも直江津駅でよく見かけました。
 そのDD14型の搬入が、昨晩から今朝にかけて行われました。

 これらの車両、特別公開終了後はしばらく見ることができません。保存のために屋根を設置するそうです。本公開は10月。

 さてこの連休、どうしよう。



7月13日(月) 色彩が刻々と変化していく... ──最高気温37.4℃(!!)の日の夕焼け──

 週末に訪れた盛岡と仙台は快晴。

 陽射しがとても強くて痛いほどだったのですが、湿度が低いためか、日陰に入るとずいぶん過ごしやすく感じました。概ね順調に仕事を終えて東北新幹線に乗車。
 乗換駅の大宮に到着すると、列車の外はムワッとする熱気。

 アメダスのデータを確認すると、実際の気温は31℃くらいだったようですが、湿度が高いのでそれ以上に感じます。しかも午後に北陸新幹線が故障したためダイヤが乱れ、大宮駅で45分ほど待たされました。同行した一行は皆ヘトヘト。
 駅の売店で買った冷たいビールもどんどん温
(ぬる)くなります。

 35分遅れで金沢に到着したのですが、こちらも蒸し暑い。実は金沢、最近はずっと気温の低い日が続いていたのです。体が慣れていないこともあって、正直なところ、非常に辛い。
 アパートに到着すると、まずエアコンのスイッチを入れました。

 日付が替わる頃にこのページを更新して就寝したのですが、今度は暑さで目が覚めました。朝から暑いのです。自転車で出勤したのですが、強い向かい風。
 少し坂道になっていることもあって、ペダルの重いこと。

 アパートは大学の北側。つまり南から吹き込む風です。間違いありません。北を進む颱風崩れの温帯低気圧に向かって、南の高気圧から暑く、湿った空気が送り込まれているのです。

 太平洋側も晴れていたようですから、フェーン現象とは言わないはず。(ただし局所的には起きていたかも知れない)
 気温はどんどん上昇し、金沢では午後3時前に最高気温37.4℃(!!)を記録しました。

 こうなるともう、仕事の効率は一気に低下します。おまけに講義終了後、会議があったこともあって、ダウン気味。
 でも気がつくと、スーパーから食材がなくなる時刻。

 何とかお刺身を確保してお店の外へ出ると、綺麗な夕焼けです。写真右下の雲全体が、濃いオレンジ色に輝いているのです。
 ただし建物があって、上手く撮影できない。

 西の空が開いている場所に急いだのですが、色彩が刻々と変化していきます。到着した時にはもう輝きは消失していました。
 たぶん太陽が地平線に沈む前のごく僅かな時間にだけ、写真右側の低い雲に夕日が差し込んだようです。

 明日もきっと、晴れることでしょう。ちょっと態勢を立て直して、仕事に取り組まなくては。



7月12日(日) 災難ではなく、希望の始まり ──西村センセイ珍しく、旅先での鉄分補給を諦める──

 最初に目が覚めたのは午前4時前。老人の朝は早いのです。

 さすがに早すぎるので再びベッドにむりやり潜り込んだもののの、閉めたはずのカーテンの隙間から差し込む光に起こされたのは6時前。さて今度こそ、どうしよう。
 本当は仙台に来た機会に、約1ヶ月前に開業した仙石東北ラインに乗ってみようと思っていたのです。

 仙石東北ラインは、所によっては隣接あるいは交差する東北本線と仙石線────を結ぶことによって、相互乗り入れが可能にした路線です。
 航空写真などから判断すると、以前センセイが何度か確認した両線の渡り線の場所に、新しい線路を敷設したようです。

 仙石東北ラインは、技術的にも興味深いものがあります。

 まず仙石線は直流電化、東北本線は交流50Hz。つまり、電車の乗り入れは難しいのです。JRの判断はディーゼル化。正確にはディーゼルハイブリッド車両の導入です。
 これはもう見てみたいではなく、乗ってみたい!!

 調べてみると、8時過ぎに仙台を出発する仙石東北ラインに乗れば、石巻まで往復してから用務先に問題なく赴くことが可能です。でも今回、実際にはかなり融通がきく出張とはいえ、センセイは責任者。
 できれば開会までに参加される方の情報を確認しておきたい。

 それに仙台は、(金沢からは遠いけど)新潟からは近く、結構お邪魔する機会もあるし......。
 というわけで体力と気力を温存を最優先し、今回は仙石東北ライン乗車を諦めました。

 チェックアウトの時刻ぎりぎりまで粘り、遅い朝食兼昼食は「そばの神田」へ。本当は熱いうどんを食べたかったのです。
 でもこの時点で気温は30℃。さすがに冷たい麺にしました。お願いしたのは貝柱が入った「小柱かき揚げ」。

 撮影テクニックがないこともあり、写真だけだと「あらかじめゆでである麺」との区別は困難だと思います。
 でも、実際の食感はまったく違います。

 今度仙台に来る頃はきっともう少し過ごしやすくなっているだろうから、熱いうどんにしようと思っています。
 残念ながら今回はうまく行かなかったけど......って、センセイの仙石東北ライン乗車断念と同じじゃないか。

 挫折は終わりではなく、希望の始まりなんですね。

「最近のニュース」(最新版)へ
バックナンバーのトップページへ
トップページへ戻る