2015年8月22日更新(2015年8月30日ページ移動。2018年1月6日写真削除)
■8月22日(土) はじまりの、始まり ──高校の先生方を対象とした講習会が終了しました──
怠けているつもりはないのだけど、提出期限を過ぎた仕事が二つ。昨日、一つは直接、他方はメールでやんわりと催促が。
皆様ご存じのようにセンセイは小心者なので当然、直接催促された方から取りかかります。昨晩、皆が帰った時間に書類を封筒に収めて依頼者の机上へ。
たまたま午前中に目にかかる機会があったのですが、あちらから駆け寄ってくださり、「完璧です」。ふう......。というわけで、今朝も大学に一番乗り。正確に言うと、行政・研究棟2階のある研究室だけ室内灯が点いているのですが、これはここ数日続いていること。
照明を落とさずに帰宅されたのでしょう。ウンウン言いながら残された仕事に取り組み、10時過ぎにファイルを送信して、ひとまず作業完了。
講習会の会場へ急ぎます。高校の先生方を対象とした今回の講習会、自分の勉強のためにも、ホントはずっと参加していたかったのです。
でも今回、後半は主要な部分しか見ることができませんでした。主に立場上の、そして急ぎの仕事が入ったからですが、もう一つ理由が。
今回の講習会のかなりの部分は若手の先生方が担当されました。その様子を見ていると、「あぁ、これなら大丈夫だな」ということがすぐにわかります。
というわけで今回は、「おんぶにだっこ」状態で、センセイは他の仕事に従事させていただきました。写真は修了式の中で、文部科学省の担当官がプログラムをすべて研修した参加者に修了証を手交しているところ。
最後に本学側責任者が「これは終わりではなく、高校と大学との新しい関係を始めることの始まり」とお別れ(?)のご挨拶をして、講習会は無事に終了しました。
最低限の片づけを済ませて、センセイも新潟の自宅へ戻ります。318iを運転しながら考えていたのですが、(本学の)若手の先生方がのびのびと授業できているのだから、センセイの立場上の「はじまり」は、ひとまず何とかなっているのかも。
もちろん過信や油断は禁物ですが。分かる人にはわかる。分からない人には何のことかさっぱりわからないネタです。すみません。
■8月21日(金) これは、試してみるだけの価値がありそう ──最初のWindows 10マシンは?(2)──
数日前、Microsoftから緊急の更新ファイルが配信されました。大学にいる時に知ったので、とりあえず研究室内にある実機および仮想マシンを片っ端からアップデート。
アパートに戻り、Mac miniの実機にインストール。次にMac側から起動して仮想Windows 7を更新しようとしたのですが、延々と更新ファイルを検索しています。固まってしまったのかなぁ......。
15分くらい経ってから更新ファイルを選択する場面に切り替わったのですが、20個以上のファイルがリストアップされています。
アパートの仮想マシンのみ、今月の更新を失念していたのです。もちろんすべてインストール。再起動後に点検してみると、何の問題ありません......あれっ?!
画面右下に「Windows 10を入手する」のアイコンが表示されています。センセイが使用する仮想マシンでは初めて。試しにクリックしてみると、う〜ん、残念。「実行できません」とのこと。
......じゃぁ、なぜアイコンが表示されたのでしょう。画面をクリックしていくと、その理由が表示されました(右図)。読みにくいと思いますが、適切なディスプレイドライバーがないというのです。
それそのものは既知の事実。でも、見方を変えると「対応していないのはディスプレイだけで、(仮想)マシンそのものは対応可能」と解釈することも可能です。
そのためには、“Fusion”の最新バージョンを購入し、Mac側もOSを“Yosemite”に更新する必要があります。
さらに昨日お伝えしたように、残念ながら必要なユーティリティソフトの大半は未対応。でもセンセイが使用しているMacの中で、アパートのMac miniはどちらかというとデータストレージ的な役目。
アパートではiPhoneだけでネットと接続しているため、ハードな使い方はしていないのです。MacおよびWindows OSのアップデートだけなら、データを損傷する可能性は高くありません。しかもデータはあちこち野間心およびメモリで何重にもバックアップされています。
つまり、これはもう、試してみるしかない。もっともユーティリティソフトの対応を待つ必要があるので、そのタイミングはもう少し先になりそうですが。
■8月20日(木) アップグレードは、そう遠くないかも... ──最初のWindows 10マシンは?(1)──
センセイが使用しているWindows OSをWindows 10へアップグレードする件、その後新しい展開がありました。
7月末から8月上旬にかけてのジャストシステムの調査によると、Windows 10へアップグレードしたのは3.8%、予定している人は21.1%(両者の合計は約25%)、「関心がある」と回答したユーザーは39%だそうです。これらを合計するとざっと2/3。
今日の報道で知ったのですが、個人的な印象としては、まぁ、こんなものだろうな、という感じ。ただし全体としてはWindows 10に向けて動いているのは確実ですから、センセイも今後をどうするのか、その見通しを立てる必要があります。
そこで現在のシステムの対応可能性を再点検してみました。まずは実機から。すでにご覧になった方も多いと思いますが、Windowsマシン右下に表示されるメッセージをクリックすると右の画面が提示されます。
お伝えしたように、センセイが使用する実機/仮想マシンの大半では表示を抑止していますが。
右クリックするとその詳細が示されるのですが、センセイのシステムの場合、「一部のアプリ[=アプリケーション]は互換性がありません」とのこと。
さらにクリックすると右下の写真が表示されます。大学から使用を義務づけられているウィルス対策ソフトが対応していないというのです。
OSの変更により更新されるシステムの中核に近い部分で動いているからでしょう。でも見方を変えると、“Boot Camp 6”を使用していないにもかかわらず、Windowsとしては「概ね対応していますよ」と言っていることになります。
これは挑戦してみるだけの価値がありますが、懸念も残ります。最大の問題は、センセイがハードウェアとしてのMacintoshを、MacおよびWindowsマシンとして用いていることです。
そのためにかなり特殊なソフトを使用しているのですがウィルス対策ソフト同様、これらが対応しないと深刻な字体に陥ります。具体的には、まずMac側からWindowsを、そしてその逆を正常に認識して読み書きできるようにするソフトを用いているのですが、現時点で、これらはまだ新OSに未対応。
ただし、これらはあまり遠くない将来に対応できそうな印象を受けます。問題はキーボードの差異。これまではトリニティワークス社の良心的な製品を愛用してきました。でもどうやら、そのビジネスが危機的な状況に立たされているらしい。たとえば最新のMacBookはキーボードに新しいIF(インターフェース)を使用しているために対応不可。
さらには根本的な問題も存在しています。これらのソフトはとても有益だったし、ホントにお世話になりました。しかしどうやら、牧歌的な時代は終わりを告げようとしているようです。
■8月19日(水) 学校はやはり、勉強する場所 ──サマー・サイエンス・スクールが開かれています──
今日の講習会プログラムは朝8時40分──正確には、全員が揃ったので7分ほど前──から始まりました。
講師の説明の後、無事にグループ活動が始まったことを見届けて、センセイはひとまず研究室へ。本当はずっと立ち会いたいのですが、急ぎの公務がたまっているのです。
今日は重要な面談などもあったため、終日、講習会会場と研究室を行ったり来たりの繰り返し。お昼になったので、研究室へ戻る前にお弁当屋さんへ。今日の食堂は猛烈に混雑するはず。今日、明日と「サマー・サイエンス・スクール」が開かれるのです。
講習会場を出ると、向こうの広場に子供たちとテレビクルーの姿が見えました。小学生が新聞紙に虫メガネで着火させようとしています。こんなに大きな虫メガネ、普通の家庭にはないだろうな。
今日の金沢は、基本的には晴れていたのですが、時々雲がかかりました。指導役の教員はその変化を見逃さず、日が少し陰って弱くなると、レンズで集められた光を白/黒の両方に交互に当ててみるように指示していました。
興味深かったのは、決して命令口調ではないこと。とてもうまく誘導しているので、子供たちはまるで、自分の意志でそうしているかのように行動します。
お昼を食べ、いくつかの用を済ませてから講習会場へ戻ります。こちらでは本職の先生方がお勉強中。皆さん優秀なので、ぐいぐいと何かに引かれるかのように作業が進みます。
もちろんとても良い雰囲気。学校は学び、成長する場所だということを改めて確認させていただく、センセイにとってはとても大切な瞬間です。
■8月18日(火) 西村センセイ、ノン・アルコールビールで酔っぱらう ──高校の先生方の講習会が始まりました──
今朝はラジオ体操のために集まり始めた子供たちの脇を通って、大学へ一番乗り。
全国から集まった高校の先生方を対象とした講習会が今日から始まるのです。最後の最後まで提示資料の内容を推敲(すいこう)します。昨年、一昨年に続く講習会。
今回はテーマと内容が変更されています。そのためセンセイの直接の出番は午前中の1回だけで、今までのように一日中講義をするわけではありません。
自分の担当を終えたら研究室に戻ることも許されているのです。でも講義の担当こそないものの、教員免許状申請の関係で立場上、センセイはプログラム全般の内容に責任があります。
そこで可能な限り、講習会に参加することにしています。写真は午後の同僚による講義。この後、グループに分かれていろいろな活動を行い、初日の日程を無事終了。
参加者は北海道から沖縄までの各県からお越しになっています。岩手県の久慈や島根県の益田、高知県の宿毛(すくも)から、ここに集まっているんですよ。その凄さを実感していただけるでしょうか。
頑張って講義したためか、かなりセンセイは消耗気味。公式日程終了後、食堂へ移動して簡単な懇親会が開かれました。参加された先生方といろいろ歓談させていただいたのですが、センセイが手にしたのはノン・アルコールビール。
自動車では出勤していないので、ビールを飲んでも何の問題もなかったのです。まだ立場上の仕事が残っていたためにので、ノン・アルコールにしたのですが、350ml缶を2本ほど飲んだだけで、すっかり「酔っぱらって」しまいました。(実話)
終了後、研究室に戻って仕事を再開......したはずが、気がつくと、机に向かって座ったまま眠っていました。トホホ。
■8月17日(月) 13年前引っ越してきた時にお世話になったあのお店が、取り壊されてしまう...
先日、車で新潟の自宅へ戻る時、道路脇のお店の異変に気づきました。駐車場が満杯なのです。
本来ならばそれは望ましいことですが、でも今回は明らかにおかしい。店の前を通っても、最近はお客さんの車は2、3台しかなかったのです。やはり恐れていたことが......。
そのお店は家電販売のジョーシン寺地店。13年半前に金沢へ引っ越してきた時、家電製品の大半をここで購入しました。大学、そしてアパートに比較的近いので、その後も割と利用していました。
高齢の店員さんにはお世話になったし、金沢工大の学生がアルバイトで勤務したりしていました。でも、センセイ自身もいつの間にか足が遠くなっていました。まず家電製品はあまり買わない。
購入するとしてもあちこちで内容を調べたら、(ジョーシンのネット店を含めて)ネット上の店舗で購入、配達してもらう......。つくづくいわゆる「リアル店舗」には辛い時代だと思います。調べてみたところ、8月9日(日)で完全閉店とのこと。
写真は昨16日に撮影したもの。すでに解体用の重機が搬入されています。隣の空き地に回転寿司店「すし食いねぇ!!」の進出予告看板があることには気づいていたのです。地元紙でも報道されています。
どうやら一体で整地し、大きな寿司店になるらしい。個人的にはちょっと残念です。
■8月16日(日) 北陸新幹線の開業は、高速道路の利用客にも影響を与えているように思う
大学の業務が明日から再開されるので、車で金沢へ移動しました。
今日は日曜。特別な用があるわけではないので、今日中に金沢へ着けばいいのです。でも、南西方向への移動なので、午後になると逆光になり、順光の時より見通しが悪くなります。
安全第一なので、朝のうちに自宅を出発。そのおかげで、いつもなら交通量が多い上越市内(直江津地区)などもスムーズに走行することができました。いつもより20分も早く金沢に到着。
決して暴走運転をしたわけではありませんので、念のため。富山市付近だけは高速道路を利用したのですが、予想よりも交通量は少な目。今日は帰省客のUターンラッシュの日なのに。
特に、対向する下り車線、つまり関東方向へ向かう自動車は少なかったように感じました。正確に比較しているわけではありませんが、やはり3月に開業した北陸新幹線の影響なんじゃないかと思います。
写真は流杉PAから見た立山連峰。背の高い入道雲が出ていて、山々の頂を見ることはできませんでした。
雲が出ているからといっても、今日はその下で雨が降るようなことはなかったようですが、明日は雨との予報。
一雨ごとに過ごしやすくなっていくんじゃないかと思います。