2017年3月4日更新(2017年3月12日ページ移動。2019年1月4日写真削除)

──2017年2月第5週〜3月第1週のニュース──

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3月4日(土) 慣れた道でも、やはり車は怖い... ──西村センセイ、やや自信喪失気味で帰宅する──

 今日は土曜日。

 普通なら金曜日に新潟の自宅へ戻っているところ──というか、2月はまともに帰宅していない!! ──ですが、センセイは早朝にご出勤。例によって誰もいない部屋でお留守番のお仕事です。
 大きな試験ではないので、午前中に業務を終えました。

 アパートへ立ち寄って荷物をまとめ、車で自宅へ戻ります。ただしこれが少々問題。センセイは昨日の「お出かけ」で運転にやや自信を持てなくなってしまったのです。
 客観的には不慣れな、しかも交通量が多い道を運転したからなのですが。

 リズムを取り戻すことに注意して野々市市内を慎重に運転していたら、突然、交差点の左側に警官の姿が飛び込んできました。交差点の左奥にはパトカー。
 ナシテ?!

 帰宅してからドライブレコーダーの映像を確かめてみると、50m程手前の街路樹の陰に、脱帽した制服警官が立っていました。
 正直なところ、見つけるのは無理。

 シートベルトの着用をチェックしていたようで、もちろんセンセイは問題なかったのですが、何だか自信喪失気味。
 帰路はすべて一般道を走行します。

 北陸新幹線開業後ほぼ毎週「通勤」している道です。でも今日は可能な限り注意を払って運転します。
 富山市を通過して立山町に入ると、前方が明らかにおかしい。

 交差点にガラス製部品の破片が散乱していて、車が3台縦列駐車をするような格好で停車しています。
 前の車(右奥の黒い軽自動車)に続いて現場を通過します。

 写真ではちょっと分かりづらいかもしれませんが、モスグリーンの軽自動車の右後部は大破。右後輪がほぼ外れています。破損した部分の高さからすると、左の車の左前部と衝突したらしい。
 奥の車は救援に駆けつけた関係者のもののようで、脇に立った女性が携帯電話がどこかへ連絡していました。

 前の車の向こうからパトカーが赤色灯を回転させながら接近してきたので、その場を通り過ぎます。センセイの出番はありません。しかし、決して他人事ではありません。
 明日は我が身。

 いつも以上に慎重な運転を続けたためか、今日の燃費は22.6km/Lでした。すべて一般道ですが、今日は路面状態が良く、晴れて湿度が低かったので前半はエアコンを切っていました。
 しかも追い風なので、今回は参考記録です。



3月3日(金) 今日はひな祭り。というわけで(?)、白山市にある金城大学短期大学部を訪れました

 今日は見たまま、そしてタイトル通りの話題。

 お伝えしたように今週前半は限度を超えて働いてしまったので、酷く疲労。昨日まで意識して休んだので、今日は何とか平常状態に戻りました。やれやれ。
 気力、体力回復を急いだのには理由があります。

 今日の午後、車を運転して外出することになっていたのです。それもふだん通らない場所。目的地は金沢市および野々市市に隣接する白山市(旧松任市)西部。
 金沢工大から6kmほど離れた場所に金城大学・金城大学短期大学部があるのです。

 今日は短期大学部開学40周年を記念し、大学・短大と地域の連携を考えるフォーラムが開かれました。主催者から参加要請があったのです。
 午後、外出届を出して車を走らせます。

 距離そのものはたいしたことないのです。でも一部片側3車線で交通量が多く、しかも1回しか通ったことのない場所を走行します。わずか20分ほどで到着。
 かなり早く到着したのですが、受付は始まっていました。

 金城大学・短大は男女共学なのですが、女子短大が母体だったため、女子の方が多く、受付は全員女子学生。
 同じような状況の前任校に雰囲気が似ています。

 受付脇にはおひな様が飾ってありました。さすがに、こればかりはキリスト教系の前任校にない。
 地元白山市長の挨拶に続いて、フォーラム開始。

 隣の能美(のみ)市にある北陸先端科学技術大学院大学、金沢工大、金城大学および短大の先生がプレゼンテーションを行い、続いて写真のディスカッション。
 初めて知ることがたくさんあって、勉強になりました。

 終了後、同じ経路で大学へ戻ったのですが、とても約6kmとは思えない。新潟─金沢の移動では約240kmを走行するのですが、それよりずっと疲れました。
 今週末も立場上の仕事があるので、今晩は金沢に留まります。



3月2日(木) キンエン生活は、どこへ行った?! ──岩本屋で限定「期間限定 鬼煮干」を頂きました──

 写真は昨日撮影したもの。でも話は一昨日、つまり2月28日から始まります。

 お伝えしたように一昨日はいくつもの締切が重なりました。頑張って片づけたのは偉いのだけど、どうやらセンセイは頑張りすぎたらしい。翌日以降、つまり昨日と今日が仕事にならないのです。
 もちろん会議をきちんとこなすなど、ちゃんと働いているのですが、クリエイティブな仕事はできない。

 学生諸君は若いので想像もつかないでしょうが、30歳代に入ると徹夜できなくなります。徹夜そのものは可能なのですが、翌日、その日は何もできないという事実を思い知らされます。
 他人事だとおもっていた老いを感じる瞬間。今回もそれに似た事態が起きたようです。

 そこで昨日はまず、とにかく体力を回復することに。お伝えしたようにお昼を意識して食べることにしたのです。センセイが向かった先は、このところ2、3ヶ月に1回程度まで頻度が落ちていたラーメン店「岩本屋」(久安店)。
 何のことはなく、10日ほど前に訪れたばかり。

 直接の目的は写真のラーメン「期間限定 鬼煮干」です。先日訪れた時に見つけたのです。センセイは「限定」に弱い。
 まずスープを一口頂き......し、塩っぱい!!

 程度は予想外でしたが、今回訪問した本当の目的は、塩分摂取。おいおい、キンエン生活はどうなった?!
 もう少々岩本屋の鬼煮干にお付き合いを。

 その名の通り、このラーメンの特徴は瀬戸内海産の煮干し。煮込んだ鶏ガラと組み合わせた魚貝系スープです。
 ただしこの種のスープでありがちな粉っぽさや独特の臭いはかなり抑えられています。

 岩本屋の通常の麺はかなり太めなのですが、鬼煮干については細い縮れ麺。だからすぐに茹で上がります。ちょっとザラザラした感触。
 麺とスープの絡みはイマイチ。素人考えでは、もう少し太い麺の方がいいんじゃないかと思うのですが......。

 強い不満があるわけではないのですが、もう一度食べるかと尋ねられたら、う〜ん、他のお店にするんじゃんだいだろうか。キンエン生活との関係に戻りましょう。
 お伝えしたようにセンセイは昨年、ある程度の高血圧状態であることを指摘されました。

 食生活の見直しで数値は大幅に改善されたのですが、特に寒い季節になって気づいたことがあります。体温が低下しているのです。それに伴って、身体の抵抗力も低下しているはず。
 幸いなことに、大きな病気には至っていませんが。

 岩本屋のラーメンを塩っぱいと感じる理由として可能性があるのは、(1)実際に塩分濃度が高い、(2)センセイが低濃度の塩分に慣れた結果、(実際には塩分濃度は変化していないのに)塩っぱく感じるようになった、そして(3)その両方が挙げられます。
 どうやら、高血圧を解決するためには摂取する塩分を減らせばよい、という単純なものではないらしい

 現実的な対処としてはキンエン生活を原則として、不具合を感じたら今回のように意識して塩分を摂取する、ということになるんじゃないかと思います。
 それを「キンエン生活」と言えるかどうかは別ですが。



3月1日(水) 今日から弥生3月。現3年生を対象とした合同企業説明会が開かれました

 完全な繰り返しになりますが、センセイにとって昨日は忙しさのピーク。

 だから今日はずいぶん楽になると思っていたのだけど、それは甘かった。昨日の協議内容などを受けて、今日は午前と午後、それぞれ三つずつのオフィシャルな会議。
 その合間には打合せが。

 しかも午後の教授会ではセンセイが登壇して、150人くらいの教授陣の前で23ページもの資料を説明する(!!)というオマケ付。
 ......それを知らされたのは今朝。

 お昼だけは意識してしっかり食べたのです。その時、キャンパスの外へ出ようとしてスーツ姿の男子学生に気づきました。
 新調のスーツが痩身の学生を着ています。

 それでも最初は「ふ〜ん」くらいにしか感じなかったのです。でも歩いているとポツリポツリと同じような男女学生......あ"っ!!
 もっと早く気づくべきでした。

 今日から3月。企業訪問などの就職活動が解禁されたのです。怒濤の会議を乗り切り、学内のホールへ。
 今日から3日間、合同企業説明会が開かれるのです。スーツ姿はそのためだったんですね。

 参加しているのは現3年生。センセイらがメインの科目で教えている学生です。で、彼ら彼女らの表情はというと、まだまだエンジンはかかっていません。
 申し訳ないけど、コドモの顔。

 誤解なきようにお願いしたいのですが、批判したり見下したりしているのではありません。誰だって最初はそうなのです。学生諸君は就職活動に入って初めて、嫌というほど自分の無知を思い知らされます。
 そこからが本番。

 面接などの選考活動は6月1日解禁。

 その頃になると、彼ら彼女らの顔は、(幼さを残した)オトナのそれに替わっています。断言します。



2月28日(火) “pp. xviii-xiv” ?! ──西村センセイ、数年ぶりに図書館書庫に入る──

 というわけでセンセイは、今日が忙しさのピーク。

 早朝に出勤して原稿執筆に励み、職員が出勤する頃までに仕事の目星をつけます。お昼までに体裁を整えた上──これは本来、センセイの仕事ではない──で最終稿を提出することに。
 ここで原稿書きを中断し、昨日から始まったイベントに出席します。立場上の仕事です。

 実務は現場の先生方や職員にお願いするので、ある段階で会議室を離れます。今回は珍しくライブラリーセンター(図書館)へ。確かめたいことがあるのです。
 原稿を書いている中で、引用をする必要が出てきました。

 出典を示さなければならないのですが、そこには“pp. xviii-xiv”......おかしい。

 でも、これだけでは何のことかわかりませんよね。ある人が論文の中で別な人物の著作に存在する、ある部分に言及しています。このような場合、「○○という本の××ページ」と明示するのが学問上の礼儀作法。
 学生諸君にも求められていることです。

 今回センセイが疑問に感じたのはページナンバー。“p.”はページを省略していることを意味します。“p.12”ならある本の12ページに記述されていますよ、という具合。
 “pp.”というのはその複数形で、“pp. 34-56”なら、34ページから56ページで論じられていますという意味。

 でも今回はアラビア数字ではなく、ローマ数字。ローマ数字であることそれ自体は疑問ではないのです。今回の場合を含めて、本の前書きや目次などでローマ数字を使うことは良くあります。
 問題はその中身。

 ローマ数字は“i”が1、“v”が5、“x”が10を意味し、位置関係で数を表現します。“vi”は5と1で6を意味しますが、“iv”は「5の一つ前」なので4という具合。
 大きい数になるとMやD、Cなどの数字を使うので、かなりややこしい。

 で、今回の“pp. xviii-xiv”。

 前半は10+5+3で18。ところが後半は、10と「5の一つ前」(=4)なので、14。つまり18ページから14ページ。ページナンバーが減っています。
 おかしいでしょ?

 著者に尋ねようかと思ったのですが、その本が図書館に存在することを知ったので、原本を直接確かめてみることにしたのです。
 図書館そのものには時々訪れます。

 でも最近は資料の多くがWeb上に存在するので、研究のための入館は数年ぶり。10年に近いんじゃないだろうか。
 しかも今回は閲覧室ではなく、写真の書庫です。

 周囲には誰もいません。電動式の書架を動かして目的の本を見つけます。そして当該ページを確かめると18〜20ページ。
 たぶん、単なる写し間違いなのでしょう。疑問はほぼ解決しました。

 研究室へ戻って執筆を再開し、業務を終えた教職員の方々をお迎え──留守番のセンセイはそれが任務──して、今日の立場上の仕事は終了。その勢いで完全原稿を作成し、相手先に送ります。
 午後の大きな会議を終えると、今日締切の宿題二つを一気に片づけ、業務終了。やればできるじゃん。

 ここで、先日取材にお越しになった科学技術振興機構の担当者からメールが届いていたことを思い出しました。開封してみると、取材内容が同機構サイト上の記事になったとのこと。
 内容についてはすでに承知しています。

 というのは、記事の執筆は先方が為すことなので、こちらが「ああしてほしい」などと口を挟むことはありません。でも事実関係などで誤りがあると困るので、原稿はすでにチェック済みなのです。
 あぁ、こんな感じで紹介されるんだぁ......あ"っ、センセイの校正ミスを発見してしまいました。

 偉そうなことは、決して、言えません。



2月27日(月) 春が、始まった ──新年度からのアパートを、3世代で探している家族連れに出会いました──

 今日はタイトル通り、そして見たままの話題。

 今日締切の原稿書きはなかなか進まず、しかも先方から書式に関する指示が......。いわゆる「後出しじゃんけん」状態。すぐには対応できないことがはっきりしました。
 明日の朝までに何とか頑張り、間に合わなかったら頑張った原稿はボツにすることになりました。トホホ。

 それとは別に、今日と明日は朝から入試関係の大きな行事が行われました。例によってセンセイはお留守番
 そちらについてはコメントできません。

 お昼に所用でキャンパス脇を流れる高橋川の向こうへ行ったのですが、帰る途中、橋の上で、あれっ?!
 同じく橋の上、道路の反対側を3人連れが歩いていたのです。

 先頭を行くのは割と明るい表情の男子学生、続いて母親と思(おぼ)しき女性が、折った手紙のようなものを開きながら歩んでいます。
 新入生がアパートの内見しているのです。

 3人目はというと、背が低く、しかも少し丸まった老女。前ではなく足元を見ながら歩いています。
 彼のおばあちゃんに違いありません。

 時期からして、2月の一般入試で合格したものの、先週末の国公立大学を受験しなかったか、受験したものの、残念ながら......という生徒さんだと思います。
 今日は月曜日。お父さんは仕事で来ることができなかったんでしょうね。

 いくつか受験に失敗したのかもしれませんが、前向きの表情に未来と可能性を感じます。

 春が、始まったんだ。



2月26日(日) 大学へ来てみたら、床暖房工事はフローリング張りの段階に入っていました

 せっかくの休日ですが、明日の朝から重要なイベントがあるので、金沢へ戻りました。つまりとんぼ返り。

 いつもの日曜なら、買い物客の自動車が少ない時間帯に上越市を通過します。そのためには朝、自宅を発つ必要があります。でも今日は午前中に実家での用が。
 伯母宅に立ち寄り、実家で仕事を片付けてからひとまず帰宅。

 バタバタしていたおかげで、コートを自宅に残したまま出発して途中で戻るなど、何だか今日はイマイチ。交通事故は起こしたくないので、調子の悪い日は特に注意して運転します。
 高速道路も利用したのですが、途中で強い眠気に襲われました。

 もちろんすぐにP.A.で休息して事なきを得たのですが、西村センセイ、やはり高速道路とは相性が悪いらしい。

 金沢市内も混雑していたので、注意して運転。3時過ぎにアパートへ無事到着しました。荷物を降ろして研究室へ。
 原稿の締切が迫っているのです。

 正面玄関が開いていたので守衛さんに挨拶して鍵を受け取ります。研究室のある階へ上ろうとして、床暖房工事の現場に変化があることに気づきました。
 今日も校舎内ではあちこちから工事の音が聞こえるのですが、この現場はお休みらしい。

 床に這わせてあった細い木製の部材──「根太(ねた)」と呼ぶらしい──の隙間にまず配管と断熱材が詰め込まれました。
 先日その上にアルミその他の複合剤からなる断熱部材を敷設(写真の銀色の部分)。

 そして今日はいよいよ、床表面となるフローリング張りの段階に入っていました。写真中央部分です。ちょっと前から「フローリング」と書かれた箱が置かれていたのですが、こうやって細い部材を外側へ張り繋げていくんですね。
 できあがりが楽しみになってきました。

 おっと、とにかく原稿を書けるだけ書いて明日中に完成させ、原稿の校正とシラバスの書き直しと、学会発表の申込と......う〜ん、だいじょうぶかなぁ。
 そんなにサボっているつもりはないんだけど。

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