2017年2月25日更新(2017年3月5日ページ移動。2019年1月4日写真削除)

──2017年2月第4週のニュース──

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2月25日(土) 柏崎市の老舗菓子店「美野屋」が閉店することに... ──新潟の自宅へ戻りました──

 週末なのでセンセイは新潟の自宅へ戻りました。

 先週は土曜の夜までと、月曜の朝イチに立場上の重要な仕事があったので帰宅することができませんでした。昨日は夕方に事務職員を対象とした仕事があったのですが、それは無事に終了。
 だから昨日のうちに自宅へ戻ることも可能だったのです。

 でも西村センセイ、加齢で気力、体力、そして視力その他の感覚が明らかに鈍ってきているので、夜間走行は避けたい。というわけで、今朝早く移動しました。
 でもその判断、結果的には不適切だったのかも。

 昨日の北陸地方は気温こそ低かったものの、時々青空が見えるなど、比較的安定した天気だったのです。しかし今朝目覚めると、車体の上にはうっすらと雪が。
 それでも金沢の平野部はさほど問題ではなかったのです。

 予想に反して石川─富山県境や富山、新潟の一部地域はかなりの積雪。BMWはFR。発進時に時々、後輪が空走してしまいます。
 慎重に運転して、無事に帰宅。

 今日はいくつかの所用を片付けたのですが、途中、柏崎駅前へ。駅に用があったわけではありません。
 目的地は写真の
美野(みの)。地元の老舗和菓子店です。

 地元紙の報道で知ったのですが、5月末で閉店するというのです。まったく予想外だったのでびっくりしました。
 地域の人に愛されている美野屋。看板商品は「明治饅頭
(まんじゅう)」。

 淡泊で上品な味の白あんを使った、画に描いたような饅頭。センセイも高齢の方へのお土産として良く使っています。
 報道によると廃業は、売り上げ低迷と後継者不在が理由とのこと。

 確かにセンセイも美野屋を訪れる回数が減っています。美味しい明治饅頭をお届けすべき相手が残念ながら、次々と鬼籍(きせき)に入ってしまっているのです。
 写真左側の男性が手にした紙袋。薄茶の地に茶色で美野屋と書かれています。

 この紙袋を目にする機会が程なく尽きようとしています。



2月24日(金) 上野駅に「13.5番線」プラットフォームが出現していました

 昨日に続いての鉄道ネタとなります。悪しからず。

 お伝えしたように一昨日は文京学院大学へ日帰りで出張しました。往路は上野駅で北陸新幹線から下車。開始時刻まで余裕がなかったので、新幹線最寄り駅となる上野を利用したのです。
 不忍
(しのばず)口を出て、タクシーで大学まで移動しました。

 写真は新幹線乗り換え口を出たところで撮影した在来線ホーム1階。中央改札の奥に当たる場所です。高崎線普通列車が停車している右側が14番線。
 列車は停車していませんが、左から中央奥にかけて延びるホームが13番線。

 かつて「あけぼの」、「北陸」、「北斗星」などの夜行列車は、この13番線から北へ向かって次々と出発していきました。
 センセイにとってはとても懐かしい場所。

 で、写真をよぉーく見ると、13、14番線の間に細長い場所が整備されています。これは新しく「13.5番線」と呼ばれるホーム。
 JR東日本が5月から運行を開始する豪華夜行寝台特急「四季島」専用ホームなのです。

 写真左端、女性が歩いている場所にはかつてトイレがありました。センセイを含めて皆がお世話になった場所。
 現在は工事用の仮設ボードで覆われているのですが、ここは四季島乗客専用の待合室になります。

 そこから写真左側の工事用ボードの場所を通って13.5番線の四季島に乗り込むわけです。鉄道、そして夜行列車ファンの西村センセイ、四季島に乗りたい気持ちがないわけではないのです。
 でもつくづく、ご縁がなかったんだなぁーと感じていることも事実。

 だって、トワイライトエクスプレスや北斗星の時とは違って、文章を打っていても全くドキドキしないのですから。



2月23日(木) 祝!! 「看板に偽りあり」 ──センセイがJR時刻表を購入した理由──

 お伝えしたように、センセイはJRの時刻表が欲しかったので、日曜日に大学近くの「うつのみや」書店へ行きました。

 その時はまだ未入荷だったので、先日再訪して3月号を購入。時刻表を買ったのには理由があります。もちろん3月4日(土)にダイヤが全面改正されるから。
 でも今回はもう一つ、特別な理由があります。

 ダイヤ改正に合わせて、廃止された可部(かべ)線が一部復活するのです。写真は時刻表の冒頭に掲載されている路線図(索引地図)。((c)JTBパブリッシング)
 中央が広島駅で、西隣の横川を経由して北方に延びているのが可部線。

 もともとは画面左上の三段峡駅まで繋がっていたのですが、2003年に可部駅以北が廃止されてしまいました。
 センセイは2013年に可部線に乗車しています。

 地元には一部を復活させたいという意向が強く、自治体およびJRの協力で旧河戸駅付近まで新線を建設することになりました。
 センセイが訪問時した時は約2年後に延伸見込みとのことだったのですが、いろいろな事情で遅れて、復活は約4年後に。

 今回建設されるのは途中駅の「河戸帆待川(こうどほまちがわ)駅」と終点「あき亀山駅」までの区間だけ。
 しかしそれでも、新線を建設するのですから凄いことです。

 センセイはJR西日本全路線に完全乗車博多南線)していますが、新たに未乗車区間が発生します。いわば、「看板に偽りあり」状態になるわけです。
 でもこれほど嬉しいことはめったにありません。

 夏には広島へ行くことになると思うので、前後に休暇を頂戴して可部線の未乗区間に乗ってみようと思っています。できれば、鉄路はないものの、路線バスでもうちょっと先まで行ってみたい。
 またこの機会に中国地方のある路線にも乗車できればと考えています。

 そしてもう一つ。これは可部線沿線の話。

 現在の可部線は概ね太田川沿いに敷設されているのですが、2014年7月──正しくは「8月」(8月20日未明)──、集中豪雨により梅林(ばいりん)駅付近の西側で大規模な土砂災害が発生。直接の死者74名を出すなど甚大な被害を生じました。
 可部線に乗車した時も、カールに似た独特の地形に不安定さを感じたことを覚えています。

 災害発生約1ヶ月後──正しくは「約1週間後」──など、センセイは広島を訪れているのですが、被災地域には入っていません。弔いを含めて、現場を訪れてみたいという気持ちがあるのです。
 センセイが訪れたからといって、亡くなられた方が生き返るわけではないのですけど。



2月22日(水) 数年ぶりで文京学院大学を訪れました ──西村センセイ、午後から日帰りで上京する──

 今朝の金沢は晴れていたのですが、センセイは自転車でもなく、自動車でもなく徒歩でご出勤。午後から日帰りで上京したのです。

 目的地は東京大学(本郷)の向かいにある文京学院大学。今から5年半前の2012年に、センセイらが関係する学会がここで開かれました。その時の学生諸君の働きぶりは、今も強く印象に残っています。
 今回は、文京学院大学の大会でお世話になった先生に、研修会の講師を頼まれました。お断りするわけにはいきません。

 今日は午前中に立場上の仕事と会議があったので、それを確実に片付けます。う〜ん、サラリーマンの手本だ。

 その後移動となるのですが、金沢駅までの適当なバスがありません。そこで最悪の場合は、まず「野々市工大前」駅まで歩いて北陸鉄道石川線に乗車し、JR北陸本線に乗り継ぐことに。
 ただしこの場合、お弁当をどこで買うのかという問題が残ります。

 幸いにも今日は午前最後の会議が早めに終わりました。調べてみると、大学前バス停からの便はないものの、少し離れた場所から金沢駅近くへ行くバスがあります。
 残念ながら駅まで少し歩く必要があるのですが、逡巡
(しゅんじゅん)している余裕はありません。

 予定通りバスに乗車し、1km弱を歩いて金沢駅に到着しました。お弁当を買って北陸新幹線「はくたか」に乗車。指定券を持っているのですが、モーター音のしない先頭自由席車両に乗ります。
 「はくたか」は長野まで各駅に停車。

 糸魚川駅到着直前で大火現場を確かめたのですが、写真をうまく撮影することはできませんでした。
 生活再建に向けた準備は進んでいるのでしょうが、見た目に大きな変化はありませんでした。

 上野駅で下車し、文京学院大学へ移動。理事長先生や学部長先生にご挨拶をして研修会開始。
 機器のトラブルが続き、その意味では大変だったのですが、問題は中身。

 文京学院大学の先生方に続いての発表だったので、その様子を見てセンセイに求められているものを再考し、プレゼンテーションを行います。
 あっという間に、研修会は終了。

 もちろん反省材料は多いのですが、ある程度のメッセージをお伝えすることはできたと思います。それに何よりセンセイ自身、得るものが。
 決して損得勘定で動いているわけではないのですが。

 このような場に臨むといつも感じるのですが、核心部分をお話している時、センセイの中のセンセイではないセンセイ――う〜ん、ややこしい――が、ポロッと発言することがあります。
 密かに、そして閾値以下で認識していながら、オツムは認めたくなかった不都合な真実。

 会の終了後、近くのお店で軽い夕食を頂戴したのですが、その頃にはもう、それが何であるのかはかなり明確になりました。執筆中の原稿に反映されることになると思います。

 というわけで、お礼を申し上げるべきはむしろセンセイなのです。



2月21日(火) 時刻表を買い求めに本屋へ行ったら、向かいのイタリアンレストランが閉店していた

 今日は見たままの話題。ただし始まりは先週後半。

 今年は3月4日(土)にJRダイヤが改正されます。すでに発表済で、センセイに関係するところでは新潟─糸魚川を結んでいた通称「糸魚川快速」が廃止されます。2年前に予想した通り。
 これで国鉄型485系特急電車は定期運用がなくなります。

 でもそれ以外の細かいことはわからないし、今回は特に確認したいことがあります。そこで先週、JRの時刻表を求めて大学の購買部へ。
 ここなら数%割引になるからなのですが......意外にも、閉店中。

 最初は休業期間を利用した棚卸しかなぁ──それなら出直すことができる──と思ったのですが、どうやら改装のためしばらくお休みするらしい。
 というわけで天気が良かった日曜日、大学近くの「うつのみや」書店へ......あれっ?!

 約2年前に開店したイタリアンレストラン「イベルナーレ」の前に不動産屋の看板が立っています。
 どうやら閉店したらしい。

 近くの弁当屋へは週に何回かは足を運ぶのですが、少しこの場所を訪れるのはたぶん半年ぶり。
 だからいつ閉店したのかはわかりません。

 この場所は何度も何度もお店が替わる場所。センセイは一度も入る機会がありませんでしたが、地元金沢の情報誌にはそれなりに紹介されていたお店です。
 う〜ん...。



2月20日(月) 「今度、お弁当2個出すから」と言われても... ──西村センセイ、働く──

 今日はホントに良く働いた...。

 荒れた天気になるとの予報──実際、その通りになった──だったのですが、まだ雨はかろうじて降り始めていない状態だったので、折り畳み傘を持って徒歩でご出勤。
 大学に近づいたところでかなり降られてしまいました。

 昨晩から風が強くなっていたので、ひとたび雨が降り始めたら折り畳み傘なんて役に立たないのです。それでも大きな傘にしなかったのは、夜、外出するため。
 鞄の中に収まる傘にしたかったのです。

 8時半、ごく内輪で立場上の打合せから始まり、徐々に大きな会議に入ります。こちらはお昼過ぎに終了。
 お弁当が出るはずが、手違いで支給されないことになりました。

 「今度、お弁当を2個出すから」と言われても、あまり意味を持ちません。午後には別な予定が入っています。
 時間がないので大荒れの天気の中を外へ出てとにかくお昼を済ませます。

 あちこちにメールを送るともう所定の時刻。会場へ急ぎます。センセイらが所属する研究所の主催で国際コロキアムが開かれるのです。
 今回は外国から3人のお客様を招いています。

 3時間ほどかけて講演と質疑応答を行い、夜は市内に会場を移して意見交換を続けます。
 とても得るものがあった会だったのですが、終了は9時過ぎ。

 明日は朝イチに、今日午前中の作業の続きとなる大きな、そしてオフィシャルな会議が開かれます。

 というわけで、明日に備えて今日はこれくらいでおやすみなさい。



2月19日(日) 今日は休日。ラーメン店「岩本屋」で、鶏の唐揚げを頂きました

 今日は日曜、つまり休日。西村センセイ、通常なら新潟の自宅へ戻っているところ。

 でも昨日は夜遅くまで立場上の仕事。加齢で視力が落ちているので、夜遅くの運転は避けたい。一泊して今朝移動するという選択もあったのです。
 実際、時々そうやって早朝に移動することもあります。

 でも今回は明日の朝イチに立場上の仕事が入ったので、今週末の帰宅は断念します。2週間前は日曜日も出勤したのですが、今日、立場上の仕事はありません。つまり完全オフ。
 もちろん原稿執筆などの仕事は溜まっているのですが。

 気を使う仕事が続いているので、やはり相当疲れているようです。今朝はゆっくりと起床。
 行く場所もないので例によって研究室で仕事をしたのですが、お昼はちょっと贅沢を。

 11時の開店と同時に、大学近くのラーメン店「岩本屋」(久安店)を訪れました。ここへ来るのは現在、2、3ヶ月に1回程度。
 今日の主目的はラーメンではありません。写真の「鶏の唐揚げ」(150円)。

 センセイは鶏の唐揚げを食べる習慣がありません。もちろんまったく口にしないのではなく、お弁当に入っていたら問題なく頂きます。
 ただし、たとえば「鶏の唐揚げ弁当」のようなものはまったく食べません。

 では、なぜ岩本屋の鶏の唐揚げかというと、以前訪れた時にメニューを見ていて、何故か気になったから。
 人気メニューらしく、オーダーしている方もたくさんいらっしゃいます。

 8年間の学部学生時代の後半、センセイは飲食店でアルバイトをして生活費を稼いでいました。実はその時、作っていたものの一つが鶏の唐揚げ。
 冷凍された鶏の解体から味付け、そしてもちろんフライヤーでの作業まで行っていました。

 その時の経験からすると、揚げるには時間がかかるはず。つまり時間を要する餃子なんかと同じように、注文を受けたらすぐに作業開始......しません。
 ナシテ?!

 麺を茹でる担当者と確認してから作業に入ります。商品を提供する時間を揃えているんですね。なるほど。届いたのが写真の唐揚げ。キャッチは「衣はパリパリ! サクサク、ジューシー! ボリューム満点!!」
 基本的にはその通り。

 良い材料を使っており、味付けもしつこくありません。じゃぁ、またお店を訪れて注文するかというと正直なところ、それは微妙。美味しいけど、この唐揚げのために足を運ぶほどではない。
 岩本屋のラーメンは塩味が少し強いし。

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