2015年11月21日更新(2015年11月29日ページ移動。2018年1月6日一部写真削除)
■11月21日(土) う〜ん、まるで同級会 ──東京国際フォーラムでの、割と大きな会合に出席しました──
というわけでセンセイは今日、有楽町駅前の東京国際フォーラムで開かれた割と大きな会合に出席しました。
開会の1時間近く前に到着。通常は開会の30分前に開場するのですが、何と、もう、客席には僅かながらお客さんが。金沢工大からは関係者がもう一人参加しています。
さすがにまだ来ていないだろうと思っていたら......すでに資料を読み込んでいらっしゃいます。さすが。隣の席が空いていたので近寄ろうとすると、すぐ近くに別な大学の関係者(他大学)が。
ご挨拶して、自学関係者の隣に座り、いろいろ雑談兼ご相談。
参加者が徐々に入場してきたのですが、おぉ、やってきた美女2名は、夏の学会でお世話になった方々。
しかも空いていた隣の席に座ったのは、さらに別な学会の関係者。休憩時間に用意されたコーヒーを飲んでいると学会関係者に出くわしました。なんだかまるで同級会状態。
そもそも主催3社が関係者なのですが。会合は日本学術振興会(JSPS)──研究者に研究資金を支給する団体──理事長の安西祐一郎氏の講演など、盛りだくさん。
でもこの場にいるのは大学関係者。つまりライバル同士。というわけで詳細はすべて省略させていただきますが、一つの講演が終わるたびに「ヒソヒソ...」。
通訳すると「今の話って、こういうメッセージですよね」というオトナの会話。というわけで、結構頭を使った会合だったのです。
■11月20日(金) 端正なこの姿も見納めかぁ ──今日、BMW 318iに本当に起きたこと──
センセイは明日、日帰りで都内へ出張することになっています。だから今日は午後の会議を終えてから、ひとまず新潟の自宅へ車で移動します。でもそれは夕方の話。
BMW 318iはアパートに残して、自転車で出勤しても良かったのです(いつもなら、そうする)。でも今日はわざと車でご出勤。11年乗った318iの写真を広い駐車場で撮影したかったのです。
早朝だったため構内ではうまく行かず、夕焼けの中、小矢部SAで撮影したのが写真。皆様お察しだと思いますが、諸事情を総合的に判断した結果、このたびBMW 318i(E46後期型MT)を320i M Sport(F30後期型)──外見はこちらとほぼ同一──に更新することにしました。
もちろんマニュアル・トランスミッション(MT)。国内での在庫確保に失敗したため、ドイツ工場で製造に入ってもらっています。完成後は船便で輸送するため納車は3月頃になる見込み。
一方、318iの車検は今月末が期限。というわけで、とにかく318iの車検を通すことになりました。費用相当分をディーラーが値引きすることになっています。
センセイは次の週末も都内および盛岡へ出張するため、来週は車を使用しません。そこで来週、自宅まで車を取りに来てもらって、車検を受けます。そのついでに、タイヤを冬用スタッドレスに交換。
つまり、アルミホイールのノーマルタイヤ姿の318iは今週末が見納めなのです。少し古さを感じるけど、つくづく端整な顔立ちだ。
センセイ個人としては、今度導入するモデルを含めて、歴代BMW車の中で一番のお気に入り。
それ故に購入したのですから、一種のトートロジーのようなものなのですが。荷物をまとめて大学駐車場の318iに近づくと、ボンネットに点々と紫色の鳥の糞が。葡萄か何かを食べたんだろうなぁ......あれっ!?
ボンネットのエンブレムが取れています。(実話)昨日から今日にかけて走行中に落とした覚えはありません。もしかするとアパートか大学で駐車中に誰かがイタズラして取ってしまったのかも。
でも実は、それだけで剥がせるほど接着力が弱くなっていたのです。まるで、「これだけ尽くした私を見放すの?」と問いかけているかのよう。(センセイは男性なので、女性形にしてみました)
でも残念ながら、センセイ自身を含めて命の長さには限りがある。偶然を含めて、与えられた条件の中でどれだけのことをどこまでの深さで為すことができるのか。
そこまで理詰めで説明した上で、「だからさぁー...」と情緒的にダメ押しすると分かってもらえるような気がします。ドイツ車──ただし組み立ては南アフリカ工場──なので。
■11月19日(木) 降雪に備えて、キャンパス内で雪吊り作業が行われました
お弁当を買いに出たセンセイがキャンパス内で目撃したものシリーズ第2弾。
昨日は結果的に「ほっともっと」のお弁当だったので、今日は「ほっかほっか亭」にしようと玄関を出ると、あれっ?!
降雪に備えて、手前の木で「雪吊り」の作業をしています。木の根元付近に柱を立てて上部を木と結びつけ、柱の頂上部から縄を垂らして、円錐形状の雪吊りを作ります。
現在、束ねた縄を6方向に垂らしたところ。これから枝を順次縄に結んでいくことになります。よく見ると奥の、学長室付近でも作業中。
こちらはもう、がほぼ出来上がっていました。北陸地方は昨日今日と、寒い日が続くようになってきました。今日は雨が降っていなかったので自転車で出勤したのですが、やはり少し肌に堪えます。
いろいろ考えるところがあって、明日は車で出勤しようと思っています。
■11月18日(水) 彼と彼女の50年後 ──大学を見学中の小学生と出会いました──
午後から気を使わなくてはならない仕事が入っているので、早めに昼食を取ることにしました。
大学食堂で今日のメニューを見てから、これと感じるものがなかったら「ほっともっと」で弁当を買うことにします。食堂(中央奥)へ近づくと、あれっ?
小学生が見学に訪れているようです。児童の大半と引率の先生(後ろ姿)は大学職員の説明を静かに聴いています......が、ずいぶん離れたところに男子児童が二人。
あちこち活発に動きながら、傘の先でブロックの隙間を突いています。話を聴いていないのは彼らだけではありません。
写真ではよく分かりませんが、右奥にある大きな柱の付け根に女子児童が数名座っています。彼女たちが覗き込んでいるのは何かの図。
その手前の男女児童も何か別な話題で盛り上がっています。不思議なことに引率の先生は職員の話を聴くだけで、彼ら彼女らの指導はしていません。大丈夫かなぁ。
「ほっともっと」でお弁当を買うことにして現場を離れます。歩きながら考えたのですが、遊び呆ける男子児童は「落ち着きがない」と評された50年前のセンセイ。
50年後、別な男子児童は○○先生になり、女子児童はおぉ、まさに△△さん。学内では来年度の人事が公式の手順を踏んで審議、公表されつつあり、あちこちで驚きをもって迎えられています。発令する側もそれを受ける側も、もちろんオトナ。
でも関係者の行動と反応を見ていると、子供の時は、こんな彼や彼女だったんだろうなぁと思えてくる瞬間があります。
■11月17日(火) 午後から雨との予報だったので、早朝、学内の紅葉を見てみました
数日前は昨日、今日と晴れとの予報だったのですが、昨日それが悪い方に傾き、今日の午後は雨になるとのこと。仕方ないので今日は、自動車でご出勤。
校舎前の駐車場に入るため右折すると、見事な紅葉が目に入りました。雨が降る前にと思い、撮影したのが写真。すでに薄雲がかかっているので、青空をバックに、と言うわけにはいきません。
学内の紅葉、ちゃんと見るのは久しぶりのように感じます。まぁ、それくらい忙しすぎたということなのですが、来年度になれば立場も変わり、少しは楽になるはず(たぶん)。
センセイの本職は歴史学者兼教育学者。歴史上の人物について何年もかけて深く調べていくと、ふと、その人の頭の中が見えてしまう時があります。
信じてもらえないかもしれないけど。内示があった人事についてしばらく考えていたのですが、割と簡単にそれを設計した人の頭の中が見えました。
結果はもちろん、秘密。お昼前にお弁当を買いに行こうとしたのですが、傘を持たずに出入り口まで行くと、外は雨。予想よりも少し早い。
義兄の葬儀の日のような涙雨。でも、まぁ、来年からはもうちょっとゆっくり紅葉を愛でることができるでしょう。
■11月16日(月) 朝のラジオ体操で始まる爽やかな1日のはずが... ──西村センセイ、学内を歩き回る──
西村センセイ、今日も早朝からご出勤。
学長の退任に伴い、来年度の体制はかなり大きなものになるので、関係する人や部署といろいろ相談しなければならないのです。最初に向かったのは23号館という講義棟。
いつもならセンセイよりも早く係の人が出勤しているのですが、照明は灯っているものの、ご本人は不在。同じ建物内の別の部署に向かったのですが、階段で下りる途中、駐輪場新築現場が目に入りました。
デジカメを持っていなかったため、iPhone 5で撮影したのが写真。全員が揃ってラジオ体操をしています。厚生棟や講義棟の新築現場で何度も見かけた光景ですが、やはりどんな工事でも手抜きせず、きちんと仕事をしているんですね。
杭打ち工事の偽装とは無縁、という感じです。爽やかな光景を見せていただいたので、今日は立場上の仕事を頑張ろうと張り切ったのですが......なかなか調整が進まない。
厚生棟の最上階や講義棟、さらにはセンセイらがいる校舎を1日中行ったり来たり、上ったり降りたり、愚痴を聞かされたり、聴いてもらったり......。非常に難しい問題もあったため、夜までかかってようやく一区切りつけることができました。
要するにセンセイの今日は、連絡調整だけで終わってしまったのです。トホホ。
■11月15日(日) 新潟の鉄道はすでに、冬の備えに入っています
新潟地方は昨日、かなり強い風が吹きました。天気図をちゃんと見る余裕がなく、なぜそうなったのかは知らないのですが。
東工大での研究会は午後からだったので、本当は9時過ぎの快速列車に乗って新幹線乗換駅、長岡へ出るつもりだったのです。でもこの快速は、糸魚川が始発。
糸魚川付近および柿崎─柏崎間は海のすぐ脇を鉄道が走っているため、強風の影響を受けやすく、ダイヤが乱れがち。快速だと乗り換え時間が少なく便利なのですが、逆に、少しでも遅れれば新幹線に間に合わなくなります。というわけで予定よりも早い列車で長岡へ移動することにしました。
ホームに出てみると、おぉ、JR東日本の“ENR-1000”投排雪保守車。ちなみに右後方は地域のシンボル「米(よね)山」。まだ雪は確認できません。
この“ENR-1000”はもともと柏崎駅に配置されているのですが、先日只見線内で試運転を行い、戻ってきました。
もう、いつ雪が降っても大丈夫。先月末、東京出張の関係で久しぶりに北陸新幹線と在来線を利用して金沢から新潟の自宅へ戻りました。
この時は直江津駅で乗り換えが必要。無事信越本線に乗り換えてぼんやりと外を見ていたら、直江津駅構内に第三セクター「えちごトキめき鉄道」の“ENR-1000”が。
それも01号機(こちらやこちら、そしてこちら)だけでなく、明らかに新造された02号機も。高価な“ENR-1000”もう1両増備するとは思わなかった。突然の出現だったので写真を取り損ねてしまったのですが、01号機の車体が緑色なのに対して、02号機は青色。
ただし「青」と言っても写真の“ENR-1000”の色ではなく、ET122型気動車下部の色。01号機の緑色も02号機の青色も、トキ鉄で使用している車両の色に合わせているんですね。このままなら緑色の01号機は旧信越本線の、02号機は旧北陸本線の担当という印象。
もちろん両機ともディーゼル作業車なので、線路のある場所ならどこでも走行することができます。だから実際は降雪に応じて臨機応変に運用することになるはず。
北陸地方の冬が目前に迫っています。センセイも月末に318iのタイヤを冬用に交換することにしています。