2022年2月19日更新(2022年2月27日ページ移動)
■2月19日(土) あまりの寒さで... ──置き換えで、国鉄型115系の運用が一部変更に?! ──
西村センセイ、土曜日は家族サービスの日。
午前中はご覧のように割と天気が良く、また風が穏やかだったので、実家へ行く前に最寄りのスーパーで用を済ませることにしました。先週お伝えしましたが、そのためにはJR信越本線の踏切を渡る必要があり...あれっ?!
いない...。然るべき位置に「それ」が存在していないのです。いつもの時刻なのに。
写真は自宅に戻る際に、踏切から柏崎駅を見たもの。ゴチャゴチャしていてわかりにくく申し訳ありませんが、まず写真右端(北側)の駅舎があります。
駅舎に接して、単式の1番線(「旧新潟色」の位置)。1番線は主に、特急電車の回避用と信越本線および越後線の折り返し運転用。信越本線は主に、写真左側(南側)の島式ホーム(下り用2番線と上り用3番線)を使用します。
ただし柏崎駅はちょっと変わっていて、1番線の北(写真右側)に越後線線専用の頭端式0番線(こちらの2枚目の写真)が。もともとは私鉄「越後鉄道」だった歴史を持つ越後線の事情によるものと思われます。ホームとホームの間が離れていますが、ここには待避側線が2本。
貨物列車の待避用および行き止まりになった旅客列車留置用です。問題は、写真右側の1番線に存在すべき115系がいないこと。(2枚目の写真)
全国的に残り少なくなった国鉄型115系。それがまだ辛うじて運用されているため、鉄道ファンから注目されています。新潟支社も歴代の「新潟色」や「弥彦色」塗装でその期待に応えています。
ダイヤ上、この時間に115系が存在しないのはおかしい。ダイヤの変更は影響が大きいため、必ず予告してから実施しますす。ただし、あまり知られていませんが車両の運用となると別。特に長野から転入した115系は老朽化が進み、新潟市で製造されたE129系への置き換えが進められています。
近日中に一部の置き換えが...というニュースを読んだ記憶があるような気が。もしかしたら今日から運用が変わったのかも...と思って歩き始めたら踏切の警報音が。ここは信越本線と越後線の踏切が近接しています。
すでに踏切から離れていたので、音だけでどちらかを判断することはできません。信越本線だろうなぁー...と思っていたら、どちらかはわからないものの、2両編成のE129系が柏崎駅方向に進んでいきました。やっぱり信越本線だったのね...と納得しかけた時、何と、再び警報音が。
そして先ほどと同じ方向にE129系。ナシテ?!衝突の原因となるため、一つの路線でこんな短時間での運行は不可能です。つまり、さっきは信越本線および越後線それぞれの電車が、ほぼ同時刻に入線したことになります。
これはもう、ダイヤの乱れ以外考えられません。繰り返しになりますが、写真は帰宅時に撮影したもの。写真右端の0番線に、来る時には存在していなかったE129系の前面部が見えます。
「いったいどうなっているんだろう」と思いながら歩き始めると、な、何と、今度は明らかに越後線の踏切から警報音。家々の隙間に目を凝らしていると、おぉ、越後線柏崎行の115系。1時間位遅れていることになります。帰宅してからJR東日本の列車運転状況を確かめると、少なくとも越後線柏崎─吉田間では今日の午前中、「架線の点検」で「列車に遅れが出ています」とのこと。
「架線の点検」というのは、架線が寒さで凍結したことを意味します。氷が絶縁体となり、列車のパンタグラフが架線からの電力を正常に受け取れないのです。海に近い当地の今朝の最低気温は-3.5℃。めったにない低温です。越後線は場所によって少し内陸側を走ることもあります。
今朝は放射冷却が起きたので、そのような場所では相当冷え込んだはず。越後線は「霜取り列車」(「カッター列車」)が走りません。まず間違いなく、「点検」と称して人力で氷を落としたんだろうなぁ...。
お騒がせしましたが倖いなことに、もうしばらく115系の雄姿を愛でることができそうです。
■2月18日(金) 何とか冬道を乗り切った車のメンテで考えたこと ──ナンバープレート編──
今日も見たままのお話。
お伝えしたように、自宅のある新潟県中央部(「中越」)は一昨日の夜から昨日にかけてかなりの積雪となりました。それでもやはり春の雪。地表温度が高くなっているので、消え方は早いようです。
先々週、数ヶ月ぶりに自動車をざっと水洗い。冬季間はすぐに車が汚れるので、洗車はあまり意味がありません。実際、翌日にはもう泥だらけ。でも本格的な春が来る前に、外装関係を中心として、どれだけダメージを受けているのか確認する必要があるのです。
冬道を共に、何とか無事に乗り切った関係。人間の誕生日にプレゼントやお祝いの言葉があるように、辛い時期を乗り越えてくれた相手に敬意を表し、(予算その他が)許す限り、労(いたわ)ってあげたいと思うのです。自動車にとって日本の冬道は非常に厳しい環境。
まず気温が低く、バッテリーには厳しい。スマートフォンやビデオカメラでわかるように、気温が低下するとバッテリーの性能は急激に低下します。これはもてはやされているEV車も例外ではありません。低温が長期間継続する北国や日本海側で電力が尽きたら、冗談抜きで命にかかわります。
内燃機関なら簡単な暖房用熱源すら得られないのですから。センセイの車とて同様。搭載しているのはアイドリングストップ対応型なのですが、やはり寒さには弱い。去年交換したばかりなのですが、最近の自動車はエンジン停止時を含めて、常に車体をモニタリング。
つまり電力を消費。センセイは平日は自動車をまったく動かしません。つまり低温下で充電しないので、週末に運転しようとすると充電量不足の警告を受けます。それだけではありません。除雪作業や大型車のチェーンで、路面のアスファルトはボコボコ。
周囲に剥がれた石などが散乱しています。凍結防止のために幹線道路を中心に塩化カルシウムを散布しますが、これは車体にとって天敵。塗装がなく、鉄が露出していれば、あっという間に赤く錆びさせてしまいます。そこでセンセイは、毎年春には外装およびバッテリーを中心に、かなり丁寧に車体をメンテナンスしています。
F30を購入してから6年が経過。今年は特別に金沢のディーラーで、かなり大規模なメンテナンスをしていただくつもりです。ざっとチェックしただけでも、フロントバンパー部分に黒い傷が二つ。
樹脂製なので、こびり付いた「雪」で塗装を損傷したものと思われます。ただしすぐに補足を。普通に積もった雪だけならば、車体や塗装を傷つけることはありません。でも道路に積もった「雪」には、巻き込まれた石その他が含まれています。
そのような「雪」の塊を除去する際などに、その硬い部分が車体や塗装を傷つけてしまうのです。他にも、写真のナンバープレートを含めて、ずっと気になっていることが。ただし未解明の部分が残っているので、こちらについてはまた別の機会に。
ワイパーブレードは交換してから1年ちょっと経過。完全なゴム製品、つまり完全な消耗品で、最近はフロントガラスがあまり濡れていない場合の動作音が気になります。春に交換してもらおう。
...あれっ?!ナンバープレートの角(写真右下)が折れ曲がっています。実物は写真よりもかなり大きく曲がっています。つい先日チェックした時はこんなじゃなかったし、周囲には衝突その他の形跡も見られません。
本当に角の部分だけがグワッと曲がっています。まぁ、直ればいいや...と思って手で曲げてみたのですが、予想外に硬い。それでも何度かやってみて、あまり違和感のないレベルになりました。ま、いっかー。
でも、なぜなんだろう...。
■2月17日(木) なぜ、駐車場の雪の高さが違うんだろう... ──こんなところにも無人の家が──
北陸地方は先週に引き続き雪。
ただし金沢の積雪は5cm。アメダスの記録によると自宅付近は積雪32cmで、隣の長岡市は103cmとのこと。一晩で急に積もったこともあり、さすがにこちらは大変だろうなぁ。
写真は先週半ばに撮影したもの。
採点で脳ミソが疲れ果ててしまったので栄養を補給するため、何かを買い求めることにしました。でも西側にあるゲンキーには毎日のように通っているし、いつものスーパーは帰宅の際に立ち寄ります。
そこで何ヶ月かぶりに、大学東側にある「業務スーパー」を訪れてみることにしました。他店にはない珍しいものがあったでそれを購入し、研究室に戻ろうとした時、あれっ?!
金沢工大関係者の多くが通る道路。その反対側にある、有名なコーヒー豆店とラーメン店の入ったビルに挟まれたお宅の雪が、まったく除雪されていないことに気づきました。
期間はわかりませんが、ご不在のようです。「こんな立地の良い場所にも無人の家が...」というのが第一印象。駐車場奥に立てかけられた台車や、お宅の脇にある器具の様子からすると、無人になったのは割と最近のようですが...。
立ち去ろうとした時、あることに気づきました。駐車場は二つの部分に分かれており、左側の玄関前の駐車場はスロープになっています。察するに、車椅子のために、後からスロープにしたのではないでしょうか。
右側は平面...なのですが、なぜか右端の壁に接した部分の雪が多い。普通に降り積もったのなら、概ね同じ高さになるはず。なぜでしょう。
良く観察してみると、右側のビルの駐輪場の屋根が、境界ぎりぎりまで迫っています。いえ、屋根の端にはちゃんと雨樋があり、雨水はビル側に排水されるようになっているのです。
でも雪の場合は動きが違います。屋根がかなり傾斜していることもあり、積もった雪は勢いよく隣家の敷地内に落ちてしまうんですねぇ。う〜ん、もうちょっと配慮すべきだったのではないでしょうか。
住人がいようがいまいが、です。
■2月16日(水) 更地になると、そもそもここに何が存在したのかすら思い出せなくなる...
現実逃避気味だからでしょうか、このところ長いネタが続いています。もちろん、昨日は仕方ないのですが。
というわけで今日は見たまま、そしてタイトル通りの話題を短めに。写真は昨晩、スーパー経由で帰宅する際にフラッシュを焚いて撮影したもの。輝度をかなり調整しており、実際はほぼ真っ暗です。
白く光る雪のようなものは雨粒。今晩から大荒れの天気になることがわかっていたので、あらかじめ昨日のうちに食材を購入しておくことにしたのです。日中は天気が何とか持ったのです(路面が濡れていない)。
でも帰宅途中で雨が降り始めました。今朝は霰(あられ)で一面真っ白。つい先日まではここにアパートが存在していました。それがあっという間に解体、撤去。現在は、きれいな更地になっています。
写真右側には、同じくらいの面積の空き地が広がり、雑草が生えていたのです。一体で整地していることからおそらく、所有者は同一でここを何区画かに分割して宅地として分譲するのではないかと予想されます。
幹線道路やスーパーにも近く、便利な場所なのです。たまたま今回は、ご紹介していないものを含めて割と記録を残しています。それでもやはり更地になってしまうと、ここに何が存在したのか怪しくなってきます。
もっと具体的にいうと、何色のアパートだったっけ...。(答は薄い青緑色)人間の記憶は、この程度なんでしょうねぇ。
見方を変えると、人間はそうやってどんどん忘れないと、生きていけないということなんでしょうけど。
■2月15日(火) 運転しないから、こちらからぶつけることはないけど逆に、ぶつけられることはある
...ちょっとわかりにくいタイトルですが、要するに今日、ぶつけられたのです。実話です。
なお、ぶつけられたのは車ではなく、センセイ自身。車道とは明確に区別された歩道上を歩いていて、写真の駐車場に後退してきた普通乗用車に衝突されたのです。現在のところ、大きな怪我等はないようです。
ひとまずご安心ください。写真は昨日午後に撮影したもの。
北陸地方はこれから大荒れの天気になると予想されています。雪がかなり積もる可能性も高い。その前に食料を仕入れておこうと思って、大学近くの「ゲンキー」へ。その手前、「麺匠 金色堂」と「ラーメン 中毒」に挟まれた格好で存在するのが、写真の「居酒ック 笑って」。
「笑って」の「て」は両手の形。以前は“Bambina”(「バンビーナ」、イタリア語で女の子の意)というお店だったのです。たぶんスナックの類でしょう。もちろんセンセイは一度も入ったことがありません。
実は先週からお店に動きが。どうやら改装工事が始まったようなのです。もしかすると一部改装ではなく、まったく別なお店にするのかもしれません。ご覧のように昨日はお店の前に、大きな袋に入った廃棄物が。
何とか天気が持ったので今日のお昼、買い物のついでに現場を再訪してみました。お昼時なので「麺匠 金色堂」、「ラーメン 中毒」ともに駐車場はほぼ満車。写真の軽自動車のところだけ1台分の駐車スペースが残っていました。
内部で作業してるのかなぁーと、右側に注目しながら歩いていると不意に、身体が左へ傾きました。...ナシテ?!
その瞬間は音を感じませんでした(ただし後から考えると「ドスン」という音はしていた)。今回は自動車の音や気配も感じませんでした。おそらく別なことに注意していたのが最大の理由。
またセンセイは現在外耳炎を患っており、聴力が落ちていることも影響しているかも。細い雨が降っていたため傘を差していたのですが、傘も左に傾き、開いた骨の先端部分が何か硬いものとぶつかって音を立てました。最初に自覚したのは「ガツンッ」というその乾いた音。続いて、腰より少し高い位置で、左手が何か冷たく硬いものに接触。
触れるというより、こちらに迫ってきて圧迫される感じ。お察しの通り、車体後部(トランク部分)です。その瞬間、「もし運転手が高齢者だったら、このままバックし続けるだろうな...」と覚悟しました。されど予期せぬ一瞬の出来事だったので、この段階で回避等の動作は不可能。
「さて、どうなる...」。不幸中の倖いで、白い乗用車はここで停止。
普通なら運転手はサイドブレーキを引き、エンジンを停止させて現場の状況を確認するでしょう。曲がりなりにも交通事故。救護義務がありますし、車だって損傷しているかもしれません。でもそんな様子はまったくなし。(実話)
かといって逃走する気配もなし。パニックに陥っているのです。
トランクを「バンッ」と叩いて──もちろん傷つけたりはしていない──注意を促し、車両前方へ回ります。30歳代の男性運転手はひたすらペコペコと頭を下げています。外へ出る事すら思いつかないようです。
頭の中が真っ白になっているんでしょうねぇ。どうしようか考えたのですが、まずぶつけられたのは確実。左膝部分に車のバンパーが当たり、足が逆「く」の字型に押し込まれました。上半身も左に傾き左手でトランク部分を押さえて身体を支えた状態。
ただし車体の上あるいは道路上に倒れたわけではありません。衣服その他も損傷なし。その時点では膝が圧迫された事による妙な感覚は自覚していたものの、特に大きな痛み等は感じていません。後から症状が悪化する可能性はあるのですが、警察や救急を呼ぶと取り調べや診察でその後が大変そう。
もうすぐ大学院の採点を終えるところ。運転手は相変わらずの様子だったので今回は大事にせず、その場を立ち去りました。この判断は微妙ですが...。
買い物をして現場に来ると、車は駐車場に。当然、運転手はラーメンを食べているのでしょう(センセイならとても食べられないと思う)。どんな心境かわかりませんが。自動車を確認すると、右前方に大きな凹みと素人による塗装跡。
若い方ですが、運転には向かないらしい。ご存じのようにセンセイは事故防止および体力維持のため、移動時および運搬時のみ自動車を利用し、金沢および自宅ではできるだけ運転しないようにしています。でも、歩いていても時々、ぶつけられそうになることが。
一番多いのは高齢者。この土曜日にはスーパーの駐車場でいきなりバックしてきた軽自動車に轢かれそうになりました。その前は前進で曲がろうとしている車にぶつけられそうに。いずれも高齢者で、周囲の安全確認をしていませんでした。
でも若い人だって危ない。出勤途中、同じ家の同じ車に3回轢かれそうになりました。フロントガラスに雪が積もった状態で車を発進させ(!!)、走り始めてからワイパーを使うのです。信じられませんが、実話です。こちらは30歳代の男性。
交通事故を引き寄せやすい体質なんだろうか。う〜ん...。
■2月14日(月) 金沢市内で1日に発生した土砂崩れは、復旧工事着手までに時間がかかりそうです
今月1日、センセイは最近にしては珍しく背広とネクタイ姿でご出勤。教員はおろか、関係する職員の集合時刻よりも早い時刻なので、研究室で仕事の準備を終えてから、ニュースを確認しました...え"っ?!
飛び込んできたのは、まったく想定していなかった出来事。金沢市内で未明に大規模な土砂崩れが発生したというのです。最初は山間部の険しい場所かなぁと思ったのですが、何と市の中心部にかなり近く、住民も多い場所。しかもセンセイが毎週走行している道路脇の斜面なのです。
これにはびっくり。報道によると土砂の一部がその幹線道路に入り込んだため、その道路を一時的に通行止めにする措置を取ったそうです。2月1日は入試解禁日。受験生や、受け入れる学校側もかなり大変だったようです。
土砂崩れの数日後に現場を撮影したのが写真。一面が雪で覆われていてわかりにくいのですが、中央のシートで覆われた場所から右下への崖が崩れ、その部分の土砂が流出しています。
この時点では被害拡大を防止するための応急工事だけが実施されています。報道の写真だと理解しやすいのですがシートの上方、かなり高い場所に配水施設があり、中央部分にかすかに見える道路の下に配管が敷設されています。それがシートの部分で左にカーブ。
専門家──金沢工大の先生──によると、もともと存在した地下水の流れに加えて、この配管から漏水したため土砂崩れが起きたのではないかとのこと。かなり大規模な土砂崩れですから、現状の正確な把握と本格的な復旧工事にはかなり時間がかかるでしょう。報道によるとそのネックとなりそうなのが、土地の権利関係。
市内ではかなり早い時期の分譲で、主体となった法人はすでに破産。崖の部分の登記はその法人のままで、要するに所有者がわからない状態なのだそうです。民有地ですから、自治体その他が勝手に工事を始めるわけにはいきません。
土砂崩れ発生当日、現場は停電および断水。前者は比較的早く、後者も仮配管を設置したため、住民の方は生活をひとまず再開させることができたようです。でも本格的な復旧までのメドが立たない。
また地価の動向なども気になるはず。できるだけ早く以前のようになるといいのですが...。
■2月13日(日) ちょっと気になります ──西村センセイ、アパートの駐車場で違和感を覚える──
駐車場といっても、センセイが金沢でお借りしているアパートのものではなく、自宅近くにあるもの。
写真は昨日、お昼に最寄りスーパーへ徒歩で出かけた際に気づいて撮影したもの。スーパーへ行くためには、自宅前あるいは裏の道路を使うしかありません。ただし後者は現在、積雪のため事実上使用不可。
...あれっ?!写真のアパート前を歩いている時、不意に違和感を覚えました。何か変...。
アパートの入居率は60%くらい。当地は田舎なので、高齢者等を除けば自動車を使わずに生活することは難しく、アパート前にはご覧のように駐車場が確保されています。
左端の2台だけ雪が積もったままで、周囲も除雪されていません。この光景それ自体はそんなに不思議なものではありません。センセイも金沢では車をまったく使わないので、平日に雪が積もるとこんな状態になります。
でもこの2台、ワイパーは通常の状態のまま。雪国ではこの時季、雪が降る時は凍結防止のためにワイパーを立てるのです。だから出張や旅行、あるいは考えたくありませんが入院その他で、しばらく不在が続いているのでしょうか。
だから...と自分を納得させようと思った時、左の黒い車のナンバープレートがないことに気づきました。この大きな自動車、フロントグリル中央にデザイン化された“α”のエンブレムが見えます。人気のトヨタ・アルファードでしょう。帰宅してから調べてみると、2011年〜2015年に販売された2代目後期型のようです。
なぜナンバープレートがないのでしょう。ナンバープレート(普通車の場合「自動車登録番号標」)がなければ公道を走行することはできません。それだけでなく、この車は現在、いわゆる車検証(「自動車検査証」)を返納した状態のはず。
ただし廃車にしたとも思えません。考えられる(高くない)可能性の一つは、ナンバープレートを盗まれた。大都市圏では特に加工しやすいナンバーのプレートが盗難に遭うこともあるようです。だけどこんな田舎で盗まれるだろうか。車体後部のプレートは残っているのかもしれません。
でも、無断でよそ様の敷地に立ち入って確かめるわけにもいかないし...。ナンバープレートを付けたまま、長い間使用されていない自動車には十分違和感を覚えますが、購入してからまだ10年くらいの立派な車にナンバープレートが付いていないというのも、かなり気になります。
本当に、なぜなんでしょう。