2005年12月31日更新(2006年1月9日ページ移動。2011年5月4日一部写真削除)
■12月31日(土) 1年の締めくくりは、古き良き、Macコミュニティー ──G4
Cube完全復活!! ──
G4 Cubeは昨晩、完全に復活しました。解体と原因究明、修理に一晩かかるかと思ったのですが、あっさりと30分ほどですべての作業を終了しました。
Cube故障後の経緯を整理すると以下のようになります。
1.ロジックボードに不具合発生
※この時点では故障箇所は不明2.故障は致命的状態に陥る。娘が使っていたCubeを急遽お召し上げ
※故障箇所は不明のままも、症状から、原因はロジックボードの不具合と推測─→ 結果的にはその通りだったのだが、この時点では、ロジックボードが(1)マザーボード、(2)CPUドーターボード、(3)電源ボード、(4)ビデオカード、その他数枚から構成されていることは未確認
3.たまたま秋葉館のサイトでロジックボードを見かけたので購入。価格は約30,000円
─→ 結果的には正解だったが、故障箇所が未確定であり、ほとんど博打(ばくち)状態
4.大慌てでロジックボードを交換する
─→ 問題点、(1)組み立て不良2箇所、(2)コネクタ破損、そして(3)ボードを交換しても故障が直らなかったため、再度ボードを交換する(故障したものを元に戻す)、さらに、(4)ボードを元に戻したこと自体を忘れる!!
5.専門店に修理に出す
※組み立てミスは直る─→ ただし、載っているのは故障したボードなので、不具合は直らない
6.マザーボードを交換して、完治
という具合です。
この間、とても忙しかったからしょうがないんだけど、特に、金沢への移動で時間がない時に、しかも老眼鏡がない状態で慌ててボードを交換したのは痛かったです。
ちゃんとチェックしていれば、その時点で完治していたのですから。放熱の問題などもあるので、一晩かけてチェックしましたが、今のところ何の問題もありません。HDも40Gから上限の120Gまで増設したので、何でも入ります。(もともとは20G)
さて、先日のMacなお店で、面白いことがありました。
センセイがお店の人と修理の相談をしていると、別なお客が入ってきました。事務機器や用品を扱っているお店の営業担当でした。
その3人でMacな話になって、センセイのMac miniだとかいろいろ情報を交換したのですが、その中で営業マンの得意先で、ちょっと前のAirMacカードが必要になるかもしれない、ということになりました。
お店には在庫がないとのこと。実は西村センセイ、余分を1個持っているのです。娘のG4 Cubeを家庭内LANに繋ぐ際に買ったのが、今回の入れ替え騒動で余ってしまっているのです。
そこで、必要ならば......と営業マンに申し出たところ、必要になれば連絡するということになりました。お店の中での話なのですが、店長は「どうぞご自由に...」。
結局、別なカードで対応できることになり、センセイのカードを譲り渡すことはなかったのですが。その昔、Mac OSが“漢字Talk”と呼ばれていた時代、Macに関してあちこちでこういう情報交換と助け合いが行われていました。まだインターネットは普及していなかったので、パソコン通信や、お店の中、そしてお友達関係の中などで。
同じパソコンでも、どちらかというとネ○○な当時のWindowsコミュニティーと対照的に、Macコミュニティーはとても開放的で、お互いの良さを認め合い、そして建設的でした。
パソコン自体が白モノ家電化したことや、インターネットが普及し、サイト上にいろんな情報が載っているもあるのでしょうが、コミュニティーの様相もずいぶん変わってしまったように思います。
古き良きMacコミュニティーを久しぶりに経験しました。
長期入院したはずのG4 Cube、昨日の夜にメールが届いて、「直った」とのこと。
ホントかなぁーとは思ったけれど、早く直る分にはかまわないので、予定を変更して今日、新潟まで受取りに行ってきました。
ひとまず説明を受けて持ち帰り、起動しているのが右の写真。
写真中央が故障した初期のCubeで、左奥にはほぼ最終ロットのもう一台が見えます。
それにしても、2台ものCubeが顔を揃えるなんて......すごい。写真はCDから起動しているところ──画面を見るとわかる──ですが、インストールそのものはできるものの、HDから起動できません。
機能拡張書類とコントロールパネルをロードしないように、シフトキーを押しながら起動すると立ち上がります。
またMac OS Xからだと起動します。どうも、修理に使ったロジックボードは故障したもののようで、OSがある特定のメカをチェックするところでフリーズしてしまうようです。
しかたがないので、今晩、(ビールを飲まずに)再度解体、修理してみようと思っています。
結果は、明日。(たぶん)
■12月29日(木) 故障したG4
Cubeは結局、長期入院へ
養護老人ホームに入所している義理の伯母の見舞いなどのために、今日は所用で新潟市へ出かけました。
柏崎市を出発する時は路面に雪もあって、かなり慎重に運転する必要があったのですが、新潟市に入ると雪はほとんどありません。新潟市付近は佐渡の陰になるので、雪があまり降らないのです。(理屈を知りたい人はご連絡ください。)
途中、家族と別れて、市内の「ウッドペッカー」というMacのお店(写真左手の小さな建物)へ。
今年の3月に突然故障し、ひとまず息を吹き返したものの、4月に突然絶命したG4 Cubeの修理のためです。
このお店は新潟の下越、中越では唯一、Macに詳しいお店で、センセイも13年ほどお世話になっています。
まぁ、このところは金沢にいる時間が長いのでちょっとご無沙汰してしまっています。センセイが最初に買ったG4 Cube、たまたま見つけたロジックボードの移植手術を受けたものの、老眼で手元が狂って一部のコネクタを壊してしまい、復活できないままになっていました。
西村センセイ、すでにボードに約3万円投資しており、これ以上お金をかけたくないのですが、やはりOS 9が立ち上がるのは魅力的です。
センセイのシステムの次期主力機種と噂されるMac mini。
確かに使い勝手はいいし、それに何よりCPUが速い(ただしHDは4200回転なので非力)ので、普通のアプリケーションを動かすのに問題はないのだけど、そもそもセンセイとOS Xは相性がイマイチ......。
そこで修理をお願いしてみた、というわけです。
お店の人と話していて、ロジックボードではなくドーターボード上のCPUの問題ではないか、ということになりました。幸い、その場合、お店に使っていないCPUがあるので、それで試してみるそうです。
うまく行くといいのですが......。
新潟は寒い日が続いていて、冬休みの娘が家に籠もって外へ出たがりません。
そこで今日は、所用を済ませてから近くのスキー場へ出かけました。
例年なら年内は少雪で営業できないのですが、今年は大雪で、先週末から営業を始めているのです。スキー場といっても、栃尾市が市民の福利厚生のために運営する小さなスキー場で、リフトも1基しかありません。
子供たちは冬休みなのだから、さぞ混んで......と思って出かけたのですが、センセイらが到着した午後の利用客は約25人(!!)で、完全に貸し切り状態でした。
官公庁は今日が仕事納めですが、民間などまだ年内は忙しく、とてもスキーなどというわけにはいかないようです。
で、遠慮して......というわけではないのですが、シーズン初のスキーは、まだ体も固く本調子ではなかったので、センセイらも早めに引き上げました。
今日はとても寒かったせいもあります。この冬は例年以上にスキーを楽しめそうです。
■12月27日(火) Mac版IE、提供終了へ ──1日遅れで仕事納め──
誰もいない大学で仕事に区切りをつけて新潟へ戻ってきました。残った分はお持ち帰りです。トホホ。
日本海側は寒気が入ったままで、交通機関は今日も乱れています。金沢駅に着いたら、もう発車時刻を過ぎた特急がホームにいたので、そのまま乗り込みました。
名古屋からの特急が遅れて、乗り継ぎ客のために待っていたようです。富山は大雪なのですが、新潟に入った途端、積雪がぐっと少なくなります。平野部の雪はたいしたことはありません。
直江津を過ぎて北越急行と分かれ、信越線を柏崎に向けて走っていたら、上り線を走る見慣れない列車とすれ違いました。北越急行の「はくたか」です。(JR西日本のものと塗装が違うのです。)
今日もまだ上越線が不通で、信越線を迂回転しているのようです。たぶん全面的な不通ではなく、時間を限って列車を止めて、除雪しているのでしょう。
明日の午後、新潟の山沿いに行くことになっています。どうなることやら。さて、Macな話題を一つ。
ご存じの方も多いと思いますが、マイクロソフトはMac版インターネット・エクスプローラーの提供を、OS 9版、OS X版とも来年1月末で打ち切ると告げています。
Webをそのままファイルとして保存できる※し、「お気に入り」のファイルをコピーして、複数のマシンで使い回すことができて便利なので、センセイはずっと使ってきました。
Safariとはどうも相性が合わないので、個人的にはちょっと残念です。※Windows版のように本体のhtmlファイルと、画像などの入った同名のフォルダに分けず、単一のファイルとして保存します。
金沢工大は明日から教職員も冬休みです。
本来なら、今日の仕事を終えたら自宅に戻る所なのですが、西村センセイ、明日まで金沢にとどまります。要するに仕事が終わっていないのです。情けない。夜、誰もいなくなった大学を出た途端、とても冷え込んでいることに気づきました。空は晴れています。寒気が入っている上に、放射冷却が起きつつあるのです。
すでに路面は凍り始めているのに、気づかない車は普通のスピードでラフに運転してきます。危ない。こうなると歩くのも大変です。
もう見かけなんかにこだわっている余裕はありませんから、冬靴の底からすべり止めのピン──冬靴にピンがついていてラジアルタイヤのようになる──を出し、一歩一歩確かめながら進みます。風があって、特に空き地など風を遮るもののない所では一段と冷えるし、地面も他の場所より凍っています。
西村センセイ、中学生の時に冬の強風に飛ばされたことがあります。
自転車に乗っていて、あまりに風が強いので、自転車を止め、そのそばに立って風がおさまるのを待っていたら、自転車ごと吹き飛ばされたのです。(もちろん実話)
昨日、電車の窓が割れた話を書いてそれをアップしました。アパートのネット環境はアナログモデムのダイヤルアップなので、アップした画面を確認するとともにニュースを開きました。
目に飛び込んできたのは、ご存じの通り、JR羽越本線での列車転覆事故の第一報。何度も通った場所です。
予想外の突風にあおられたようですが、風に飛ばされたセンセイにとっては我が身に染みます。それくらい日本海側の冬は厳しいのです。
飛行機を見て「落ちなければいいんだけど」と思った日に別な機が不時着したり、電車でこわい思いをした日に大きな列車事故が起きたり、別に予知能力というわけじゃないんですけど、複雑な気持ちになります。
亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
■12月25日(日) 特急電車の窓ガラスが割れる!! ──雪害は今日も続きました──
西村センセイはすでに金沢へ到着しております。
今日の新潟、少なくともセンセイの自宅のある柏崎市は、比較的穏やかな天気でした。
でも、本当に順調に金沢へ移動できるか不安だったので、外出したついでに柏崎駅に寄って、運行状況を直接確認しました。
要領を得ない駅員の説明をまとめてみると、午後2時頃まで上越線は不通で、金沢−越後湯沢間の特急「はくたか」は今日も信越線を迂回運転していたとのこと。
それでも夕方にはほぼ平常ダイヤに戻りました。今日は特急に乗ったのですが、新潟県西部や富山県は雪がかなり深い。
車両の下についた雪や氷のかたまりが線路に落ちて、跳ね返って車体とぶつかったり、敷石を飛ばしてそれがぶつかったりして凄い音がします。新潟−富山の県境付近で、移動販売の女性が車掌室に走ってきて、ドアを叩き始めました。
安全のためドアはロックされているのです。そもそも列車が遅れていたため、車掌さんはあちこちと無線で連絡を取っていたようで、なかなか出てこなかったのですが、やっとドアが開くと何やら二人で話しています。
「...5号車...」だけ聴き取れました。二人はそちらへ移動します。
トイレが故障したりすることはよくあるので、たいしたことないと思っていたのですが、やがてアナウンスがあり、「5号車の窓ガラス(ペアガラス)にひびが入った」とのこと。
敷石が飛んで、窓ガラスを破ったようです。富山駅に到着すると10分くらい停車し、応急処置をしました。修理が終わって出発したのですが、列車を見送るホームの係員は、窓1面分の大きな紙を持っていました。
ガムテープでとめるのかと思ったのですが、どうやら専用の応急修理キットがあるようです。25分遅れで金沢に着いたのですが、たまたま窓が割れた側に降りたので、現場を見てみました。窓ガラス全面に保護シートが張られています。
よく見ると、「ひびが入っている」などという生やさしいものではなく、外側のガラスは砕け散り、内側のガラスも石が直撃した部分は完全に貫通していました。
幸いけが人はでなかったようですが、やはりこわいものです。