2009年1月31日更新(2009年2月8日ページ移動。2012年12月23日一部写真削除)

──2009年1月第5週のニュース──

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1月31日(土) 外付けHDDからSSD化を試してみようかな ──2.5" IDE HDDいよいよ流通量減少の模様──

 週末なので自宅へ戻り、外出したついでに『Mac Fan』誌の最新号を買いました。
 ちょっとだけ割引になるので大学の売店で買ってもいいのですが、電車で移動するとなると、できるだけ荷物を少なくして、重さを減らしたいので、自宅に戻ってからにしたのです(鈍い腰痛もあるし)。

 センセイが唯一『Mac Fan』をずっと継続して購入している理由が、コミック「マックな人」(こちらないしこちらおよびブログ)の存在。センセイとほぼ同年代のMacイラストレーターユーザのコミックです。

 そして最近、「Alab./エーラボ」(ブログ)が加わりました((c)Alab.)
 こちらはもうちょっと若手の、兄弟でMac専門修理店を経営していらっしゃる方の広告記事です。

 そこに広告としては異例の、「つぶやき」という一種の意見広告欄があり、最近のMac修理状況について貴重な情報が掲載されています。
 残念ながらブログは、これほど頻繁には更新されていません。

 その「つぶやき」最新号(No.103)によると、お伝えしたように2.5"IDE規格HDDの製造が順次終了し、在庫も急激に減少しつつあるそうです。
 他の場所でも類似の情報を読んだので、その通りなのだろうと思います。

 また、最近のHDDの信頼性はかなり低下しているとのこと。
 ユーザーとしては早めに在庫を確保しておくなり、可動部分を持たない記憶媒体(SSD)の導入も本格的に検討しなければならないと思います。

 センセイが使っているパソコンは大学のものと私物とが混在しており、前者に関してはHDDからSSDへ交換するわけにはいきません。
 でもMacの場合、本体については一切改造せず、SSDを外付けのケースに収めて外部から起動するなら問題はないので、ちょっとこの方法からSSD化を試してみようかと思っています。
 以前ご紹介した“TS64GSSD25-M”を例に取ると、相場価格はさらに低下して、14,000円くらいにまで下がっているようですし。

 ......ん?! これってセンセイが受け取るはずの「定額給付金」の額と同じくらいか!?



1月30日(金) 鉄道の旅に出たい!! ──西村センセイ、鉄分不足(?)で再び腰痛に?! ──

 このところ何だか忙しくて、ずっと旅に出ていません。最近では学会の合間に岡山近辺を回ったくらい。旅に出たい!!(もちろん、センセイのことですから鉄道の旅です。)

 センセイは50歳を過ぎてからJR東日本の「大人の休日倶楽部」に入会しました。((c)JR東日本)(西日本にも同様の“Club DISCOVER WEST”があります。)

 この大人の休日倶楽部に入ると例えば、この2月、JR東日本全線はもちろん函館や北陸地方を含めて、12,000円で連続3日間乗り放題──6回まで座席指定券可──の切符だとか、利用日はかなり限定されるものの、10,000円で東日本全線(+函館)を1日乗れる「ワンデーパス」などの得点を利用できます。

 2月は祝日もあるので、たとえば定時までの勤務を終えてから特急と新幹線を乗り継いでひとまず上京し、上野駅でビールとつまみを買い込んで寝台特急「あけぼの」のA個室に乗り、翌朝、まだ行ったことのない北東北だとか、北海道の江差線に乗り、2日目はとにかく新幹線で東京に戻って寝台特急「北陸」で3日目の早朝に金沢に戻る......など、いろいろ妄想(?)するのですが、どうも体が動かない。

 理由の一つはこの不景気。センセイの給料が直接減額されたわけではないのですが、どうも旅行に使ってしまうような気分になれません。
 『経済は感情で動く』で述べられているように、人間はそれほど合理的に行動しているわけではないんですね。

 もう一つの理由は、体調の問題(病気が発覚したなどというわけではありませんので念のため)。

 ここ2、3ヶ月、どうもリズムを崩しがちで、その結果として体(と心)に締まりがなくなりがちなのです。
 5年くらい前に四十肩を経験してわかったのですが、老化というのは一定の割合で進行するのではなく、波や谷を伴いながら、つまり押したり引いたりを繰り返しながら進行するようなのです。
 しかも部位によってそれがバラバラだったりします。

 たぶん今回も老化の波が一つやって来ているということなのでしょうが、新たなバランス状態に達するのがけっこう大変だったりします。一般論ですが、女性の更年期障害はもっとつらいんでしょうね。

 おかげで先日緩解(かんかい)したはずの腰痛が、なぜかまた復活。

 う〜ん、でもこれって、単なる「鉄分」不足かもしれない?!



1月29日(木) 北陸地方、今年の冬はいつもとちょっと違っていて...

 北陸地方は昨日、今日と、この地域には珍しく晴天が続いています。さすがに明日から天気は下り坂になるようですが。

 そもそも日の出が早くなっているし、センセイの寝室(アパート)は南が開けていて陽射しが良く入るので、早めに目が覚めます。
 起きようかなと思うのですが、どうもこの頃、体が重くてなかなか起きられない。今日もいつもより遅く、向こうの道路を急ぐ小学生と一緒の出勤となりました。

 平年なら北陸地方の平野部はこの時期曇天が続き、根雪になっているのが普通(最近はそうでないことも多いけど)。

 ひとまず根雪になると、平野部では高度が低いせいか、意外に気温は低下しません。
 0℃〜4℃の日が続き、零下、特に-3℃以下になることはめったにありません(そもそも水道管の本格的な保温など、低温時の対策をしていない)。

 ところが今年は、あまり雪は降らないものの、とにかく冷え込む日が続いています。関東地方の冬のような感じです。

 昨日は放射冷却で冷え込んで路面が凍結し、とても危険な状態になりました。今日もご覧のように田圃に霜が降りていました。
 本格的な降雪はいつになるのでしょう?

 いつもと違うことといえば、昨日、ガス会社──センセイのアパートはプロパンガス──から料金値下げの連絡が届いていました。
 昨年、何回も値上がりしたので、ちょっと意外な感じがします。

 でも石油価格も、ハイオクが底値の103円/Lから109円/Lに再値上げするなど上昇に転じているので、またきっとあまり遠くない将来に、簡単に値上げするんだろうなぁー。



1月28日(水) さすが太っ腹のJR西日本。赤字続きの大糸線に新製ディーゼルカーを多数配置?!

 日曜日、金沢へ移動するためにいつもの各駅停車(562M)に乗っていて、糸魚川駅に到着すると......え"?!

 糸魚川駅には有名な煉瓦造りの車庫──北陸新幹線の建設に伴い撤去予定──があるのですが、その中にどう見ても新製車両が収まっているのです。

 電車が駅を出発した後、反対方向から撮影したのがこの写真。
 ステンレス製の車体にはパンタグラフがないので気動車(ディーゼルカー)だということがわかります。

 よく見ると写真右端の車両は、その両側に運転台がありますから、1両での運転を想定しています。
 写真ではよくわかりませんが、左隣は片運転台、つまり2両で1編成となります。

 いずれもローカル線用の車両ですが、ドアが両開きなので都市近郊での通勤、通学も視野に置いていることがわかります(車両右側の窓のない部分はトイレ)。

 車両の中央に、オレンジ+黄色のラインが入った新製車両。
 この近辺でディーゼルカーを走らせるとなると未電化の大糸線や富山、福井県内のいくつかの路線が考えられます。

 でも赤字続きのこれらの路線に新製車両投入というニュースは聞いたことがありません。大糸線に至っては、北陸新幹線の開通に伴い、廃止がささやかれているくらいですから。
 JR西日本の車両を紹介したホームページで調べてみても、それらしき車両は見当たりません。

 オレンジ色は基本的にJR東海の色ですし、ちょっと先端部は東海の車両っぽい感覚がしたので、まさかと思いつつJR東海のホームページを調べてみても、相当する車両はありません。

 しばらく放っておいたのですが、先日、気になって調べているうちにこの車両、何とJR西日本が兵庫県内の姫新(きしん)線に投入する車両(キハ122・127系)であることが判明しました。

 姫新線は兵庫県の姫路と岡山県の新見を結ぶ路線です。センセイは津山−新見間に乗車したことがありますが、山間地の小集落を結ぶ、とても風情のあるローカル線でした。
 姫路近辺はまだ乗ったことがないのですが、この車両、地元自治体が姫路近辺の通勤、通学の便を改善するために資金を一部負担して開発したものだそうです。

 単に車両を更新しただけでなく、路線改善工事およびそれに伴う高速化──最高速度は100km/hとのこと!! ──などを一括して行う大がかりなものです。
 車両の投入は今春(高速化は来年から)とのこと。

 結局、何のことはなくデビューまでの間、煉瓦の車庫で待機していただいているということのようですが、やっぱり羨ましいなぁー。



1月27日(火) 「相本店長」、民主党小沢代表の要請を受け入れて、富山3区から衆議院選挙出馬へ

 先日からお伝えしているKNB北日本放送の「相本店長」こと相本芳彦氏去就の件。

 昨夕、相本氏と、富山県を再訪した民主党の小沢代表が共同で記者会見し、次回の衆議院選挙への出馬を正式に表明しました。

 写真はその様子を伝えるKNBニュース((C)KNB)
 正確には、会見前の昨日午後、会社に辞表を提出し受理されていますから、出馬表明の時点ではKNB社員ではありません。)
 現在までに毎日日経時事通信なども出馬の件を報道しています。

 センセイは金沢にいるので相本氏の会見の様子は記事でしか知りませんが、行間を読む限り、かなり以前から出馬を検討、協議していたように思われます。
 その上で、代表者である小沢代表が富山に何度も足を運び、しかもその姿を報道を通じて有権者に見せる──報道機関としては大きなニュースなので県民に伝えなければならない──ことで、県民が相本氏の選出を納得し、氏へ期待することをねらった行動だったようです。

 それにしても、センセイが「相本店長」を知ってから8年。

 新潟−金沢の行き帰りや、新潟県内での移動──放送は新潟県全域で良く聞こえる──の際に楽しみにした「相本商店」が、こんな形で突然終了してしまうとははまったく予想できませんでした。
 それくらい面白い番組だったのです。

 でも残念なことばかりではありません。

 政治的判断の是非はともかく、センセイの同年代が、こうやってまったく新しいことに挑戦しようとする姿にはとても勇気づけられます。(才能の差異は問題としないように)
 センセイも、明日からはちょっと頑張ってみようかな、という気分になります。

 あ"、残念ながら相本店長と違って、「明日からは...」ですけどね。



1月26日(月) ピンチヒッター的な使い方なら、“SheepShaver”は実用に?!

 ほったらかしにしていた──わけではないんだけど──ニュースの続きを。

 以前、旧Mac OSをWindowsや新Mac OS上でエミュレートする“SheepShaver”というソフトその他のエミュレーターをご紹介したことがあります。
 写真はWindows XP上でMac OS 9.0を起動したものです。(本物のMac上では、このアイコンをキャプチャーすることはできません。)

 センセイの場合、エミュレーターは旧Mac OSでしか走らないソフトを使うこと、あるいは現行のOSにファイルを変換することが目的。
 したがって、(1)安定して走るかどうか、(2)ボリュームを共有させたりネットワークを使ったりして、ファイルを土台のOS上に移動させることができるかどうかがポイントになります。

 今はエミュレーターと使用するMacのOSの相性を確かめているのですが、現時点ではまだいずれも、「安定して動く」とまでは行かない状況です。
 OSは問題なく起動するのですが、アプリケーション動いていると、突然フリーズすることがあります(アプリケーションにもよる)。

 もう一つ問題があって、土台のOSとのファイルのやりとりがあまりうまくできません。
 ボリュームの共有は簡単にできるのですが、そもそもSheepShaverがファイルやフォルダをなかなか認識してくれないのです。

 あるボリュームにいくつかのフォルダやファイルがあるとして、その1/3くらいしか認識しません。
 Mac用のファイルじゃないから、というわけでもないようです。

 それでもファイルやフォルダの数を減らせば、認識する確率が高くなるので、簡単な画像ファイルを(エミュレーターの)Mac上で加工する程度ならうまく行きます。

 そこでこの週末、3泊4日で予定されていた九州出張に、いつものようにパソコンを2台──PowerBook G4+Windows(VAIO)──持ち運ぶのではなく、VAIOだけ持参することを計画しました。
 Color It!というMac版グラフィックソフトもかなり安定して走るからです。

 諸般の事情で出張が取りやめになったので、検証は先送りになったのですが、このようなピンチヒッター的な使い方なら実用になる感じです。

 なおSheepShaverもう一つ問題があって、ボリュームを共有させるとやたら隠しファイルを作ります。ネットワーク接続できれば隠しファイルの問題は軽減するのかもしれませんが、まだネットでの接続には成功していません。

 いずれにせよセンセイの場合、旧Mac OSのエミュレーターが実用になれば、ビデオの編集など一部用途を除けば、新Mac OS Xとのご縁は徐々に切れていくんじゃないかという感じがしています。 



1月25日(日) 「ズズッとすすって、ギョギョッとうまい...」?! ──自宅近くにラーメン店が新規オープン!! ──

 先週末、自宅近くで娘と車に乗っていて角を曲がろうとした瞬間、二人一緒に「あ"...」。

 角の、閉店していたお店が外装工事をしていたのです。看板を取り付けているところで、「ラーメン」の文字と「〓[判読不能]丸」という店名らしき文字が読みとれました。
 へぇー、こんな所にラーメン店ができるんだと思ったのですが、週末に戻ってみると、週の半ばには営業を開始したとのこと。

 新聞に折り込みチラシが封入されていて、お店の名前は「中華そば つけ麺 醤丸(しょうまる) 柏崎店」。「柏崎店」と名乗っているので調べてみるとどうも、もともとは長野県のお店のようです。
 20日のオープン当日は、先着300名に「中華そば」と「つけ麺」を、何と1人前10円(!!)で提供したそうです。凄いことになったんだろうなぁー。

 というわけで新しい物好きのセンセイ、この週末に行ってみました。

 開店前だというのに、もう行列ができています。
 実はドアの中にもお客さんがおり、総計30人くらいが今年一番の冷え込みの中で待っています。
 とにかく寒い!!

 時間になってもなかなかオープンしないので、みんなが、特にドアの外で待たされている人がイライラしてくるのが手に取るように伝わってきます。

 数分遅れてお客を入れ始めたのですが、今度はなかなか注文を取りに来ません。さらにオーダーが集まっても調理に入りません(作業がみんな見えているのです)。
 要するに、準備がまったく間に合っていなかったんですね。

 というわけで調理がようやく本格化したのは開店20分後。若い工員さんたちはプッツン寸前です。

 でもどういう具合かセンセイがお願いした醤油ラーメンは比較的すぐに出てきました。お店の対応が悪くても、美味しければ話は別。(現金なヤツだ)

 席に通されてからラーメンが出てくるまで時間があったので、店内の説明をあちこち読んでいたのですが、ラーメンは「節系和風そば」とのこと。

 「節系」というのは要するに鰹節を中心とした魚介スープのようで、スープの味の中でも一番目立ちます。もう一つのベースは鶏ガラスープ。
 そして普通の醤油ラーメンにも豚骨スープが入っています(「豚骨醤油」というほどではありません)。

 そして最近の流行のようですが、このお店のラーメンにもかなり強く油が入っています(写真右手前に油が浮いています)。
 若い人には受けるのかもしれませんが、センセイのように歳を取って胃腸が弱くなってくると、かなり辛い......。

 麺は確かに和風で、三鷹駅前、某有名教授が親子で行かれる「江ぐち」──センセイも学生時代に良く行った──に似た雰囲気です。
 こちらも流行りなんでしょうか。

 ラーメンを食べながら改めて店内を見渡すと、客層の中心は家族連れ。特に小さな子供を連れた家族連れが目立ちました。
 お昼だったこともあるのでしょうし、何より開店したばかりですから、まだちょっと客層が安定していない感じがします。

 さて、これで一杯700円。

 麺はそれなりに美味しかったけど、とにかく油がきつくて...というのがセンセイの感想です。お店のキャッチコピーは「ズズッとすすって、ギョギョッとうまい」ですが、さて、どうなんだろう。

 若い人にはある程度支持されるかもしれません。
 でもこの場所、センセイが引っ越してきた時は回転寿司のお店で、その後、覚えているだけでも写真館、居酒屋とどんどん変わった、いわく付きの場所なのです。

 それにこのご時世なのに、この場所、駐車場がとても狭い......。(センセイは地元民でよく知っていたので、徒歩で行きました。自宅のすぐそばだし。)

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