2009年10月24日更新(2009年11月1日ページ移動。2013年9月17日写真削除)

──2009年10月第4週のニュース──

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10月24日(土) やっぱり学園祭は、知的にもお祭りだ!! ──工大祭初日──

 工大祭初日。(昨日はあくまで「前夜祭」だったのです。)

 今日の金沢は、昨日と違って曇天ですが、その分、強すぎる陽射しもなくて、屋外の屋台や展示を見て歩くには良い天気です。

 キャンパス内を歩いているとまず聞こえてくるのがいろんなバンドの演奏。
 普通の教室の机や椅子を取っ払ってステージに変身させ、本学の女子学生(?)だけのバンドが演奏していたりします。

 写真は中庭でのライブ。こちらはかなり上手でした。

 よく見ると、背後に白い滝のようなものがありますが、これは建築系の学生が設置したオブジェ。
 昨日はまだ引き起こされていなかったんですね。(虹のように着色された展示はこの奥)

 最初の写真右奥には、同窓会「こぶし会」の広いコーナーがあり、OB・OBが現在活躍する地域の特産品が並んでいます。

 いくつか欲しいなぁーというものもあったのですが、今日はこのまま電車で新潟に戻るので、購入を諦めました。
 重くて徒歩では運べないのです。

 キャンパスに隣接する駐車場から、保護者(?)や地域の方々がどんどんお越しになっています。
 インタビューしたわけではないので、何がお目当てなのかわからないのですが、冗談抜きにすごい勢いです。

 さて学園祭、お祭りはお祭りでも、やっぱり知的なお祭りでもありたい。

 去年までは各研究室が研究内容を公開していたのですが、本当にやむを得ない事情で一部学部学科だけが参加。
 右の写真はその一例ですが、参加者の食い入るような表情が、すべてを物語っています。

 こちらは、いつもお世話になっている教職課程の展示。

 金沢工大に入学して教育実習を含めた所定の単位を修得すると教員免許を取得できるのです。
 ポスターは実習先での様子を報告したもの。

 ポスターをご覧になっているのは卒業生で、現在他大学の大学院で勉強を続けていらっしゃるとのこと。
 白状するとこの写真、このサイトでは初めて声をかけてポーズを取っていただいただきました。

 それでもやはり、彼の“perspectiva”──現在では「遠近法」の意味で用いられことが多いのですが、本来は「視線」という意味──が金沢工大の教育力を示しています。

 学園祭って、それがたとえ「中間報告」であったとしても、その教育機関の教育力を内外にアピールする、絶好の機会なんですね。

 だからやっぱり、「お祭り」なんだぁ。



10月23日(金) 「東京ブラススタイル」がやってきた!! ──第42回工大祭が始まりました──

 今朝はキャンパス内の学生の動きが全然違います。

 研究室やサークル単位なんでしょうか、テントを組み立ていろんなものを運んでいます。
 研究室にいると運営委員会が「プロパンガスのボンベを取りに来てください」などと、次々と放送で指示を出している様子がわかります。

 研究室の外には大きなテントと特設ステージがあります。
 昨日までにテントと舞台を組み立て終わり、今日は照明や拡声などの櫓や機器類を組み立てています。

 午前中の会議を終えてキャンパスへ出てみると、たとえば写真のような装飾が。
 建築系学生か研究室の展示(?)なんでしょう。

 こちらも同じく建築系のようです。

 センセイなど天文学の歴史を専門とする人間には、写真の物体が「ケプラーの多面体」に見えてしまいます。

 午後になるといきなりステージのテンションが上がりました。
 最初はブラスバンド部の練習かなと思ったのですが上手すぎるし、小編成のはずなのに音量が大きい。

 変だなと思ってプログラムを調べてみると、開会式前のオープニングアクトとしてプロの女性ブラスバンド「東京ブラススタイル」が演奏することになっています。
 そのリハーサルをしていたんですね。上手いわけだ。

 「平成教育委員会」に出演するなど、割と有名なグループのようで、数枚CDを出しています。

 センセイの部屋からはその様子がよく見えるのですが、気になって会場まで行ってみました。
 会場は幕で覆われているのですが、中の様子はよく見えます。

 リハーサルなので、もちろんきちんと演奏しているものの、動きはほとんどなく、サウンドチェックや立ち位置の確認などだけ。
 この時は芸能人というより、割と普通の女性という感じでした。

 相手はプロなので写真を撮るわけにはいかないので、研究室に戻って「テントを」撮影したものが右の写真。
 東京ブラススタイルの皆さんがこの中で演奏中です。

 午後4時ちょうどに本番開始。

 ステージ衣装に着替えての演奏で、大きな動きもたくさん入っています。でもそっちに関心が行く分、肝心の演奏や編曲の印象がちょっと薄れ気味。
 というわけで西村センセイ、最初はステージ前にいたのですが、すぐに研究室へ戻って仕事をしながら演奏を聴いていました。

 東京ブラススタイルの演奏はほとんどがよく知られたアニメ主題歌。ユーミンの曲も1曲入っていましたけど。
 でもそれが大胆に編曲してあって、ちょっと聴いただけではわからないくらい。

 演奏はやはりプロ。編曲の良さもあって、メロディーラインをバックが引き立てます。

 ソロ演奏や自己紹介などもあったのですが、ドラムの方が金沢のご出身だそうで、その時は特に会場が盛り上がっていました。
 予定を10分オーバーして、演奏終了。

 その分、続く開会式が遅れたのですが、金沢工大のマスコット「ドリバー君」も登壇して、いよいよ工大祭の開始。
 写真は学友会会長が挨拶しているところです。

 学生諸君の屋台も営業を始めました。

 工大祭、いよいよ本番です。



10月22日(木) 頑張れ、学友会の諸君!! ──今週末は、工大祭──

 予告なしの新型Mac発表──“Windows 7”販売開始への対抗と思われます──などでご紹介が遅れてしまいましたが、今週末には金沢工大の学園祭が開かれます。

 数日前からその準備が本格化しており、センセイの研究室の前にはすでに巨大なテントが出現しています。(写真奥のクレーンは新厚生棟建設用のもの)

 今のところ目立つのは、写真のように業者の方々ばかり。さすがにこういう仕事は専門家でないと無理なんですね。
 少なくとも昼間は、工大祭に向けた学生さんの動きは目立ちません。

 でも今晩、仕事をやっと終えてアパートに戻ろうとして、暗闇の中で数人がゴソゴソ何かをしていることに気づきました。
 工大祭を運営する学生自治会「学友会」の担当者が移動式の大きなゴミ箱を運搬しているのです。

 そういえば学生の授業のコメントの中にも工大祭実行委員と思われる書き込みがあったっけ。
 彼ら彼女らがシブイ仕事をしっかりとこなしてくれるおかげで学園祭が円滑に運営されるんですね。

 明日は準備で、夕方から前夜祭が始まります。要するに本番です。

 頑張れ、学友会の諸君!!



10月21日(水) 「ユニボディ」新MacBook(White)は買いか?!

  ご存知のようにアップルは本日、完全新設計のMacBook(White)やMacmini、27インチ(!!)の大画面モデルを含むiMacの新型モデルなどを発表しました。(写真はアップルのサイトより(一部改変)(c)アップル)
 iMacの上位機種は2,560×1,440ピクセル、つまりフル・ハイビジョン(1,920×1,080ピクセル)を凌ぐ巨大画面です。近くで見たら凄いんだろうなぁー。

 もちろんセンセイの関心はMacBook(White)。
 センセイが私物として3月に購入してから何度かマイナーチェンジがあったのですが、今回はフルモデルチェンジです。

 新モデル最大の特長はポリカーボネート製の「ユニボディ」。ページの一番下に下部の写真があって、しかも内部を見ることができます。
 普通とは逆に、上側のボディに部品を付けていく様子がよくわかります。

 その他にも7時間もの動作が可能な内蔵型新バッテリーやLEDバックライトのディスプレイ、ガラス製マルチタッチトラックパッドなどを装備しながら、逆に価格は98,000円(学割だと93,800円)と値下げ!!

 これはもう、買うしかない......といきたいところですが、残念ながらFireWireが完全に撤廃されています。
 現在販売中のMacBook Proでは、800タイプのみではありますがFireWireが復活しているので、う〜ん、今買うんだったらやっぱり“Pro”。
 MacBook(White)とはこれでご縁が切れたかなぁーという感じです。

 そしてWindows XP(Pro)をインストールして、96%くらいの時間をWindowsマシンとして使う......。
 MacBook(White)も現在、実際にそのような使われ方をしているのです。

 あ、そうそう。新シリーズの画面はたぶんとてもきれいだと思います。旧MacBook(White)の液晶画面は、ちょっとくすんだ色合い。難点はそれだけ。
 西村センセイ、旧MacBook(White)にほとんど不満はないのです。



10月20日(火) 学級閉鎖 ──新型インフルエンザがいよいよ身近なところに──

 センセイの周囲でも以前から散発的に発生していた新型インフルエンザですが、予想よりは若干遅れたものの、やはり流行寸前の切迫した状態に至っているようです。

 金沢工大ではまだ「流行」というほどではありません。
 しかし報道によると金沢市やその近辺の小中学校で学級閉鎖が始まっているそうな。

 それでも個人的にはまだもうちょっとかなと思っていたのですが、新潟のセンセイの自宅がある地区の小中学校でも流行が始まって、欠席者がすでに数%に達しているとのこと。
 学年、学級閉鎖も発生しています。

 娘が通う学校(公立中高一貫校)でもついに、低学年1クラスが今週いっぱい学級閉鎖となってしまいました。
 学区が重なるから当然なのですが。
(写真は学校のホームページより(一部改変)(c)新潟県立柏崎翔洋中等教育学校)

 もう、街のいたるところにウィルスが存在しているわけで、いつ感染、発病してもおかしくない状況です。

 冗談抜きで、いつ一人暮らしのセンセイおよび残した家族が罹患したり、大学で授業ができなくなっても影響が最低限ですむようにしなくてはなりません。



10月19日(月) 「白」と「赤」。どっちがどっちか、見ただけではわからない...

 とにかく忙しい。

 もともと締切のある仕事が重なっているのに、学会の気を使う仕事が加わっています。おまけに今日、つまり月曜日は一週間の中で一番忙しい日。
 午前と午後に2時間の講義があって、その間はSA(スチューデント・アシスタント)の学生がセンセイの部屋で勤務。講義終了後に別なSAもやってきます。

 要するに、お昼を食べる時間がないのです!!

 でも、授業はかなり体力を使う──センセイだけかもしれないけど──ので、昼食を抜くわけにはいきません。
 そこで今日は、お昼のSAに仕事の段取りを指示してから学食へ。(Mさん、ごめんね)

 もともとキャンパス外へ出る時間なんてないのですが、でも白状すると、今日はちょっと学食へ行ってみたかったのです。
 先日たまたま、男子学生向けの食堂ヴァルカンで「みそらーめんフェア」が開かれていることを知ったのです。
 先週から来週までの3週間限定メニューです。

 上は先週撮影したもので、今日のものが右下の写真。う〜ん、見ただけではまったく違いがわからない......。

 トッピングされているキャベツ、もやし、にんじん、にら、きくらげ、そしてネギは完全に共通のようだし。
 でも味はかなり違います。左上は甘口の「白味噌ラーメン」。まろやかさがポイント。

 今日の「赤味噌ラーメン」は、「生にんにくと生姜の辛味、豚脂の旨みを効かせたキレのある赤味噌スープに、豚骨白湯を加えた深い味わいが特徴です!」(ポスターから転載)とのこと。
 実際にはそんなに辛くもないし、味が深いかどうかと問われると、う〜ん......ということになるのですが。

 それでも今日はかなりの人気で、多くの学生諸君がこの赤味噌ラーメンを注文していました。これで330円。学食の気合が感じられます。

 これでもうちょっと麺が美味しいと、西村センセイ、きっと毎日のように通うんだろうなぁー。



10月18日(日) そこまでやるの?! ──柏崎駅裏で感じた違和感の正体──

 センセイは新潟県柏崎市の自宅に18時間滞在しただけで、今日の午後はもう金沢へ移動。トホホ。

 もっとも、来月は毎週のように「数時間だけ自宅に滞在して...」というパターンが繰り返されるのですが。

 昨日から今日の北陸地方は不安定な天気。ところによってはとても強い雨になったようです。
 それでも柏崎はご覧のように雲に覆われたものの、たいした降りにはならなかったので、予定通りに柏崎駅裏のスーパーに寄って惣菜を仕入れてから電車で移動します。

 歩いている間ほとんど雨に当たらず良かったな、などと思いながら駅裏の交差点に到着すると、どこか変。
 この時やっと、以前からこの場所を通るたびに違和感を感じていたということを自覚しました。
 さて、どこが変なんでしょう?

 いろんな答があるでしょうが、一つは電線が変......。

 一部を拡大したものが次の写真ですが、お分かりのように電線の上に針状のものがずっと並んでいます。

 この「針」を常に上に向けておくために、自由に回転できるメカと錘(おもり)もついています。
 その結果、遠くから見ると電線が太く、しかもギザギザに見えるんですね。

以前、この場所を別な角度からお伝えしたことがあるのですが、数年前からこの場所に百舌(もず)の大群が定住するようになりました。
 群が移動する様子は魚のそれに似て、まるで一つの明確な意志を持った生き物のようです。

 でも人間側としては、糞を落とされるし、うるさい──凄い音がする──し、たまったものではありません。

 西村センセイ、その後の展開についてはよく知りません。
 でもとにかく営巣しにくいように駅裏の木々(写真奥)──木々の様子を前の写真と比較してください──を剪定
(せんてい)し、しかも電線に留まることができないようにしたんですねぇ。

 確かにもう百舌の姿を見ることはありません。でも正直なところ、ここまでやるかぁー?!

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