2013年11月2日更新(2013年11月10日ページ移動。2016年11月27日一部写真削除)

──2013年10月第5週〜11月第1週のニュース──

バックナンバーはこちら

11月2日(土) 築17年。自宅書斎の照明が突然落ちてしまった

 今日は見たままのお話を手短に。何しろ「暗い」ので。

 新潟の自宅に昨晩遅く戻ったセンセイ、今朝は親族の用で新潟市内へ。実は明日も別な理由で新潟市まで往復するのですが。夕方までにすべての所用を済ませて、2階の書斎へ。
 「......そろそろ蛍光灯を交換しようか。」

 2ヶ月くらい前から、天井のシーリングライトが一時的にちらつくようになったのです。考えてみると、しばらく蛍光管を替えていない。

 まさにその瞬間、室内が真っ暗になってしまいました。光っているのは、2台のパソコンディスプレイだけ。
 最初は停電だと思ったのです。

 でも落雷もなかったし、階下の電灯はついている。よく考えてみると、MacやAV機器など、書斎の機器も正常に動作しています。
 つまり異常は天井灯だけ。

 電源を再投入すると、常夜灯だけが作動します。数度繰り返しても、状況は変化しません。
 この部屋のシーリングライトは17年前の新築時に設置したもの。

 当時としては珍しかったのですが、各蛍光管を集中制御しており、少しだけ明るさの調整が可能。でも今回はそれが裏目に出ました。
 その制御部が壊れたに違いありません。そもそも寿命が近づいていたのです。

 この書斎はAV視聴室を兼ねているので、設計する時には白熱電球による別系統の補助照明も考えました。業務放送用の機器は、非常に暗い部屋での再生を前提にしているのです。
 でも家を実際に建築するとなると、特に経費の面から、センセイのわがままを通すわけにはいきませんでした。

 それでも仕事をする時の補助照明や、ラック内の各機器の点検のために、アーム型のライトを2灯用意しています。普段は片方しか使わないのですが、両方に電源を入れたのが写真の状況。
 まぁ、これはこれで雰囲気があるのですが。

 さて、世の中は3連休。しかしセンセイは仕事が溜まっているので、明日中には金沢へ移動します。

 週明けに、家のメンテナンスをお願いしている建築会社にお願いしようか、それとも......。



11月1日(金) キャノンのデジカメは優秀だと思うんだけど、50枚ちょっと撮影しただけで電池が...

 予定を変更して、先日購入したキャノンのデジカメの話題をもう1回だけ。予想外に早く電池の電力を消耗してしまい、警告の表示がついてしまったのです。
 購入後、撮影したのは50枚ちょっと。満充電してから1週間しか経っていません。

 もちろんこのマシンは使い始めたばかりで慣れておらず、起動/終了やズームイン/アウト、そしてピント合わせなど、電力を消費するモーターを酷使したためだと思われます。
 でもこんなに短時間だと考えていなかったのも事実です。

 ただしキャノンの名誉のため──どこかで聴いた台詞だなぁ──のために申し添えると、以前使っていたフジの“FinePix F70EXR”でも、実は同様の事態が起きていたのです。
 それがカメラの型番にもある“EXRモード”。

 その設定にしてシャッターボタンに手をかけると、デジカメは可能な限りの情報を判断して、最も適切と思われる状態にカメラを設定するのです。確かに便利。
 でもカメラはカチカチと激しく音を立てます。ピントを細かく合わせているのです。もちろん電力を激しく消費します。

 結局、フジのEXRモードは実用にならないと判断したので、機能をOFFに設定しました。その結果、充電は月に1回くらいに。
 もちろんあまり使わなかったということもあるのですが。

 キャノンについては現在のところ、省電力モードに切り替える方法は見つかっていません。あるのかもしれないし、ないのかもしれません。
 でも、いろいろ試しているうちに、使い方のコツがだんだんわかってきました(だから電力を消費するのですが)。

 写真は今朝の出勤時にキャノンで撮影した朝焼け。マニュアルモードです。

 地平線近くの茜色は割と簡単に撮影できるのです。でも中央部の紫がかった色と、微妙なバランスを保っている雲の表現はなかなか難しい。
 センセイ個人としては、実際の状況をかなりうまく表現していると思っているのですが、どうでしょう。

 なお、言うまでもないことですが、撮影テクニックは問わないでください。



10月31日(木) 学生から情報を得て、さっそく現地へ行ってみました!! ──「ストロング丼」跡は焼き鳥店へ──

 今日は見たままのお話。

 夕方、学生から情報がもたらされました。大学近くの書店の前のお店が替わったというのです。最初は、バーからカフェに替わったお店のことだと思いました。
 でも、あのお店は「書店の前」ではない。ということは......間違いありません。

 仕事に区切りをつけてさっそく現場へ。

 やはりこの夏に閉店した「金澤ストロング丼」跡です。ちょっと前に、人の出入りが会ったのです。
 看板には「扇ヶ丘三丁目炭火焼鳥酒房 浪漫亭」。

 工事は最終段階に入っているようでしたが、今度は長続きするんだろうか。そして少しでもご縁はあるのだろうか。
 なおこの写真はキャノンを使ってオートで撮影しました。

 マニュアルも使ってみたのですが、暗い中で使うのは初めてだったので、今回はうまく使えませんでした。
 今までのカメラは28mmだったのですが、お伝えしているようにキャノンは24mm。

 その差は結構大きくて、被写体の前で「これくらいかな」と思ってカメラを構えてから、そこからさらに2歩前へ出る必要があります。
 それだけ広角なのです。

 ただし迫力はというと......ちょっと微妙。一昨日のリサイクルボックス撮影の時も感じたのですが、やはり28mmが一番いいのかなぁーと思えてきました。
 ただしキャノンの名誉のために急いで申し添えると、すべてオートで撮影したにもかかわらず、ピントは即座に看板の文字3カ所を狙いました。

 絞りがかなり開いているので、トラックの前部は少しボケています。輝度および色相は操作していませんが、白飛びも、黒沈みもなく、色も基本的には見たままに近い。
 ただし淡い色、あるいは中間的な色の場合は、少しだけ彩度が低く出るのかなぁーという感じがあります。

 逆に言うとリコーの、あの油絵のような画の力の秘密は、高めの彩度にあるのかもしれません。 



10月30日(水) Windowsマシンの一部を、パスワード入力を省略して起動する設定に変更しました

 ふと思いついて数えてみたら西村センセイ、研究室とアパート、自宅、そして移動時を合計すると、実機で5台のWindows 7を使っているんですねぇ。
 他にVistaとXP(廃棄予定を除く)が1台ずつ。

 この他に仮想マシンのWindows 8が1台、7が4台、XPがたぶん5台、そして2000が1台。

 何を言いたいのかというと、これだけの台数があるとメンテナンスの手間が半端ではないのです。特にアップデータが配信されると、あちこちで再起動を繰り返します。
 インストールそのものは自動なのですが、パスワードの入力が面倒。

 いろいろ考えてみたのですが、個人情報などを管理するマシンは当然、パスワードその他で保護する必要があります。
 でも、講義専用のマシンなどには、見られたり、流失しては困るようなデータは保存していないのです。

 特にFusionなどの仮想マシンは、すでにMacを起動しているのでパスワード入力は二度手間。
 そこで起動時にパスワード入力を省略する方法を探してみました。

 複数の方法を見つけたのですが、その中で一番わかりやすいと思ったのがこちらのサイト。以下、ほぼその再掲です。(以下の記述はWindows 7の場合)

 まずスタートボタンをクリックします。「ファイル名を指定して実行」があれば、後述のコマンドを入力します。
 ない場合はスタートメニューが表示された状態で右クリックすると「プロパティ」が出てくるので、クリックします。

 真ん中のタブ「[スタート]メニュー」の「カスタマイズ」から「[ファイル名を指定して実行]コマンド」をチェック。
 「適用」→「OK」と進み、これまでの作業を繰り返すとコマンドを入力できるようになります。

 “netplwiz”と入力すると、しばらく間があって写真の「ユーザーアカウント」が表示されます。赤丸内のチェックを外し、「適用」をクリックすると、パスワード入力を2回求められます。
 もちろん正しく入力。「OK」をクリック。

 これで終了です。再起動すると、まるで何事もなかったかのように起動。パスワードの入力は求められません。Vistaでもまったく同じ方法が使えます。

 セキュリティに問題がないマシンならという条件付ですが、便利ですよ。



10月29日(火) 新しいキャノンのデジカメ、ワイド側の方が得意なようです

 今日は見たままのお話。お昼に外出したついでに、近くのスーパーへ行きました。コーヒーの粉が切れそうなのです。

 駐車場に入ると、ご覧の廃品回収ボックスが。しばらく前から設置されているのですが、夜しか来ないので、詳細を知らなかったのです。古着も回収しているんですね。
 初めて知りました。

 というわけで新しく購入したキャノンのデジカメで撮影。絞り優先(F2.0)モードで撮りました。縮小しているのでわかりづらいのですが、絞りを開ききっているため、ボックスの右側や背景がかなりぼけています。
 使い始めていくつか気づいたことがあります。まずファイルサイズが小さい。

 従来と同じサイズは選択できないので、一回り大きなもので撮影しているのですが、ファイルサイズは逆に小さくなっています。
 圧縮率が高いのです。

 その分画質が低下する──実際、やや平面的な画になる──ので、高画質を選択しようとしたのですが、うまく行きません。
 よく調べてみると、“AUTO”では画質の選択ができない(低画質固定)のです。

 おそらく“AUTO”モードは、もっと大きなサイズの撮影(データも大きい)を前提にしているんだと思います。
 それ以外の人はマニュアルで撮ってね、ということ。

 そのマニュアルではとても使いやすいと思います。

 背景のボケ具合を頭に置きながら、絞り優先かシャッター速度優先かを選択し、いくつかのダイヤルで必要な事項を調節します。
 写真はワイド端で撮ったのですが、35mm換算で24mm。

 センセイが使っている他のモデル(28mm)と比較して、一段と広角です。画としてはこちらワイドの方が得意という感じ。この状態では何でも簡単に調整できます。
 というか、調整可能範囲が広すぎるくらい。

 望遠は120mm。前のフジが240mm(!!)だったので、この点はちょっと物足りない気がしますが、フジは焦点を合わせるのが大変だったので、どっちもどっちでしょうか。
 ただし絞りなどは、使用範囲がかなり制限されます。

 なお、電源投入時の立ち上がりや自動ピント調整、シャッターボタンを押してからのタイムラグなどはかなり優秀な方だと思います。まぁ、フジがそうじゃなかったからかもしれませんが。
 肝心の画質は、まぁ、こんなものだろうなぁ。

 単純に比較するとリコーの“GR DIGITAL II”の方が「画に力がある」のですが、決して嫌味はないものの、「実物は本当にこんなすばらしいんだろうか」と思わせるところがあります。
 その点、キャノンは素直な感じがします。淡泊すぎるかもしれませんが。

 リコーやフジはそれぞれ固有の色相のずれがあって、実はここに載せるたびに補正していたのです。でもキャノンはまったくいじる必要がないようです。

 いずれにせよ、鞄やポケットの中にいつも入れておいて、メモ代わりに撮影する時はオート、ちょっと気を使う時にはマニュアルで撮影する、という感じでしょうか。
 これで2万5千円(フジの買い取り代を除く)なら、とてもお得な買い物だと思います。



10月28日(月) 赤やローズピンクの機関車の中に、流れ星マークの入った青色がポツンと1両...

 正確に言うと、もはや1両ではありません。昨日この場所を夕方の6時過ぎに通過した際に確認したところ、3両に増えていました。場所は東富山駅近くにある富山貨物駅構内。
 ただし暗すぎて撮影できなかったので、1ヶ月ほど前に撮影したものを使わせていただきます。

 富山貨物駅構内にあるJR貨物富山機関区は青森から大阪までの日本海側の路線を担当する主力駅。直江津以北に限ってみれば、特急列車より、貨物列車の方がずっと多いと思います。
 北海道と関西以西の物流を担う、いわば現代の北前船なのです。

 ここにはずっとローズピンク色のEF81型電気機関車(写真右奥にちょっと見える)が配備されていました。
 でも国鉄末期の製造(一部民営化後に新造)なので、老朽化が進んでいます。

 そこで数年前から鮮やかな赤色のEF510型が新製配備され、富山には現在、22両所属しています。
 こちらは側面に大きく“RED THYNDER ECO-POWER”の文字。

 ようやくその色にも慣れてきたと思ったら、先月からご覧の青色の機関車が留置されるようになりました。
 先頭(左側)が電柱の陰になっていますが、こちらも同じEF510型です。

 ただしこちらはJR貨物ではなく、JR東日本がわざわざ新規に製造した500番台。これまでずっと首都圏に配備されてきたものです。

 旅客を運ぶJR東日本も機関車を所有しています。以前は客車を牽く多かったですし、夜行寝台特急も牽きます。
 先日乗車した夜行寝台特急「北斗星」も、もちろんこのEF510が牽引。

 その他に工事用の車両や、車両の点検時、事故などの場合に電車や気動車を牽引する必要があるのです。

 さらにJR東日本の場合は特殊事情があって、電力切り替えの関係で、常磐線その他の貨物列車をJR貨物から受託(!!)して運行していたのです。ところが度重なるダイヤ改正で夜行列車が激減し、しかも首都圏での貨物受託が終了。
 そこで余剰になった機関車の一部をJR貨物に譲渡することになったのです。

 すでにこの富山機関区東新潟機関区への回送が始まっています。

 他の機関車と同じ色に塗り替えられる──設備も一部更新する必要がある──ので、首都圏はともかく、日本海側で青色のEF510を見られるのはごく短期間に限られると思います。 



10月27日(日) 「えぇ、未使用品です」と答えていたら、どうなっていたんだろう...

 実家での用を片付け、その近くに住む高齢の北海道土産を渡すため、お昼ご飯を食べてから車で自宅を出発しました。でも今日は途中ちょっと寄り道を。
 ハードオフ柏崎です。

 昨晩、新規に購入したキャノンをいろいろ触ってみて、ある程度のことはわかりました。「使いこなす」にははるかに遠いレベルですが、新しいデジカメ、素性は良いと思う。
 そこで、不要になったパイオニアの古いオーディオアンプと一緒に買い取って貰うことにしたのです。

 センセイの買い取り価格の予想はというと、コンパクトデジカメは現在人気がないので、4年前のものということもあって1,500円から2,000円。(購入価格は3万円くらいか)
 アンプは500円貰えれば儲けもの。

 完動品ですが、20年以上前に製造されたものなので、電源部の電源コンデンサーが寿命を迎えつつあるはずなのです。値段がつかない可能性も。
 でもお店で処分して貰えるのなら、むしろそちらがお得。

 買い取り査定の番号札を手にして呼び出されたセンセイの目に飛び込んだ数字は「2,500円」。まぁ、こんなものかな。でも店員が次に告げた言葉を、センセイは一瞬理解できませんでした。
 「これは未使用品ですか?」

 よく見ると、デジカメの価格は空欄。2,500円(!!)というのはアンプの分だったのです。う〜ん。

 「活躍」というわけにはいかなかったかもしれませんが、フジのデジカメ、それでも何千枚かを撮影しています。
 使用した旨を伝えると、彼女は即座に1,200円と書き込みました。

 今度こそ、まぁ、こんなものかな。

 外箱や説明書はもちろん、本体や各パーツを包んでいたビニール袋まで残しておいたのでそう考えたのでしょうか。
 さすがに「それって、未開封品ということですよね」ほどではありませんでしたが。

 自宅に戻って身支度を整え、金沢へ移動するため柏崎駅へ。改札を通ろうとして、「全国ご当地どんぶり選手権」の丼が飾られていることに気づきました。
 思わず撮影したのが写真。

 自宅ではまったく撮影していないので、これがキャノンの最初の写真となります。

 こちらの写真(別ウィンドウ【写真削除】)とほぼ同じ状況、オートモード、デフォルト設定、ワイド端での撮影です。撮影環境が違うことに注意する必要がありますが、やはり印象がずいぶん異なります。
 特にコントラスト(黒の沈みや明るい部分の白飛び)や色合いに違いが。

 相対的にですが、やや画に力がなく、あっさりした感じですが、冷静に考えてみればこちらの方が普通なのかも。少なくともフジのものよりは良いと思う。
 というわけで、これから初めてのキャノンをいろいろ試してみたいと思っています。

 ところであの場面で、「はい、未使用品です」と答えていたら、どうなっていたんでしょう。

「最近のニュース」(最新版)へ
バックナンバーのトップページへ
トップページへ戻る