2013年10月26日更新(2013年11月3日ページ移動。2016年11月27日一部写真削除)

──2013年10月第4週のニュース──

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10月26日(土) 初めてのキャノン製品です ──私物のデジタルカメラを買い替えました──

 週末なので新潟の自宅へ戻りました。

 北陸地方は、未明まで風と雨が強かったものの、その後は颱風の影響は直接には感じられません。西村センセイ、曇天の中を、時々雨に打たれながら車を走らせました。
 でも海岸沿いを走ると、颱風に吹き込む北風に引き起こされた波しぶきが、細かい水の粒となって車にかかります。往路も海水にやられたので、明日は洗車してあげないと。

 自宅に到着すると荷物が届いていました。発注していた新しいデジカメ(2枚目の写真)──といっても正確には、去年の型落ちモデル──が届いたのです。
 センセイは通常、2台のデジカメを鞄の中に入れています。

 1台は、大学から貸与されているリコーの“GR DIGITAL II”。画質は頭抜けています。

 ただしこちらは固定焦点だし、そもそもセンセイのものではありません。それに、故障することもあるし。
 そこでいつもFijiの“FinePix F70EXR”(右の写真)を使用してきました。

 それまで使っていたパナソニックのモデルの画質があまり良くなかったので、4年前(たぶん)に購入したのです。しかしこちらもどうもイマイチ。
 いろな動作が遅いので、しばしばシャッターチャンスを逃してしまいがち。

 マニュアル操作ができるとのことで購入したのですが、実際には操作は難しく、特にピント合わせは不可。

 センセイはよく列車内から見た立山連峰の変化などを撮影するのですが、なかなかピントが合わない。
 そのために以前から買い換えを考えていたのですが、最近思い立って候補を調べてみました。

 わかったのは......「ない」ということ。

 このようなコンパクトタイプのデジカメは、スマートフォン内蔵カメラの性能向上と、一眼レフモデルの間に挟まれて、販売量もモデルも激減しているのですね。
 パナソニックに至っては、撤退を決定しているほど。

 一眼レフなどの高性能はわかるけど、でもセンセイとしてはやはり、いつも鞄の中に入れていたい。
 残ったのがキャノンの“PowerShot S120”というモデル。

 でも発売されたばかりなので、普通のお店だと4万円前後します。そこで昨年販売された“S110”(右の写真)というモデルを調べてみると、評判は悪くない。
 しかも価格は大幅に下落しています。

 問題は在庫があるかどうかだったのですが、時々使っているジョーシンで調べてみると、シルバーモデルが約2万5千円だったので、購入したのです。
 ちなみに当該モデルはその後、在庫切れになってしまいました。

 写真──撮影テクニックがありません。ごめんなさい──だと古くさい印象を受けるかもしれませんが、実物はシャンパンゴールドに近く、もっと格好いい。
 鏡胴底部の大きなリングでいろいろ調整できるらしい......のですが、白状すると現在はまだ充電を完了したばかりで、まだ良くわかりません。

 追って、画質や使い勝手等をご紹介させていただきたいと思っています。



10月25日(金) 『ど根性ガエル』の町田先生じゃないけれど、「教師生活25年」だったのね

 『ど根性ガエル』といっても、若い方は全然ご存じないと思います。センセイが高校生だった時に放送されていた30分のアニメ番組です。

 センセイはその頃はすでに、あまりテレビは見なくなっていました。でも帰宅あるいは週末に帰省──冬期は下宿していたことがある──した時間の関係(土曜夜)でしょうか、かなり見た記憶があります。
 その中に登場するのが「町田先生」。

 主人公その他が問題を起こすと現場に駆けつけて、「嗚呼(ああ)、教師生活25年、こんな経験したことがない!!」と嘆くのがお約束。四年制大学卒業だとすると、当時47歳ということになりますね。
 その頃は、男性でも短大卒の方がいらっしゃったのです。

 先日、自宅で机の周囲を整理していたら、写真の優待券が出てきました。記憶ははっきりしないのですが、年度はじめに貰ったらしい。
 裏面には「永年勤続25年」の文字が。

 改めて確かめてみるとセンセイは今年の3月末で、大学の常勤教員になって満25年だったんですね。
 今年度が25年目だと計算間違いしていたので、大学の『教員録』にはそう書いてしまいました。

 優待券といっても、私立学校関係の施設で5,000円の割引になるだけ。でも金額の多寡(たか)の問題ではありません。
 う〜ん、四半世紀かぁ......え"っ?!

 なぜ、それを今日紹介するのかって?

 平成25年10月25日だからです。はい。



10月24日(木) でも、Mac側にもいろいろな問題が... ──MacOS 9の命運もいよいよ尽きるのか?!──

 昨日のWindows 7へのアップデートを断念した件、本当は最後に「だからやっぱりWindowsユーザーは大変だ」と実感を述べようと思っていたのです。
 でも打ち始めてから、手を止め、入力した分を消去しました。

 理由の一つは、読者の大半はWindowsユーザーなので、気分を少し害するかもしれないと思ったこと。でも主な理由は別です。センセイの古いMac環境も、そろそろ限界に来ているのかもしれないと思っているのです。
 「それ」が起きたのは先週の半ば。

 出勤した西村センセイ、いつものように研究室のPowerMac G4 Cubeから、DAVEというネットワークソフトを使ってMacBook Pro(Windows 7)にアクセスしました。
 でも、何かがちょっと違う。

 調べてみると、大変なことが起きていました。写真は今晩、アパートのPowerBook G4(Titan)から接続したところ。

 フォルダの日付でソートしているのですが、それがすべて、接続した時刻になっています。
 つまりすべてのフォルダの情報を書き換えているのです。これは異常事態。

 日付や時刻だけが変わるのなら被害は軽いのですが、フォルダやその中のファイル類の管理ができなくなっているのだとしたら大問題です。
 最悪の場合、Mac側からファイルを削除等してしまう可能性があります。

 最初はG4 Cubeの一時的なトラブルだと思って、再起動後、PRAMをクリアしたのですが、状況は変わりません。
 アパートおよび自宅のマシンでもまったく同じ現象が起きています。困った。

 心配になって、Windows側から同じ場所を見たのが次の写真。上と順番は入れ替わっていますが、本来の日時、時刻を示しています。
 良かった。

 おそらく、設定範囲を超えてセンセイが使用したため、Mac側から日時時刻を管理できなくなっているなど、長くメンテナンスされていないネットワークソフトの問題だと思われます。

 情報がおかしくなっているのはフォルダだけで、各ファイルについては何ら問題ありません。
 そのため、現在のところはそのまま使用しているのですが......そろそろ限界かなぁ。

 ちなみに今朝、出勤後にiPheone 5を手に取ったら妙に熱い。変だなぁーと思ってよく見ると......というか、見ようとしても真っ暗。
 まったく無反応。起動もしません。

 もしこのままだった、このサイトを更新できないなど大きな影響が出ます。困った。
 いろいろ調べると、電池が完全になくなっていました。昨晩ちゃんと充電したのに。

 今朝、ソフトウェアが暴走して制御が訊かなくなり、電力を完全に消費したようです。

 オマケに夜になってから、珍しく娘から電話があり、iTunesを通じて同ソフトおよびiPhone 4Sのソフトをアップデートしたところ、ほとんどのデータが消失してしまった(!!)とのこと。
 困ったことに、家族内で使用しているCメール(SMS(i))や、Eメールもまったく使えなくなったため、唯一の連絡手段である電話をかけてきたのだそうです。

 西村センセイ、確かに褒められるようなこともしていないけど、そんなに悪いことをした覚えもないんだけどなぁー。 



10月23日(水) 西村センセイ、古いVAIOのWindows 7化を断念する

 センセイの研究室には机や椅子、パソコンやプリンタなどの大学の備品がたくさんあります。「センセイのもの」ではなく、大学のものを使用させていただく立場。
 だから年に1回、「監査」という点検が行われます。きちんと管理されているかどうかをチェックするのです。

 今年は9月に行われたのですが、もちろん何の問題もありませんでした。

 ただしその際、センセイがとても古いパソコンを残しているのを見て、監査の人が「使わないなら廃棄処分にしたら...」とアドバイスしてくださいました。
 大学のパソコンの中で一番古いのは、金沢工大に赴任した年に購入してもらったPowerMac G4。それを見ての発言です。

 もちろん同機は現役ですし、私物のPowerMac G4 Cubeに至っては13年間使用しています。でも良く考えてみると、Windowsマシンを使っている人はもっと短い期間で買い替えるようにできているんですね。
 特に来春、Windows XPのサポートが打ち切られます。

 私物を個人的な用途に使うのなら何が起きても自己責任。でも仕事では成績その他の個人情報を取り扱います。
 XPマシンを仕事で使い続けて、情報漏れ等を起こすわけにはいきません。

 そこで数台の古いWindows XPマシンは、所定の手続きを取って廃棄することにしました。
 一番迷ったのが、2006年に導入したVAIO。(写真左)

 購入当初は最新鋭機だったのですが、Windowsしか動かない──当たり前か...──のと、ファンの音がうるさいので3年半後、メインマシンの座をMacBookに譲りました。
 その後は講義専用として活躍。

 性能的にはやや時代遅れなのですが、できればもうちょっと使いたいので、この機会にOSをWindows 7に更新してみました。

 インストールそのものは簡単だったのですが、画面の左右──実は上下にも──に黒い部分があります。マシン固有の情報をインストールできていないのです。

 VAIOのホームページで調べると、このマシンについてはすでにサポート対象ではないとのこと。
 要するに、ソニーから新しいVAIOを買ってね、ということです。

 他の古いXPマシンは成績管理用に使っていたのですが、そちらは大学の予算でレノボの安いマシン(写真右)に更新。
 5万円ちょっとだったのですが、動作の速いこと。

 ベンチマークを取ってみると、レノボ(右の値)は古いMacBook Pro(Vista)ほぼ同程度
 高性能機上の仮想マシンと同じくらいです。

 で、VAIO(左の値)はというと、特にグラフィックの性能が劣るらしい。実際にはそれほどの差ではないのですが。
 残念ながらVAIOへのWindows 7インストールは断念し、年度内に廃棄処分することにします。 



10月22日(火) 颱風で予定をキャンセルしたのかな ──北海道の旅は往復ともにA個室を利用できました──

 もう1日だけ北海道ツアーの件を。

 実は今回、往復ともに北斗星のA個室寝台「ロイヤル」で往復できたのです。北斗星で室蘭まで往復した時以来。上が往路の下り列車、下が復路のものです。
 特急券、寝台券としては上野−札幌間ですが、実際にはいずれも大宮で乗降しています。乗車券と違って、距離にはあまり影響されないので、いつも始発から終点まで購入しています。

 ご注意いただきたいのは、下の切符の右上隅。「乗変」と記されていますが、これは「乗車変更」を意味します。
 寝台券を変更してもらった証拠なのです。

 北海道へ行ったからには当然、何とかして戻る必要があります。そこで帰路もA個室を頼んだのですが、残念ながら確保できませんでした。
 その後も駅に立ち寄るたびにキャンセルが出ていないか確認していたのですが、やはりダメ。

 購入できたのはB個室寝台の上段だったのですが、実は後述するように車両中央の割と良い場所。
 だから、まぁ良かったかなぁーと思っていたのです。

 ところがまさにツアーを開始するその日の晩、念のために途中駅で確認すると、空室が......。
 駅員もセンセイもびっくりしました。

 先週半ばには、颱風が列島に接近し、伊豆大島を含めてあちこちで大きな被害を出しました。
 もちろん鉄道も大混乱。夜行列車は全面的に運休しました。

 そのため寝台券の元の持ち主は、北海道旅行そのもをキャンセルしたり、飛行機に変更したんじゃないのかなぁーと思っているのです。
 もっともこの切符は入手困難。

 利益目的に転売する人もいるそうですから、直前になっても買い手が現れず、払い戻したのかもしれませんが。
 ところでセンセイがA個室を希望するのは、一つには部屋が広いからです。

 2、3枚目の写真をよく見ると分かるのですが、A個室1室で、B個室3室くらいを使っています。
 料金は倍程度でしかありません。

 そして何よりも嬉しいのは、シャワーとトイレが部屋の中にあること。他の人に気兼ねせずに、いつでも自由に使えるのです。
 ただし同じ北斗星でも、部屋によって差があります。

 特急券、寝台券と照合していただきたいのですが、右上の写真は往路乗車した9号車で、右は復路の10号車です。
 いずれもA寝台個室とB寝台個室が同居した「合造
(ごうぞう)車」というタイプ。

 でも右上の車両はA個室が片方に寄っています。特にセンセイの部屋は一番端(手前)の1号車だったので、かなり揺れます。
 またデッキとの境にある自動ドアの開閉音が聞こえます。

 トワイライトエクスプレスのほぼ同じ位置にある2号車5号室はさらに、隣の食堂車の配膳台をここに置くので、カチャカチャ騒音を立てます。
 かなり気になります。

 復路の10号車はというと、写真ではちょっと分かりづらいのですが、A個室は車両の中央に位置しています。
 こちらは不規則な揺れが少ないのです。

 もともと入手していたB個室もちょうどこの場所だったので、とても良い場所だったのです。

 さてトワイライトエクスプレスにせよ、北斗星にせよ、センセイにとって「次回」はあるのだろうか。北海道新幹線の開通──約1年前の試運転の段階から影響が出る──に伴って、北斗星の廃止はほぼ確実視されているし。



10月21日(月) 工大祭の片づけの朝、センセイが見つけたもの

 昨晩は割と早くに就寝したのですが、やはり(遊び)疲れが取り切れておらずに眠りが浅く、暗いうちに目覚めてしまいました。そのまま起きてもいいのです。
 でも日中の仕事を考えて再び眠ります。それを何度か繰り返して、いつもよりちょっと遅く起床。

 7時頃に大学へ到着したのですが、すでにクレーンのついた大型トラックが出入りしています。
 もちろん昨日までの工大祭を片づけるためです。

 業者だけではありません。自転車を走らせていると、揃いの赤いジャンパーを着て、手に大きなビニール袋を持った学友会の諸君が「お早うございます」と声をかけてきます。
 もちろんセンセイもご挨拶。

 本部付近では沢山の学生諸君が打合せをしたり、片づけに入っていたり。繰り返しますが、まだ朝の7時ですよ。
 たいしたものだ。

 研究室内で最低限の準備を済ませ、7時半のパン屋さんの開店に合わせて校舎の外へ出ます。
 研究室前のテントの中では、ご覧のように学生諸君が手分けをしてステージを片づけていました。

 サンドウィッチを買って大学へ戻り、研究室のある階へ向かって歩いていると、あることにきづきました。

 この場所では工大祭の期間中、幼児向けの輪投げイベントが開かれていました。テーブルや椅子をご覧のように片づけて、必要なスペースを確保。

 「小さな子供たちが楽しそうだったし、それを見守る老人も...」と思い出していて、あれっ?!
 ひっくり返されたテーブルの裏で、キラリと光るものが。

 近づいてよく見ると、長方形のテーブルの裏、6カ所にご覧のようなリングが取り付けられています。
 いたずらなどではありません。

 何だろうといろいろ考えてみたのですが、これって、濡れた傘を引っかけておくためなどのものなのではないでしょうか。
 自信はないのですが、センセイが11年前に着任した時もこのテーブルだったように思います。

 リングの光り具合、消耗の度合いをみると、あまり使われている気配はないのですが、たとえセンセイの解釈通りだったとしても、「いろいろなことを良くしたい」と思ったこの設計者の意図は、高く評価すべきだと思います。

 経験上、このような「失敗」(?)は次のチャンスに繋がることが多いと思うのですが......どうでしょう。



10月20日(日) 冷たい雨の中、100kmもの距離を踏破した学生諸君を出迎えました

 北海道旅行のネタがまだまだあるのですが、「センセイはちっとも仕事をしてないんじゃないか」と疑われても困るので、今日の工大祭の様子を少しだけ。

 お伝えしているように休日の昨日は私用に使わせてもらったので、今日はちゃんと出勤しました。立場上の仕事があるのです。

 金沢工大学園は、能登半島の中央部穴水町に「穴水湾自然学苑」という研修施設を有しています。工大祭初日(つまり昨晩)、そこを出発して100km離れたこの扇が丘キャンパスを目指すのです。

 もともと大変な距離なのですが、今日は朝から冷たい雨が続いているため、参加者は体温と体力、そして気力を奪われたはず。
 途中経過を訊いたところ、やはり例年より脱落率が高いそうです。

 午後3時過ぎに最初のグループが到着。日頃から鍛えているのでしょうか、比較的余裕です。
 つづいて数人の教職員もゴール。男性は「やっと」という感じでしたが、女性はまだまだという足取りです。

 いつの間にか証書の手交(しゅこう)の場面に石川学長(写真)が登場。う〜ん、今まで代読していたけど、これで存在理由がなくなったような。

 制限時間の午後5時直前に最後の学生が到着しました。棒になったかのような片足を引きずって、です。
 途中からすでにこの状態だったとか。

 用意した椅子に座り込んだ学生に尋ねてみると、防寒具の具合などで、雨と寒さの印象はバラバラ。でも多くが「いつの間にか筋力が落ちていて...」とのことでした。
 皆さん、ホントにご苦労様でした。 

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