2016年3月19日更新(2016年3月27日ページ移動。2018年5月27日写真削除)

──2016年3月第3週のニュース──

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3月19日(土) 気になっていた「濃厚海老味噌らぁめん」を食べてみました

 昨晩は懇親会が開かれたのでセンセイは金沢に留まり、今日、新潟の自宅へ移動しました。

 途中、杜の里地区を走っていると、金澤味噌らぁめん秀」の駐車場に空きがあったのでお店に入ってみました。気になっていたことがあるのです。

 センセイは現在、金沢の、特に大学近辺のラーメン店をほぼまったく利用しなくなりました。大学食堂を含めてなのですが、理由は良く分かりません。
 でもこのお店は別。

 食事の時間帯に前の幹線道路「山側環状」を通る時はこのお店の駐車場が気になります。このお店は味噌ラーメン専門店。ご飯ものも扱っていますが。
 センセイはチャーシューが苦手になってきているので、頂くのはいつも「
元祖味噌らぁめん」。

 1ヶ月くらい前のこと、いつものように注文してから、店内の掲示が目に入りました。冬季、そして個数限定の「濃厚海老味噌らぁめん」。(880円)
 グッと惹かれるものがあります。

 センセイは冬季、スーパーで割引されている海産物を買って鍋物を作ります。稀に解凍ものの海老を使うことも。
 海老ですからもちろん美味しいのですが、とにかく甘く、使い方が難しい。

 ラーメンそのものへの関心に加えて、プロがその甘さと旨みをどうやって処理しているのか、興味があったのです。
 届いたのは、
いつもの浅く広口のどんぶりとは違って、やや小ぶりで丸く、そして深い器。

 まずスープを一口頂くと、例の海老の甘さ。ただしスーパーの売れ残りよりははるかに上品です。
 でもその甘さが、野放図ではない。

 味噌の味で抑えているわけでもないのでしょうが、抑制されていることは確かです。一つ気づいたことが。
 お店の他のラーメンと違って、スープがやや少ない。

 考えてみると、逆に、海老を使った甘く締まりのないスープがたっぷり......だったら、困ってしまいまうでしょ?

 だからこそ肝心の味を中心に、いろいろな要素がキュッと凝縮された「濃厚」なんだろうと勝手に解釈しています。



3月18日(金) この日産セフィーロ、走っているところを見たことがないのだけど...

 今週も自動車で金沢へ来ているのですが、センセイは基本的に、通勤に車を使用しません。

 別に嫌っているわけではなく、晴れていれば自転車の方が快適だし、昨日や今日のように、立場上の接待その他がある時は運転できません。こういう時は徒歩で出勤します。
 雨が降っていなければ、徒歩もなかなか気分が良い。

 自動車と自転車、そして徒歩では経路が少し違うのですが、今週、自転車でいつもの道を走っていたら、気になる光景に出くわしました。
 あるお宅の前に、今日も日産セフィーロが駐車されていたのです。

 今回購入したBMW 320i MSp(F30)は、自分で買った車としては3台目。その前の最初に乗った車──マツダのファミリア──は就職祝いに義父から譲り受けました。
 実際、田舎では車がないと生活できない(かつ、貧乏だったし)。

 それが寿命を迎えた時に購入を検討したのが、日産プリメーラ(第一候補)とこのセフィーロ。
 こちらの方が1ランク上。 

 いつもは手前にスズキの赤いスイフトが止まっていて、そちらは出たり入ったり。当たり前ですが、それが普通。
 でも実はセンセイ、この車が走っているところを見たことがない。

 この場所が空になっている場面すら見たことがないのです。それどころか、初めて気づいたのですが、右前輪の空気が抜けています。
 こちらこちらこちらほどひどくはありませんが。

 持ち主に事情を尋ねてみたいような気もするのですが......。



3月17日(木) 「免許取得後5年以内で、違反しちゃった人」は、どうすればいいの?

 今回は、昨日センセイが目撃したもの。

 お伝えしたように一昨日、愚女が東京から一時的に帰省しました。ざっと1週間滞在するのですが、この間にどうしてもやっておかなければならないことが。
 運転免許の更新です。

 娘は住民票を新潟の自宅に残したまま、東京の大学へ通っていました。3年前の夏に普通運転免許を取得したのですが、就職までのスケジュールと誕生日の関係で、実家にいる平日に免許を更新する必要が出てきたのです。
 でも最寄りの免許センターはとても不便なところにあります。

 たまたま昨日はセンセイが休暇を頂戴していたので、娘が引っ越しでヘロヘロになって帰省した翌朝、免許センターで更新することにしたのです。彼女にとっては、かなりの強行軍。
 届いた書類によると、受付は9時から9時半とのこと。

 でも10分前に到着すると、受付は8時半から始まっていました。そもそもこの辺からして、いい加減。それでもとにかく手続きを進め、娘は講習室の中へ。
 更新はすぐに終わると思っていたのです。

 センセイはずっと無事故無違反のゴールドカードなので、検査等が済めば、講習そのものは30分。
 しかし免許取り立ての初回更新者の場合、そう簡単ではないらしい。

 センター内をフラフラ──おかげで何回か職員に誰何(すいか)された──して掲示物を読み比べ、講習が2時間かかることを知りました。
 目に入ったのが写真の表示。

 更新者の区分なのですが、上から「5年以上継続して[運転]免許を受けていて無事故・無違反/軽微な違反/重大違反の方」。
 そして「免許を受けていた期間が5年未満の方」には、ワープロ書きで小さく「軽微な違反をした人」。

 「5年未満で、残念ながら事故を起こしてしまった人」は、どうすればいいのでしょう。

 他の場所の掲示によるとどうやら、その場合は一つ上の「違反運転者講習」を受けるらしい。
 しかしそれなら、表示された「5年」という条件に合致しません。

 この他にも、センター内にある掲示内容の不整合性に気づきました。良く言えば微笑ましい手作り感を覚えますが、見方を変えると......。

 ま、娘が新しい免許状を手に、講習室からニコニコして出てきたので、細かいことはいいんですけど。



3月16日(水) 今シーズン初めて、富山産のホタルイカを頂くことができました

 今日はタイトル通り、読んだまま、見たままの話題。

 ただし初物の富山産ホタルイカを食べたのは金沢ではなく、新潟です。昨晩から一時的に自宅へ戻っていたのです。明日は午前中から会議があるので、現在は金沢へ移動しています。
 お伝えしたように、センセイの愚女──娘のこと──が東京の大学を卒業しました。

 地方から上京したので、当然、アパート住まい。ということは、卒業したら引っ越ししなくてはならない。
 娘の場合は昨日、家人が手伝って引き払いました。

 荷物を送りだした2人はというと、夕方の北陸新幹線「はくたか」に乗車し、上越妙高駅でセンセイがピックアップする、という段取り。
 幸いにも、基本的には予定通りに進みました。

 3人で帰宅したのは夜。センセイに限って言えば、晩酌のおつまみがありません。近くのスーパーへ行ったのですがお刺身は売り切れ。
 で、目に入ったのが富山産のホタルイカ。

 2ヶ月くらい前から金沢のスーパーでもホタルイカを販売しているのですが、いつも行くお店は他産地のものばかり。
 他県の方には申し訳ないのですが、富山産は大きさ、色つや、そして味が違います。

 先日解禁になったと報道されていたので、気になっていたのです。他の産地のものの倍くらいの値段ですが、迷うことなく購入しました。
 もちろん美味しいのですが、金沢や富山で食べる時と、ちょっと違うように感じられます。

 自宅がある新潟県中越地方でも蟹やホタルイカを食べます。でも金沢での香箱(こうばこ)蟹、富山でのホタルイカ解禁の、あの興奮はありません。
 蟹もホタルイカも、単に塩茹するだけ。

 でも塩分濃度や茹で加減──蟹の場合は茹でる時の蟹の「向き」──という微妙な、しかしツボは他地域の人にはなかなかわかってもらえないようです。



3月15日(火) 長野駅付近にあるJR東日本の車両工場に、最新の特急電車が。しかも...

 お伝えしたように週末は私用で東京へ。前後に重要な行事があり、立場上出席する必要があったので、今回は自宅経由ではなく、金沢と東京を直接往復。
 当然、北陸新幹線の速達タイプ「かがやき」を利用しました。

 往路、富山を発車した「かがやき」は、帰宅する時に乗り換える上越妙高駅をあっという間に通過。次の停車駅は長野なので、その手前からかなり減速します。センセイが予約したのは左側のA席。
 3人掛けではあるものの、海が見えるのと、西日が入らないからなのですが、長野駅付近にはもう一つ楽しみが。

 長野駅の手前、北長野駅付近で在来線の車両基地と車両工場「長野総合車両センター」を見ることができるのです。

 廃車のためにパンタグラフを撤去──回送途中の中央本線に古く狭いトンネルがある──された上で、新潟から回送された115系電車などを確認していると、え"っ!?

 心の準備ができていなかったので、残念ながら行きは写真を撮影できませんでした。帰る途中で撮ったのが写真。
 夕暮れのかなり暗い状況下で撮影したため、室内が窓ガラスに反射して映り込んでいます。

 手前の車両はJR東日本が新造した中央線新型特急電車E353系量産先行車。正確にはその付属編成(3両)です。
 初めて見ました。 

 でも、よぉーく見ると2両編成。右側、つまり東京方向の先頭車となる車両が切り離されています。
 主編成に続き、付属編成も去年の夏から中央本線や大糸線で試験走行(こちらこちらこちら)を続けています。

 恐らく試験機器の搭載や交換などのために、この車両のみ工場内に入れて作業をしているのでしょう。新造車両を目撃できたこともさることながら、試験や改良の一端を垣間見た思いです。
 というわけで、すっかり鉄分を補給したセンセイ。

 う〜ん、というより予想外の摂取で、むしろ鉄分過多か?



3月14日(月) 若さは、食欲だ!? ──大学院の学位授与式が行われました──

 センセイにとって、今年度の「卒業式」も最終日。

 もっと偉い方々は昨日は東京虎ノ門キャンパスの学位授与式が、そして明日は同一学校法人内の工業高専の卒業式があるので、4日連続となります。

 それはともかく、式典開始直前、管弦楽部が演奏する中を登壇。実は西村センセイ、大学院の学位授与式を壇上から見守るのは始めて。
 今までは大学院担当教員としては平だったので、会場の一角に用意された教員席から見ていたのです。

 博士課程の学生や社会人になってから入学し、今日修了する方を除くと、学位を授与される学生の大半が24歳。
 一昨日卒業した学部学生との差は、わずか2歳。

 しかしその顔は大きく違います。見方を変えると、学部卒業生も社会人を2年経験するころには、きっと引き締まった顔になっているのでしょう。
 写真は午後金沢駅前のホテルで開かれたパーティー。

 ステージ前では、今年度で勇退される石川憲一学長(中央やや右)を囲んで、院生が記念写真を撮影しています。
 意外に感じたことが一つ。

 パーティーは立食形式。会場中央に2カ所、お料理のコーナーがあって、それなりの量が提供されていたのですが、学生と談笑していて、ふと気がついたら、お皿はほぼ空っぽ。
 オトナのパーティーではあり得ない光景です。

 若さは食欲だ、ということのようです。院生諸君の活躍をお祈りしています。



3月13日(日) 座標の原点 ──西村センセイ、最初で最後の卒業式に参加する──

 もちろん大学の先生になってから、毎年卒業式に出席しているのです。ただしそれは壇上から。

 今日は初めて、保護者としての観客席から卒業式に参加させていただきました。東京の私立大学で勉強していた娘が、無事に卒業、就職することになり、その大学の卒業式が今日開かれたのです。
 それなりの規模の大学なので、午前と午後に分けて式を執り行います。

 娘が所属する学部は午前中だったので、お伝えしたように、昨日のうちに近くまで移動し、ホテルに宿泊して今日の卒業式に臨みました。

 一人っ子なので保護者としての出席はこれが最初で最後。しかもいつもと違う立場からの参加なので、興味津々です。
 で、学生諸君や保護者はといえば、今どきの若者とその父母。

 よぉーく見ると、保護者(父親)の大半はセンセイより5歳くらい若いのですが、明らかに年長の方も。
 そうこうしているうちに式典が開始されました。

 この大学は一応キリスト教系の学校ということになっているのですが、正直な印象は、かなり独特。
 キリスト教学校教育同盟にも、日本カトリック大学連盟にも加盟していないし。

 申し訳ないのですが、式が始まるとどうしても業界関係者として式典の内容や進行を見てしまいます。職業病ですね。
 あ、あそこの人がインカムで指示を出しているんだ、という感じ。

 式典が終了し、卒業生や保護者が会場を去ってから、会場内にいらっしゃった知り合いのY課長にお礼を伝えます。卒業式の印象を少しお話しすると、返ってきたコメントは、「私は、ここしか知らないから...」。
 う〜ん、センセイにとっての「ここ」は、どこなんだろう。

 それはともかく、子育てもこれで一段落。次は結婚式かな。

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