2017年11月25日更新(2017年12月3日ページ移動。2019年11月3日写真削除)

──2017年11月第4週のニュース──

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11月25日(土) 家族サービスの日の、お昼ごはん ──センセイの最近の「マイ・ブーム」(2)──

 本当は昨日お伝えするつもりだった話題。だからちょっとピンボケ感がありますが、悪しからず。

 お伝えしたようにセンセイ、一昨日は母親を連れて彼女の実家で弔問。基本的にはそれで済むはずだったのですが、実家の電子レンジが壊れたので何とかして欲しいとのこと。
 20年くらい前の製品なので、買い替えるしかない。

 事前に知らされていなかったので、一昨日は対応不可。帰宅が遅くなったということもあります。そこで昨日の午前中に老人向けの電子レンジを購入し実家へ。ついでにあちこちの機器の電池を入れ換えます。
 これでひとまず任務完了。さて、昼食をどうしよう。

 作業が順調に進めば久しぶりに、49年間通っている「うれっ子」で焼きそばを頂こうかと考えていたのです。でもかかりつけの医院に行ったりしたため予定通りには進まず、もう混雑する時間。
 で、結論はというと、近くのスーパーへ。

 そこで適当なお弁当類を買って、それを店内のイートイン・コーナーで頂くのです。これもセンセイの「マイ・ブーム」。
 理由は二つ。

 一つはキンエン生活。やはり外食は塩分が多い。

 先日たまたま「うれっ子」でお母様が作る焼きそば──今度こそ人生最後──を頂くことができました。
 もちろん美味しかったのですが、やはり塩分が少し強い。

 もう一つの理由は、老齢期に入ったセンセイには量が多過ぎること。出されたものは最後まで食べるように教え込まれているのですが、最後は反省ばかり。
 写真は近くのスーパーのイートイン・コーナー(写真右側)。

 店舗によって規模や形態の際はありますが、給湯器だけでなく、緑茶あるいは煎茶のサービスがあることも多い。
 ご存じと思いますが、コンビニでも増加しています。

 利用客の主体は老人。女性はお友達同士で食事兼茶話会。高齢の男性が一人でお弁当を食べる姿にはどこか哀愁が漂います。何のことはなく、明日のセンセイの姿そのもの。
 お昼時はこれに、仕事途中の営業マンが加わります。作業服姿で、お弁当+カップ麺というパターン。

 西村センセイ、この滅びの光景の中に新たな可能性を感じているのですが......どうでしょう。



11月24日(金) 今日の新潟は局地的に強い雨雲がかかり続け、柏崎市の一部に避難勧告が発令されました

 急遽、予定を変更してお伝えしています。

 今日は平日ですが、センセイは入学試験その他の代休を頂戴して、新潟の自宅に留まっています。「お仕事」は主に、実家や親戚、そして自宅での家族サービス。センセイは次期ご当主様なので。
 困ったことに、ここ数日の北陸地方は大荒れの天気。

 昨日、今日と母親を乗せてあちこちをまわったのですが彼女曰く、「毎日雨ばっかり」で、雪が降って酷く寒くなるなど、「今年は、季節が1ヶ月早いのぉ」とのこと。
 実際、その通り。

 天気がどうであろうと自動車を使っての移動だし、母親はボトボトして膝の痛みを訴えていてもそれなりにちゃんと歩けるので、致命的な問題があるわけではないのです。
 それでも乗客の乗り降りや荷物の運搬などは、それなりに大変。

 頭の中で考えていた仕事には全然手をつけられないまま夜に。このページを更新していたら、iPhone 5が凄い音で警報音を発し、かつバイブレート。な、何?! 
 慌ててキャプチャーしたのが写真。

 今日は自宅を起点に、自動車で何度も出入りを繰り返していたのですが、その度に、気象庁の雨雲レーダー「レーダー・ナウキャスト」(高解像度)で雨雲の様子を観察して行動していました。
 そうしなければならないほど、雷雨が酷かったのです。

 今日の新潟県は中越」地区、特に海岸部に強い雨雲が線状にかかり続けました。実際、災害の発生が懸念されるほどの状況。
 そしてそれは、センセイらが存在する地域。

 で、iPhone 5のトップ画面に通知されたのは、「緊急速報 土砂災害警戒情報発表」。これまでにも受信したことがありますが、画面を残すことができたのは初めてじゃないかしら。
 ただし現時点で柏崎市の防災行政無線は何も伝えていないし、市のホームページを見てもそのような情報は載っていません。

 新潟県が運営する「新潟県 河川防災情報システム」を見ても、すぐに河川が氾濫するような状況ではありません。もちろん、土砂災害などの危険性は残りますが。
 警戒情報そのものは有益だし有り難い。

 でもここまで連携が不十分──いわゆる「お役所仕事」──だと、受信者は「オオカミ少年」状態に陥ってしまい、混乱あるいは不信を招きかねない......え"っ?!
 何と再び、緊急速報が!!

 「避難勧告」の文字が浮かんだような気がしたのですが、画面のキャプチャーに失敗してしまいました。パスワードを打ち込むなどの動作をすると緊急速報画面は消えてしまうのです。緊急時に果たしてどれだけの意味があるのでしょうか。
 改めて確認すると、おぉ、市内の一部、それも実家近くに「避難勧告発令」が発令されていました。

 当該地域だけに告知が行われたようですが......これでいいんだろうか。



11月23日(木:祝日) 東北大学と金沢工大の学生を比べてみると、意外にも...

 今日は祝日。センセイは自宅に留まっています。

 先日、母方の叔父が80歳で急逝したのですが、センセイは仕事があったので通夜と葬儀に出席できませんでした。そこで今日は母親を乗せて、長岡市内(旧栃尾市)の母の実家へ。
 途中、伯母宅に立ち寄り、たまたま帰省していた従姉妹と約40年ぶりに再会しました。

 いろいろ考えさせられる訪問だったのですが、激しい雨が降っていたということもあり、写真はありません。
 というわけで、昨日の東北大学訪問の続き。

 川内キャンパスに到着したのは正午前。事務的な手続きを済ませると、校舎から沢山の学生が出てきます。もちろん昼食を取るためです。
 その流れに身を任せるかのようにセンセイも大学食堂へ。

 勝手が良くわからないので、再び学生の流れに従います。気がついた時にはア・ラ・カルトの列の中にいました。
 列に並びながら、メニューを選びながら、そして昼食を美味しくいただきながら結局、東北大学の学生諸君と金沢工大の学生を比べるような格好に。

 もちろんこれまで何度も東北大学を訪れているのです。でもこんなに沢山の学生諸君の表情を見せてもらうのは初めて。
 で、センセイの印象はというと、当たり前ですが共通する部分もあるし、そうでない部分もある。

 今までは優秀かつ個性豊かな東北大学生という印象を持っていたのです。でも今日は、もちろん優秀ではあるものの、頭抜けているというより、どこか皆が同じような表情。「勉強」はできたんだろうなぁー、という感じ。
 しかし少なくとも今現在の彼ら彼女から、「その先」を感じることが難しい。(「ないわけではない」ので、念のため)

 また強く感じたのは、一種の幼さ。あらかじめお断りしておきますが客観的には、センセイの加齢による年齢差の拡大が大きく影響しています。しかし可能な限りそれを差し引いても......幼い。この点は金沢工大の学生諸君と共通。
 ワイルドさについてはむしろ、金沢工大の(一部)学生の方に分があるかも。

 で、もう一つ大きな相違点が。それは言語と文化の多様性(ダイバーシティー)、そして寛容性(トレランス)

 センセイが列に並ぶと、すぐ後ろから滑らかな英語が聞こえてきました。欧米人かと思って振り返ると、アジア系の(たぶん)留学生と(こちらもたぶんパートナーの)日本人学生。
 もちろん食事中は、あちこちで異国の言葉が飛び交います。

 ただし少なくとも昨日は、センセイがまったく理解できない言語はありませんでした。



11月22日(水) 西村センセイ、東北大学で開かれたセミナーに日帰りで参加する

 今日は水曜日。そして平日。

 何度もお伝えしているように、水曜日のセンセイは忙しい。週によって異なりますが、午前中のヘビーな会議に続いて午後にはまず大学院の必修科目。続いて特別クラス。
 そして会議と打ち合わせ。

 でも今日のセンセイは仙台市内に存在していました。二つの授業は無理を言って共同担当の先生にお願いしました。
 現在は新潟の自宅へ戻ったところ。

 今日開かれたセミナーは、午後の、ちょっと困った/困っている学生のための特別クラスの講義に深く関係しています。
 普通の人なら簡単にできることなのに、なぜか彼ら彼女らはうまくできない。

 例えば「何でもいいから感想を述べる」とか「簡単なレポートを出す」だとか。そもそも「学校へ行く」ことすら怪しい。
 オトナ、特に大学の先生方は「怠けている」と決めつけがち。

 センセイは数年前からその特別クラスを担当するようになったのですが、すぐに、そうではないことに気づきました。
 ここ数年、センセイが取り組んでいる研究(?)の一つです。

 今日はそれに深く関係する内容だったため、参加させていただきました。

 ここで得たものはそう遠くない将来、彼ら彼女らを含めた皆さんの前に公開できる見込みです。



11月21日(火) 初めてのドラッグストアのついでに、「扇が丘ハワイゴク遺跡」を訪れてみました

 ある意味、昨日のドラッグストア巡りの続き。

 お店をいくつかまわっていると徐々に、それぞれの特徴、あるいは得意不得意がわかってきます。品揃えが違ったり、同じ商品でも価格にずいぶん差があったり。
 ふだんは大学最寄りのお店で何とかなるのです。

 でも今日は夕方から夜にかけての会議を終えると、珍しく高速道路に乗って帰宅することにしています。夜間走行による事故だけは避けなければならない。一番恐いのは、居眠り運転。
 センセイは毎週、往復約500km運転します。

 十分休息して余裕を持たせ、しかも日中の運転を心がけていますが、それでもやはり少し眠気を感じることがあります。そこでセンセイはいつも「カフェロップ」という錠剤を用意。
 でも新潟に拠点を置くお店は何故か取り扱いをやめてしまったし、大学脇のお店はチト高い。

 というわけで先日、大学近くの、しかしまだ入ったことのない「クスリのアオキ」へ行ってみました。

 その隣は斎場(写真右奥)なのですが、隣接して「扇が丘ハワイゴク遺跡」があることを思い出しました。
 自動車で脇を通ることはあっても、徒歩あるいは自転車で来る機会は皆無。

 実際に訪れてみると相当な広さ。斎場と道路、そして向かいのコンビニまでが遺跡だったとのこと。
 しかも実際は、さらに広い区域にまで広がっていたものと考えられます。

 「高橋セボネ遺跡」が古い弥生時代なのに対して、最近の発掘現場(こちらこちら)を含む「扇が丘ゴショ遺跡」は同じような時代から室町時代まで長く使われた場所。
 そしてこの「扇が丘ハワイゴク遺跡」は鎌倉時代から室町時代にかけての集落跡。

 ここは特に大きな建物があった場所で、この地域を支配していた富樫家など有力武士の居館であったと推測されているそうです。

 で、西村センセイ、今晩はあまり好きではなく、乗り慣れない高速道路を、大型トラックに囲まれながら100km/hちょうど(一部制限速度区間を除く)で夜間走行。
 ずっと緊張状態で運転していたため、「カフェロップ」の出番は、なし。

 ちなみに今日の燃費(100km/h区間)は22.0km/Lでした。条件が異なるので目安にしかなりませんが、80km/h走行時に比べると約10%低下していることになります。
 低燃費記録更新のために走行しているわけではないのですが。



11月20日(月) どうしてこんなことが起きるんだろう... ──お店の床パネルが一部浮き上がっていた──

 センセイの最近の「マイ・ブーム」は、ドラッグストア巡り。

 もちろんセンセイはサラリーマン。職務専念義務がありますから、勤務時間中はちゃんと真面目に働き、お昼に外で食事を取るかお弁当を買うついでに、お店に入ってみるという感じ。
 大学近くにオープンした「キリン堂」も先日、初めて経験しました。広いお店でした。

 写真は今日のお昼に撮影した大学近くのお店。サニタリー用品を買おうと思ったのですが......あれっ?!(店舗外から撮影)
 入口の一つが閉鎖されています。手前にはバリケード。

 よぉーく見ると、その上に細いロープが張り渡されており、注意書きが2枚。そこには「パネル破損につき・・・」。
 最初はどこのことかわからず、奥のドアか何かが壊れたのかと思ったのです。

 近づいてみると問題は床面であることを理解しました。「パネル」は床パネルのことだったのです。左側コーンの奥がその場所。
 部分的に盛り上がってるのがおわかりでしょうか。

 左側の床パネル2列が、まるで向こうとこちらから押されたかのように、中央部が凸状に飛び出ているのですが......。
 どうやったらこうなるのだろう。

 わからない。



11月19日(日) こういう時はやっぱり女子学生の方が元気 ──秋のオープンキャンパスが開かれました──

 今日はタイトル通りの話題。

 何回かお伝えしたように、金沢工大では今日、秋のオープンキャンパスが開催されました。心配だったのは天気。
 週間天気予報では雪とのことだったのですが、2、3日前から雨マークに。

 しかも今日になってみると、何と、開始時刻前後は晴れ間も見えるようになりました。残念ながら、その後は再び雨になったのですが。
 入学試験は推薦入試まで終了しているので、今回のゲストは一般入試受験組や高校1、2年生。

 参加者が保護者の車や、金沢駅や近県のターミナル駅からの送迎バスに乗って続々と集まってきます。センセイも一緒になって各会場を見学。
 右の写真は土木工学科を紹介するコーナー。

 女子学生──たぶん学部学生──3名が工学部土木工学科(平成30年度より)に入学した理由と、大学での学びを紹介しています。
 発表中の彼女は、もともと親戚が土木関係の仕事をしていて、かつ東日本大震災で被災し、その重要性を再認識したとのこと。言葉に重みがあります。

 センセイが会場間を歩いていると教職員はもちろん、各研究室に所属する学生が気づいて挨拶をしてきます。
 白状すると、入試部長は偉い......からではありません。

 彼らの大半は大学院生、あるいは大学院への進学が決定している学部4年生。センセイは彼ら彼女らを対象とした必修科目を教えているのです。
 いわば全員がセンセイの教え子。

 まぁ、彼ら彼女らがセンセイをどう評価しているかはわかりませんが、頭が自然に下がるらしい。
 2枚目の写真は工学部ロボティクス学科(/大学院工学研究科機械工学専攻)のブース。

 写真では良くわかりませんが、魚(シーラカンス)型の自律ロボットを説明しているところ。担当者はこちらも女子学生。
 こういう場面ではやはり、女子学生の方が元気、というのがセンセイの印象。

 客観的には、20歳前後では男女の精神年齢差が大きいからだし、長い目で見れば逆転することも多い──経験者は語る──から、あまり気にするほどではないのですが。

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