2020年12月5日更新(2020年12月13日ページ移動)

──2020年11月第5週〜12月第1週のニュース──

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12月5日(土) 【未解決】されど、“A New Hope” ──障害が発生したMacBook Pro、これが当面の落としどころか? ──

 ピンと来た人は、ある程度の年齢の方。もしかすると若い方でも比較的最近「観て」、知った方がいらっしゃるかもしれませんが。

 “A New Hope”(新たなる希望)は、1977年に公開(日本は1978年)された最初の「スター・ウォーズ(Star Wars)」のタイトル。正確に言うと公開後、しばらくしてからつけられたものなのですが。
 映画の公開当時、センセイは地方国立大学の貧乏学生。テレビも持っていません。(その後もずっと持っていなかった)

 大ブームになっていることはわかっていましたが、映画館では観ていません。

 極めて深刻な状態に陥った主力MacBook Pro(Windows 10)は、現在も復旧していません。“BootCamp”を用いてWindows 10をインストールできれば、多少手間と時間はかかっても全面的に移行するのです。
 しかしお伝えしたように、インストール作業は中断状態。

 現在は学期の途中なので、MacBook Proの健全なWindows 10ボリュームを使って仕事を継続しなければなりません。つまりしばらくこの状況が続きそうなのです。この苦境下、それでも微か(かすか)に救いが。
 それが、
“A New Hope”。

 写真は障害が発生したSSDを本体に組み込んで電源を入れ、起動するシステム(ボリューム単位)を選択している場面。

 左からWindows 10、 Mac OSインストーラー、リカバリーボリューム(起動と修復その他ができる)、そして“MacBook Pro”。アイコンはなぜか“Mac mini”ですが、これはアパートの“Mac mini”からデータを移行したため。
 破損したボリュームは見えていませんし、見えたとしても
OSのインストールはできません

 実はこの“MacBook Pro”は、新しいSSDにOS Xをインストールしたものを外付けのケースに収めたもの。MacBook ProとはUSBで繋いでいます。
 つまり外付けのSSDから起動しようというのです。

 何と、実際に動作します。しかも予想外に速い。そして、軽い。

 I/Fの速度がボトルネックになっても、必要な情報を本体に内蔵されたRAMに一気に読み込むからでしょう、普通の使い方では内蔵SSDとの差は感じられません。むしろ、セクタあたりのデータ量が多いからか、「速い」と感じられる時すらあります。
 ただしなぜか起動時に外部SSDを接続しているとそれを認識せず、この画面になってから接続するとやっと認識するのですが...。

 繰り返しになりますが、普段は障害が発生したSSDをMacBook Proに収めてWindowsマシンとして使用しています。そのため「外付けSSDから起動したMacBook Pro」(!!)は、まだまだ整備不足。
 また、全ての機能をチェックしたわけでもありません。

 しかし使用環境がシビアな仮想ソフト“Fusion”などを起動しても、現在のところ問題は発生していません(ただしWindows 7(64bit環境)に限る。Windows 10など、他OSについては未チェック)。
 MacBook Proは純粋なWindowsマシン──Mac OSが起動しないので──で、Macとして使用する時は外付けのケースを繋ぐ。

 こんな奇妙な状態が、少なくとも年末までは続きそうなのです。

 ...もしかすると、これがこれからのデフォルトになったりして。



12月4日(金) 【悲報・解決不能?】ちょっと古い「インテルMac」には、“BootCamp”を再インストールできません(キッパリ)

 非常に残念なお知らせです。

 一昨日のこのページで予告しましたが、極めて深刻な、そして解決不能と考えられる問題が確認されました。もちろん“BootCamp”を用いた「インテルMac」へのWindows OSインストールです。
 正確に言うと、問題が起きるのは後述するように、インストールディスクのデータ容量が大きいWindows 10だけですが。

 先日発生した「ディスクに十分な空き領域がありません」のトラブル、実はセンセイだけの個別事象ではなく、普遍的な問題だったのです。いろいろ調べた結果、根本的な原因はインストールに使用するUSBメモリ。
 メディアそのものが問題なのではなく、使用するフォーマットに限界があったのです。

 “BootCamp”は、「インテルMac」の発売開始(2006年)後にリリースされたソフトウェア。

 外付けのUSBメモリにWindowsインストールディスクおよびMacに対応させるソフトをディスクイメージとして収めます。作業の途中でUSBメモリを初期化するのですが、この際に用いられるのがFATというフォーマット。
 実はこのFAT、4GBまでしか対応していません。当時はこれで十分だったのです。

 でも、たとえば今回インストールしようとしたWindows 10の現時点での最新バージョンは約5.7GB。収まるわけがない。

 2016年以降にリリースされたモデルについてはUSBメモリを用いずにインするトールすることが可能です。でもそれ以前の「インテルMac」については根本的に、インストールできません。
 要するに、ゲームセット。

 抜け道があるとすれば、USBメモリをexFATなど4G以上のデータを扱える形式でフォーマットすること。ただし“BootCamp”は古いソフトなので、作業途中で強制的にFATフォーマットしてしまいます。
 残念ながら、現時点でexFATフォーマットの利用には成功していません。

 もう一つの方法が、Windows 10の旧バージョンを使用すること。こちらは4GB以下なのです。ただしMicrosoftは公式ページでは最新バージョン提供していません。
 各種Webサイトでも4G以下のバージョンはダウンロードできていません。

 お気づきかと思いますが、先日初期化した16GBのUSBメモリには、必要なデータがすべて収まっていました。脳みそが猿化──猿族の皆様ゴメンなさい──したセンセイは、その貴重なUSBメモリを完全に消去してしまったのです。
 何てこった。

 ....西村センセイ、痛恨のミス。

 ふと気づいて気を取り直し、棚から引っ張り出したのは古いWindows 10のインストールディスク。こちらは4GB以下ですし、もちろん著作権の問題もありません。
 Mac標準の「ディスクユーティリティ」を用いてディスクイメージ化。

 今度こそ、既に何度か行った作業なので無事ファイル変換に成功しました。次なるプロセスは、Macでの利用を可能とするためのドライバその他必要なファイルのダウンロード。
 基本的にはこちらも自動で行われます。

 やれやれ、苦労の甲斐あって...と自分を慰めていたら、「・・・ソフトウェアをダウンロードできません」。少なくとも現在のところ、何回試みてもダメです。どうなっているの?!

 この問題、現時点でも未解決です。もしかすると解決不能かも。というのはドライバの問題が解決したとしても、インストールできるのはかなり古いバージョン。Microsoftがそのバージョンをサポートしているかどうかは不明なのです。
 ちなみに、Appleなら絶対に切り捨てています。現在のAppleは、淡泊なのです。

 今回のUSBメモリの件でも明らかになったように。



12月3日(木) 【未解決】ナシテ?! “BootCamp”をインストールできない!! ──痛恨のミス編──

 腹を括って、昨日の続き。

 もちろん極めて深刻な障害が起きた主力MacBook Pro(Windows 10)の復旧です。同機についてはSSD交換後、単一化したMacボリュームにMacOS10.11.6をインストール済。さらに自宅の小容量Mac miniからデータを仮移植してあります。
 ただしこちらは小容量のHDDマシンなので、インストール済のアプリケーションが少ない。

 そのため金沢のアパートに置いてあるMac miniから、さらに各種データをコピーしてあります。ここまでは極めて順調。

 されど、メインマシンとして活躍してもらうためには、いくつもの難関が。最大のポイントは、“BootCamp”を用いてWindows 10をインストールできるかどうか。そして同一マシン内のMac側や、旧Mac OSと連携できるかどうか。
 残念ながらこの点については、最新のMacBook Pro(2018)では実現していません

 正直なところ、バックアップの役目を果たすことはできても、メインマシンにはなれない。メインは“BootCamp”のインストール。
 これまで何回も行ったので、楽勝だろうと思ったのです。

 まず「アプリケーション」内の「BootCampアシスタント」を起動します。画面上段から、インストールディスク作成、必要なファイルのダウンロード、そしてインストールという手順。
 外付けディスクを求められたので、大容量のSDメモリカードを用意したのですが、何と、USBメモリでないとダメとのこと。

 探してみたら8GBのものがあったので、それを差し込みます。次に、Appleの案内に指示に従い、専用ページ──Windows環境からアクセスすると、別ページに遷移します──からWindows 10のOSをダウンロード。(2枚目の写真)
 誤解なきように申し上げますが、決して非合法なことを行っているのではありません。

 センセイは正式なライセンスを購入済なので、OSインストール後、所定の情報を用いて認証してもらうのです。しかもここでダウンロードされるのはMicrosoftが配布する最新版。
 新しいバージョンなので、インストール後のアップデートが少なくて済むのもメリット。

 通信回線の問題かサーバー側の問題なのかはわかりませんが何回か失敗したし、時間もかかりましたが、それでも無事に約5.7Gのファイルをダウンロード。
 必要な情報を登録すると、「BootCampアシスタント」は接続したUSBメモリ内にデータを書き込みます。ここも楽勝...のはずだったのです。

 でも、ご覧のように「(USBメモリ)ディスクに十分な空き領域がありません」とのメッセージが出て、作業はが中断されました。「やはり8Gでは不足したか...」というのが最初の感想。
 でも、もっと容量の大きいUSBメモリがあったけなぁ...。

 酔っぱらっていたこともあり、この辺りからセンセイの脳みそは猿化──繰り返しになりますが、猿の皆様ゴメンなさい──し始めていました。
 机の引き出しから出てきたのは、おぉ、16GBのUSBメモリ。そもそも指示は16GBだったので、これなら大丈夫のはず。

 メモリを差し込むと、ボリューム名が“WININSTALL”と表示されました。一瞬、あれっと思ったのですが猿化していた西村センセイ、勢いで作業を続けます。
 いろいろあったけど、これで問題が解決するはずだったので。

 ところが、表示されるのは「ディスクに十分な空き領域がありません」。ナシテ?!

 今から考えると、あのUSBメモリ(16GB)には、必要なすべてのデータが収められていたのでした。それをセンセイは、初期化してしまったのでした。猿化していた──再び、猿族の皆様、ゴメンなさい──センセイが、その愚行(ぐこう)を悟るのは翌日になってからです。

 トホホ。



12月2日(水) 【未解決】冷酷な現実を直視しなければ... ──データバックアップ編──

 このページは基本的に、センセイが見聞きしたこと、あるいは身の回りで起きたことをお伝えしています。

 お気づきだと思いますが、ここ1、2週間、明らかに忌避気味の話題が。現実逃避と呼ぶ方が適切かもしれません。お察しの通り、主力のMacBook Pro(Windows 10)に突然発生した致命的なトラブルです。
 現時点でも問題は解決していません。

 実は修復の過程で、どうやら解決できそうにない問題の存在が確認されました。「・・・Windows 10を問題なくインストールできる・・・」が、ほぼ不可能になりつつあるのです。詳細は近日中にお知らせします。
 突然ご報告すると、腰を抜かす方が出てしまうほどの衝撃的な事実です。

 さて今回の修復は、解体や部品の交換だけでなく、各種ソフトのインストール、データの移行などがあるので、集中しないとできない内容。
 先週末は研究会を開いたこともあって、作業はお休み。

 ここまでの過程を振り返るとトラブルの確認後、専用ソフトで修復を試みたものの、修復どころか、何と当該Macボリュームを初期化
 初期化後のボリュームにOSをインストールすることができませんでした。損傷が激しすぎたためです。

 SSD交換後はMac OSを問題なくインストールできています。ただし修復だけに専念するわけにはいきません。生き残ったWindow側で仕事をしながらです。
 現在は、障害が発生したサムソン製SSDを元に戻しています。

 修復作業の途中で、一時的に外したSSDを外付けケースに入れ、他機(Mac mini)にUSB接続したのが写真。

 Macボリューム(MacBook Pro)、Windowsボリューム(Windows 10)の両方がマウントされています(左側の写真)。オレンジ色のアイコンは、USB接続であることを意味しています。
 Mac側は完全に破損しているので、開いても意味はありません。実際、空のボリュームです。

 注目すべきはWindowsボリューム。開いてみると、ちゃんとフォルダやファイルが見えます。ダウンロードも可能。このボリュームこそが、当該機のSSDに記録された最新データ。つまり、外付けにすることで、少なくともこれまでのデータは完璧に利用できることになります。
 仕事をしている人間にとっては、最も大切なこと。

 ただし、ここから先が大変。もうしばらく上手くいくのですが間もなく、予告した、絶望的なほどの高い壁に行く手を遮られることになります。

 繰り返しになりますが、現時点でも問題は解消していません。(続く)



12月1日(火) 移転した「眼鏡市場」旧店舗で、かなり大きな工事が行われています

 今日から師走。

 その最初の日の天気予報は、ちょっと微妙。基本的には曇りなのですが、「朝までは場所によって雨が残るものの、日中、特に午前中は晴れ間も見えるだろう」とのこと。センセイは朝イチに学部の講義があります。
 しかも今回は、週末に開かれた研究会その他の関係で、準備の大半を早朝に行う必要が。

 早朝に目覚めると、障子窓の向こうが徐々に明るくなるところ。支度を整えてから窓を開けると、おぉ、雲はあるものの、雨は降っていません。自転車で出勤することにして、自転車の鍵その他を手に、玄関ドアを開けると...細いながらも雨。
 しかもそれが、徐々に強くなってきます。

 仕方ないのでドアを解錠して自転車用具を戻し、自動車で出発。何だか朝から上手くいかない。途中はかなり降ったのですが、研究室に到着する頃には雨も上がりました。
 まぁ、仕事なので、仕方ない。

 急いで1限の遠隔授業の準備を整えると、もう講義開始の時刻が迫ってきます。25分前に“Zoom”上で「教室」を開いたのですが、その時点で数人の学生が入室を待っていました。
 1年生は真面目だ。(ただし例外もあります)

 午後の最初は3年生の授業。今日のクラスは人数が多いので、体力を使います。事前の準備も必要なので早めにお昼を、それもしっかりとしたものを頂くことにします。
 途中にあるのが、写真の建物。

 夏前に新築移転した「眼鏡市場」旧店舗です。3週間前にここで「新しい動き」があったのです。その時は4台のバンが出入りし、異なった作業服の人が数人、状況を確かめていました。
 数日後にはご覧のように後ろの眼科医院を含めて、作業用の足場が組み立てられました。

 もちろん建物を何かの用途──おそらく店舗──で用いるための改装工事です。たまたま今日は何も作業していなかったのですが、現在は主に、内部の天井付近で、少人数で何かの作業を続けています。
 もう一つ気づいたことが。

 「眼鏡市場」だった時は、写真左側および道路に面した部分を駐車場として用いていました。まぁ、当然ですね。で、注目していただきたいのが写真右側、赤いカラーコーンが置かれた部分です。
 駐車場だった場所は、「眼鏡市場」移転時に舗装が剥がされました。その必要性を理解するのは難しいのですが。

 それはともかく、今回の工事が始まってからこの部分だけ一段と掘り下げられています。単純な駐車場以外の、何かの用途に供されるようですが...何なんだろう。

 そしてそもそも、何のお店になるんだろう。



11月30日(月) 手製の鉛筒を夜空に向けたガリレオに似て、その人はガラスで覆われた石板を...

 気がつくとすでに、スーパーの惣菜がなくなり始める時刻を過ぎています。

 急いでメールを2通送信し、仕事に区切りをつけて、鍵を守衛室に返し、駐輪場へ。つまりセンセイは今日も出勤したということです。サラリーマンだなぁ...。守衛室脇の通用口を出ると、写真の場所。奥にそびえ立つのはライブラリーセンター(LC)です。
 ここを左折すると、駐輪場なのですが...何?!

 池の袂(たもと)、暗がり──実際は、非常に暗い──の中、男性が中腰で写真右側を向き、両手を中途半端に上げています。カメラを構えた時には写真のように立ち上がっていましたが。写真全体が緑がかっていますが、これは中庭の照明にナトリウム灯を使用しているためです。
 対照的に、LC内のLED照明は見事に白色。

 それはともかく、彼の視線の先を追うと、おぉ、雲の間に見事な満月。なるほど...と得心(とくしん)したのですが、では、なぜ彼の姿に興味を持ったのだろうか、と、自問します。
 すぐに思いついたことが。

 望遠鏡を用いた世界初の天文観測が、この状況に似ているのです。それが起きたのは1609年の冬。もうすぐ新年になろうというタイミングです。
 主人公の名は、ガリレオ・ガリレイ。

 望遠鏡そのものはそれより前に発明されていた──発明者については諸説あり──のですが、オランダでの評判を聞きつけたガリレオは、自分でレンズを磨き、幾多の失敗の末、焦点の長い凸レンズとそれが短い凹レンズを確保します。
 彼は非常に器用な人だったのです。また当時としては、超一流の性能です。

 その凸レンズを鉛製の筒の前に、凹レンズを後部に嵌め込みます。つまり望遠鏡の完成です。ただしここまではどこかの先駆者の業績を見習っただけ。彼の本当の才能は、これから発揮されます。
 彼は望遠鏡を、夜空に向けたのです。

 まず今晩のように月を、惑星を、銀河を望遠鏡で確認します。観測結果をまとめたのが、『星界の報告』(Sidereus Nucius、1610)というごく薄い本。ラテン語で書かれたこの本は大評判と批判、そして嫉妬(しっと)を招きます。
 この本は結果的に、それまでの世界観を180°転換させることになります。

 望遠鏡は人間の感覚能力を遠方、あるいは大きい方に拡張する(逆が顕微鏡)という意味をもっています。ただし彼は、理論派だった同時代人のヨハネス・ケプラーとは対照的に、光学理論を理解していたわけではありません。
 西村センセイ、学部学生時代にゼミで『星界の報告』を初めて読み、それに気づきました。詳細は省きますが、実は、世界初の発見。(実話)

 東大名誉教授で、たまたま同大学定年後新潟大学に在職していらっしゃった師匠の指導で、センセイはこの発見を学術論文にまとめ、結果的に、センセイは学者人生を送ってしまうことになります。
 いわば、そのスタートはこの写真だったのです。

 ただし、現在の新しいツールは鉛の筒ではなく、プラスチックレンズを組み込んだ石板(tablet)ですが。



11月29日(日) 「その後」を見据えているか... ──焼肉店の元店舗が、韓国焼肉のお店としてオープンするようです──

 本題に入る前に、お詫びと訂正の続きを。

 お伝えしたように、センセイが研究会「会場」を関係者用にオープンしたのは11:30。その後は、少なくとも5時間程度はモニタ画面と音声──こちらはボーズのヘッドホンを使用──をチェックする必要があります。
 つまりお昼を食べておかなければならない。

 それまでの準備に手間がかかったので、時間の余裕がなくなってきました。そこで、ちょっと雨が降っていたのですが、急いで「ほっかほっか亭」。帰り道、高橋川に架かる荒川橋の上から、中州をチェック。
 ...やっぱり。

 先日ご紹介した「」が。どうやらここが気に入ったらしく、居座り続けているようなのです。そして、首を“Z”型に折り畳んでいます。間違いなくサギ(「ダイサギ」?)です。
 この鳥に関しては、初めて見ました。(急いでいたので、カメラを持っていませんでした)

 6時間の作業を終えたセンセイは、急いで後片づけに入ります。もちろん一部の関係者と反省会を持つため。センセイがビリで、しかも遅刻は避けられない状況。
 昨日は雨だったので、自動車で出勤しています。

 大学前からバスに乗ってもいいのですが、自動車を取りに翌朝戻る必要があります。時間的余裕が少ないことは承知の上で、車でアパートに戻り、玄関に荷物を降ろすとそのまま路線バス乗り場へ急ぎます。
 こちらの路線の方が、便数ははるかに多いし。

 ...あれっ?!

 いつの間にか閉店してしまった焼肉店────の看板が、新しいものに書き換えられています。「韓国焼肉 レントン」とのこと。西村センセイ、ハングル語は挨拶と自己紹介くらいしかできません。
 申し訳ないのですが、「レントン」の意味はわかりません。

 写真左側が、焼肉店の建物(前回の写真の、ほぼ反対側から見ています)。ご覧のように周囲に工事用の足場を組んでいます。良く見ると、窓の奥に照明が見えます。土曜日の18時頃ですが、開店に向けて突貫工事中。
 中央奥にも、白い看板があります。

 以前はこちらも焼肉店が使用していたのですが...白いまま。でも、手前のこの看板は描き直しているわけですから奥の看板に関しては使用せず、せめてその分でも費用を浮かせたいと判断したと解釈されます。
 察するに、店舗も看板などの描き換えは仕方ないとして、店内の什器備品はできるだけ「居抜き(物件)」。

 誤解されると困るのですが、センセイはこの店舗の新経営者を批判しているのではありません。逆です。もともと薄利のこの業界。しかも現在はコロナ渦の、前店舗が閉店に追い込まれたと推測されるほどの逆境下です。
 この環境をいかに評価し、適切な利益を上げるか。

 以下はまったく個人的な感想ですが、新経営者はセンスがあるんじゃないかと思う。この状況で、店舗の賃貸料金は以前よりかなり低下しているはず。同時に、可能な限り前店舗のリソースをそのまま使用。
 もちろん、コスト削減のため。

 ポイントは要するに、「その後」を見据えているかどうか、ということです。もちろん、新店舗の運営がうまくいくかどうかは別ですが...。

 どうでしょう。

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