2022年9月3日更新(2022年9月11日ページ移動)
■9月3日(土) 看板のこの形状は... ──進出したばかりのVドラッグに手強いライバル出現か──
結果的に今日も建物のお話になってしまいました。すみません。
週末なので──依頼原稿が未完であるにもかかわらず──新潟の自宅へ戻りました。写真はその途中で撮影したもの。センセイは移動する際、「おばた食堂」が店を構える小矢部市津沢地区(旧津沢町)を通過します。
ここは周辺地域の核となる場所です。しかし20年前に地元スーパーが撤退。買い物に関しては一種の空白地帯になったのですが、今年の4月に「Vドラッグ 小矢部津沢店」がオープン。これで一件落着...と思っていたら、それを追いかけるように、すぐ近くで動きが。
数ヶ月前、斜向かいの田圃を埋め立てて整地し始めたのです。あれよあれよという間に作業が進み、建物の建築工事も始まりました。広さや形状からしてドラッグストアだろうなぁと予想されたのですが工事はさらに進み、2週間くらい前、ついに看板の一部が張り出されました。
この「津沢店」が取り扱うのは化粧品や日用品、そして食品。ドラッグストアです。
なぜか肝心の店名が記されていないのですが、この看板の形状には見覚えがあります。ズバリ、石川県を中心に東北から近畿まで店舗を展開する「クスリのアオキ」。
「Vドラッグ 小矢部津沢店」にとっては手強いライバル出現、ということになります。自宅に帰ってから調べてみると、富山県のホームページで「大規模小売店舗立地法による大規模小売店舗(クスリのアオキ津沢店)の新設の届出について」を見つけました。
内容についてはそこに記されている通り。でも西村センセイ、この看板に少し違和感を覚えたことも事実。形状や色遣いその他についてどうこう言うつもりはありません。あれっと思ったのは、「アオキ」他店舗との差異についてなのです。
例えば、こちらも移動経路にあり、近日中にオープンが見込まれる「泉野出町店」。デザインがまったく異なるようなことはなく、雰囲気も似ているのです。でも比較して頂くとわかりますが「泉野出町店」の方がもうちょっとシンプルでお洒落。一方、この「津沢店」はというと、ちょっと前まで使っていたデザイン。
それを新築店舗に適用するだろうか。もしかすると、地域や顧客の特性に合わせてデザインを選択しているのかもしれませんが...。
■9月2日(金) もしかすると、ビルを建て替えるのかも... ──「ウフフドーナチュ」移転──
メインタイトルとサブタイトルは少しずれています。悪しからず。
お詫びをもう一つ。結果的に建物の写真ばかり続いていますが、悪しからず。原稿執筆に追われており、余裕がないのです...と言いながら、そうであればあるほどこのページが長くなってしまったりする。
重ねて、お詫びを。金沢工大と、昨日ご紹介したソフトクリーム店との間の道路沿いに1階が不動産屋と店舗、2階より上がアパートというビル──今日の写真のビルではない──があります。たぶん建物内の不動産屋が管理しているのでしょう。
ちょっと前にビルの前を歩いていて気づいたことが。今から振り返ってみると、実はかなり前からだったようですが、不動産屋を含めて1階のお店がすべて営業していないのです。最初は「たまたまお休みなのかな」と思ったのです。でもつい先日、それを確信する出来事が。
最後まで営業していた居酒屋店のドアに、先月下旬で「移転のため休業」という貼り紙が掲出されていたのです。その居酒屋、関係者と1回だけ入ったことがあります。大学の近くなので、皆、帰宅するにも便利。個人的には飲み会以外、外で会食することはないためそれっきりだったのですが。そのビルの中央に、昨日最後にご紹介した移転の案内が。
要するにこのビル、現在は誰も利用していないのです(上階は確かめていないけど)。金沢工大開学と同じころに建設された古いビル。もしかすると、建て替えるか、解体した後で宅地などに転用するのかも。
それはともかく、剥がれそうな貼り紙の「移転先」で撮影したのが写真。何のことはなく、帰宅時にちょっとだけ遠回り──いつもはこのビルの奥を通る──して撮影したのが写真。
「ウフフドーナチュ」(インスタグラム)というお店です。「ドーナツ」あるいは「ドーナッツ」ではなく「ドーナチュ」。詳細についてはお店のサイト他をご覧いただきたいのですが、健康志向のドーナツ販売店のようです。
でも個人的にはこの場所、別なお店の印象が強い。というか、知らないうちにお店が替わっていました。ここにあったのは「Trattoria & Bar カンパーニュ」というイタメシ店。ここで関係者のパーティが開かれたことがあります(センセイは都合により不参加)。
金沢では割と知られたお店だったようです。株式会社 カンパーニュレストラングループの一員──かつ、当時は本社──で、それなりにお客さんが入っていたため、センセイはずっと営業しているんだろうと思い込んでいたのです。
センセイは歩いて建物のこちら側を通ることはないため、変化に気づきませんでした。改めて調べてみると、何と、2019年4月閉店とのこと。知らなかった...。実質的に、現在は金沢駅ビル内で営業しているようです。つまり事実上の移転。
大学近くからの撤退は残念ですが、これも商売。それならそれでぜひ頑張って頂きたいものです。
■9月1日(木) 大学近くの蕎麦屋が居酒屋と、そしてなぜかソフトクリーム店になっていた
昨晩は心配されていた雨もさほど降らず、静かだったのです。
でも明け方になると突然、激しい雨が。後から確認したところ出発前、6時から7時までの1時間に38.0mm、移動時を含む1時間にも24.5mmという強い雨。さすがに徒歩での出勤を断念し、自動車にします。
倖い、お昼頃になると小康状態に。スーパーへ行くのは無理なので、大学食堂でお昼を頂いたのですが、他の用のついでに少しだけキャンパスの外へ。先日気づいたことがあったのです。それが写真のお店。
ここはかつて蕎麦屋──というよりうどんのお店──だったのです。センセイ自身は入ったことがありませんが、入学試験で夜遅くまで大学に残った際、ここのカツ丼を頂いたことがあります。
されど蕎麦屋は数年前に閉店し、しばらく経ってから居酒屋に。しかもそれがいつの間にか、別な「居酒屋ぱっぱ」(インスタグラム)というお店になっていたのです。パスタと唐揚げが看板というちょっと不思議なお店。
夕方から夜遅く──というより明け方近く──まで営業しています。ところが先週、お店の一部が改築されていることに気づきました。写真中央部分を「はちはちソフト」(HACHI-HACHI SOFT)というソフトクリーム店──「コーナー」と表現すべきか──にしたようです。
もちろんこちらは日中の営業。写真中央やや右よりのテーブルと椅子で写真を撮ってSNSにアップロードすると100円引きになるとのこと。いわゆる「インスタ映え」を意識したお店のようです。でも残念ながらこの日は休業。
そこで今日、改めて訪れたというわけです。ところが営業日の掲示が張り替えられていて、「都合によりしばらくの間 臨時休業 させていただきます」(できるだけオリジナルのまま)とのこと。来週後半には営業を再開するそうです。
良く考えてみると、通勤経路から完全に外れているため、センセイはこの辺をあまり歩く機会がありません。そこで意識して観察していると、あるビルの中、閉店した店舗の窓に、内側から貼られた掲示物があることに気づきました。
移転の案内と、移転先が記されています。移転先を見てびっくり。これって、センセイの通勤経路のすぐ近く。
そういえば...。(たぶん続く)
■8月31日(水) 出番がありませんように... ──新型コロナ用抗原検査キットを購入しました──
...漂う緊張感。
予報通り今日の金沢は日中、雨が降りませんでした(帰宅直後に降雨)。でも朝はともかく、お昼頃になるととにかく暑い。それに何より雲行きがおかしい。緊張感に溢れた雲の流れ方です。
もちろん沖縄に接近しつつある颱風の影響。研究室に戻ると、もう一つの緊張感が。
お察しの通り、今日締切の依頼原稿が完成していないのです。ただし正確には「8月末頃」が締切。このような場合、学者の半分くらいはきちんと期日までに原稿を提出します。
でも残り半分は「それを過ぎたら催促が来るのね」という理解。言うまでもなく、センセイは後者。関係者の皆様、ゴメンなさい。
さらにもう一つ、緊張しなければならないことがあります。新型コロナウイルス第7派の感染状況です。ピークは越えつつあるようですが、それにしても酷い状況。
センセイも他人事ではありません。時間順に言うと、お盆前に家人が強いだるさを訴え、さらに発熱しました。当然、新型コロナウイルスへの感染が疑われます。倖い、お伝えしたように検査結果は陰性。
でも油断はできません。来週前半、センセイも役員を務める学会に参加することにしています。開催地は都内多摩地区。もちろん行動と感染対策には気をつけますが、正直なところどうなるかわからない。
というわけで、自宅近くにある「クスリのアオキ」で写真の新型コロナウイルス用抗原検査キットを購入しました。1セット1,980円だったので、2セット購入しました。出張にも持参するつもり。
もちろん、出番のないことを祈っています。
■8月30日(火) 撤退したインターネットカフェ「自遊空間」が「想い出広場 レトロ」内に再オープン!!
昨日の続き。
建設中の「ドミノ・ピザ」の写真左側にあるのが「想い出広場 レトロ」。昨日の写真とは反対側の面を見ています。以前の写真と比較するとわかりますが、インターネットカフェ「自遊空間」と書き加えられています。
看板も描き改められています。市内にあった「スペースクリエイト自遊空間 新潟柏崎店」は昨秋閉店し、建物は解体。それなら単なる移転じゃないの、と思われますが、実はそれほど単純ではないようです。
「スペースクリエイト自遊空間」は「株式会社ランシステム」が運営するフランチャイズ店。同社のサイト上にはすでに、「柏崎店」として紹介されています。
株式会社ランシステムは株式会社AOKIホールディングス子会社。ちなみに、AOKI傘下の「株式会社快活フロンティア」も「快活CLUB」を展開しており、金沢工大の近くにもお店があります。
こちらはすべて直営店。グループとして棲み分けを計っているようです。となると、今日オープンした「自遊空間」はどこが運営しているのかが問題になります。今までのお店は、市外の企業が経営していたのです。調べてみたところ「想い出広場 レトロ」の会社と同一。
まぁ、予想通りですが。昨秋、それまでのパチンコ店を改装した「想い出広場 レトロ」ですが、客足はかなり厳しい状況。そこで株式会社ランシステムと契約の上、店舗を再度改装し...ということのようです。
お店のサイト中段に、「自遊空間」本日開店に関する情報が大きく載っています。開店ですからある意味、今日はお誕生日。おめでとうございます。
■8月29日(月) 17,565歩の日 ──建設中の貸店舗は予想通り、「ドミノ・ピザ」に──
皆様お察しの通り、締切が明後日に迫った依頼原稿執筆はまったく進んでいません。トホホ。
非常事態につき、しばらく季節感の薄いネタが続くことになると思いますが、悪しからず。
お伝えしたように先週土曜日は実家への往復と食料買い出しに加えて、別な所用で市内3カ所へ赴きました。市内といっても、自宅から1〜2km程度。健康維持のためすべて徒歩で済ませます。
土曜日はかなり歩いたので、1日の総歩数は17,565歩、歩行距離は10.4kmでした。そもそも今月は、1日平均11,652歩(本日現在)。これまでの最高を記録中。やはり歩くと体調が良い。
二つ目の用を済ませて自宅に戻る際、ふと思いついて工事中の「貸店舗」の様子を確かめてみることにしました。少し回り道をするだけでで済むのです。
お盆休みは終了したようで、ご覧のように工事を再開。配管など設備工事のようでしたが、関係者は皆、休憩中。ご注目頂きたいのは出入口の左側に貼られた黒、青、赤地の大きな掲示物。
「10/14 金 ドミノ・ピザ OPEN」。予想通り、できるのは「ドミノ・ピザ」でした。それにしてもオープンまで1ヶ月半ほどあります。素人考えだと「もっと早く開店すればいいのに」となるのですが...。
お店の前を離れようとして、あれっ?!隣(写真左側)の「想い出広場 レトロ」の外壁に、見慣れない──「見覚えのある」という方が正確かも──文字が書かれています。
これって、もしかすると...。(続く)
■8月28日(日) この朝顔たちの運命は? ──長く続いた雨のためか、急に涼しくなりました──
今日は金沢への移動日。もちろん無事到着済です。
いつもより10分ほど早く自宅を発ったのですが、JR信越本線を渡ろうとした時に警報音が鳴り、目の前で遮断機が降りました。
間もなく通過するのは直江津発長岡行の快速3371M。さて今日の色は...と待っていたら、民家の陰から現れたのは特急「しらゆき」用E653系1100番台。被災したE129系のために、まだ代走継続中。
されど「しらゆき」そのものの不具合は解消したようです。それは言祝(ことほ)ぐべきことなのですが、自動車の方はというと、これが結構大変。8月最後の週末のためか、走っている車の様子がちょっと違う。観光客が多いというわけではないのですが。
それに何より、新潟県内は所によって猛烈な雨。スモールライトだけでなく、前照灯を点灯して走行せざるを得ない区間もありました。あれやこれやでかなり疲労。それでも無事に県境を越えて富山県へ。
おぉ、雨は降っていません。富山県も行き交う車がいつもとちょっと違い、しかも台数が多い。老人が運転する車の後を低速で走行するなどしたので、やはり消耗します。
早く出発したのに、富山市を過ぎたのはいつもより遅い。でも、ここで焦っても何一つ良いことはありません。食料品の買い出しを兼ねて、一時休憩します。富山県西部も富山市同様だったのですが、ここは安全運転優先。
内山峠を越えて石川県金沢市へ。なぜか老人の車が多いなど共通点があったのですが、走行する車は比較的少ない。天気はというと、多少の雲はかかっているものの晴れています。
直射日光に当たると、暑さを感じます。考えてみると、自宅を発った時の車外気温計は20.0℃だったのです。新潟県内は概ね22℃前後。富山県東部は20℃台前半。25℃を越えたのは県西部に入ってからです。金沢に入るとそれが27℃くらい。
「外は暑そうだなぁ」というのがホンネ。実際、到着後に荷物を出し入れしたり、徒歩で出勤する時は暑く感じたのです。でもしばらくすると、今までの逃げ場のない暑さではなく、比較的心地良いものであることに気づきました。湿度があまり高くなかったからかもしれません。
日陰にはいると、涼しさすら覚えるほど。キャンパス内はまだアブラゼミの大合唱でしたが、季節は確実に進んでいるんですねぇ。
写真は昨日気づいて撮影した隣家。7月だと思うのですが、奥様が朝顔のために棚(写真中央)を作られました。その後の記憶はまったくなかったのですが、それが立派に成長し、しかも現在満開。
普通よりちょっと遅いと思う。予報によると、これまでずっと高温が続いてきた北陸地方は、少なくともこれから1週間、気温は平年並みかやや低めとのこと。朝顔たちも戸惑うんじゃないかしら。
仕事に区切りをつけて、研究室の鍵を返却すべく守衛室に入ると、守衛さんが「涼しくなりましたねぇ」。
そう感じていたのは、センセイだけじゃなかったんだ。