2008年12月27日更新(2009年1月4日ページ移動。2012年12月23日写真削除)

──2008年12月第4週のニュース──

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12月27日(土) 車が妙な位置に駐車しているなと思ったら、やっぱり焼鳥屋が閉店していた

 寒い!! とにかく寒い。ご存じのように強力な寒気が北日本上空に入ってきたので、日本海側は冷え込み、しかも荒れた天気となっています。

 強風に加えて停電や車両故障なども重なって、北陸本線、信越本線は大混乱。
 1時間遅れて新潟の自宅へ戻ってきました。

 やっとの冬休み......もっとも仕事を持参して、ですが。(関係者の皆様、ゴメンナサイ)

 先日、いつもと違う時間に大学からアパートへ戻ろうとして、横断歩道脇の焼き鳥店に銀色の車が変な格好で駐車していることに気づきました。
 張り紙が張ってあって、閉店しています。

 この場所、センセイが金沢に来た頃はお弁当屋で、閉店後は焼肉屋──だったかな──になって、という具合。
 どうも商売がうまく行かないようです。

 駐車場が狭いのが最大の理由だと思うのですが、やっぱりこういう商売に適していない場所ってあるように思えます。
 賃貸料が安いなど理由はあるのでしょうが、それでも繰り返し新規に出店してしまう......。

 商売は結局、人の心を読む/掴むことなんじゃないかと思うのですが、「言うは易く行うは難し」なんでしょうねぇ。



12月26日(金) 「魚屋さんのさしみしょうゆ」は、岡山県限定商品だった!!

 先日ご紹介した美味しいお醤油

 忙しかったこともあって、通信販売での発注はせずに、問い合わせだけさせていただきました。お返事を頂戴したのですが、その内容が、ちょっと予想外。

 まず先日購入した醤油は、普通の醤油より甘口で、お刺身のつけ醤油に適した「甘露醤油」だとのこと。
 確かに、見た感じもまったりとしていて、普通のものと違います。

 そして一番びっくりしたのが、この商品、カタログ等には記載されておらず、自家用醤油として岡山県内だけで販売されている(!!)ものだということ。

 幸いなことに通信販売にも応じていただけるそうですが、100mlなんてホントに小さいし、でも、1.8Lだと一人暮らしには大きすぎる......。

 さらに困ったことに、通信販売のお醤油紹介ページに載っている「昔しょうゆ」だとか「いち紫」、社長お勧めの「米しょうゆ」など、他のお醤油も気になります。
 ミニボトルのセットを購入するという方法もあるのですが、ちょっと大人げない。

 いずれにせよ年末年始に入ってしまったので、年明け後の、落ち着いてから購入させていただくと、とりあえずお礼のお返事を差し上げました。

 さて西村センセイ、いったいどのお醤油をどれだけ購入するのでしょうか。



12月25日(木) 新潟市は、どんどん変わっていく

 西村センセイ、大学時代はずっと新潟市内(旧市内)で暮らしていましたし、東京から戻り、前の大学に就職した時も最初の6年間ほど市内に住んでいました。
 計算してみると16年間、新潟市民だったんですね。

 今回の新潟出張、会合は午後からだったので、久しぶりに新潟市中心部を歩いてみました。月に2回くらいは新潟市へ来ているのですが、中心部まで入ることは意外に少ないのです。

 まず驚いたのが、新潟市役所──さらにその前は新潟県庁があった──周辺の地理が一変していること。その昔、堀だった場所を埋め立てて道路にしたため、昔はお城(県庁)を囲むような複雑な道路だったのです。
 それがすっかり整理されていたので、とても同じ場所だとは思えないほどです(新潟大学歯学部のグランドも削られていた)。

 初めて見る高いビルもたくさんあります。

 さらに進むと新潟市の中心、古町。
 金沢なら片町に相当する繁華街ですが、センセイが出没するようになった頃から、郊外にお客を奪われてどんどん寂れてしまいました。

 それでも夜はよく飲みに出かけたのですが、その頃よく行っていた佐渡料理のお店はなくなっていました。
 どうりで、電話をかけても通じないわけだ。

 メニューなんか見ずに「美味しいもの」とお願いするだけで岩牡蠣だとか鯛のお刺身──美味しかった!!──とか出てきたのに。

 確かに、10年くらい前と比べると、客単価は2/3か、下手をすると半分くらいにまで落ちています。
 古町そのものの地盤沈下もあって、ちょっと高級な料理のお店はかなり難しいんだと思います。

 それでも写真のお店はまだ営業を続けているようです(昼間だから閉まっていたけど)。ご主人はお客を選ぶ人で、どんなに席に余裕があっても、気に入らない客は、絶対にお店の敷居をまたがせませんでした。

 こうやって、どんどん変わっているんだろうなぁー。

 新潟市も、そしてセンセイも。



12月24日(水) クリスマスの晩、サンタさんが本当に煙突を登っている!?

 朝一番の特急で新潟から金沢へ移動し、講義を3時間終えるともう夕方。職員の帰宅時間です。
 センセイの研究室の外は教職員や来客用の駐車場になっているので、一日の仕事を終えて──ご苦労様でした──車で帰る関係者の声が聞こえてきます。

 ......あれっ?

 ちょっといつもと違うぞ、と確かめてみると、普段は遅くまで仕事をしていらっしゃる先生方がどんどん帰宅されていきます。たちまちのうちにセンセイらの研究室がある一角はガラガラ。
 オマケに7:30になると、大学近くにある教会の鐘の音が聞こえてきました。日曜以外では、初めて聴きました。

 今日はクリスマスイブ。

 家族のある方には家庭サービス、独身の方にとってはデートか遊びかわかりませんが、とにかく特別な日なんですね。(もちろん金沢でのセンセイはいつも通り。)

 写真は昨晩、新潟市内で撮影したもの。
 国道沿いにある民家の2階の窓の外に、サンタクロースのソリとトナカイが止まっていて、サンタさんは煙突をよじ登っています。

 このサンタさんは修行不足(?)なのか、ソリを空中に静止させておくことができないようで、登る姿が何だかとてもリアルです。

 実はこのお宅、普通の家ではなく、建設会社の一角にあって宣伝を兼ねたモデルルーム(?)です。
 新潟市西部に通勤・通学していらっしゃる方なら、一度は目にされたことがあるんじゃないかと思います。

 というわけで、今日は(珍しく)素直に、メリー・クリスマス!!



12月23日(火:祝日) 2ヶ月間、断続的に続いた出張が終わりました

 11月の初めから始まったほぼ毎週の出張がやっと終わりました。(正確には、大学へ戻る明日のお昼まで出張は続く。)

 西村センセイ、2006年度から3年間、科学研究費補助金という国からの助成──つまり税金が形を変えたもの──を受けていました。
 国民の血税で研究したからには、報告書(来春提出)をまとめる必要がありますし、研究成果を学会等でできるだけ公表しなければなりません。

 もちろんこれだけではなかったのですが、とにかくこの11月、12月の忙しかったこと。
 記憶の一部が吹っ飛んでしまっているほどです。(いろいろご迷惑をおかけした皆様、ごめんなさい。)

 ツアー最後となる今回は、自分の発表ではなく、ほぼ毎年参加している日本物理教育学会新潟支部の研究会

 今回は会員のセンセイの講演とともに、「クリスマス講演」──「マイケル・ファラデー」で検索してください──として、東北大学の先生が最新の地震に関する知見を講演してくださいました。

 西村センセイ、もともと地学には興味があって、学部学生時代は専用のハンマーを持って地質調査に出かけていました。
 そして何より、皆様ご存じのように、昨年、新潟県中越沖地震に直撃されたので、とても興味深く聴かせていただきました。

 今回の講演、内容ももちろんですが、お話くださる先生の表情がとても印象的でした。

 最先端の研究に従事しているその自信と、責任の自覚とがひしひしと伝わってくる、そんな講演会だったのです。



12月22日(月) 今宵は珍しく、ドイツの赤ワインを...

 せっかく車で金沢へ来たので、この機会にちょっと荷物を運びました。

 一つは5kgのお米。

 自宅近くの中山間地の棚田で収穫された「じょんのびの里」というお米が、自宅で作っていたものに割と近いので、ちょっと高いけどそれを買うようにしています。
 2kg詰めもあって、これなら頑張れば電車でも運べるのですが、5kgとなると、車でないと運べないのです。

 もう一つがドイツ産の赤ワイン。

 夏に友達からもらったのですが、冷やす器具がない──冷蔵庫の温度はワインには冷たすぎる──し、情けないことに、新潟の自宅にはワインオープナーがない...。

 というわけでボトルを金沢へ運び、温度もちょうどだったので、さっそく頂戴しました。
 ご存じのようにセンセイは和食党ですが、この日ばかりはお料理を赤ワインに合わせます。

 ドイツワインといえば白というイメージがありますが、もらったこのワインは赤。
 フランス風の名前がついています。独仏国境近くの小さな谷間
(たにあい)で製造されたものだそうです。

 学生のころにはけっこうドイツワインを飲んだのですが、刺激が強くていかにも「ワイン!!」という感じだし、何よりも翌朝、必ず頭が痛い...。
 後で聞いたらそれは安物ワインの特徴なのだそうです。

 確かにこのワイン、一口含むとあの時の安っぽい感じはしないし、そもそも「お酒」という感じがあまりしません。客観的にはちょっと辛いはずなのですが、あまりそれを感じずに味がストレートに伝わってきます。
 刺激が少ないので、気がつくとボトルの中身がずいぶん減っていました。(ただの酔っぱらいですね。)

 う〜ん西村センセイ、これを機にワイン党に変身か?!



12月21日(日) 新築されたばかりのガソリンスタンドは、跡形もなくなっていた ──318i、低燃費記録を更新!! ──

 明後日新潟へ出張することになったため、今日は予定を変更して車で金沢へ移動しました。

 今日は冬至で昼が短いため、お昼過ぎに自宅を出発。加齢に伴い、視力が徐々に低下しているので、夕暮れや夜間の運転は避けたいのです。

 駅裏から幹線道路(国道8号線)に出た場所でびっくりする光景に出くわしました。
 ガソリンスタンドが解体され、跡形もなくなっているのです。

 このガソリンスタンド、交通の便の良いところにあるので、結構繁盛していました。(センセイは利用したことがないけど。)

 昨年、ちょっと手狭だった旧店舗を解体し、大きなお店を新築したものの、いつの間にか営業を休んでいました。
 ガソリン価格の乱高下、暫定税率の撤廃などに巻き込まれてお客さんを失ってしまったのでしょうか。

 センセイも価格の安い大きなお店しか行かないので、決して偉そうなことは言えないのですが、柏崎でも金沢でも、中小のガソリンスタンドがどんどん消えています。
 この業界、本当に競争が厳しいんでしょうねぇ。

 柏崎を出る時は晴れていたものの、みるみる曇ってきて、上越付近から断続的に雨になりました。富山県東部は風も強かったので、高速道路は80km/h制限。

 今日は前半は一般道を、後半はその高速道を利用したのですが、柏崎−金沢間の最終的な燃費は、ご覧のように18.3km/L!!
 車をアパートに止めてから撮影した実際のデータです。

 今日はかなり強い向かい風だったものの、制限速度を守ったせいでしょう。

 局地的──例えば新潟市近郊の新新パイパスなど──にはもっと良い記録を出したことはありますが、230kmくらいの距離を普通に走行したものとしては新記録です。
 今日も、運転していて車やハンドルを「重い」と感じることはなく、ずっと乗っていたい気分。

 センセイの318i、ホントに良く走る車です。

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